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上坂あゆ美の「私より先に丁寧に暮らすな」
現代社会に足りないものってさ・・・
急!
突然でびっくりした、急!
やばい、やばいよね。ここで離脱する人とかいそう。
違うんです、聞いてください、聞いてください。
現代社会に足りないもの、そして現代人が一番ないものといえば、
自分への自信みたいな、自己肯定感みたいなやつが、
みんな今、のどから手が出るほど欲しいと思います。
私もそうです。
でも、自己否定って絶やすいけど、いいことないじゃないですか。
反省をね、適切にすることは必要だけれども、
最近ってさ、自己否定したり、自分の嫌なとこ探しをするのがすごく強いなと思って、風潮がね。
はい、ありますね。
これ私の感覚なんだけど、やっぱり時代が進むにつれて、
メタ認知とか客観性ってものがかなり強まってきてると思うのよ。
だから、私が10代だった時より、今の10代の子のほうがメタ認知強くて、
メタ認知が強いとどうなるかっていうと、
人から見て、痛くなくしたいとか、ダサいことしたくないとか、
いうので、そうなってくると、どんどん荒探しが始まってくるわけですよね、自分の。
かなり良くないと思うんです。
で、よりすなでは、過去何回もいろんな主張をしてまいりまして、
例えば、好きな人には告白をしろ。
そして、健康診断に行け。
助成器に石鹸を使うな。
など、たくさんの大事なメッセージをお届けしてまいりましたが、
今回言いたいのは、もっと自分褒めようよっていうことです。
というわけで、今日は、うちらのいいところについて、恥ずかしげもなく話していきたいと思います。
なるほど。恥ずかしげもなくっていうのがポイントですね。
そうです。もう大人になって、自分のいいところを発表する機会などないのですから。
子供のときもあんまないけど、
みんなもっと自分のいいところに行ってったほうがいいよねとか、
言い合っていきたいんです。
なので、告白しろ。健康診断に行け。自分を褒めろ。
03:04
という番組、新たな思想を与えます。
すごく大事だと思うんですよね。
うかいさんと私のいいところ、どっち先行?
じゃあ、僕行きましょうか。
お願いします。
一つは、ざっくり言うと、不幸自慢をしない。
大事だね。不幸自慢をしないってとてもいいね。
いや、これは実はちゃんと物語があるんです。
僕もね、今聞いた人で、なるほどと大事と思った人いるかもしれないですけど、
僕も知ってた側なんです。
かつて。
それは大学時代、あるいは自分のある人の物語を肯定するための不幸自慢みたいなのもあったりするわけじゃないですか。
ただ、僕の場合は、そんな肯定するとかじゃなくて、ただただ認めてほしいというだけの甘えの不幸自慢。
いろいろあると思ってて、実は。
今、癒さなければいけない傷のための自分の過去を伝えるってことは、絶対あると思うんですよ。
そうだね。
これは、僕は不幸自慢だとは思ってなくて、生存手段やと思ってて。
ただ、僕の場合はそうではなく、もっとなんか、いや、俺なんてこうやから、お前までええよみたいな、そういうやつだったんですよ。
なるほど。
そうそう。ある種の甘えですね。
それをやってた時に、当時の大学の同級生に、なんかいろいろ言ってた時に、ずっとそいつが、いや、もう不幸自慢やめようや。
俺にももっといろいろあるし、まだ言えへんこといっぱいあるけど、でもそれを言っても解決せへんから、俺は言わへんって言われたんですよ。
それがもう刺さって、
いい人だ。
いかに俺が愚かだったかと。
確かに、俺はこれを言うことによって、同情させようとしていると。
そこに気づいて、ある種訓練必要なんですよ、不幸自慢に慣れてた人としては。
やけれども、ここでいいそうや、言わへんってなったから、自分の不幸自慢をやめました。
で、そこから確かにね、実際自分がポジティブかネガティブかって、よくわかってないですけど、ネガティブにあまり見られなくなった。
いいね。
それ何歳の時、気づいたの?
21かな。
よかったね。
21はまだ不幸自慢ギリ許されるけど、そこで気づいてよかったね。
そうだね、確かに。そこから社会人になってから、結構ね、気づかへんかったら、勝手に人が離れてたかもね。
なんかすごい考えることはあってさ、私結構、自分の老いたちとか、望んでない不幸みたいなものを題材に創作をすることが多いんだけど、
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たまに不幸自慢しやがって、とか言われるのよね。
でもさ、不幸自慢の解像度低くない?とは思う。
低くない?
