00:08
こんにちは、はじめまして、RyoTaです。 余生、余ってません。 〜リベラルアーツをまとって旅暮らし〜へようこそ。
このポッドキャストは、こんなセカンドライフってありやなしや、 そんなことを考えていく番組です。
というわけで、記念すべき第一回目の配信です。 今、私がいるのはタイのバンコクです。
今、どこにいるのかから始めるのが、 この番組らしいかなと思っています。
今は、2026年5月21日木曜日、朝の5時41分です。
この番組、何をやるのかを最初に簡単に言っておくと、
60代年金生活、東南アジアを点々としながら、 日々考えていることをそのまま話す番組です。
ためになる情報とか、成功体験の共有とか、 そういう番組じゃありません。
なんとかやってるな、こいつ。 くらいの感じで聞いてもらえるとちょうどいいかもしれません。
まず第一回は、自己紹介と、 なぜこの番組を始めたのかという話をしようと思います。
改めまして、りょうたと言います。
現役時代は、SI業界でソフトウェアエンジニアをやっていました。
主にシステム開発の仕事で、 フリーランスの時期もあったんですが、
大半は会社員として過ごしてきていました。
60歳になり、定年退職を迎えたわけです。
この時、会社から食卓勤務、 要するに再雇用の話があったんですが、それを断りました。
断った理由、後でえ?って思われるかもしれないんですが、 もうここで終わりにしていいって思ったんですよね。
別に会社仕事が嫌いだったわけじゃない。
むしろ長い間、仕事が生活の中心にあって、 それなりに充実していたと思っています。
でも、ここで続けることが正解とも思えなかった。
なんていうか、会社員として定年まで走り続けて、 ゴールテープを切ったわけじゃないですか。
そこでもう一周回れって言われても、 ちょっともういいっすって気持ちでした。
それに、食卓で続けると給与はめっちゃ下がるんですよ。
なのに生活拠点はそのまま東京で、 生活レベル、ダダ下がりになることは目に見えています。
03:02
それって何のために続けるんだろうっていう疑問が正直ありました。
シンプルにそういうことだったと思います。
そしてそれを決めたタイミングで、 年金の繰上げ受給の手続きをしました。
繰上げると月々の受給額は当然減るんですが、 その分早く受け取り始められる。
通常は65歳からの受給ですけれど、 最大5年分繰上げると60歳から受給できる。
生活コストの低い国に住めば、 その年金だけでなんとかなるんじゃないか。
そんな目論みがあったので、 繰上げ受給は必然の選択でした。
今にして思えば、相当楽観的な判断だったとは思います。
でも当時はそれが一番リアルな選択肢に思えていたんですね。
本当に大丈夫なのかって自分に問いかけることは何度もありましたが、
大丈夫かどうかはやってみないとわからないという答えしか出なかった。
ダメだったらまたやり直せばいいやって。
で、その数ヶ月後に東京の借家を引き払ってタイに飛びました。
海外での生活はこれが初めてです。
ちなみに、タイに行くのはその時が3回目でした。
タイを選んだ理由はまた別の回でお話しします。
正直、最初は不安でいっぱいでした。
タイ語は全くわからない。
英語も片言。
著蓄も心もとない。
一番きつかったのは、 現地の方との会話は成り立たないことでした。
タイ人の方が英語で話しかけてくれるんですが、
これが全然聞き取れない。
英語で話しているのか、タイ語なのかすらわからないことが何度もあった。
ああ、これ失敗だったかも、と思ったのはそういう瞬間です。
ネイティブじゃない方の英語って母語の影響で発音に癖があるので、
慣れないと聞き取れないんですよね。
アメリカ英語しか知らない自分には特に難しかった。
それでもなんとかなった。
気づいたら3年経っていました。
なんとかなったあの中身はいずれちゃんと話したいと思っています。
腹もあったし、想定外もあったし、
いまだに解決してないこともあります。
でもまあ、なんとか生きています。
今のバンコクでの暮らしは割と気に入っています。
物価は上がってきてるし、円安もきつい。
しんどいなって思うことは正直あります。
それでも日本で会社員として生活するよりは、
06:02
ずっと身軽な感じがするんです。
一番変わったのは時間の使い方ですね。
現役の頃は1日の大半が仕事で埋まっていた、当たり前ですけど、
今は起きてから寝るまで自分で決められる。
これが最初は戸惑うんですよ。
今日何すればいいんだっけって。
でも慣れてくるとこれが普通になってくる。
映画を観て、音楽を聴いて、本を読んで、
あと細々とゲーム作りをやってたりもします。
いるうく2年ぐらいやってるんですが、
物作りが好きな自分には結構向いてる気がしています。
