1. ゆぽぽせんせいのおうち保育園
  2. 【2歳〜5歳】保育士おすすめの..
【2歳〜5歳】保育士おすすめの読み聞かせ『ももたろう・後編』
2026-05-28 11:01

【2歳〜5歳】保育士おすすめの読み聞かせ『ももたろう・後編』

こんにちは!ゆぽぽ先生です。

お待たせしました!いよいよ『ももたろう』後編です。家来を従えて、いざ鬼ヶ島へ!

お母さんお父さんへ

今日も1日お疲れ様です!

今回の後編、熱が入りすぎてところどころ言葉を噛んじゃいました(笑) 

でも、それも生の声ならではの「味」という事で、本物の保育園の先生が目の前でお話ししているような、温かい雰囲気として楽しんでいただけたら嬉しいです!

 

感想

まだ感想はありません。最初の1件を書きましょう!

00:00
みんな、こんにちは。ゆぽぽせんせいだよ。
今日は、ももたろうの後編。
それでは、はじまりはじまり。
ももたろうは、ズンズン行きますと、大きな山の上に来ました。
すると、草むらの中から、ワンワンと声をかけながら、犬が一匹かけてきました。
ももたろうが振り返ると、犬は丁寧にお辞儀をして、
「ももたろうさん。ももたろうさん。どちらへおいでになります?」と、尋ねました。
鬼がしまえ。鬼成罰に行くのだ。
お腰に下げたものは、何でございます?
日本一のきびだんごさ。一つください。お供しましょう。
よしよし。やるからついてこい。
犬は、きびだんごを一つもらって、ももたろうの後からついていきました。
山を降りてしばらく行くと、今度は森の中に入りました。
すると、木の上から、キャッキャッと叫びながら、猿が一匹駆け下りてきました。
ももたろうが振り返ると、猿は丁寧にお辞儀をして、
山から下りて、ももたろうさん。ももたろうさん。どちらへおいでになります? と、尋ねました。
鬼がしまえ。鬼成罰に行くのだ。
お腰に下げたものは、何でございます?
日本一のきびだんごさ。一つください。お供しましょう。
よしよし。やるからついてこい。
猿も、きびだんごを一つもらって、後からついていきました。
山を降りて森を抜けて今度は広い野原へ出ました
すると空の上でケーンケーンと鳴く声がして
キジが一羽飛んできました
桃太郎が振り返るとキジは丁寧にお辞儀をして
桃太郎さん桃太郎さんどちらへおいでになります
と尋ねました
鬼がしまえ鬼成罰に行くのだ
お腰に下げたものは何でございます
日本一のきびだんごさ
一つくださいお供しましょう
よしよしやるからついてこい
キジもきびだんごを一つもらって
桃太郎の後からついていきました
犬と猿とキジと
これで三人までいい家来ができたので
桃太郎はいよいよ勇み立ってまたずんずん進んでいきますと
やがて広い海端に出ました
そこにはちょうどいい具合に船が一艘つないでいました
03:07
桃太郎と三人の家来は早速この船に乗り込みました
私は漕ぎ手になりましょう
私は舵取りになりましょう
私は物見を務めましょう
こう言ってキジがへさきに立ちました
猿は舵に座りました
犬は船を漕ぎ出しました
うららかないいお天気で
真っ青な海の上には波一つ立ちませんでした
稲妻が走るようだと言おうか
矢を射るようだと言おうか
目を回るような速さで船は走っていきました
ほんの一時間も走ったと思うところ
へさきに立って向こうを眺めていたキジが
あれあれ島がと叫びながら
パタパタと高い羽音をさせて
空に飛び上がったと思うと
すっとまっすぐに風を切って飛んでいきました
桃太郎もすぐキジの立った後から向こうを見ますと
なるほど遠い遠い海の果てに
ぼんやり雲のような薄黒いものが見えました
船の進むに従って
雲のように見えていたものが