低くない?とは思う時があるかな。
その人はそう思ったんだなと、冷静には思うけど、
やっぱあれだよね、良くないのは、同情してほしいとか、そういうダサの不幸エピソードは良くないかなとは思うんだけど、
私の場合、今聞いてて思ったのは、同情は絶対にされたくないという気持ちで、ただ自分の不幸な話をしたりとか、
っていうか、どっちかっていうと、私は不幸な話がしたいんじゃなくて、
不幸な先でどのようにして生きてきたかが話したいから、必然的に不幸な話をせざるを得ないという感じなので、
不幸自慢しないっていうのはすごく美しいことだけど、
同時につらかったことを言っちゃいけないわけでは全くないなっていうのがあって、
結構その解像度の問題はあるよね、とは思う。
いや、それすごい大事。
割と前提の話かもしれないけれども、
例えば上坂さんをSSとしてエッセイを書くと、みたいなこともあったりするわけじゃない、本にするわけじゃない。
で、なんか僕も今ちょっと文章書いてるんですけど、
自分の過去を書くときに、ここで俺確かに傷ついてたよなみたいなとか、
ここ結構ターニングポイントだったよなみたいな、あるんやけど、
やっぱそれってある種、自分からこういい意味で離れて客観視できるものしか文章って書けない気がするんですよ。
それがあって、どうあったから今こうやって生きてるみたいな。
が、基本的なエッセイであったり文芸の前提だと思うんですよ。
だけど、確かにそれが慣れてない場合に、こいつ自分の過去の話しやがってみたいな勘違いはあるんやろうなみたいな感じがする。
そうだね。
で、結局ね、それによって救われるというか、少しでもちょっと前に出る力というか、
そういうものになる人がいるから文章を書くとかあるじゃない。
うん。
なんかそことはちゃんと自分の中では切り分けたいよね。
そうだね。
うん。
最近ポッドキャストもそうなんだけど、文章とかもさ、自分が思ってなかった受け取り方をされるケースが結構あって、
はい。
それはまあ、それだけ多くの人の目に触れるようになったってことでもあると思うんだけど、
うん。
傲慢になっちゃいけないけど、
うん。
いや、でも私が言ったのそこじゃないし、みたいな気持ちも同時に必要だなとかは思う。
うん。
そこの話はしていないよみたいな。
いや、大事よね。
うん。
だからなんか作品においては結構そういう曲げないものとかも持ちたいなとか思うし、
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実際にそれで伝わる人には伝わるからねっていうのもあって、
うん。
うん。
すごい、それも含めて自分の創作のことも考える話だった、今。
いや、しかし素晴らしい、あなたは。
うかいさん、素晴らしい。
はい。
俺は素晴らしい。
やべえ、とってつけたみたいな褒めをしてしまった。
もっとちゃんと褒めたいのに、なんかすごい、今急ブレーキ切っちゃったから。
変な曲がり方しちゃったわ。
普段もっと自然に褒めてくれるのに。
突然褒めてしまったね。
今のちょっと良くないな。
もうちょっとだんだんギア上げていくほうがいいな、褒めは。
そうだね。
ちょっと練習しますわ。
ありがとうございます。
はい。
上坂さんありますか?
