2023-04-21 32:58

2023.04.21 【野BAL×べかふぇ】 前編:MLB新ルール

Upいたしました本日、2023.04.21 ~日本ポッドキャスト協会スペース( https://twitter.com/podcasting_jp_s )におきまして、zaboのターンを行います。テーマは「ポッドキャストリスナー」今回はゲストブッキングに失敗いたしました・・・是非、ワタクシを助けてくださいまし・・・出演>キリマン、zabo◆野球Podcast番組【野BALL】・・・ https://podcasts.apple.com/jp/podcast/%E9%..

サマリー

ポッドキャスト協会のスペースでの話をお聞きし、ポッドキャストの人気や聞かれているジャンルについてお話ししています。また、キリマンさんのポッドキャスト番組『ヤボール』や彼のバイオメカニックスの研究についても説明がされています。そして、メジャーリーグの新ルールであるピッチクロックについて詳しくお話ししています。ピッチクロックの導入により、オープン戦の時間が短くなってきています。メジャーリーグの新ルールや野球界の変革について考えているとのことです。MLB新ルールについて解説しながら、野BALさんとべかふぇさんがプロ野球の投手についてお話し合いしています。

ポッドキャストの人気とジャンル
BaseBallCafeは、日本のポッドキャスト協会のスペースです。
僕もちょっと晩成させてもらっていいですかね?
もちろんですか?
4月の21日金曜日にですね、日本ポッドキャスト協会のスペース、今度僕のMCのターンが回ってきますけれども
ポッドキャストリスナー目線でですね、リスナーさんから見たポッドキャストの話を
伺うというような回を撮ってみたいという風に思っておりますので、多くの方に来ていただけたという風に思っております。
一つよろしくお願いします。
えーということで、桐原さんもポッドキャスト配信されてるってことは、結構いろんな番組に聞かれます?
あーそうですね。いくつぐらいなのかな?
多分30、40ぐらいは定期的にフォローしてますね。
通勤に車で片道1時間で往復2時間なんですけど、その間に2倍速で聞けるだけ聞いてるような感じです。
やっぱ倍速使うんですね。
そうですね。もう時間がもたらないなと思って、少しでもたくさん情報を得たいなと。
ほとんどの方が倍速を使われるって聞いてて、僕はね、10倍速で聞くんです。1倍速で。
ただ、1日運転するような仕事をしてますもんですから、それでもね、1日20ぐらいは聞けるんですよ。
でも倍速したらもっと聞けるのか。
目的は情報をたくさん知りたいっていう感じで、少しでも詰め込んで情報を耳に入れたいなっていう気持ちでやってます。
僕、間の妙とかも気になるんでね。
はい。
だから、1日10倍速で聞くんですけど。
じゃあ、いっぱい情報を詰め込むってことは、どのようなジャンルの番組に聞かれてるんですか?
ジャンルもですね、なるべく偏らないように。
ただ、とはいえ、一番多いのはアメリカ系の野球のポッドキャストがどうしても多いんですけど。
あとはなるべく、日本のやつは野球に偏らないように、多分野っていうか聞くようにしてます。
多分野というと具体的にどんなもので?
