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物語創作における運動神経【よすみの様子見#1】
2026-04-15 29:57

物語創作における運動神経【よすみの様子見#1】

ジャンルレスで刺激的なマンガ作品をお届けしているよすみ編集部のPodcast番組。
マンガ研究者のトミヤマユキコ、そしてよすみ編集長の藁谷周太郎が、
日々生まれ続けるコンテンツに飲み込まれる前に一度立ち止まって、
すみの方からじっくり様子を窺いながら、次の一手を考える番組です。
 

第1回の様子見は『物語創作における運動神経』

 

【出演】
トミヤマユキコ(マンガ研究者)
藁谷周太郎(よすみ編集部 編集長)

【構成・制作(放送作家)】
澤村太星

Produced by よすみ編集部

 

■おたより、感想はこちらから
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSeKAJsvuX-_wrQDUm3sR1q0v0pr58x7A4k2DYEHrWdZ_5Vbrg/viewform

 

■マンガWEBサイトよすみ
https://yosumi.jp/

 

■Instagram
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■X
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#よすみの様子見 #よすみPodcast 

感想 1

webサイトのTOPが斬新というか、「ブラウザの外を見せようとする」という所を「隅」と表現している事めちゃ好きです! webエンジニア的な視点から、ブラウザからはみ出るサイトは良くないと思い込んでいたので、びっくりしたのをすごい覚えてます。 漫画の方は、自分はナッツ先生の近鉄さんぽが好きです~~。(自分語り多めですいません。応援しています)
7:24
「あのまだよすみ編集部のウェブサイトをご覧になったことない方はちょっと今開いていただきたいんですけど、」

サマリー

このポッドキャストは、漫画研究者の富山由紀子さんと、よすみ編集長の藁谷周太郎さんが、コンテンツの海に溺れる前に立ち止まり、物事の本質をじっくり見極めながら次の一手を考える番組「よすみの様子見」の第1回です。初回では、よすみ編集部がローンチした際に最初に掲載された読み切り作品「追い風に旗なびく」をテーマに、「物語創作における運動神経」という独自の概念について深く掘り下げます。藁谷編集長は、自身が編集していないこの作品が、自身の編集スタイルとは異なる「運動神経の良い」ネームであると感じ、その面白さと、自身の編集者としての限界を認識した経験を語ります。富山先生も自身の指導経験を交えながら、この「運動神経」という概念が、クリエイターと編集者、あるいは教員と学生の相性を見極める上で重要な指標となりうることを示唆します。作品のジャンルやテーマだけでなく、作り手の「運動神経」が、作品の魅力や読者との繋がり方に大きく影響することを、具体的な作品例を挙げながら考察していきます。

