『よすみの様子見』は 漫画研究者のトミヤマユキコさんとよすみ編集長の藁谷周太郎が、
漫画のことも、そうでないことも、一度立ち止まって、すみの方から様子を窺いながら、次の一手を考える番組です。
毎週水曜お昼に配信!
第24回は『上半期のカルチャーを様子見しよう!(トミヤマ編)』
📗今回様子見する作品
『留守番』 (監督:柳澤あゆみ 原作:奥田亜紀子)
『進め!白鼻進』(増村十七)
『名探偵モンク』(USA Network)
【出演】
トミヤマユキコ(マンガ研究者)
藁谷周太郎(よすみ編集部 編集長)
Produced by よすみ編集部
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#よすみの様子見 #よすみPodcast
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サマリー
上半期に触れたカルチャー作品を、前半はトミヤマユキコ、後半は藁谷周太郎が振り返る。まず、奥田亜紀子原作・柳澤あゆみ監督の短編アニメーション『留守番』について、少女トッコちゃんの何気ない夏休みの一日と、原作にない夕方から夜への3カットが作品に時間のつながりを与えている点を語る。約13分の上映作品ながら、制作ノートやグッズまで丁寧に作られ、短編や読み切りの映像化の可能性にも話が及ぶ。 続いて増村十七の一巻完結漫画『進め!白鼻進』を取り上げ、売れない漫画家・白鼻進が田河水泡の『のらくろ』に衝撃を受け、模倣作を描いて売れっ子になっていく過程を紹介する。しかし、戦時下の空気と結びついた漫画が殺戮や戦争を肯定するプロパガンダになり、本人が意図せず罪を背負っていく展開から、娯楽と政治性は切り離せないという問題を考える。『のらくろ』の歴史的背景や、現在この作品を読む意味についても議論された。 最後に、トミヤマが配信で見ている2002年のアメリカドラマ『名探偵モンク』を紹介する。強迫性障害や多くの恐怖症を抱える私立探偵モンクが、他人には見えない違和感を手がかりに事件を解決する設定と、強烈なキャラクターを活かして脚本が展開する面白さを語り、藁谷は『ツイン・ピークス』など「今あえて昔の海外ドラマを見る」企画にも関心を示した。
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