具体的な名前で言うと、やっぱり一番有名なコテンラジオ。
あー、はい。
始まり、最近だと何があるかな。
今ちょっと最近聞き始めてずっと追ってるのが、食べ物ラジオ。
『ヤボール』とキリマンさんの研究
食べ物ラジオ。ほー。
あとは、ゆる言語学ラジオとか。
はいはいはいはい。
で、あとは、アメフト系で、エニーギブンサタデーさんとか。
そうか。ゆりまわさんは英語に長けてるから、英語のやつでも全然聞けるんですもんね。
そうですね。
特に、メジャーリーグの野球系もそうなんですけど、野球のトレーニング系とかのやつはやっぱりアメリカ最先端で情報が早いので、今どんなことやってるんだろうって追うにはすごく有益な情報が得られるようなイメージですね。
ちなみに1本のポッドキャストの話数で、おしゃべりの分数で言うと何分くらいのものが好まれて聞かれるんですか。
あと…。
間違いですね。
少なくとも1時間以内のもので、聞きやすいのは20分、30分くらいで。
でも30分の番組だと倍速で聞くと15分なので、1時間の続きで4本聞けるみたいな。4本くらいは話聞きたいなっていうようなイメージですね。
というのをですね、この金曜日こういう話し方をしながら、いろんな方を呼んで聞こうと思ってるんですよ。
聞いてくれた人を引き上げてこんな話を振ってみようかなというふうに思ってるんですね。
ヤボールというポッドキャスト番組をしております。
ヤボールは野球のヤとベースボールのボールを掛け合わせてヤボールと名付けていて、
これはですね、私自身が日本での野球の経験とアメリカでの野球の経験というものがあるので、
2つのいいところというか片方だけに偏らずいろいろなことをお話ししたいというところからタイトルをつけています。
実際僕がやっていることとしては、大学の公式野球部に帯同しているアスレチックトレーナーとしての仕事が一番メインで、
それ以外にもトレーニングを見たりとか、あとは投球動作の動作分析をやったりとか、研究的なことですね。
もやっているという立場になります。
先日あのツイッターDMいただいたですよ。とあるアカウントこういう研究してますよっていうやつ。
これは概要欄に載っけた方がいいのかいけないのかで言うとどっちですか?
あ、いや、もちろん全然。
載っけたらいいですか?
はい、全然大丈夫です。
分かりました。
mpi Tokyo at 提供ダイヤというね、ツイッターアカウントのURLを頂戴しておりまして、
球の速い選手と遅い選手、こういう違いがありましてという、体の動きですかね、メカニックのツイートですよね。
そうですね、本来は野球に関わらず体の動き、特にスポーツ選手における体の動きで、
例えば切り返しの動作とか、ランニングの動作とか、そういうの全てを見ている施設というかところになるんですけども、
ここ最近はちょっとですね、野球にかなり寄せて、自分の専門が野球ということもあって、
かなり野球の動画ばかり連投してるんで、野球の内容も多くなってるんですけども、
そうですね、いろいろな、野球に限らずそういった体の動きとか動かし方に興味ある人は特になんか面白いんじゃないかなという風に思っているので、
ぜひご覧になっていただきたいと思います。
もしも探せばサッカーやバスケのやつも出てきたりするんですか?
そうですね、序盤のここ半年ぐらいはほぼ野球なんですけど、その前まで行っていただくと、
普通に切り返しの動作であったりとか、あとはですね、今年っていうか2022年度は行ってなかったんですけど、
2021年度とかは結構無料の公開セミナーみたいな形で、バスケ、サッカー、ラグビーとかですね、そういったものを中心に、
どういったスポーツでは怪我が起こりやすいかとか、それにはどういう風な動作を見たりとか改善方法があるかみたいなのを、
読んで開催したりとかしたりしています。
無料の公開セミナーっていうのは、例えばYouTubeライブだとか、メンバー限定のZoomとかそういう感じのものですか?
公開セミナーは基本的には現地ですね。そのSNSとかで募集とかしてるんですけど、何月何日にここでやりますので、
興味ある方は登録してくださいっていう形で登録してもらってきてもらってやります。
じゃあその今言っていただきました、このツイッターアカウントね、
ポッドキャストにした暁には概要欄に貼らせていただきたいという風に思いますよ。
はい、ぜひお願いします。
だから先ほどもおっしゃられた2021年にはそのようなセミナーみたいなことをされていて、また新しく今年来ないでありますよっていうようなご予定とか持っていたんですか?