番組紹介と「よすみ編集部」について
よすみの様子見、よすみ編集長のわらやです。
よすみ編集部のポッドキャスト、よすみの様子見第1課に始まりました。
この番組は、漫画研究者の富山由紀子さんと、よすみ編集部編集長のわらやが、
日々生まれ続けるコンテンツに飲み込まれる前に一度立ち止まって、
すみの方からじっくり様子を伺いながら、次の一手を考える番組です。
この番組を一緒に進めていくのは、漫画研究者の富山由紀子先生です。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
まさかね。
まさか、まさかの。
わらやさんとポッドキャストをやる人生になろうとはという感じですが、
そうですね。
はい。なんか自己紹介をした方が良さそうなので、
漫画の研究をやっていて、普段は大学で漫画について教えたりとかしている漫画の先生。
ちなみに書くことはできません。
読んで分析をする、文学作品を読むように漫画を読んで分析考察をする、
一応プロとして大学に席を置いたりしていますが、
早稲田大学で働いていたことがあって、その時にもわらやさんとは出会っていると。
そうですね。
ということです。
がっつり大学生の時に富山先生の授業を、それこそ漫画の授業を受けたりとかしていて、という関係性ですね。
なので元教え子と10年以上経った?
そうですね。入学からって考えたらもう10年です。
一緒に仕事ができるなんて。
ちょっと考え深いですよね。当時は全然思っていなかったですね。
そんな2人でやっていくわけですが、学生だったわらやさんがよすみ編集長とかって言っているから、ちょっと説明してください。
このよすみとは何なのかと。
よすみ編集部とはですね、漫画の編集部なんですけれども、
ジャンルレスで刺激的な漫画作品を集めて、漫画を分析点として、文芸、映画、演劇、音楽、生活などの
カルチャーの横断越境に挑戦する編集部。
よすみ編集部ということで。
なるほど。何?横断越境するんだ。
横断越境。横断越境します。
すごいじゃん。
そうなんです。漫画を、もちろん漫画の編集部なんで。
作るのは漫画だよね。
基本的に編集するのは漫画なんですけど、ただ漫画を作っていくだけじゃなくて、
やっぱり漫画の隣に文芸だったり映画、いろんなカルチャーがあると思うんで、
そういうカルチャーを漫画で巻き込んでいきながら、
次世代の漫画カルチャーを作っていきたいなという、挑戦心で作った編集部になります。
挑戦心。
確かに珍しいかもしれないですね。さっきも言ってたけど、演劇とかさ。
はい。
あと生活とかも言ってたよね。
生活は立派なカルチャーだと思うんで。
人生じゃん。
人生でございます。
そこら辺も巻き込みつつ、漫画が中心にはあるけど、漫画にあんまり閉じこもらないようにしたいなみたいな編集部か。
「追い風に旗なびく」との出会いと編集長の葛藤
そうでございます。なので、このポッドキャストもそういう意味で、漫画の話だけじゃなくて、
いろんなカルチャーとかコンテンツの話をちょっと様子見ようっていう。
2人でね。
2人で。
いろんなことを隅っこの方から、様子見していこうということですな。
よろしくお願いします。
よろしくお願いいたします。
ということで、じゃあ今回早速様子見していきたいのは、
よすみに掲載されている読み切り作品、追い風に旗なびくという作品でございます。
はい。これなんで初回の収録で様子見したいと思ったんですか?
この追い風に旗なびくという作品はですね、
よすみ編集部が去年の5月にそのウェブサイト、掲載媒体をローンチしたんですけど、
そこに最初に8作品並んでたうちの1作品で、
よすみの誕生とともに生まれた読み切り作品でございます。
よすみ編集部は基本的に僕一人なんですけど、編集部員が。
一人ぼっちなの?
一人ぼっちなんですよ。
なので基本的に作品も全部、レーベルもデザインとかも全部自分でディレクションしてるんですけど、
この追い風に旗なびくという作品だけ、実は僕が編集してない作品なんです。
これだけはね。
8作品中7作品僕の担当作なんですけど、この作品だけ唯一僕が編集してないっていう。
その場合はその外部の方にお願いするってことですか?
それともこの会社の中の別の編集部の人に?
ちょっと経緯を説明すると、