今のうかいさんのは、結構根本的な、すごく大事な話だったんですけど、
なんか私、本当に自己否定がすごい得意すぎて、
本当に今これ、みんなと一緒に練習していこうっていうのだから、
頑張って思いついた自分の良いところ言うね。
はい。
動物に対して赤ちゃん言葉で話しかけない。
らしいな。
でもこれ、自分的にかなり自分の好きなとこなんだよね。
動物番組で、動物にあてれこするやつとかも嫌いで、
あれね、テロップ入れてね。
そう。
飼ってる猫とか犬に対してさ、
なんとかじゃーん、なんとかでちゅねー、みたいな、やらないから。
生き物と生き物だと思ってるから。
そこのやっぱり、対等性が大事なの。
尊重をしている生命に対して、と思ってて、
それは自分の好きなところのひとつ。
で、ちょっと小ネタすぎるからもう一個。
はい。
著名人の不法に対して、SNSでお気持ちを表明せず、心の中でツイートをしている。
思わずエスパだよ。
著名人の不法や、あとひいては不倫のニュースとかって、
めちゃくちゃPVが集まって、
なんかもうあらゆる人がお気持ちをさ、SNSに書くじゃない。
ありますね。
あれね、見苦しいと思うんですよ。
で、その不法はまだわかるよ。
とか、その近い人、不倫はマジで全員黙れなんだけど、
近くても言っていいことじゃないから、不倫とかは。
マジで全員黙んなって思うんだけど、
不法とかは、その身近な人が思い出を連ねたりするのは、もちろん当たり前なんだが、
全然関係ないやつが、なんかトレンド入りしてる、その亡くなった方のお名前をツイートに入れて、
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インプレッション稼いだりとか、なんかその人の過去の美談とかを掘り出してさ、
こうSNSで金稼いだりしてるのを見るとさ、もうもうもうもう地獄だし、
その金稼がなくても、あの人のこういうとこ好きだったなとか言って、
なんかこう一丁噛みする人いるじゃん。
で、なんかその著名人の不法や不倫に関わらず、
なんか話題のニュースに一丁噛みする人を、ちょっと美しいと思わないのですよね。
私はそういうのをしない自分が好きだなって思うんだけど、
だから私が話題のニュースに言及してるときって、よっぽど強い意思があるときで、
これは言わなければならないとか、例えば選挙とか、
なんか政治とか、その戦争や差別に関することとかは言うときがあるけど、
それ以外のニュースは基本黙ってまして、
SNSと脳内が近すぎないという点は、評価しています、自分に対して。
待って、私の考えるいいところってさ、否定系だな、全部。
なになに、しない?
しない。
つまり、こういうやつ嫌いだからそうならないっていう、
なんかこれは褒めじゃないぞ。
なんか悪口の言い換えだ。
だめだ、根っこまでしゃに構えてる。
あー、どうしよう。
じゃあ、自分の好きなところ、フレンチトーストを焼くのがすごく上手。
なんか可愛らしいところに来た。
えー、難しい褒めるの。
あ、でもそれおもろいな。
俺もさっきの否定、ある意味では否定やったからね。
不幸自慢しない。
そう。
でも、うかいさんは過去の自分の否定であるのに対し、
私はこうはなりたくないという他人の否定だったから、ちょっと良くないなと思った。
あー。
あかんで、自己否定してんで。
いや、良くない良くない良くない良くない良くない。
どこ行っても。
嘘嘘嘘、すぐもう息するように自己否定しちゃう。やばいやばいやばい。
あー、自分の良いところ。
する系の一個僕言っていい?
うん。
これは、なんかどちらかというと、心がけというか、
ほんまにこの数ヶ月というか数週間か、ある種気づいたことではあって、
ぜひこれはね、みんなにもすすめたいことではあるんやけど、
よく聞くことで言うと、人にされて嬉しかったことをするってある?
ある。
で、確かにそれってすごい大事やね。
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こういう時嬉しかったなとか、こういう時喜んだなみたいな。
そのマインドはまず大事。
で、これに進化板があることに気づいた。
人にしてほしかったことをする。
これたまに俺あるなと思って。
どんな?
例えばで言うと、ちょっとこう出会って、またそんなむちゃくちゃ仲良いわけではない。
けど、その1回あった2回あったの、会話がすごい盛り上がった人とかで、
例えば僕の場合だと、そういう人こんなイベントやるんですよみたいな。
もしよかったら来てくださいみたいな。
で、僕も自分でイベントをやる身やから、それ言われた時に、
ほんまに来てくれるとあんまり思ってない。
でも、まあとりあえず近いし、宣伝してたら言ってこっかみたいな。
それに何の連絡もせず俺行ったりする。
で、え?ほんまに来てくれたんですか?みたいな。
あの喜び。
これは俺がいっぱい言ったけど、誰も来てくれへんかったなっていうのを知ってる。
でも、まあ無駄やけど言ってよかったんじゃないかなみたいな、
その叶わなかった願いを俺が叶えるという。
嬉しいに決まってるね、それは。
これはもちろん100パーはできてへんねんけれども、
これけっこうやると、ちゃんと喜ばれる気がするって思って、
これからやっていこうと思います。
なんかさ、前に下脱の話したじゃない。
その親から虐待を受けた子が、自分の子供にも強く当たってしまうとか、
そういう輪廻みたいなものってこの世にあるよねと。
で、それを食い止めるのが下脱であるみたいな話があったときに、
時代は下脱の回だね。
それって言い換えると、親にしてもらいたかったことを子供にするみたいなこともあるじゃない。
そんな見方もある。
自分がしてほしかったことをするっていうのはね、
それもなんか行きすぎるとよくないケースもあると思うけど、
そういう親子関係にも言えるし、友達にも言えるし、恋人にも言えるよね。
好きって、もっと言ってほしい、伝えてほしいって思ってるんじゃなくて、
自分がまず言うとかね。
そうそう。
大事だ、それは。
すごいね、今いいポイント言ってくれて。
これの実行するときに大事なのは、期待をしないことだと思う。
何しない?
