冒頭に触れた通りリリスクは4月17日に解散したのですが、これまでいろいろと経緯があるグループですので、そこについて触れておきたいなと思っています。
実は自分自身もリリスクについてはいろんなことを書いていたりするのですが、改めて今回ちょっと読み直してみたんですけど、
なんかうまく残せていない感じもするので、音声で改めて自分が何を思っていたのかみたいなことを少し残しておきたいなと思って、今回のこの回に混ぜ込んでいます。
基本的なところから触れておくと、今回リリスクというのは15年の歴史を4月17日のエビスリーキットルームのラストワンマンで終えたわけですけれど、
大きく3つの活動の期間があります。
第1期が2010年から2017年、第2期が2017年から2022年、第3期が2023年から2026年、この3つですね。
これだけの長い期間があるグループですので、ここの場でそこについて細かく触れることはしないんですけれど、リリスクについてはいろいろな記事を書かれたりインタビューをされていた高木ジェット新一郎さんの記事がベストだと思います。
最後のワンマンの前日に読売新聞のオンラインで出している記事ですね。
リリカルスクール解散が告げる季節の終わり。
ポップにラップがない時代を駆け抜けたアイドルたちが気づいた死づいとは。
というタイトルで、非常にコンパクトながらリリスクのこれまでがすごく濃密かつしっかりと書かれている記事だなと思ったので、興味がある方はこれを読んでいただければいいのかなという風に思っています。
ここで触れたいのは、自分自身がリリスクとどう関わってきたのかという話でして、
正直ですね、この15年のうち自分がリリスクと接点をちゃんと持っていたのはごく一部です。
明確に自分がリリスクに入れ込んでいたのは第2期の中期以降、具体的に言うとコロナ禍以降ですね。
EP OKというのをリリースしたのが2020年の4月なんですけれど、そこから特に2期が終了するまでの2年強の間です。
結構ですね、このOKという曲が僕の中ではすごく大きくて印象深い曲です。
コロナ禍という話をしたんですけれど、この曲自体は別にコロナ禍を意識して作られた曲ではない。
その以前からあるものなんですけれど、タイミング的には本当に2020年4月にEPが出たので、
本当にど真ん中というか、これからどうなっちゃうんだろうみたいなタイミングでした。
そういったタイミングで出た曲なので、どうしてもそういう目線で最初は聴いてしまった感じがあるんですけど、
曲が普通に良いっていうのは大前提ではあるものの、やっぱりリリックの中にどうしてもそういう要素を見出してしまうというか、
そういうのを感じ取ってしまった曲なんですよね。
最後のバースに出てくるリリックを読み上げると、
人生は何秒、あと何度夏が来るの、世界って終わるの。
たまに無駄遣いしたってやりたいことをやるだけ。
それで毎日は続く。レコードは行ったり来たり続々。
365×5のマーチ。一番盛り上がるのはどのパーティー。
基本的にリリックって、特に2期は終わることだったり、そこから続いていくことだったり、
そういったことをずっと歌っているなと思っていて、
そういった歌詞との通ずるバースなんですけど、
さすがにコロナ禍のタイミングだとこれがあまりにもクリティカルすぎて、
ちょっと自分の中でもすごい印象深い曲になっています。
普通に曲もめちゃくちゃいいんですけどね。
OKという曲は僕の2020年のベストの曲だったなというふうに思っています。
コロナ禍の明らかなネガティブなムードの中に、
そういったコロナ禍的な要素も踏まえながら、
それでも最初から最後まで思いっきりポジティブに振っている曲なので、
そこが本当に自分としてはかなり深いところに刺さったような曲だったなというふうに思っています。
このタイミングで僕がなぜこのリリースに入れ込んだかは、
この曲もそうなんですけど、もう一個大きい要素があって、
4月10日に公開されたRemote Free LiveのYouTubeの動画っていうのが、
本当にすごかったと思っていて、これが大きいです。
今でも見れるので、もし興味がある方がいたら是非見ていただきたいです。
何も知らずに見る方がいいかなと思うんですけど、
特別凝った動画でもなく、見てもらえば普通にメンバー当時5人が
リモートでライブをしているっていうような動画なんですけれど、
5人いるので5人がそれぞれいて、
それぞれが映像が少し分かれているような、
それぞれが別の場所で撮っているような感じになっているわけですが、
当時のことを思えば確かにそうかという感じもするんですけど、
これって個別にそれぞれが撮ったものを後から繋げた動画になっています。
これはちょっとどうなんだろう、
初めて見た人はどう感じるかわからないですけど、
僕が当時見た時は正直そうとは全く思えないほどの、
あえて言えば普通のライブに見えます。
全然後から繋げた風には見えない。
それぞれの被せだったりだとか、ちょっとしたコメントだったりだとか、
普通に歌うシーンであったりだとかも全然全く普通に聞こえるんです。
これが一人一人撮ったものを後から繋げてできたものだということは全く想像もしなかったし、
