1. 伊藤由美子のCozy Space
  2. 第144回「番組初めての公開収..
2023-07-02 29:59

第144回「番組初めての公開収録② 〜小山卓治TALK& LIVE〜2023.04.16より」

▶️2023年6月マンスリーゲスト

シンガーソングライター:小山卓治さん

▶️今回の内容(目次・楽曲名)

01:21  種の歌

06:45  最初の奇跡

13:00   Aspirin(with 三輪一登)

18:00  フィルムガール(with 三輪一登)

22:41  最終電車(with 三輪一登・Ryo)

※作詞・作曲者、小山卓治さんより

楽曲著作利用許諾をいただいています。

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◉小山卓治さん プロフィール

1957年熊本県生まれ。1983年3月にメジャーデビュー。今年デビュー40周年。デビュー当初からRCサクセションと同じ事務所に所属。独自の世界観で一つの物語を歌にする”ストーリーテラー”とも呼ばれ、同じ年にデビューし親交のあった尾崎豊さんや、ミスチルの櫻井さんなどにも音楽の影響を与えています。現在も毎年50本以上LIVEを行い、全国へ歌を届け続けているシンガーソングライター。

小山卓治オフィシャルサイト

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◉三輪一登さん プロフィール

名古屋市出身。2008年に名古屋芸術大学器楽科弦管打コース卒業。 クラシックサックスを三日月孝、雲井雅人の各氏に師事。ジャズサックスを野々田万照、KennyGarrettの各氏に師事。2010年初のリサイタル~jazzsicc~を行う。QuinKranzのメンバーとして2018年に1stアルバムをリリース。年間約100ステージの演奏活動を展開。2017年より、矢沢永吉のライブツアーでホーンセクションを担当。2019年10月より3年間にわたり岐阜放送ラジオ『三輪一登のトワイライトミュージック』 のパーソナリティを務める。2022年10月より東海ラジオパーソナリティとなり大前りょうすけ担当の「OH! MY CHANNEL!」内の「OH! MY SAX!」に出演中。

✅この番組の123回〜126回、136回に

インタビューゲストとして出演 ・・・・・・・・・・・・・・・

『小山卓治&三輪一登 JOINT LIVE』

日時:2023.08.06(日)

開場:17:00 開演:17:30

会場:LIVE SALON Johnny

名古屋市東区泉2-23-23 

(地下鉄高岳駅2番出口徒歩2分)

詳細はこちら

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◉愛知北FMにて

第1・第3月曜日13:00~13:30

『伊藤由美子のCozy Space』

生放送もやってます

番組YouTubeチャンネル

サマリー

伊藤由美子のCozy Spaceの第144回では、シンガーソングライターの小山拓治さんがゲストとして迎えられています。今回は番組初めての公開収録が行われ、小山拓治さんがトーク&ライブを披露しています。