社内の編集者が、よすみ編集部じゃなくて編集者の人が、
なんかよすみすごく興味持ってくれてて、
なんか勝手にネーム作ってたんですよね。
よすみ向けだったのかわかんないですけど、
読んでくださいってある日言われて、読んだんですよネームを追い風の。
めちゃくちゃ面白くて、ちょっと圧倒されたというか、
エグいなぁみたいな感じ思って、
それでなんかこの作品まだよすみのローンチ前だったんですけど、
このよすみのデビューにふさわしい作品だなってちょっと思ったんですよね。
なんで編集者の人にお願いして掲載してもらうっていうことになったっていう作品なんですけど、
今日はなんか様子見なんで、様子見した結果追い風にあたらめくを迎え入れることができたっていう観点の話なんですけど。
本当にそうですよ。
だってありがとうじゃあこっから先は僕がやるね。
わらやがやるねでもおかしくはないわけですよね。
そうですね。
なんだけどその過去のわらやは一旦そのネームとか読ませてもらって、
様子見して、どうだとこれ俺がやるのでいいのか違うのか考えて、
その編集さんにまるっとお任せしようと。
しかも1作品だけね。
なんか他7作品となんでこの1作品だけ別の扱いにしようと思ったっけ。
そうですねやっぱ自分で一人で始めたレーベルなんで、
本来多分全部の作品自分のやつを一旦載せるのがいい気がするじゃないですか。
なんかそんな気はする。
一人編集部でなんか僕一人でやってますみたいな感じを出すならね。
そうですよね。
作品の感じも全部一定になるし、僕も一番最初やっぱそう思ってたんですけど、
やっぱ出会っちゃったからにはっていうのも、もう読んじゃったから忘れられないですっていうのも一個あるんですけど、
なんかその編集部ってやっぱりその今一人でやってるんでどうしても僕のカラーみたいなのすごい出ちゃうんですけど、
やっぱりどっかでいろんな人たちが関わってほしいという願いで作った編集部でもあって、
よすみ編集部が。
あのまだよすみ編集部のウェブサイトをご覧になったことない方はちょっと今開いていただきたいんですけど、
よすみとはっていう僕が何時間も何日もかけて書いたステートメントがあるんですけど、
そこになんかこう世界中の作家さんが集まって一つのテーブルを囲うようにみたいなことを書いてるんですよね。
だから理想としてはいろんな本当日本だけじゃなくていろんな世界の作家さんだったりとか編集者みたいながゆくゆくはなんていうかこう思い思いの作品を出して楽しんでいけるような場所っていうのを想定して作ってて、
まあでもやっぱり最初はやっぱり僕でしかやるしかないんで、僕一人でやってるんですけどっていう思いがあったんで、いい作品は自分以外の編集部に載せたいなって思えばあって、
もうほんと早速出会っちゃったみたいな感じだったんですよね。
っていうのがまず経緯としてあって、で、なんで載せたいかと思ったのは単純に面白いなって思ったのと、
僕が多分今後編集できないなって思ったっていうのは直感で思ったんですよね。
その作品に自分はちょっと関わりきれないなと。
っていうより、僕が編集しないタイプの作品だなって思ったんですよね。
なるほど。これ分かんない人は分かんないかも。編集者的に何でも見れるわけじゃないってことでしょ。
そうですそうです。
あらゆる編集者に得て不得てみたいなものがあるってことですよね。
そうなんです。結構そういうのあって。
僕は別にそういうジャンルでできなさそうだなと思ったわけじゃなくて、
いわばネームの感じとか、テーマも虐待がちょっとテーマになってる。
ちょっと重めの社会派の作品で。
だから別に僕がテーマを選ばないとか、そういうのではないんですよね。
たぶんその虐待っていうテーマを僕の担当の作家さんがやりたいって言ったら絶対止めないし、
たぶん立ち上げると思うんですけど、たぶんこういう感じの作品にならないなって思った。
自分が関わるとね、ちょっと味付けが変わってきそうな気がして、
今回はその味付けじゃないと。
そうなんです。
我らの味付けはいらないと。
いろいろ考えてて、最後に思ったら運動神経っていうワードがありまして。
僕の中の概念がありまして。運動神経の良さ悪さっていうのがあって、
追い風に旗なびくは、いわゆる運動神経が良いネームだなって思ったんですよ。