そうですね、今年もちょっと昨年はできなかったんですけども、今年はどんどんやっていきたいなと思っているのと、
あとは実はかなりマニアックになるんですけど、その施設を作るに至った経緯として、
もともとアメリカのロサンゼルスにそういった同じようなことをやっているというか、本体がありまして、
そこからその施設を作ったドクタークリス・パワーズ先生という理学療法士なんですけども、
スポーツのバイオメカニックスの研究では世界的に有名な方が8月に日本に来日して、それは無料ではないですけども、
一般の方向けに公開セミナーみたいな形で行う予定です。
専門的なお話で素人の方ではなかなか難しかったりするんですか?
そうですね。何も知らないとさすがに難しかったりするんですけども、
少しでも動きとかに興味があれば結構面白いんではないかなというふうには思っています。
やっぱり東京とか都会の方でされるんですよね?
大学で行われますね。
ああ、わかりました。
じゃあこの今言っていただいたツイッターのアカウントをフォローしておけば、そのうち晩成というか告知が上がってくるんですかね?
そうですね。
8月ですね。ぜひチェックしていただけたというふうに思います。
ということで、キリマンさんは僕とのコラボレーションは2回目になりますけれども、
前回のお話では、例えばアメリカ留学に行きかれて大学に勤められたですとか、
子供の頃は巨人ファンだって、アメリカではガリクソンさんの息子さんにお会いされたですとか、
東急東砂の研究で早い球投げるにはこんなこと、みたいなお話をいたしましたよ。
はい。
ということなんですけども、その時は3月だったので、まだ開幕してなかったとしてたかな?
WBCは終わったくらいだったんですよね、確かね。
そうですね。
メジャーリーグの新ルール:ピッチクロック
メジャーリーグでは新しくピッチクロックっていう制度が始まりましたね。
注目されますか?この辺り。
そうですね。
日本でもですね、僕が今滞在している大学のリーグでも以前から20秒っていうのはやっていて、
そこまでたぶんすごい厳密に測ってないと思うんですけども、
それがやっぱりランナーとか出て、それがあると結構影響が大きいなっていう風に感じてたんで、
それがプロとかメジャーレベルでどんな風な影響があるかなっていうところは少し着目はしています。
メジャーリーグ見てると、ストップウォッチのようにカウントダウンされていくじゃないですか。
大学ではそこまでないですよね。
セカンドの類似心の方がストップウォッチを持っている。
そうなんだ。
その人が測っています。
ピッチクロックという言葉をもしかしたら初めて聞く方がいらっしゃるかもしれないから、
簡単に調べたものを読み上げてみたいと思いますけども。
ピッチクロックはアメリカ、中国のプロ野球と大学野球等で採用されている野球のルールで、
投手が出したり投球するまでに使える時間を制限する仕組みである。
試合時間の短縮を目的としております。
メジャーリーグでは2023年のオープン戦より採用、
それまでのピッチクロックが採用されている場合でも、
類似心に走者がいない場合に限定されていたが、
メジャーリーグで採用されたものは走者がいる場合でも適用されるというようなウィキの文言なんですけども。
結構、いつの時代も試合時間の短縮ってよく言われますよね。
そうですね。野球はどうしても他のスポーツと比べると伸びしやすいスポーツかなというふうに思いますね。
でも、長いですかね。
多分、好きな人はいくら長くても短くても関係なく好きだと思うんですけど、
ただ、どのスポーツも同じで、本当に好きな人はずっと好きでいてくれるので、
それよりもちょっと浅いというか、ファンになるかな、ならないかなみたいな人を取り込むのが重要かなって思うと、
そういう人たちにとっては、長いと見るの疲れるなみたいになってしまうかなと思います。
ファン目線というか、新しいファンの獲得のためにはっていうようなことか。
でも、やってる選手側としてはすごい大変なんじゃないですか。
これは結構、戦略的にもだいぶ関わっていますね。
これ、バッターにも何かありますよね。
そうですね。残り8秒までに準備しなきゃいけないみたいなのがあります。
大谷さんもダルビッシュさんもちょいちょい注意を受けてるっていう風に聞いてますよ。
