こんにちは。番組ナビゲーターの伊藤由美子です。
藤由美子のCozy Spaceへようこそ。
Cozy Spaceとは、日本語に訳すと、居心地の良い場という意味になります。
この番組では、居心地の良い場とは何かということをテーマに、あなたらしくいられるちょうどいい場所を見つけるためのラジオ番組です。
毎回素敵な方々にインタビューさせていただき、ついつい夢中になってしまうことや、個性を活かして自由に生きること、そして日々気持ちよくいられるヒントなどをお伝えしていけたらと思っています。
伊藤由美子のCozy Space第228回
2025年2月のゲストは、トランペット奏者のトランペッター大和さんです。
トランペッター大和さんのインタビューは、第227回と第228回の前半・後半に分けてお届けします。
大和さんへの後半のインタビューは、大和さんのご家族のことや、今後実現していきたいことなどについてお話していただいています。
では早速、トランペッター大和さんのお話をお聞きください。
トランペットの話とか、現状のお話をしていただいていると思うんですけど、そもそも過去に残っていくと、トランペットを始めたのはいつぐらいからなんですか?
トランペットは11からです。
この前もお話聞いたんですけど、ピアノとかもやってたんですよね?
一番最初は、どっちが先か覚えてないけど、バイオリンとピアノが同時期ぐらい。
兄弟3人で、僕末っ子で、兄、姉、僕なんですけど、兄は消防士、姉は今、福岡でバイオリンです。
で、その2人が最初にやってたんで、バイオリンってサイズがあるから、子供用の楽器とかが余ってて、なんか気づいたらやらされてたんですよね。
やらされてたね。
全然好きじゃなかった。
末っ子だからそのままね、その流れでやらされてた?
僕はスポーツやりたかった。野球とかサッカーやりたかったけど、習い事とかも結構やってたし、
小3ぐらいの時にサッカーやりたいって親に話したら、音楽やめんならいいよって言われて、バイオリン。
どっちかにしなさいってこと?
単純に習い事の日程が詰め詰めだったから、何かを犠牲にしないとってことで、
一番お金もかかるし、文句を言ったのもあれだったんですけど、
でも上2人がやってるのに自分だけやめるのはちょっと嫌だなと思って、やめなかったんですね。
で、中学校でサッカー部入るかなと思ってたら、中学校のサッカー部がある事象で配分になっちゃってて、
その時に姉が2校上なんで、2校上のその友達に、かわいいお姉さんたちに誘われていったのが吹奏楽でした。
かわいいお姉さんたちについて行っちゃったから、吹奏楽部になった。
吹奏楽部だと思って。
でも一の最初に目に入ってきたのがトランペットだったっていうことだけはすごい今でも覚えてます。
そうですか。いろんな楽器がある中で。
全く他の楽器は興味なかったけど。
だって吹いたことがないわけじゃないですか。
なかったんですけど、僕のおじいちゃんがヨドン島とか、
ヨドン島とか甘美大島とか種ヶ島とか学校の校長先生やってて、
国語の先生だったけど、すごく芸術好きな人だったんですよ。
で、僕の名付け親でもあって。
山戸って付けたらおじいちゃん。
島の人ってやっぱり海に潜ってホラ貝とか獲ってくるんですよね。
すごいですね。
だからおじいちゃんとおばあちゃんと会って、これ吹けるんだぞみたいな。
小学校の夏休みにボーって吹いてたんですよ。
したらその吹き方がトランペットと全く一緒で、口のサイズとところと結構一緒で、
最初ドリミマスラシローって出て、天才と勘違いしてしまうんで。
俺結構いけるんじゃないかって。
いやこれは来たなみたいな。
なっちゃったのが勘違いの始まりでしたね。
勘違いはね、今に至ってプロとしてやれてるわけですから。
出前な出会いっていうことですけど。
それで中1の夏休みでおばあちゃんとおじいちゃんと行ったら、
トランペット始めたんだみたいな話したら、
名付け親のおじいちゃんが戦争の時代に気象ラッパーやってたらしくて、
朝起きるときの。
指とかもちゃんと覚えてて、50年以上触ってないのに。
で、名付け親だし、運命なのかなって今思いますけどね。
当時何も思ってなかったけど。
思い返すと運命だったのかなって。
おじいちゃんを吹けるんだぐらいしか思ってなかったけど。
そういうこともあってのに、トランペットしか目に入らなかったんですかね。
でも気象ラッパーやってるとき聞いてなかったから。
後からだったので。
ヤマトって立派な名前を付けていただいて。
結構言っときながら、ヤマトって名前。
よく人の名前はその人を表すとか言うじゃないですか。
言って聞いて、ヤマト、ジャパンやんみたいな。
いやいやいやみたいな。
俺にそんなんないぞみたいな。
結構昔超ネガティブだったので。
スランプなときがあったトランペットが23、4、5。
ベラズキ超スランプだったので。
10日はヤマトって名前が嫌でしたね。
そうなんですか。
さっきオーケストラにいろんなところに来て客演っていうんですか。
一緒に行ってた頃ですかね。
一番スランプで。
発音障害じゃないけど。
よく野球とかで言うIPSとか。
楽器業界ではジストニアとか言うんですけど。
以前ないちえくんって言ってて。
モニカー君とかもそうだけど。
僕はトランペット吹くときって絶対ターって言って。
絶対TA最初っていう発音。
ターとかトーとか発音するんですけど。
そのTのときってベロが歯の裏とか軟膏外とかについてから離れるんですけど。
それが離れなくなっちゃって。
そうなんだ。
でも今も実はこれはまだあるんですけど。
前よりは症状は軽くなってて。