期待しない。
これで何かやったから、こう返してくれるやろって期待したら、絶対にそんなことはないんですよ。
で、実際にそうやって行って、全然知らん人のイベントとか行って、
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ありがとうございますってなって、その10分後に一人で喫煙所にいるみたいな、全然さらなんですよ。
そうだよね。
そうそう。
だけれども、期待をしにいかんかったけど、喜ばれたぐらいがちょうどいいというか。
確かに。
そう、ここを期待しちゃうとね、また結局、嬉しさのないしてくれへんかったやんけ、ブーブーブーってなるから。
本当そう、親子でも恋愛でもそうじゃんね。
そう。
こういう子になってほしいってやるんじゃなくて、こうされたら嬉しいかなで、子供にしてあげると結構いいよね。
そうそう。
そうだね。
私さ、この間高校で授業したときにさ、大阪の高校で単科の授業したときにさ、
はい。
先生方が子供への接し方めっちゃ褒めてくださったの。
はい。
で、嬉しいなと思ってたんだけど、そんなでもうまい自信なかったから、子供と接するの。
あんまり子供っていうか、まだ高校生だけど、なんか経験なかったから、そうなんだって思ってたけど、
あのとき私は、10代の自分がされたかったように接してたなと思って。
うんうんうん。
で、そこに対して特に期待してなかった。
なんか、自分はこうされたら嬉しいと思うけど、どうかなみたいな。
はい。
喜んでくれるかなみたいな感じでやってたら、すげえ褒められて、
うん。
なんか、あー良かったんだみたいな思ったりとか。
確かに。
あとめっちゃね、ちっちゃい話で言うとね、
はい。
イベントでちょっとご一緒した有名人っていうか、まあクリエイターの方がね、
イベント一緒したから、ちょっとインスタつながりましょうみたいなことはあるじゃん。
ありますね。
で、その人がさ、私とイベントやった直後からさ、親しい友達に私を入れてくれてたの。
おー。
あのインスタの緑のやつね、ストーリーズがさ、親しい友達だけ見れるやつあるじゃん。
あります。
あれに、もう直後から私を入れてくれてて、なんかすっごい嬉しかったの。
へー。
なんかもっと仲良くなりたいと思ってたし、
へー、嬉しいって思って、
で、そこから何かでご一緒した、この人素敵だな、もっと仲良くなりたいなって人には、
親しい友達に追加するっていうことをして。
おー。
でもちっちゃいかもしれんけど、大事よね。
そう、私は嬉しかったから、仲良くなりたいって伝わるかなとか思って入れたりしてますね。
なるほどね。
いやー、すごい大事なことだな、それ。
そう、俺はね、ちょっと広めていこうと思って。
今のって、でもすげーいい話だけど、褒めなのかな?
うかいさん、うかいさんの何を褒めたらいいんだ、今の。
それに気づいた力?
気づいたっていうか、たぶんね、してて。
あー、そっか。
そうそうそうそう。
なんかそうやって、俺割と交流を広げてた節があったなと思って。
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でも確かに、うかいさんのいいところは、その人に何か対価を期待することがほぼないという。
あ、そうね。
それはとても素晴らしいと思う。
ありがとうございます。
うん。たぶん期待してない分、冷たいときもあると思うけど。
それはね、ほんまにあるね。
え、でもすごくね、私結構期待しちゃうときある。
あ、また自己否定してる。
いや、でもそれはいいことでもあるんじゃないの?