そうなると、余計間延びを感じると思うんですけどね。
オープン戦とピッチクロック
まあ、慣れるまでってことですね。
そうですね。
ただ、オープン戦とかも増えて、導入してたほうがだいぶ時間は短くなってるっていうのは、
記事とかに出てるので、効果はやっぱりあるみたいですね。
今、大谷さんもダルビッシュさんもWBCで出たから、オープン戦出てないですもんね。
そうか。だから、慣れるのも大変なんだろうけどな。
で、大体、先日でメジャーでやると日本にも導入される可能性が高いじゃないですか。
そうですね。ほとんどそうです。
うん。このピッチクロック入ってくるのは。
今日なんかは、僕が応援するジャイアンツは長崎県でゲームがありました。
ヤクルトとカークだったっけな。
松山ボチャンスタジアムでありまして。
地方球場とかにこんなのが入れられても、なかなか対応しづらいでしょうね。
そうですね。たぶん持ち運びできるようなクロックを持っていってっていう感じになるんでしょうね。
ああ、そういう感じなのか。無理不理導入戦でもいいかなと思いますけどね。
で、アメリカ国内の野球ファンの方々でも賛否両論あったりするじゃないですか。
ない方がいいよとか、あった方がテンポが出ていいよねっていうような。
両者いらっしゃると思うんですけどね。
でも一旦導入したものは取り下げませんもんね。
そうですね。よっぽど広かったらあると思う。
今ぐらいの雰囲気であれば、たぶんしばらくは続くんじゃないかなと思います。
大学野球とメジャーリーグの変化
で、桐山さんが今前半にもおっしゃられたように、大学でも取り入れがあったっていう話をされていらっしゃったけども。
いわゆる大学の野球っていろんなリーグがあるじゃないですか。
桐山さんが所属されている大学のリーグでそれが採用されているということですよね。
例えば、六大学とか、あの辺ではまだ採用はないとかそういうことですかね。
どうなんですかね。正直は他のリーグのことはわからないんですけども。
一つ感じるのが、例えばセカンドにランナーがいて、ショートとかセカンドとかが健成投げるかどうかみたいなサインとか出しているじゃないですか。
サインを出している時にクロックがスタートしているわけなので、そうなるとかなりそれも急がないといけないですし、
よくあるちょっとタイミングが合わなくて、一回ちょっと間を置くみたいな。
間を置いてもう一回サインを見たら間違いなく秒数を超えてしまうので、そのあたりが一回ぐらいはサインミスは許してほしいなって思うときがあります。
ガチガチになっちゃうと。もうちょっと大らかに見てもらえるといいかもしれませんよね。
秒数ぐらいしないといけないと思うんですけど、やっぱり場面場面があるなと。
急ぐっていうか、パッパッパッパ行けるのにゆっくりやるときがあるじゃないですか。
そういう時だったらもちろんあれなんですけど、記事とかにも出てると思うんですけど、
例えば9回2ハウトマウントみたいな、白熱してお客さんが盛り上がってきているところで、
時間があるみたいなこと言われたら、ちょっと共産するなっていうのは。
そうですよね。日本のプロ野球もそうだし、高校や大学もそうだと思うんですけど、
ピンチの場面になったら間をとって、例えば内足ショートやサードがマウンドによって声かけてるですとか、
キャッチャーがマウンドによって打ち合わせするですとか、
あるいは監督コーチがベンチから出てきてっていうシーンもあったじゃないですか。
これ時間かかるよねって言われるかもしれないけど、あるとないとでは全然違いますよね。
そうですよね。あそこはやっぱり他の時間があるスポーツと違って、
なんかちょっと醍醐味的なところはあるかなと思うんで、
その良さはちょっと消されてしまうかなっていう気持ちはありますね。
そうですね。で、そういう間を取るっていうのも重要だし、
でもピッチクロックみたいな急かすような制度も入ってきたので、
やってる方も審判さんもなかなか大変かなというふうに思ってるんですけどもね。
あとメジャーリーグは日本と違っていろんな制度を結構導入していくじゃないですか。
大きな守備シフトっていうのはメジャーリーグが先行してやってて、
それが禁止されたんですよね。
そうですね。
それも今年からでしたっけ?