運動神経が良いネーム。
すごく止めどない感情の流れだったりとか、
なんかその勢いみたいなものだったり、
やっぱりコマの動き方のダイナミックさだったりとか、
動と精で言ったら動の力が強い。
いろいろ物語の作り方とかあるじゃないですか、型が。
そういうものを破壊してもいいみたいな感じの、
ネームの作り方とか感情の作り方みたいなのを、
追い風からすごく感じて、
僕は意外と言い方悪くなっちゃうんですけど、マイナスな意味はなくて、
運動神経悪いタイプなんですね。
それこそこういうラジオやってるみたいな様子見しちゃうタイプなんですよ。
意外と。
作家さんが勢いでガーって書いたものに対して、
様子見して一回止まって、
そのフォームとかちゃんと綺麗に直して、
ここの橋は、ここを通ってる道はちょっと泥だらけだから、
こっち綺麗にしておいたから走ってみたらと、
意外とそういうタイプだなって思ったんですよね。
なるほどね。
だから綺麗な原稿とかすごい好きだったり、
読みやすいネームが好きだったりとか、
補奏されてるみたいな、運動神経悪いからこそ、
そういうネームを好きだし作りがちなんですよね。
だからそれがハマる作家さんもいるからね。
いるんですよ。
だから悪いって言葉使ってるんですけど、
漫画界においた運動神経いい悪いは、
もう全然違う価値というか。
どっちもいるからね。
どっちもある。
あるからね。
そっか。
じゃあその追い風に関しては、
自分じゃない方がむしろ作品は伸び伸びと、
いい感じに仕上がってくるだろうと判断して、
ある意味手放すというか、
よろしくと、あとはよろしくと。
そうですね。
担当編集の話とか聞いてると、
僕と全然考え方違うというか、
運動神経がいいと思うんですよ。
編集さんもね。
その作家さんの動きについていけるみたいな。
止めない。
僕とか一回止まって整理したりとか、
要約しちゃったりするんですよ。
様子見派だからね。
様子見派なんで、
つまりあなたの言ってることってこうでこうですか、
みたいな要約とかしちゃうタイプですけど、
これあんまり運動神経良くない。
良くないタイプの編集の姿勢だと思って。
運動神経いい編集は、
「運動神経」概念の深掘りと具体例
あうの呼吸で理解してるんですよね。
そういう要約タームを外さない。
やらずに走っていけるから、
勢いがあるネーム作りになるみたいな。
なんかそういう違いが個人的には今。
なんとなく言語化すると、
運動神経の良さ悪さみたいになって、
僕は運動神経良くないタイプの編集なんで、
それをすごく感じたんですよ。
だから、僕が一人で編集する限りにおいては、
運動神経が良いネームっていうのが、
上がってこなくなっちゃうんですよね。
そうね。
そう。
わらや帝国みたいにしちゃうと、
そうね。
それはすごいつまんないなって思いますし、
読者として言った時は別に、
運動神経良いネーム大好きではあるんで、
でも自分はできないからっていう。
もっと僕整理しちゃうんですよ。
おそらく。
きれいにしちゃうんですけど、
そういう違いがあって、
絶対入れたいなって思ったっていう。
なるほどね。
テーマ性とかそういう話じゃないですよね。
ジャンルとか。
ネームとか、
キャラクターの感情の作り込み方みたいなものに、
運動神経があるなって最近。
これを聞いている方で、
制作・創作とかをしている人がいるとして、
編集さんに会いに行くとか、
持ち込みをするみたいな時に、
不調に終わることがあるかもしれないけど、
それもしかしたら、
運動神経の良し悪しの組み合わせが、
良くないとかもあるかもね。
ジャンルがどうとか、
面白いつまらないとかを置いといて、
運動神経問題みたいのが、
あるかもしれないってことだよね。
あると思いますね。
もっと具体の作品名で言うと、
例えばチェーンソーマンとか呪術回戦とかは、
僕から見ると運動神経良さそうな作品だなって思うんですけど、
スキップとローファーとか、
あと意外と鬼滅の刃とか、
あの辺は運動神経が良くない側のネームな気がして、
伝わってほしい。
伝わってくれる人いるんだよ。
ディスっているわけじゃないんだよって。
本当に今日はもう、運動神経良い割ればディスの言葉じゃないんだよ。