その俺の冷たさの反転やから。
でも、なんていうのかな、すごく相手の、もうやめます。
この話やめます。
はい。
だめだ、ちょっと得意すぎる。
待って、えっと。
自己否定が。
あ、でもなんか、人の傷に向き合う気持ちがすごくあるというか、私のいいところね。
自分の傷もそうだけど、人がつらかったこととか悲しかったことを、なかったことにしたくないなっていうのは、年々すごい強くあって、
ちっちゃいとこで言えば、SNSとか、あとポッドキャストのさ、感想とかでもさ、これ嫌でしたとかさ、上坂ムカつくみたいなのとか、
もう、なんか、この人の傷がここにあるんだとか、ちゃんと受け止めてる。
その人の痛みを、自分なりにはね、受け止めてるし、
あと、自分に嫌なことしてきた人を。
具体のエピソードで言うとさ、私、大学生、高校から大学入るときぐらいに、とある女の子にめちゃくちゃ嫌われてて、
もう大学1年のとき、学年中に私の悪口ルフされて、それで私、大学1年のときね、大学行けなかったんだけど結構。
その子と対話を希望したんだけど、私は。
問前払いされてしまって、話し合うこともできなかったの。
でから、なんでそんな怒ってんのかも分かんないまま、大学を卒業したんだよね。
で、若かった頃の私は結構恨んでて、なんでそんな怒られてんのかちょっと分かんなかったから、
で、その子がね、結構金持ちのいいとこのお嬢様だったのよ。
で、どうやらその同級生に聞いた悪口の一例で言うと、水商売みたいなことしやがって下品だみたいなことを、すごい見膜でみんなに言いふらしてたらしいんだ。
でもさ、その子はお金持ちのお嬢様で、うち母子家庭の9学生だから、
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ガールズバーとかメイド喫茶とかやってたんだけど、それに対して下品だみたいなことを言ってきたらしいんだよね。
でもさ、マジでお前が言うなじゃん、それは。
っていうので、結構嫌だなと思って、
で、そっから私、その子を見返すっていうのが人生の指針になってしまって、
その子よりもいい会社に入る、その子よりも成功するみたいな感じで、結構20代前半やってきてたのよ。
で、お金結構稼ぐようになったときに、もう、あーもうなんとかちゃん見てますか?みたいな気持ちで思ってたんだよね。
でもなんか最近さ、地元のお友達と会ったときに、その子が今結構ふさぎこんでしまってて、というか、
その地元のお友達、今どうしてる?みたいな話になったときに、その子が結構ふさぎこんじゃってて、
家族ともうまくいってなくて、なんかお仕事もできなくて、みたいな。
で、結構あたり散らしちゃったりとかして、なんかすごい大変みたいだよ、みたいなのを聞いたのよ。
昔の私だったら、もしかして若かった頃は、ざまぁって思ったかもしれない。
けど、それを聞いた今の私は、あの子にはあの子の痛みがあったんだなって思って、
っていうか、幸せになれよバーカって思った。
なんか、なんていうか、結構5年以上、その子を見返すことを指針に生きてた時代があったから、
お前が不幸になってたらどうしようもねえだろうが、みたいな。
なんか私が健やかに恨めるために幸せでいとけよ、みたいな気持ちもあったし、
と同時に、あ、その子ってもしかして当時からちょっと結構不安定なところがあって、
で、どうにもならない怒りとかを私にぶつけてたのかもしれないなとか、
その子の痛みに思いを馳せたし、その子が不幸になってて全然嬉しくなかったし、
もうマジで幸せになれバーカバーカって思った。
それは結構、自分はいい大人になったなって。
確かにね。
思って、自分の偉いところだと思った。
人の幸せを願うってほんまにできないからね。
うん。
若い時は特にできひんし、でもなんかね、若い時にできひんと思いながら、
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でも、実は歳とってからも結構難しいことなんじゃないかなって思って。
てか、自分に余裕がないと人の幸せは願えない。
そうそう。
でも、なんか本当は自分に余裕がなくても願ってもいいんだけど、そこまでエネルギーがないのよね。
あ、そう。
さっき言ってたように、比較っていうすごい大事やん。
うん。
今ってなんか比較するものってある?
自分と?
自分と。
例えば指標であったり、この人よりみたいな。
この人よりではないけど、キキキリンと比較してる。
あー、それはなんか超えたいとかじゃなくてって感じ?
超えたいとか思ってないね。
なんか素敵だなって思って。
そうそうそうそう。
でもなんかそれも割と若さの特権じゃない気はしてて、
うん。
どっかでずっと比較し続けなあかん人もいると思う。
あー、そうだね。
そう。
って考えたときに、その比較から抜けるっていうのは、
ある種の人の幸せを願うとも、どっかでリンクしてる気がしていて。
あ、すごくそうだと思う。
うん。
確かに、そういう意味では、あの子と比べなくなったっていうのが、私の転換点だったかも。
うん。
ある意味では、すごく資本主義的なものからの退却でもあるんじゃない?
