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【読み聞かせ】浦島太郎〜前編〜
2026-06-04 10:22

【読み聞かせ】浦島太郎〜前編〜

こんにちは!

おうち保育園のゆぽぽ先生です😊

今日のお話は【浦島太郎〜前編〜】

現代のお子様にもわかりやすい言葉に優しくリメイクしています。

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サマリー

漁師の浦島太郎は、子供にいじめられていた亀を助ける。数日後、助けられた亀が現れ、太郎を竜宮城へ招待する。太郎は竜宮城で美しい景色と豪華な宴を楽しむが、次第に現実感を失っていく。

浦島太郎の紹介と亀との出会い
みんな、こんにちは。ゆぽぽせんせいだよ。 きょうのおはなしは、浦島太郎。
それでは、はじまりはじまり。
むかしむかし、丹後の国の水之江という海岸に、浦島太郎という漁師がいました。
太郎は、毎日釣り竿を担いで海へ出かけ、
鯛やカツオなどの魚を釣っては、お父さんとお母さんを大切に養っていました。
ある日のことです。太郎はいつものように海へ行き、
一日中魚を釣って帰ってきました。
その途中、子供が5、6人、道に集まってわいわい騒いでいました。
なんだろう、と思って太郎がのぞいてみると、
小さな亀の子を一匹つかまえて、棒でつついだり、
石でたたいたりして、さんざんいじめているのです。
太郎はみかねて、
これこれ、そんなかわいそうなことをしてはいけないよ。
いい子だからやめなさい、ととめましたが、
子供たちは、いうことをきこうともせず、
なんだい、かんけいないだろ、ほっといてよ、といいながら、
また亀の子をひっくり返して、足でけったり、
砂の中にうずめたりしました。
太郎はますますかわいそうに思って、
じゃあ、おじさんがお金をあげるから、その亀の子をうっておくれ、といいました。
すると子供たちは、わーい、お金をくれるならいいよ、といって手を出しました。
そこで太郎はお金をはらい、亀の子をひきとりました。
子供たちは、おじさんありがとう、またかってね、と、
大さわぎしながらいってしまいました。
みんながいなくなったあと、
太郎は甲羅からおそるおそる出した亀の首をやさしくなでてあげました。
やれやれ、あぶないところだったね、さ、もうおかえりおかえり、
そういってわざわざ亀を海辺までつれていって、にがしてあげました。
亀に助けられ竜宮城へ
亀はとってもうれしそうに首や手足をうごかし、
やがてぶくぶくと泡をたてながら、深い水の中へ沈んでいきました。
それから2、3日たったところ、太郎はまた船にのって海へ釣りに出かけました。
遠い沖のほうまで漕ぎ出して、一生けんめい魚をつっていると、
突然うしろのほうから、
うらしまさん、うらしまさん、と呼ぶ声がしました。
おや?と思ってふりかえってみましたが、だれのすがたも見えません。
そのかわりに、いつのまにか一ぴきの亀が船のそばに泳いできました。
太郎がふしぎそうな顔をしていると亀がいいました。
私はこの前たすけていただいた亀でございます。
今日はそのおれいにまいりました。
亀がしゃべったので太郎はびっくりしました。
おや、そうかい、わざわざおれいなんていいにこなくてもよかったのに。
いいえ、ほんとうにありがとうございました。
ところで、うらしまさん、あなたはりゅうぐうじょうをごらんになったことはありますか。
いや、はなしにはきいているけど、まだみたことないよ。
では、ほんのおれいのしるしに、私がりゅうぐうじょうをごあんないしたいと思いますが、いかがでしょう。
へえ、それはおもしろそうだね。
え、たしも、どうやって行くんだい。
ぜひ行ってみたいけれど、あそこは海のそこにあるというじゃないか。
どうやっていくんだい。
私はそんなところまでおよげないよ。
心配いりません、私の背中にのってください。
亀はそういって、背中をだしました。
タロウは少し気味が悪いなと思い ながらも言われた通りに亀の背中
に乗りました亀はすぐに白い波 を切ってずんずん泳いでいきました
竜宮城での体験
ザーザーという波の音がだんだん 遠ざかり青く澄んだ水の底へまるで
夢の中にいるように運ばれていきます すると突然あたりがパッと明るく
なりました真珠のように美しい 砂の道が続いていて向こうに立派
な門が見えますその奥にはキラ キラと光って目がくらむような
金や銀の屋根が何重にも高くそび へ立っていましたさあ竜宮城へ
着きました亀はそう言ってタロウ を背中から下ろししばらくお待ち
くださいと言い残して門の中へ 入っていきました
まもなく亀が戻ってきてさあこちら へとタロウを豪華な御殿の中へ
案内しました鯛やヒラメカレイ などいろいろな魚たちが珍しそう
ようにこちらを見ている間を 通り抜けていくと音姫様がたくさん
の家来の女の子たちを連れてお 迎えに出てきましたタロウは音姫
様についてずんずん奥へ進んで いきました天井は美しい宝石柱
は珊瑚廊下には瑠璃が敷き詰め られていますタロウが恐る恐る
その上を歩いていくとどこから ともなくいい香りが漂い楽しい
音楽が聞こえてきましたやがて 水晶の壁にたくさんの宝石を散れ
ばめた大広間に案内されると音 姫様が丁寧に一礼して言いました
浦島さんようこそおいでください ました先日は亀の命をお助けいただき
本当にありがとうございます大した おもてなしはできませんがどうぞ
ゆっくり楽しんでいってください ねすると鯛を先頭にカツオやフグ
エビやタコなどたくさんの魚たち が珍しいご馳走を山のように運んで
きて賑やかな宴会が始まりました 美しい女の子たちは歌を歌ったり
踊りを踊ったりしましたタロウ はすっかり夢の中で夢を見ている
ような心地でしたご馳走が終わる とタロウは音姫様の案内で御殿
の中をあちこち見せてもらいました どの部屋も珍しい宝石で飾り立て
られていてその美しさは言葉では 言い表せないほどでした一通り
見終わると音姫様は今度は部屋 の中から四季の景色をお見せし
ましょうと言ってまず東の扉を 開けましたそこは春の景色でした
あたり一面にうっすらと霧がかかる 中桜の花が絵のように美しく咲き
乱れています青々とした柳の枝 が風に揺れその中で小鳥が鳴き
蝶が待っていました次に南の扉 を開けましたそこは夏の景色でした
垣根には白い雲の花が咲き庭の 木々の青葉の中ではセミやヒグラシ
が鳴いています池には赤と白の 蓮の花が咲きその葉の上には水晶
の玉のようにきれいな水滴がたま っています池の水面には心地よい
波が立ちオシドリやカモが浮かん でいました次に西の扉を開けました
そこは秋の景色でした花壇の中 には黄色や白の菊の花が咲き乱
れイイカリュリを漂わせています 向こうを見ると燃えるようなモミジ
の葉差しの奥に白い霧が立ち込 めていて鹿の悲しげな鳴き声が
聞こえてきました最後に北の扉 を開けましたそこは冬の景色でした
野原に残った枯葉の上で霜がキラ キラと光っています山から谷まで
雪が真っ白に降り積もる中パチ パチと薪を燃やす煙が細々と立ち
上っていました太郎は何を見ても 驚くばかりでただ眼をまあるく
していましたそのうちだんだん 頭がぼんやりしてきてまるでお酒
に酔ったかのように何もかも忘れて しまいましたさあ今日はここまで
物語の終わり(前編)
続きはまた明日
10:22

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