それも今年からですね。
あれは様々な過去のデータを洗って、
このバッターにはこっちの方に打球が飛んでくるのが多いというような意味合いで、
例えばショートの選手がセカンドの真後ろに戻ってたりするようなシフトが多く見受けられたじゃないですか。
これは現在のメジャーでは禁止ということなんですね?
そうですね。確かセカンドベースより右に2人、左に2人みたいな感じで、
その中では動いてもいいけどっていう。
そういうざっくりとしたルールは決まってないんですね。
何かしら基準がないと、それはOK、それはダメだっていうのは判断しづらいですもんね。
これはメジャーリーグでは禁止されてたけど、WBCではOKだったですよね。
そうですね。
日本国内も今のところまだOKという形ですよ。
昨年セリーグを制したヤクルトも頻繁にそういうシフトを引いてたんですよね。
それがハマってたような印象があります。
そうですね。
メジャーではどのくらいのあたりからそういった大きなシフトを引かれるようになったんですか?
僕が気づいたのは2016年に見たときにすごく気づいたっていうんですかね。
僕は2010年まで留学していて、その後に日本に帰ってきて、
一回2013年にワシントンナショナルズのスプリングトレーニングに少しの期間、数週間滞動するっていう機会があって、
オープン戦とかも見に行ってたんですけど、そのときはそこまで変化してるなっていう感じはなかったんですが、
2016年に半年間ロサンゼルスに出張みたいな形で行って、
そのときにドジャースタジアムとか近かったんで、多分10試合くらいに通って見に行ったんですけど、
そのときは結構引くようになっていて、こんな極端にシフト仕組んだなって思った思いがすごいあるので、そのあたりからですよね。
ちなみにそういう大きな変革をもたらすのが多いチームとかってあったりするんですか?
マネーボールからフライボール革命へ
今でも結構有名なところで言うと、アストロズとか、あとタンパベイとか、マネーボールとかに話題に上がったアスレチックスとか、
アスレチックスもタンパベイもそうなんですけど、どっちかっていうと資金力がないようなチームで、
なんとかしたり、ただの実力以外のところでチームの成績を上げようっていうところはそういうのに積極的な気がしますね。
小業とか強業とか小御所とか言われるチームではなく、アイディアで資金力をカバーしようみたいなイメージなんですかね?
そうだよね。そういったすごく新しい取り組みっていうのを、例えばヤンキーとかが先人気でやるっていうイメージは全くない。
なるほどね。アイディア一つってことか。そうですね。面白いですね。
やっぱりアストロズもそうなんですね。アストジャイはアスレチックス。僕もマネーボールが流行ったのはずいぶん前になるじゃないですか、本が流行って。
そうですね。もう10年以上。あれも全部読んで、映画も見た記憶がありますけどね。日々その辺の野球に勝つというような常識というか定番というかっていうのもどんどん変わっていくものでしょうけどね。
もう少し前の話になるのかな。フライボール革命なんてメジャーで出来て、それが日本に入ってきて、その辺りからかな、巨人の岡本だとか、ホークスの柳田だとかがバンスでホームランが出るようになった印象があるんですけれども。
今メジャーの主流っていうのはまた新しくシフトしてるんですか?フライボール革命がもうちょっと古くなってきてるんですかね?
いや、まだ続いてると思うんですけどね。
それがまた革新的な何かがあるわけではなく、それが継続されてるような印象ですか?