番組のテーマとゲスト紹介
こんにちは、番組ナビゲーターの伊藤由美子です。
伊藤由美子のCozy Spaceへようこそ。
Cozy Spaceとは、日本語に訳すと、居心地の良い場という意味になります。
この番組では、居心地の良い場とは何かということをテーマに、
あなたらしくいられる、ちょうどいい場所を見つけるためのラジオ番組です。
毎回素敵な方々にインタビューさせていただき、
ついつい夢中になってしまうことや、個性を活かして自由に生きること、
そして日々気持ちよくいられるヒントなどをお伝えしていけたらと思っています。
伊藤由美子のCozy Space第144回、
2023年4月16日、ゲストにシンガーソングライターの小山拓司さんを迎えて、
この番組初めての公開収録、小山拓司トーク&ライブを開催しました。
今回は小山拓司さんのライブの一部をお届けします。では早速どうぞ。
2001年の9月11日にアメリカで同時発生が起きた。
その半年後に俺はニューヨークに行って、グラウンドゼロ、爆心地と呼ばれるところに立って、
一人の日本から来たちっぽけなシンガーとして何が歌えるんだろうと色々考えて、
この歌を作った。種の歌という曲です。
この歌は反戦の歌でもあるけれども、一つの家族の物語でもあります。
基地によく歌う 花は唄う
小さな声で 笑って さあ笑ってと
空を飛び 国境の丘に 花を咲かせた
赤い雨に 打たれ咲く花は
たくさんの靴に 踏みつぶされた
花は歌う 小さな声で
笑って さあ笑ってと
ダンポッポの種は 空を飛び
愛嬌の街に 花を咲かせた
人はみんな 黙りこんだまま
花に気づけず 神戸を垂れた
花は歌う 小さな声で
笑って さあ笑ってと
ダンポッポの種は 空を飛び
兵士の墓に 花を咲かせた
両手を合わせ 跪く妻は
花の上に 涙こぼした
花は歌う 小さな声で
笑って さあ笑ってと
ダンポッポの種は 空を飛び
小さな庭に 花を咲かせた
窓辺のベッドで 眠る赤ちゃんの
肩わらに そっと 花は飾られた
花は歌う 小さな声で
笑って さあ笑ってと
少しこのままでいて 君の吐息がささやく
静まりゆくベッドで 鼓動を重ねる
いくつもの孤独な夜の果ての これが
最初の奇跡 ありがとうとつぶやく
どうしてと君は聞いた そう言いたかっただけさ
君は目を閉じる 永遠なんて見たことないけど
これがそうかもしれない 一つだけ聞いておくれ
明日の僕を信じてくれるね
夢だけで終わらせない 君を守りたい
不釣りなパーティーで 道化を演じてた僕
退屈な街角で 踊ってた君
人混みの中すれ違った時 互いを振り返ってた
一つだけ聞いておくれ 明日の僕を信じてくれるね
夢だけで終わらせない 君をかばいた
今は心から君が愛しい これが僕の全部さ
一つだけ聞いておくれ 明日の僕を信じてくれるね
夢だけで終わらせない 君を守りたい
最近リリースしたところですね
20年前にタネっていうアルバムも出されて
それのリマスタリングっていうことですね
今そのタネを出そうと思った理由ってあるんですか?
ないわけないね 考えたら
でもちょうど20年っていうのもあったし
当時の音サウンドっていうのは
すごくグッといくサウンドが流行ってた時代で
っていうのは分かりにくいな
分かんない
音圧を上げる感じの音色っていうのかな
音圧をグッと上げる音色で作る時代だったんですよ
その音に若干ちょっと不満があったので
いつか出したい
もう一度今のサウンドに直して出したいなっていうのがあったので
ちょうどそれがいいタイミングかなと思ったので今回出しました
そういうことなんですね
まだ私昨日買ったばかりで聞けてないんですけど
じゃあその前のアルバムと聞き比べて面白いってことですよね
小山拓治さんの歌
面白いです
あと40周年を迎えたということで今年ね
たくさんまたもうライブがどんどんと入ってきてますけど
そうなんですよ
歌いますね
歌いますよ
今年も
歌いますよ
本当に
コロナ時期2020年、2021年あたりが本当に歌えなかったので
歌いたくてしょうがなくてうずうずしたんですよ
今本当に歌えて幸せ
幸せなんですよね
じゃあ後半よろしくお願いします
よろしくお願いします
いきましょう
彼女はガラスが割れるような大声でいつも笑ってた
ある晩彼女は寝ていた
ガキおきがまるでイカしてるのさ
あなたよりテレビが私を楽しませてくれたから
思い出を持って消えるわね
あなたの写真とクレジットカードを
アスピリン アスピリン
誰か俺にくれないか
アスピリン アスピリン
ほらまた頭が痛くなる
ドクター ドクター 聞いてくれ