そうだね。
そう、プラスとマイナスの関係でなくなるというかさ。
うん。
それは、あなたちゃんと成長してるし、すごいことじゃないですか。
ありがとう。
え、でもうかりさんに言われてもう1個思った。
お。
私、結構マジで全人類の幸せを願ってる。
あー。
みんなそうかなって思ってたけど、多分あんまりいないんだよね。
あんまりいないね。
そうだよね。
うん。
でも、本当に嫌なやつも好きな人も、結構このリスナーもアンチも含めて、みんな結構マジで幸せであれとは本気で思っているかも。
いや、それ思える人はなかなかおらんよ、結構。
え、これって私がいいところってこと?
私の素晴らしいところってこと?
いや、そういうことですよ。
えー、うれしい。あったわ、よかった。
大阪さんのいいところは、それを実行に移そうとしてまでいるところだと思う。
エッセイであれ、単価であれ、わりとそこを根底にやってるでしょ。
うん、なんか全員に結構思ってるよ。幸せになっとけバーカって。
バーカとは思う。
思うことは大事なんだけど、それをさらに実行するって大変というか、
その一歩が出えへん人ってやっぱりいっぱいいると思ってて、
一歩が出えへんことが悪いことじゃなくて、どうすればいいかわからへんって感じかな。
それをちゃんと自分の実行手段の中に組み込んでいくっていう、ある種の素敵なOSをお持ちなんです。
あー、確かに。なんか私、目的が決まってることに対してアクションするの得意なんだ、きっと。
30:08
なんかそれは仕事とかでもめっちゃ思う。
なんかさ、私さ、よりすなのイベント決まるとめっちゃ働かない?
めっちゃ働く。
めっちゃ働くよね。なんかすごい速度で動き始めるんだけど。
目的が不明なことに対してすごく苦手意識があるんだけど、
学校とかね、学校ってその、勉学が目的じゃないかったりするじゃん。
そういう、どれ頑張ればいいの?っていうのはわかんないんだけど、
例えば会社で利益をあげろうとか、素敵なイベントを作ろうとか、
ゴールがあるとすごい頑張れる人かもしれない。
頑張り屋さんなんだ。
頑張り屋さんだね。
うれしい!やったー!
あー、いいなこれ。
自分のいいところメモしとこう。
頑張り屋さんのところと、人の幸せを本気で願ってるところ。
私もうかいさんのいいところ言いたい。
あ、マジで?
俺まだあるね、うえさんさんのいいところ。
え、え、じゃあやろう。一緒にやろう。
そわそわ。
最近気づいて、これ俺できひんわって思ったのは、
ほんまの最近の話なんですけど、僕静岡行ってたんですよ。
で、上坂さんのお母さんに挨拶してきた。
私不在でね。
そう。それもなんか俺の不思議なことではないけど。
で、ちょっと挨拶して、いろいろしゃべって、それをLINEに送ったんよ。
上坂、あやみちゃんにね。
で、送って、お母さんいい人やった、かわいい人やったな、みたいな。
送った瞬間に、でしょーって返ってきたけど。
あれすごいよ。
あ、そう?
あ、ね、なんかピンときてるかどうかわからんけど、
俺、たとえば、親父とか母親とかをほめられても、
なんかちょっとむずかしさというか、
あ、そうですか、みたいな感じになっちゃう。
あ、そう?
なんかちゃんと、母に対してのポジティブな感情、こっちにも100%くるから、
俺はなんか、この親子勝てねーってなった。
だから、そこに恥ずかしさとか、ノイズになってる思考ないんやなって思って。
ないね。
思春期はあったかもしれないけどね。
まあ、もちろんね。
でも、俺も思春期になって、等に超えてるはずやのに、
なぜか親父がほめられたら、ちょっとなんかむずかしくなってしまうというか。
一緒に住んでないからとかもあるかもね、もう十何年もさ。
33:00
私が大人になってからずっとお母さんって遠くに住んでて、たまにしか会えない存在。
っていうのがうかいさんとは違うかもだけど、
まあ、なんかさっきの猫とか犬に対して赤ちゃん言葉使わないもそうなんだけど、
私結構、すべての存在、命に対して、
一個人としてというか他人として捉えているから、
母親とかも普通に人間だなと思ってて、
母親だからどうっていうのはなくて、
その目線で見たときに、うちの母がいいやつだし可愛いから、でしょって思った。
だって例えばさ、うかいさんさ、
例えばの話だけど、そのお友達とか、
うかいさんのお友達のなんとかさん、めっちゃいい人だねって言われたらでしょって言わない?