それはやっぱり読んでても感じますか?
感じますね。
市販されている、完成されている作品を読ませてもらって、
これ多分ネームの段階から運動神経良かっただろうなとか、
これは運動神経あまり良くないからこその積み上げとか、
補走していく感じなのかなとかは、
やっぱり編集者は分かるもの?
そうですね。
なんとなく編集者も100%全てを言語化できるわけじゃないので、
なんとなく面白いとかあると思うんですよ。
そのなんとなくに、
この運動神経っていう概念があるんじゃないかっていうのを
最近見つけて。
じゃあ今の話で言うと、スキップとローファーとかはわらやさんは?
めっちゃ好きですし。
やりたいでしょ?
やりたい。
やりたくて、スキップとローファーとかが、
他のアフターノーが出てますけど、やっぱり悔しいんですよ。
スキップとローファーはめっちゃ面白い、好きだからこそ、
自分はもうあの作品みたいなものとか、
作品を何なのか超えるくらいの作品とか手掛けてみたいと思うんですけど、
呪術回戦とかチェーンソーも全く思わないんですよ。
できないわ。
できないわ。だからもう諦めてるというか、
もう違う競技なんで。
すごいわ。でもできないわ。みたいな。
もう本当に種目が違うと思うんですよね。
同じ漫画だけど、
陸上で言えば長距離と短距離くらい違うんで、
羨ましいと思わないじゃないですか、そもそも。みたいな感じ。
確かにね。
運動神経でね、あると思って。
ゲームとかで例えると、僕レースゲームとかすごい好きなんですよ。
レースってやっぱ、そんなに指、そんなに激しく動かさないんですよ。
レースゲームは指をそんなに動かさない。
そんなに動かさない。
ちょっと間違ったらごめんなさい。
マニオカートってガチャガチャしないじゃないですか。
まっすぐとりあえず進んでいけば良いわけだから。
良きタイミングでボタンを押してアイテムを発射するとか、
意外とやることが決まってるんですよ。レースゲーム。
やること決まってる中、何回これを積み重ねるかっていうのがレースゲーム系だと思って。
FPSとか自由型っぽいやつあるじゃないですか。
明らかに運動神経が良い人が強い。
フィールドを動き回って、後ろのことも気にしなきゃいけないみたいなやつね。
あれが無理なんですよ。
あれはどんなに練習しても一定のところで終わっちゃうんですよ。
なるほどね。
そういうタイプが逆もいるんですよ。
FPSでAPEXがバチバチに上手い友達が一緒にマニオカートをやると一生最下位みたいな。
本当に結構ある。もちろん練習量とかはあると思うんですけど、
やっぱなんかコツの抑え方が運動神経によって違う気がしてて。
映画でもハスミシゲヒコとか運動神経が良い作家はいいねとか言ってるのがあるんですよ。
この映画なんか運動神経がいいねみたいなこと言ってるんですけど。
そこからちょっと拝借して。
分かるみたいな。
運動神経が良い人が描く体の取り方、使い方とか、自転車の漕ぎ方とかね。
そういうのがあったりするんで、漫画もあるんじゃないかという話です。
なるほどね。
そう考えるとまた漫画の見え方って変わってくるなっていう。
ジャンルがどうこう、面白いつまらないがどうこうの他に運動神経というもう一個のパラメータみたいなのが入ってくると。
あると思うんですよね。
このジャンル自分は好きなのになんかハマらないみたいな人いるじゃないですか。
頑張ってキャラクターが弱いとかいろいろ言うけど、負に落ちてない人がいて、僕は運動神経なんじゃないかっていう。
あなたが得意な競技の漫画じゃなかったんじゃないかなっていうのとかを最近考えてますね。
なるほどね。これ聞いてる皆さんも自分の好きな漫画、うまく読めるっていうかこうスッと入ってくる漫画がどっち系なのかっていうのもぜひお考えいただきたいね。
様子を見ていただきたいね。
僕の言ってる運動神経はもうなんか別に正解じゃないんで。
そうね。他の何か概念でもいいね。
でもなんとなく伝わってほしいこの運動神経、なんかわかるんじゃないかな。
この読んでるスピードとかがおかしいなって思う時があるんですよね。
ゆっくり読みたい作品とかあると思うんですよ。
あれはやっぱりグーッと読ませるっていうよりかは、一コマ一コマにいろんなものを詰め込む。