頭が痛くて割れそうだ
俺にはベッドが必要だ
できることなら確認してくれ
自律神経がスタズタだ
なんとかしてくれ
ドクターが俺に言うことにゃ
ばっちりおこう それでグスっと返せ
アスピリン アスピリン
誰か俺にくれないか
アスピリン アスピリン
よくわかんない
滑線道路じゃ工事中
カラキリ声のデスカンス
ポキンソメにダイレクトメロ
ガキどもが歌うロックンロール
俺はこの街で踏み合いの
取り残されたローバーチェスト
また瓶に手が伸びてゆく
クレスラーシティーは今日もノイローさ
アスピリン アスピリン
誰か俺にくれないか
アスピリン アスピリン
アスピリン アスピリン
誰か俺にくれないか
アスピリン アスピリン
ほらまた頭が痛くなる
共通点と次回予告
大和さんは今、ちょっと待機していただいてたんですけど
みわさんね、私のポッドキャスト番組にもゲストで出ていただいて
とっても面白いんですよ、この方
でも二人の共通点があるんですよ
東海ラジオっていうところで
東海ラジオでですね、みわさん今ですね
オーマイサックスっていうコーナーをね
毎週火曜日でさ
大和さんもね、40年前に東海
東海ラジオでね
番組を持っていたということでね
そういうところが二人の共通点かなと思いまして
あのね、次行きますか?
早くみんな聞きたいと思います
君は最初に目を奪われた
俺の顔を見れなくするために
それはとても辛い出来事で
君はその夜、俺に泣きついた
でも君がグズグズしてるうちに
今度は耳を騙し取られた
俺は君に教えてあげたけど
もう君には聞こえなかったんだ
フィルムが愛しい人はよ
フィルムが悲しい人はよ
ディレクターは優しいガイ
マネージャーは良くしてくれるガイ
スタイリストは綺麗にしてくれるガイ
ボスは次は君の何を奪うつもりな
君をすげ替えられたことに
君はもう気づきもしなかった
愛を持て遊ぶ仕草も覚え
君は平気で笑えるようになった
ねえ君よ別れの時が来たね
マネキンの重りなんてまっぴらだ
君は踊るために生まれ変わり
冷たい横顔がとても素敵だ
フィルムが愛しい人はよ
フィルムが悲しい人はよ
ディレクターは優しいガイ
マネージャーは良くしてくれるガイ
スタイリストは綺麗にしてくれるガイ
ボスは次は君の何を奪うつもりな
昨年の8月に行ったアイチキタM
ソングレズネーター公開収録
大山さんのライブで
オープニングアクトを務めてくれた
りょうさんにもセッションしていただきます
ということでりょうさん
みんなで歌いましょう
練習しましょう
これから俺が旅を歌います
明日こそは幸せな朝を迎えたい
簡単でしょ
もう大丈夫だよ
よしこのまま行くでしょ
最新電車の歩道を抜けて
男は疲れた体をつり革にぶら下げる
寂しさを話してる恋人達を睨んで
男を腰のガセットのボリュームを上げる
学校を飛び出してからは
ろくなことはない
教室じゃ俺はいつだって人気者だった
うまくいかないことが女にあるなんて
若いって言うのは結局未熟者のことだ
男はポケットの中で拳を拭った
明日こそは幸せな朝を迎えたい
棒に寄り添って女は腕を組み
さっき改札で別れた彼の言葉を持ってる
最新電車まで付き合わせたくせに
危険なスリープの一つでも吐けないものかしら
女って言うのはいつでも
惑わされてばかり
冒険という気はバッグにしまい込んだまま
私らは自由な時間も今度の春までで
終わってしまうのに何も見仕掛けない
女は窓に映った自分を見つめてる
明日こそは幸せな朝を迎えたい
明日こそは幸せな朝を迎えたい
明日こそは幸せな朝を迎えたい
丸めた新聞の小脇にハサミ
見過ぎた男は頭痛に悩まされてる
隣でうたた寝している女の
身に近い男の人が気になって仕方ない
12日は終電に乗るようになった
守るっていうのは最後の男の戦いだ
すぐ走るのが様になった
最後は終わったが
ガキに舐められるほど落ち着いた犬医者
僕は酒臭いため息をついた
明日こそは幸せな朝を迎えたい
明日こそは幸せな朝を迎えたい
足を引きずって 改札へ急ぐ
世間の丸い背中を 車掌は見届ける
靴音が響く 頬の端っこで
励ますように高く 今夜も笛を吹く
出発進行って毎日 繰り返してきた
出発進行って毎日 繰り返してきた
俺たち一体何処へ 出発したんだろう
決めっていうのは少しずつ 擦り切れて生きてる
明日はせめて今日よりも 真っ白い一日を
電車は闇の中 淀んで窒息する
明日こそは幸せな朝を迎えたい
明日こそは幸せな朝を迎えたい
29:59

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