そうですね。ただ、やっぱり一時期よりはフライボール革命、下からバットを入れていくっていうのに対してピッチャー側も対策を練ってきているので、その練ってきてピッチャーがかなり有利になってきた時にもう一回多分バッター側がそれを考え直してやり始めると思うんですけど。
今は多分ピッチャーがだいぶそれに取り組み始めたっていう辺りかなと思います。
フライボール革命、ボールの下になるべくバットを差し込むような形で、ビッグフライボールですよねっていうのを打っていくようなイメージのバッティングローだと思うんですけども。
ピッチャーがそれへの対策というのはどのようなことをするんですか?
やっぱり一番多分顕著なのは高めの綺麗なホーシングを投げるっていう。
高めなんですか!?
そうですね。やっぱりフライボール革命というか、バットは下から角度を付けて振っていくので、当然高めに来るとその角度が上から下に落ちていく角度があまりなくなるので、その線と線が合いづらい。
最近やっぱりみんな球が速いんで、50余裕で越えてくるようなボールでしっかりとしたスピンで高めに投げられると、そこにバットがついて来れないっていうところで結構多めに投げられるっていうことと、
あとはやっぱりアメリカ人はあんまり投げないんですけど、あとはカーブが結構有効的で。
っていうのも高めのフォースティングと、ニルのってカーブ系のようなボールが同じような軌道になりやすいっていうことで、一回上に上がってから落ちていく。
なのでその高めの真っすぐとカーブの相性がいいっていうのがあって、そのあたりは有効的なボールになるので結構使うピッチャーが増えたっていうのはあると。
なるほどね。面白いですね。先頃ですね、WBCでも活躍した佐々木老貴、山本義信が投げ合ったというゲームがありましたけど、山本義信選手は時玉にカーブもあるんですよね。
バッター目線で浮いて落ちてくるような軌道に見えると思うんですよ。そういうカーブっていうイメージですよね。フライボール革命対策っていうののカーブっていうのは。
そうですね。
山本義信というワードを出してしまいました。2021年、2022年と2年連続で4冠達成した山本義信選手が新しいピッチングフォームに取り組んでWBCから今シーズンまで投げ方に入ってるんですけれども、これご覧になられたことありますかね。
はい、もちろん見てます。
ああいうピッチングフォーム、どちらかというと上半身投げてるような印象があったりもするんですけども、ああいう投げ方っていうのはメカニック的にはどのように分析されますか。
そうですね、物理的にはやっぱり足しっかり上げたほうが当然重心の位置が高くなるんで、その高いところから下に落下していく力っていうのがやっぱり最初に生み出すことができるので、有利というか、それこそ佐々木陸投手みたいな足すごい、もともと身長高いのにしっかり上げて、そこから落ちてくるので結構速い球投げれるっていうのもあるんですけど、
MLB新ルールと投手の動作について
それはなくなったりはするんですけど、ただ足をするようなところだけを着目すると、簡単に言うとクイックの投げ方とあんまり変わらないと思います。
クイックでも全然速いのが投げれる人もいますし、いると思うんですけど、ただ今まで足を上げていったよりは、上げない分安定感とかは増すかもしれませんが、その足を上げるか上げないかの違いで同じボールを投げ続けるってなると、
たぶん足を上げないほうがそれだけ疲れるっていうんですよね。足を上げていない分のエネルギーをどこかで生み出さないといけないので、なのでこればっかりはシーズンとかを通して見ないとわからないと思うんですけど、
後半とかまでどんな風な感じになってくるかとか、年数を重ねていった時にどうなるのかっていう風に見ないと短期間だけでは評価は難しいかなと思います。
なるほど。単発的に対バッターとしては構え組みがたいかもしれませんけども、吉野部選手にかかる体の負担っていうのも予想がつかないぐらい大きなものになろうということですよね。
そうですね。短い期間であれば同じようなボールを投げ続けられるけど、もしかしたら終盤になってくるといつもよりは疲れるようになってしまって後半失速するっていう可能性もあるんじゃないかなと思います。