まあ確かにそれは言う。
言うよね。
うん。
だから一緒。
だって母親も人間ですから一緒っていう感覚がある。
いやだからそこね、なんていうんやろ、
上坂さんっていろんなとこでガチ勢じゃないですか。
はい。
そうそう。なんかそこが、それこそこう、
肉親友人に対してガチ勢ってこんなにポジティブに働くんやって改めて思ったっていうか。
分かってはいないんだよ。分かってはいないんだけど、やっぱなんていうかね、
そこは性格なんか、共同人ならではのいけずさなんか、
なんかちょっとね、茶化してしまうじゃない。
あ、そう。
そう。
じゃあそれはね、その素敵でしょとか、いいでしょって言えるっていうのは私の良さかもしれないが、
同時に私ね、好きか嫌いかはっきりしすぎっていうのもある。
ガチ勢だからね。
うん。だから姉とか父親とか褒められたら、は?どこが?って。
タイトーが故に。
もう他人として嫌いだから、すんごいことになるから。
もうだからそうだね、言ってくれた通り、肉親故のテレみたいのが一切ない分、容赦がないかもね。
で、その母親に対しても、母親好きだけど、こことかマジでなくてとかはちゃんと言うから。
ちゃんと言うのもすごいよね。
まあまあ、だから結構全ての人間に容赦がないし、身内だからという甘えが通じないというのは、いいことかどうかわからないよね。
審査が公正すぎるというね。
ただ多くの場合、俺そこまで素直じゃないと思うよ。
あ、そう。
うん。だから学ぶことはすごかった。
なるほど。じゃあいいところとも言えるかもしれないな。
いや、いいところなんです。
あ、嬉しい。嬉しい。
しんしんしんしん。
36:00
こだましてね。
あ、そうなんだ。
ちょっとピンとこうへん部分あるかもしれないけどね。
聞いてて思ったけど、確かに自分が素敵だと思った人に全力で褒めたり肯定したりできるのは、私のいいところだと思うけど、
私ってなんで自分に対してだけこんなにいいところがわからないんだろうなって、自分に対してだけなんか素直じゃないっていうか、それこそ対肉親みたいな照れが自分に発動してる気がする。
自分だけ他人と思えていないのか。
プロセスがわかりすぎてるからなんか、経験がわかりすぎてるからなんか、本音がわかりすぎてるからなんか、なんかあるかもね。
ね、なんか不思議だなと思った。
逆にうかいさんは自分に対してはなんか照れがなさそうに見える。
あ、ほんまに?
うん。
それはいいことなのか?
いいと思う。
なんかこういう反応になるよな。
え?