そういうのが好きだしそういうのをやりたいみたいなのが僕なんですけど。
勢いとか、むしろ勢いだから出る感情とかもあると思うんで。
そういうのとか描ける作家さんとか才能が、僕にはちょっと腐らしちゃう才能だなっていうのに
「運動神経」とクリエイター・編集者の相性
気づけてよかったなっていうのもありますけど。
なんかそれで言うと、私はその大学で制作創作の指導をする時があるんですよ。
普通に論文を書く学生もいるんだけど、物語を作りたいみたいな学生もいたりして、
編集者とまでは行かないけど、似たようなことをする時があるわけ。
その時に、例えば2年生とかで課題をやらせてさ、3年でさ、私のゼミに上がってきてくれたらいいなみたいなこと言わないよ。
言わないけど、なんか内心を持ってたりとかして、でもその学生さんが他の先生のゼミに入ったりとかすると、
みたいになることはあって。
でも、わからないじゃん。そっちのゼミに行った方が幸せかもしれないし、
でもなんとなく私が、私のゼミに入ってほしいなって内心を持っているのは、
我らさんの言葉で言うと、運動神経とかの感じが合うかなって、たぶん2年生までの課題を見て、なんとなく思っていて、
だから、私のところに来てくれたら、2人3客でいい感じの作れるよ、みたいに思っているけど、
意外と学生にはそれが伝わっていなくて、他のところに行かれちゃうみたいなこともあるし、
逆に富山さんのゼミがいいって言って、入ってきてくれたはいいけど、あれ?みたいな。
あってないのでは?みたいになったりとかする時もあって、
そうすると、なんとなく私がファーストの指導教員でいいので、
セカンドで私とタイプの違う先生のところにも見せに行ったら、みたいな。
これは本当にどこの大学でも実は結構ありっていうか、
そうなんですね。
意外と嫌がらないから、積極的に指導とかはしないまでも、ちょっと読んで感想言ってくださいみたいな感じだったら、
嫌がらない先生が。私はたまたまどの職場でもそういう感じなので。
へー、そうなんですね。
で、私はこういう、別の先生はこういう風に言う。
で、どっちが自分的にはまるかっていうか、修正かけていくときに参考にしたい意見か、
みたいなことはよく考えてね、みたいなことは言うんで、やっぱり教員にもそういうのある気がする。
あると思いますよ。やっぱり人は。
成績が優秀だから、優秀な奴からうちのゼミに来てほしいとかでもないんですよ、これ。
そうなんですね。
できる奴がみんな私のゼミに来ればいいとかいう話でもなくて、
特に大学だったらね。
運動神経的な、なんか会う、会わない、なんかうちのゼミに入ったらもっと加速するんじゃないか、みたいな。
しかし他のゼミに行かれてしまって、えーんみたいな言わないけど。
あー、やっぱあるんですね。
この学生、バイブスとも言えるかもしれないですよね。
バイブスが合うみたいなのもあると思うんですけど、
たぶん確かになんかスピード感だったりとか、なんかあるんですよね。テーマとかそういうのじゃなくて。
そうなの。別に何書いてくれてもいいんですよ、実は。
テーマ、ジャンルじゃないところの相性みたいなのがあっていくと、
逆に言えばそこが最初にあっていればみたいな、
そこから何を作っていくかとかの相談でも、特に学生さんの場合はね、何を書きたいかよくわかんないけど、
バイブスが合うから来ました、みたいな。
ノープランの学生の方が意外にうまくいったりするっていうこともあるかもしれないですね。
そこはもう本当に漫画と、漫画の編集と作家の関係性でもそうかもしれないですね。
明確にこういうテーマ性を持ってて、こういうのを書きたいですって言ってくださる作家さんもすごく嬉しいし大好きなんですけど、
書きたいものはいっぱいあって、どうしていいかわかんないけど、とりあえず合いそうだから来たぞ、みたいな人がやっぱいるんですよ。
しゃべっていくと、やっぱりすごく運動神経が合っていると、やっぱり言わなくても伝わっていることとかあるんですよね。
そういうのが一発目に出てきたりすると、やっぱりこっちとしても嬉しいというか、
これは漫画としての正解とかじゃなくて、やっぱりその編集と作家の運動神経がぴったり合ったときに、
言葉もなくネームが通るとか、ある気がするんですよねっていう感じですね、漫画とかさ。