山本吉野部選手の話になってクイックモーションっていう話になりましたけれども、ワインドアップ、セットポジション、投げ方あるじゃないですか。どんどんワインドアップの選手が減ってるって言われてるんですけども、メジャーリーグでもそうなんですかね。
そうですね。メジャーの方がもともと振りかぶる人が少ないような印象は。
そうですか。
なるべく無駄な動きは省きたいっていう。なるべくシンプルにしたいっていうのがあると思うので、セットポジションから。
あとアメリカ人であんまりピッチャーって思い浮かべてもらうとイメージできると思うんですけど、軸足、右ピッチャーで言うと右足にあんまり乗せない。
わかります。
ポンって結構昔から一回右足にしっかり乗せてまっすぐ立つのが大事だみたいなことが言われると思うんですけど。
特にヒリマンさんが大好きな桑田さんなんかさんでしたね。
そうですね。一回ピターってそこで止まってから行くっていう感じなんですけど、基本アメリカ人を中心にして、メジャーの選手っていうのはちょっと肩幅が肩幅より開くぐらいの足を置いて、
そこから右ピッチャーで言うと立っている状態から右に体重寄せるんじゃなくて、その状態から左足だけ上げるみたいな感じで投げるんですね。
そうすると左足だけ抜けるような感じになるので、自然と左側に体って落ちていく。
そうすると毎回同じになるんですよ。足抜くだけなんで。抜いたら同じスピードで同じ感じで毎回左側に倒れていくんで、
安定して同じような動作ができるっていうのがアメリカ的な考えで。
多分アメリカ人が一回右足にまっすぐ乗せちゃうと、どっから行っていいかっていうのが分からなくなっちゃうと思うんですよ。
例えば上げて1秒なのか3秒なのかみたいな大きさで言うとあれちょっと今立ちすぎかなみたいな感じでどんどんタイミングが分からなくなってしまうのが多分嫌なので、
そういうふうなちょっと歩幅広めで左足だけ体重を寄せずに左足だけ上げる。そうすると毎回同じ落ち方をするっていうところですね。
僕は結構いいお年頃でしてね、47なんですけども、ワインドアップのピッチャー昔は多かったじゃないですか。豪快さもあって球も速い印象が強くあったんですけども、
ああいうワインドアップのピッチャーっていうのはもう増えてこないですかね。
もうそうですね。ここから多分増えることはあんまりないと思います。
ああそうですか。あれはあれでいい魅力的な映像があったと思うんですけどね。
そうですね。例えば昔より今の方が分析とかも進んでたり映像のデータも多いんで、余分な振りかぶるっていう動作だけで九州読まれたりすることもあるんで。
なるほどなるほど。解析分析がしやすいですね。
そうですね。やっぱり余分な動きが増えれば増えるほどそういうのは増えるだろうし、
あとはやっぱりランナー出た時でも同じように投げるってなると、最初からセットにしといたりこうみたいなのもあるので。
ワインドアップの減少と昔のピッチャー
でも2種類を投げ分けるよりも、ランナーいない時のワインドアップとランナーいる時のセットポジションっていう2種類を分けるよりも、やっぱり1つでも絞ってやった方がいいっていうのもあるからね。
今の流れからもう1回は本当に戻るってことはないんじゃないかなと。
そうですか。もう1個言ってみるとですよ。
日本からメジャーに渡ったパイオニアと言われたのも秀夫さんですよね。
トルデの東宝でおなじみだったんですけども、やっぱり真似で投げる人も少ないですもんね。
そうですね。
あんなでかい方もいないですもんね。
そうですね。
そうか。でもあれはあれで、当時は目新しかったでしょうしね。
アメリカに渡った日本人っていうのもあってね。
そうですね。あそこまで後ろを向くってなかなかないですよね。
そうですよね。
いや、なんとなくピッチャーの話に終始してしまったんですけどですよ。
こんなことも聞いてみようかしら。
なんとなくですね、日本のプロ野球ではどんどん通りが減っているような印象がありますよ。
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