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2026-09-15 09:01

【読み聞かせ】さるかに合戦(さるかにがっせん)|ドキドキワクワクの日本の昔話|ゆぽぽ先生のおうち保育園

こんにちは!「ゆぽぽ先生のおうち保育園」へようこそ。

今回は、日本で古くから愛され続けている有名な昔話『さるかに合戦』を朗読します。 意地悪なサルと、優しいカニさん。そして、カニさんの仇を討つために、栗や蜂、うすや牛のフンたちが大活躍する痛快でワクワクするお話です。

みんなで力を合わせて困難に立ち向かう姿や、ユーモアあふれる展開に、子どもたちの心もぐっと引き込まれます。

【この動画のポイント】

  • 仲間と協力する大切さ: 動物や道具たちが力を合わせて力を発揮する姿から、チームワークや助け合う心をそっと伝えます。
  • おやすみ前やリラックスタイムに: 穏やかなトーンで丁寧に読み聞かせているので、安心してお聴きいただけます。
  • 親子のコミュニケーションに: 「次はどんな仲間が登場したかな?」「みんなでどうやってサルをこらしめたのかな?」など、聴き終わったあとにぜひお子様とお話ししてみてくださいね。

【こんな時におすすめ】

  • 日本の伝統的な昔話をお子様に聴かせたい時
  • おうちでのリラックスタイムや寝かしつけのお供に

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さるかに合戦)ワむかしむかしあるところに、おさるさんとかにさんがいました。 ある日、いいお天気だったので、二人は一緒に遊びに出かけました。
途中の山道で、おさるさんは柿の種を拾い、 しばらく行った川のそばで、かにさんはおむすびを拾いました。
かにさんが、「こんないいものを拾ったよ!」と嬉しそうに見せると、おさるさんは、「僕だってこんないいものを拾ったぞ!」と柿の種を見せました。
本当はおむすびが欲しくてたまらないおさるさんは、「ねえ、そのおむすびと僕の柿の種を取りかえっこしようよ!」と持ちかけました。
かにさんは、「でも、おむすびの方が大きいよ!」と言いましたが、おさるさんは、「柿の種は土にまけば、芽が出て大きな木になっておいしい実がなるんだよ!」と得意顔で言いました。
それを聞いたかにさんは、「それもそうだなあ。」と思い、大きなおむすびと小さな柿の種を取りかえてしまいました。
おさるさんは大喜びでおいしそうにおむすびをむしゃむしゃ食べ、「さよなら、かにさん。ごちそうさま。」と言って家に帰って行きました。
かにさんはもらった柿の種を早速お庭にまきました。
そして毎日、「早く芽を出せ柿の種。出さないとハッサミでちょんぎいるぞ。」と声をかけました。
すると、かわいらしい芽がちょこんと顔を出しました。
かにさんが毎日、「早く木になれ柿の芽よ。ならないとハッサミでちょんぎいるぞ。」と声をかけると、
芽はぐんぐん伸びて大きな木になり、やがてきれいな花が咲きました。
さらにかにさんが、「早く実がなれ柿の木よ。ならないとハッサミでちょんぎいるぞ。」とお願いすると、
木いっぱいにたくさんの実がなり、だんだん赤くなってきました。
かにさんは下から見上げて、「おいしそうだな。早く食べてみたいな。」と手を伸ばしましたが、
背が小さくて届きません。木に登ろうとしても横ある木なので、どうしても落っこちてしまいます。
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かにさんが困っていると、そこへおさるさんがやってきました。
すずなりになった赤い柿を見て、「おむすびなんかと取りかえっこするんじゃなかった。」と悔しがりました。
それを見たかにさんは、「おさるさん、よかったら木に登って取ってくれないかい?お礼に柿を少しあげるから。」と言いました。