なんかこういう、あ、いいことなのかなみたいな。
そう、自分が言われるとさ、え、これっていいことかなってなるよね。
そうな、不思議やなこれ。
うまく言えるかわかんないんだけど、私がうかいさんって本当にすごいって思ったのがね、
うん。
過去の寄りすなで、なんか私の容姿について、なんか叩いてきた人いたじゃないですか。
あー、ありましたね。
対してビジュアル良くないくせに調子乗んなみたいなお便りが来て、
で、それに対してうちらがなんかお嬢様言葉で返すって回があったんだけど、
ありましたね。
あの時私が顔の話してないんですけどみたいな感じで、
それなりの感じで返した後にうかいさんが、
この人はリスペクトがないですよねみたいな感じで静かにキレだして、
なんかすごい感動したのが、
上坂可愛くねえくせに調子乗んなみたいなお便りに対して、
私の容姿の話を一切せずに、まずこの人にリスペクトがないのがすごく嫌だし、
てことはあの話面白いと思って盛り上げた俺にもリスペクトないですよねみたいな、
え、マジ腹立つわみたいな感じで、
容姿リスに対してその返しあるんだっていう、すごかった。
しかも私を擁護するわけでもフォローするわけでもなく、
ただただリスペクトのなさを起こるっていう、
なんかあれすごい適切な対応な気がした。
え、なんていうかさ、
39:00
例えばさ、自分のさ、友達とか子供とかがさ、
なんかブスって言われたのとか言ってへこんでたら、
ついさ、そんなことないよ可愛いよって言いたくなるじゃん。
それを一切せずに、
え、なにこのリスペクトないやつみたいな、
より高次元の批判をしてて、
そこでやっぱり大丈夫可愛いよとかって言っちゃうと、
そのアンチと同じ土俵に立ってしまうというか、
そうだね、同じ勝負軸になる。
そもそも私は顔に関して可愛いとか可愛くないとか言われたくないよって話をしてるのに対して、
リスペクトのなさについて適切に怒り、
そして私のことを大して擁護しないという姿勢が、
なんか素晴らしいぞと思って尊敬しましたね。
ありがとうございます。
またこれっていいことなんかなぁの顔してるね。
いいことというよりかは、
わりとなんか自分の思考回路の結構素の部分が出てたんやろうなって感じで、
そういうとこあんねやっていう感じです。
あなたは素晴らしいよ。
ありがとうございます。
そんなこと内容待ちにはやっぱり対応できんよな、俺。
そんなこと内容待ちの人に対して、
もうちょっと別の話をしてしまうから、
なにこいつみたいになっちゃうっていう。
だからそういう同情待ちの人に対しては冷たすぎるかもしれない。
それはそうかもね。
でもまあ俺はそれもう切っちゃってるから。
切ってるっていうのは言い方悪いけど、
それは私以外の役割ですよねって感じで。
でも私もそんなこと内容待ちを私がし始めたら殺してくれって気持ちもあるから、
そんなみっともない命になっていたら殺してくれと思うので、
だから私の求めていた言葉にたまたまうかいさんのスタンスがフィットした瞬間だったのか。
確かにね。
確かにね、私が仮にうかいさんの子供とかで、
今日学校でブスっていじめられたよえ〜んとか言ってるときに、
うかいさんがそんなリスペクトのないやつは無視しろとか言ったらちょっと、
え、お父さんってなるかもね。
なんか俺多分そういう場合は、
多分今回このポッドキャストやし、向こうの人の顔も名前も知らん状態や。
だからああいうふうに言ったけど、
もしその自分の子供がそうなったら、相手の子供と話しに行くんかもしれない。
は〜。すごいプランCがボンボン出てくるね。
そう。で、お父さんはそんなことまで求めてないって怒られるかもしれない。
それはちょっと出しゃばりすぎてるかもしれないけど、
そのなんていうの、俺は基本的には姿勢がすごい直したい。
42:02
言葉遣いであったり、その人の態度、姿勢みたいな。
それは直せないのはあなたの怠慢や、って思ってるから。
そこを多分ちゃんと言いたいんやろうな。
でも本当その通りで、
容姿とかそもそも誰にもブスとか美人とかいう権利ないわけだから、
ないです。
根本治療にいってるなって感じなのよ。
それが素晴らしいと思った。
ありがとうございます。
その俗っぽい説に流されない。
あなたの素晴らしいところです。
えへん。
おごるな、おごるな。
ただ、ただ味わってくれ、嬉しさを。
めっちゃ恥ずかしかったこれ、今の。
普通に照れたってこと?
そうそう。
照れ隠しのえへんだったの?
やめなさい。言語化さないでください。
えへん。恥ずかしかったの。
やっぱ褒められるのに慣れてったほうがいいね。
そうだね。
定期的にちょっと褒めの回やろう。
いや、本当に。
大事だから。
自分褒めも大事やしね。
そうだね。
ちょっと自分のいいところ見つけたら、
ちょっとメモって次はちゃんと言えるようにしたい。
ハッシュタグ私のいいところ。
私の一番いいところ。
ハッシュタグ私の一番いいところで、皆さんも考えてみては。
でも、なんかマジで、もっといいところ言ってくべきだと思うんだよな、本当に。
いや、思うね。
いや、結構刺さるね。
割と長い付き合いのやつとか、どうしても、前もちょっと話したかもしれないけど、
茶菓子とか、変にいじったりしちゃうから、
そういうのはちょっとやりすぎると良くない。
いや、本当に。
老いも若きも、男も女もそれ以外も、
いいところを見つけた方がいいに決まっているから、
私も頑張ります。
頑張ります。
お前ら、自分を褒めろ。
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