当時は23、24とかのときとかは病院とか行ったりとかしたりとかするぐらい。
精神的なところからですよね。
大きいですよね。
行ったりとかするぐらい悩んでて。
なのに名前は大和デイみたいな。
今となっては本当にいい名前つけてくれたなと思って。
一回聞いたら忘れにくい名前だったし。
3人兄弟でってさっきおっしゃったんですけど、
前話をしてたときに、おじいさんかお父さんだったか忘れちゃったんですけど、
末っ子だったからかわかんないですけど、
何をやっても褒められるっていうようなことをおっしゃってた。
おじいちゃんです。
トランペットの感じで来る曲じゃないからやっぱり印象的なのもあるし、
メロディが美しいなって思うから。
でも結構最近大変だなって思うのは、
あの曲やった後ってすごいみんな静かな時が流れるじゃないですか、
シーンって時間が結構長く曲最後終わって流れて、
その後、MC何喋ればいいの?っていつもなります。
確かに、しっとりした後にダウンって感じ出すの大失礼ですね。
最悪じゃないですか。
最後の最後でいきましょうか、あの曲は。
一番最後にあの曲を持っていくのも、シーンってして、
暗いわけじゃないけど、どうなんだろうなって。
余韻が残るのがいい。
山本さんが今32歳でしょうけど、
50、60歳になった時にその感じでいってもいいかもしれないですよ。
じゃあそれは僕のネタ調に耐えてください。
ずっと吹いていける曲ですよね。
なんか不思議な力があるなって、誰が書いたのかなって思いますけど。
でもお父さんが何か力をくれたのかもしれないですよね。
そういう力ってのは見えない力ってのはあるんだろうなって思いますね。
曲自体はその月の顔は、曲を書く上では時間はあんまりかからなかったんですか?
そんなにかかってないと思うんですね。
最近は割と一番曲を最初から最後に順番に考えることが多いんですけど、
月の顔は、いわゆるサビというのはわかんないけど、
サビの部分が一番最初に思いついて、
そこから後を最初から考えたりとか、
その後を考えたりとかっていう風に作ったんですけど、
でもそのサビっぽいところはすぐ割とポーンていうと浮かんびますよね。
降りてきた感じですね。
そうですね。でも割とそういうのは多いですね。
あんまり曲作ろうと思って作れることの方が少なくて困ってますね。
やっぱりいずいつまでに書かないといけないとか結構あるから。
でもそれを決めたら決めただけどんどん書けなくなっちゃう。
やらなきゃいけないのはきついですね。
結構きついですね。
完成に任せたほうがいいですね。
そうなんですね。
期限がないと逆に先延ばしにしか書かない気がするけど。
僕の性格上。
じゃあね、月シリーズ何年か後に。
今2025年ですけど、今から2年後ですかね。
今から2026年、6年度ですね。
6年度に愛知県芸術劇場大ホールで演奏したいっていう。
2500人くらい入ると思うんですけど。
夢に向かってね。
どうなるかなって感じですけどね。
その時くらい月シリーズの1,2曲してもらえたらいいなって思って。
ちょっと長めな締め切りですけど。
そうですね。たぶんいい長いかからんですね。
そこで披露とか。
今年からちょっと曲のコンセプトっていうのはちょっと自分の中で変えようと思って。
ちょっとやっぱり僕日本とか愛知とかを大事にしたいなっていう思いがあるんで。
楽器はヨーロッパの楽器ですけど。
曲はちょっと和なテイストをちょっと感じる。
今までもあるけど杉門とかもそうですし。
どことなく和だよねとか言われることが結構あるんですけど月の川とかもそうですし。
もうちょっと和っていうのを意識して曲を書こうかなと思ってるんですよね。
その方向性が今出てるってことは、さっきちょっと月でおぼろ好きよとかっていう言葉で
おぼろ好きよってタイトルの曲ができるかもしれない。
おぼろ好きよって名曲がありますからね。
そうですね。一緒の曲名でもいいじゃないですか。
でもやっぱり曲名かぶってたら結構おーって思いながら書きますけどね。
おぼろ好きよって検索したらトランペットは大和のおぼろ好きよも出てきますからね。
それはすごいですね。そこまでなったらすごいですね。
僕は割とトランペットはあんまり聴かないんですよね。
そうなんですか?
そう。全然聴かないです。
どういったものを聴くんですか?
最近それこそシャミセンとかアガツマさんのシャミセンとか
それこそ藤原道真さんの尺八聴いたりとか。
また渋いとこ行きますね。
日本人でよかったなって聴いてて思うし
トランペットって自分がやってるから言っても問題ないと思うんですけど
ずっと聴いていられないんですよ。
オーケストラの中のトランペットのイメージがね。
だったらいいんですけど
トランペットオンリーであんまり聴くって結構しんどいなって僕は思ってて
それは吹いてるからじゃないですか?
いやでも音量とかも
僕ちょっと普通のトランペット吹きとはちょっと違う吹き方をしてるから
いわゆるパーン、パカパーンみたいな
パンファーレみたいなトランペットっていうのはずっと聴いていられなくて
それで尺八とかシャミセンとかはずっと聴いていられるし
やっぱり日本人でよかったなとか和の心というか
歴史とかは別に大して詳しくないですけど
そういうのを大事にしていきたいなって
最近なんか日に日にそういう思いは強くなってきてて
そういうのって日常的に聴いたりとかしてるもんって
やっぱり何かしら反映してきますよね
今自分の演奏に
そうですね、だし名前もヤマトだし
だからちょっとなんか2025年はそういうわっていうのを
ずっと意識しておきたいなと思って
お友達のフルート奏者の森川さん
木製のフルートで本当に尺八でしたよね