だんだんはっきりと島の形になって現れてきました
ああ見える見える鬼ヶ島が見える
桃太郎がこう言うと犬も猿も声をそろえて叫びました
みるみる鬼ヶ島が近くなって
もう固い岩で畳んだ鬼のお城が見えました
いかめしい黒い門の前に見張りをしている
鬼の兵隊の姿も見えました
その城の一番高い屋根の上にキジが止まって
こちらを見ていました
こうして何年も何年も
恋で行かなければならないという鬼ヶ島へ
ほんの目をつぶっている間に来たのです
桃太郎は犬と猿を従えて
船からひらりと丘の上に飛び上がりました
見張りをしていた鬼の兵隊は
見慣れない姿を見るとびっくりして
慌てて門の中へ逃げ込んで
黒金の門を固く閉めてしまいました
その時犬は門の前に立って
日本の桃太郎さんが
お前たちを成敗においでになったのだぞ
06:00
開けろ開けろと怒鳴りながら
どんどん扉を叩きました
鬼はその声を聞くと震え上がって
余計一生懸命に中から抑えていました
するとキジが屋根の上から飛び降りてきて
桃を抑えている鬼どもの目をつつき回しながら
鬼は並行して逃げました
その間に猿がスルフスルと
高い岩壁をよじ登っていって
造作もなく門の中から開けました
うわーと時の声を上げて
桃太郎の朱獣が勇ましく
お城の中に攻め込んでいきますと
鬼の大将も大勢の家来を引き連れて
一人一人太い鉄の棒を振り回しながら
おいおいと叫んで向かってきました
けれども体が大きいばかりで
育児のない鬼どものは
さんざんキジに目をつつかれた上に
今度は犬に向こうずねを食いつかれたといっては
痛い痛いと逃げ回り
猿に顔をひっかかれたといっては
おいおい泣き出して
鉄の棒も何も放り出して
降参してしまいました
おしまいまで我慢して
戦っていた鬼の大将も
とうとう桃太郎の首伏せられてしまいました
桃太郎は大きな鬼の背中に馬乗りにまたがって
どうだこれでも降参しないのかといって
ぎゅうぎゅうぎゅうぎゅう押さえつけました
鬼の大将は桃太郎の大力で首を絞められて
もう苦しくってたまりませんから
大粒の涙をぼろぼろこぼしながら
降参します降参します
命だけはお助けください
その代わり宝物を残らず差し上げます
こう言って許してもらいました
鬼の大将は約束したとおり
お城からかくれみのにかくれがさ
うちでのこずつににょいぼうず
そのほかさんごだのたいまいだのるりだの
世界で一番尊い宝物を
山のように車に積んで出しました
桃太郎はたくさんの宝物を残らず積んで
三人のけらいと一緒にまた船に乗りました
帰りは行きよりもまた一層船の走るのが早くって
09:05
まもなく日本の国に着きました
船が丘に着きますと宝物をいっぱい積んだ車を
犬が先に立って引き出しました
雉が綱をひいて猿が後を押しました
えんやらさえんやらさ
三人は重そうにかけ声をかけかけ進んでいきました
うちではおじいさんとおばあさんがかわるがわる
桃太郎が帰りそうなものだがといい首を伸ばして待っていました
そこへ桃太郎が三人の立派なけらいに
ぶん鳥の宝物を引かせてさも得意らしい様子をして
帰ってきましたのでおじいさんもおばあさんも
目も鼻もなくして喜びました
えらいぞえらいぞそれこそ日本一だとおじいさんは言いました
まあまあけがななくって何よりさおばあさんは言いました
桃太郎はその時犬と猿とキジの方を向いてこう言いました
どうだ鬼成罰は面白かったかな
犬はワッワッと嬉しそうに吠えながら前足で立ちました
猿はキャッキャッと笑いながら白い歯をむき出しました
キジはケーンケーンと鳴きながらくるくると宙返りをしました
空は青々と晴れ上がって庭には桜の花が咲き乱れていました
おしまい
11:01

コメント

スクロール