こういうことって漫画の書き方の本とかに載っているんですかね?
今載っていないことを言った気がするんだけど。
載っていないし、載っていたとしても、何これ?ってなると思うんですけど。
信じてほしい。
そうですね、わかんないです。もしかしたらベテランの作家さんとかは、運動神経って言葉じゃないけど、何か掴んでいるかもしれないので、
もしそういうのがあったらぜひ教えていただきたいです。
表現として合っているかどうかわかんないです。
運動神経悪いって言われたら、僕とかも幼少期の頃から悪い。本当に悪い。
体育が良くないよね。
悪くても別に生きていけるんだよね、運動神経悪くても。
そうだよ。運動神経悪いとか言われて凹んでた小さい子が大きくなって、
めちゃくちゃジム行ったら楽しかったみたいなことあるやんか。
あるじゃないですか。
運動というものの捉え方をぜひ変えてもらいたい。
そうなんですよ。動体視力とかそういうことなのかもしれないですけど、
言葉にできない感覚的なものを運動神経という言葉にしましたけど、
それを感じて大井和は、僕は編集しなかったんですけど、しかも一番読まれてます。
そうだそうだ。一番ビュー数が。
そうなんです。公開して1週間で作家さんのXが2万いいねとか言ったんですよね。
こんなに行くんだって思って。
その時に吉住編集部としては一番ある意味得意な存在として編集したっていう感じではあるんで、
バーって行った時に、やっぱり嬉しさはすごいめっちゃあって。
いっぱいいろんな人に読まれたんで。
でも本当にいろんな複雑な思いはありましたね。
マイナスな思いはあんまなくて、さっき言ったみたいに悔しいっていう気持ちがそんなにないんですよ。
だってもう諦めてる。
俺には無理だよ。
絶対に到達できない未来だからあんなに行く。
自分がもし河野さんと一緒に僕が作品作ってたら絶対違うネームになるし、
バズってたとは限らないなって思うので、悔しさとかないんですけど、
やっぱり当時はすごいいろいろ考えましたね。
じゃあ自分の運動神経は悪めのネームはどうしていけばいいんですよ。
全部の作品好きだし、それぞれ僕の担当した作品も、
河野さんほんとすごくSNSでバズったりとかなかったんですけど、
コアなファンはめっちゃついてるんですよ。
積み上げ的な感じのネームの作りなんで、
やっぱりものすごくハマっちゃう人はハマっちゃうみたいな感じになってるんで、
どっちがいいとか本当にないなって思うんですけどね。
なんか一つ気づきでした。
なるほどね。
なんかローンチしてすぐにそういうタイプの違う作品と反応みたいなのが出てきて、
編集長としてはおもろいというか、
いや面白いっすって。
全作品自分で手掛けてたら絶対にこの結果は見ることができなかったと思うし、
良かったのでは?
編集長ってプレイヤーじゃなくて集めるっていう作業なんで、
編集長って仕事としてはものすごい手応えとやる気が出ましたね。
自分がなんていうか、ある意味他の人から悔しいのとかいっぱい言われたりとか。
言われた。
プレイヤーの編集者としては確かになんか悔しく思った方がいいと思うんですよ。
なるほどね。
ちゃんと結果として出てるんで。
でもやっぱ編集長として見たときは、
いやでも四隅っていう箱にこの作品を詰めるって意識してたのは僕なんで、
僕の功績でも全然あると思う。
編集長としての手応えをプレイヤーの編集者として感じる前に感じてしまったっていう感じです。
めっちゃいいなっていう事例でした。
今追い風を手掛けた編集者の方が、
実はもう一作今公開してる作品もあって原稿やってもらってるんですよ。
その3作目も読んだ時なんか泣いちゃって。
泣いちゃったの?
いやあれはなんかちょっと悔しさもありました。
でも嬉しさが勝つんですけど。
なんかね、結構積み上げる系だったんですよ。
僕とはちょっと違う運動神経を持ってる編集者だから、
めっちゃ悔しいって感じよりかはほのかな悔しさもあるけど、
めっちゃいい作品じゃんみたいな思いのが強くて、
編集長としてこれを四隅に載せるのめっちゃいいなみたいな風に思ってるんですけど、
ぜひお楽しみに。
そろそろ公開されると思う。
29:57

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