おさるさんはしめたという顔をして、「いいよ。取ってあげるから待っててね。」とスルスルと木に登っていきました。
そして枝に腰をかけると一番おいしそうな赤い柿をもいで、自分ばかりおいしいおいしいと食べてしまいました。
下で見ていたかにさんが、「自分ばっかり食べないでこっちも放っておくれよ。」と言うと、おさるさんはわざと青くて固い柿をもいで投げつけました。
かにさんが、「こんなに固くて渋いのは食べられないよ。」と言うと、おさるさんはもっと青くて固い柿を力いっぱい投げつけました。
かにさんは青い柿が頭に当たってしまい、びっくりしてひっくり返ってしまいました。
おさるさんは、「ざまあみろ。」と笑いながら甘い柿をひとりじめしてお腹いっぱい食べた後、たくさん持ってどこかへ逃げていきました。
しばらくしてお家の裏の川で遊んでいた小さな小カニが帰ってきました。
見てみるとお母さんカニが倒れて動けなくなっています。
小カニはびっくりしておいおい泣き出しました。
周りを見ると青くて固い柿の果物が散らばっています。
「そうだ、おさるさんがひどいことをしてお母さんをいじめたんだ。」
小カニが悔し涙を流していると、そこへクリがポンと跳ねてやってきました。
「かにさん、かにさん、どうしてそんなに泣いているの?」
小カニが訳を話すと、クリは
「それはひどい。僕が仇をとってあげるから、もう泣かないで。」と言ってくれました。
それでも小カニが泣いていると、今度は蜂がぶんぶん飛んできました。
「かにさん、かにさん、どうして泣いているの?」
小カニが訳を話すと、蜂も
「それはひどい。僕が仇をとってあげるから、もう泣かないで。」と言いました。
さらに、のろのろと昆布が滑ってきて
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「どうして泣いているの?」と聞き、小カニの話を聞くと
「僕も一緒に仇をとるよ。」と言ってくれました。
最後には、コロコロとイシウスも転がってきて
「よーし、僕も仲間に入れてくれ。」と言いました。
これで、心強い味方ができた小カニはすっかり涙をふきました。
クリと蜂と昆布とイシウスはみんなで集まって
おサルさんを懲らしめるための作戦会議を始めました。
作戦が決まると、みんなはおサルさんの家へ向かいました。
おサルさんは山へ遊びに行っているのか、家にはいませんでした。
「ちょうどいい。今のうちに家の中に隠れよう。」
イシウスが言うと、みんなはそれぞれ隠れ場所を決めました。
クリはイロリの灰の中に潜り込みました。
蜂は水亀の影に隠れました。
昆布は出入り口の床板の上に長く横たわりました。
イシウスはドアの上の鴨居によじ登って待ちました。
夕方になって、おサルさんが疲れて帰ってきました。
そして、
「はあ、喉が渇いた。」と言いながらお茶を飲もうと、イロリの夜間に手を伸ばしました。
すると、灰の中に隠れていたクリがポンと音を立てて飛び出し、
おサルさんの鼻をめがけて力いっぱいピョンとぶつかりました。
おサルさんがびっくりして鼻を押さえながら台所へ走り、
火傷を冷やそうと水亀に顔を近づけると、
今度は影から蜂がブンと飛び出して、おサルさんの目を思いっきりさしました。
「痛い。」
おサルさんは大慌てで外へ逃げ出そうとしました。
しかし、出入り口の床に横たわっていた昆布に足を取られて、
つるりと滑ってひっくり返ってしまいました。
その時、上から石うすがドスンと重い音を立てて落ちてきて、
おサルさんの上にどさりと乗っかってしまいました。
おサルさんはすっかり参ってしまい、
「申しません。ごめんなさい。」と泣きそうになりました。
そこに、お庭の隅から小蟹がちょろちょろ出てきて、
「お母さんの敵だ。覚えたか。」と言いながら、
小さなハサミをカチカチと鳴らし、
おサルさんをしっかりこらしめました。
おしまい。
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