これはまた別の回で話しますね。
ここで少しこの番組のサブタイトルについて話させてください。
リベラルアーツをまとって旅暮らしっていう、
ちょっと気取ったフレーズをつけているんですが、
これは自慢じゃないんです。
むしろ逆で、エンジニアとして30年以上生きてきて、
ずっと技術の側にいたんですよね。
IPシステムの話、ソフトウェアの話、
プロジェクトの話、
そういう世界だけで生きてきたので、
人文系の知識がものすごく薄いんです。
タイに来てから時間ができたので、
よく本を読むようになったんですが、
哲学とか思想の本を読もうとすると、
言葉の意味がわからなくてつまずく。
これ、高校でちゃんと勉強した人には常識なのかな、
って思うことが何でもあった。
あるいは旅先でお寺や遺跡を訪れたとき、
この建築様式はどういう時代の背景から来てるんだろう、
って気になっても、
そういうことをすっと考える土台が自分にはない、
と気づく瞬間がある。
歴史も哲学も文学も技術も、
なんとなくは知ってるけど、
ちゃんと向き合ってこなかった。
定年退職して、急に時間ができたときに、
そのことがはっきり見えたんです。
あれ、自分結構偏ってたな、って。
だからこのサブタイトルは、
すでに持っている人が言うセリフじゃなくて、
これから向かっていく人が掲げる旗みたいなものです。
旅をしながら本を読んだり、映画を見たり、
いろんな土地の文化に触れたりしながら、
少しずつ埋めていけたらいいなと思っています。
まあ一生かかっても埋まらないかもしれないけど、
それはそれで構わない。
向かっているっていうこと自体が、
自分にとっては大事なんだと思います。
09:00
で、なんでポッドキャストをやろうと思ったのか、
という話です。
余世余っていません、というタイトル。
これは自分への宣言でもあります。
余世って言葉、あんまり好きじゃないんですよね。
定年後の時間を余りと呼ぶのが何か引っかかる。
残りの人生って言い方もよく聞きますけど、
残りもちょっと違う。
まだ全然真ん中にいる感じがするんですよね、
気持ちとしては。
隠居するつもりもないし、
老後を静かに過ごすつもりもない。
残りの時間をできるだけ能動的に、
機嫌よく使いたいと思っている。
ファイヤーとか資産運用とか、
そういう話とも違う。
たくさんお金を持ってるわけじゃないし、
大きな投資もしていない。
生活コストの低い場所を選んで、
年金という収入源でやっていける環境を作っただけで、
それだけでも思ったより自由になれました。
日本を離れたのも大きくは2つの理由があります。
1つは冬の寒さ。
もともと寒さが苦手なのもあって、
これが年々きつくなってきてて。
もう1つは地震をはじめとした自然災害のリスク。
もしもの時を想像しながら暮らすのが、
だんだんきつくなってきてたんです。
どういう意味でもタイは自分には合っていましたね。
1年中暑いし、地震も基本ないしね。
今後は東南アジアを中心に、
いろいろ見て回るつもりです。
どの国がいいか、自分に合っているのか、
正直まだ分かっていない。
いろんなところに移り住みながら決めていくつもりです。
そして2026年、
ポッドキャストとニュースレターを始めることにしました。
なぜこのタイミングなのかというと、
世界的にSNS離れが進んでいる中で、
サブスタックやブルースカイといった、
もう少し落ち着いた情報空間が注目されている。
自分もXやインスタグラムからは距離を置くようになっていて、
だったらもっと自分のペースで発信できる場を
作ろうと思ったんです。
計らずもいいタイミングだったな、
という気がしています。
この番組でやりたいのは、
まだ決まっていない自分の旅、
それをそのまま共有することです。
同じ世代でこれからをどう生きるのか模索している人に、
あるいは老後ってどうなるんだろうと不安を感じている、
もう少し若い世代の人に、
こんな生き方もあるよ、なんとかなるよ、
という話ができればと思っています。
12:00
みんなで作るご機嫌なセカンドライフというテーマで、
ニュースレターも並走させています。
substackというプラットフォームで配信していますので、
よかったらそちらも覗いてみてください。
概要欄にリンクを貼っておきますので。
はい、というわけで第1回、
自己紹介と番組の成り立ちについてお話ししました。
次回も日々考えていることを
そのまま思ってこようと思っています。
何を話すかはその週の気分と状況次第で、
そういう番組です。
この番組はApple PodcastとSpotifyでも配信しています。
よかったら番組フォローしていただけると、
次回から自動で届きます。
それでは最後までお聞きいただきありがとうございました。
また次の街でお会いしましょう。
りょうたでした。