本当にこういう撮り方をしてこんなクオリティになるのかというのは結構衝撃でした。
これは当時もそれなりに話題になっていて、
BuzzFeedでやったりだとかリアルサウンドでも、
記事の中でこのリリスクのリモートフリーライブが話題になっているということにはなっていました。
あとは宮本道真さんという人がもう少し違った軸で、
ディスタントアートみたいなそういう文脈でもこのフリーライブに触れていて、
それは結構面白い視点だなと思いました。
読み上げるとシンプルな画面構成ながらもメンバーが奥行き方向に動いていたり、
カメラからフレームアウトしたり、それぞれ自分のいる空間を活かしています。
当日の配信ではチャットにメンバーも登場し、
現実のライブでは不可能なコミュニケーション空間が生まれていたのも印象的でしたって書いていて、
本当にこの通りなんですよね。
見てもらえばわかりますけど、
5人がそれぞれ全然違う場所で撮っているので服装も全然違うし、
それぞれがそれぞれの空間の中でライブをしている。
5人がそれぞれ自由にやっているのかも見て取れるわけですけれど、
ひめっていう子がいますが、
その子はヒップホップがすごく好きなので、
なめだるまの服を着ていて、
曲の途中でなめだるまの服のロゴをアピールしたりだとか、
途中、普通に鼻も噛んでたりして、
本当に自由だなというような様な様子が見て取れますし、
他のYuっていう子だったりも、
シャ文字を途中で持ち出して、それをマイク代わりにして歌いだしたりだとか、
本当に自由だなと。
この時のリリスクは本当にそこの自由度っていうのが非常に高くて、
それがパフォーマンスに昇華されていたというふうに思っています。
リリスク自体は僕もこの2020年4月以前から知ってはいたし、
曲も好きでした。
Call Me Tightっていう曲とか、もう少し前にリリースされた曲ですけど、
結構聴いていたんですけれど、
メンバーの認識とかはほとんどなかったんですよね。
ですけど、この子でリモートフリーライブとかを見てからは、
結構リリス関連のコンテンツも漁って過ごしていて、
結構このリリスクと過ごしたのが、
自分の心の中の記憶みたいな感じになっていて、
これによってリリスクのおかげで、
やっぱり自分の中であまりネガティブな記憶として、
心の中が記憶されてないっていうのが結構大きいんじゃないかなというふうに思っています。
ライブも結構行きましたし、
そういった意味でも、
2022年に第2期の終了が発表されるわけですけれど、
その時点で5人中4人が卒業するということになり、
率直に言って残念でした。
結構この5人でしか出せないクオリティというか、
さっき言ったような自由度みたいなのを、
いわゆるK-POP的なスキルとかそういうのではないですけれど、
この5人でしか出せないようなバイブスを持っていたと思うし、
そこにちゃんとクオリティが伴っていたと思うので、
とても素晴らしい活動だったなと思っています。
最後のツアーのライブも1本行って、
一番最後の日比谷野音でのライブも行きましたし、
アイカイブの映像とかも見てましたけど、
本当に最後だからっていうので、
すごい自由に言ってたなと思うんですけれど、
それがこの5人がそれぞれの個性がちゃんとライブで表現されるということが、
本当に素晴らしいユニットだったなというふうに思っています。
個人的に本当に残念だったなと思うのは、
もちろん活動が終わってしまったことも残念なんですけれど、
この5人のライブというのがこのコロナ禍以降ですね、
コロナの制限が一切ない状況でライブというのはできなかったので、
そこは本当に完全な状態で一度は見てみたかったなというのが、
結構個人的には本当に残念です。
そういったことがあれば、もしかしたら違った未来も全然あり得たような、
そういった奇跡の5人だったんじゃないかなというふうに思っています。
もう一つ、この体制でのリリースクールの中で、
プロデューサーのキムさんが2019年のインタビューで話していたことが、
すごく自分の中で印象に残っています。
ここにこの時のリリースクの美学みたいなのがすごい体現されていたと思うし、
本当にかっこいいものだったりいいものっていうものの考え方っていうものが、
今の自分の考えの礎になっているものの一つかなというふうに思います。
Be Kind Rewindっていうアルバムのインタビューの中で、
キムさんが話していたやつをそのまま読み上げるんですけど、
グループの見え方としては、サクッとライブやってサクッと帰る。
でもライブは最高みたいな感じが理想なんですよ。
こいつら地元でずっと一緒にやってきたのかなみたいな。
2018年のTIFFでスマイルガーデンに出たときに、
奥から5人がだらだら出てくるのを見て、
ああこれこれって思ったんですよね。
他のアイドルさんはパッと出てきて板付きで始めるのに、
リリスクは水飲みながらだらだらと出てきて、
この感じはかっこいいなという手応えがあってっていう話をしてるんですよね。
これは僕の中でもすごく印象に残っていて、
もちろんこういう考え方、こういうかっこいいじゃない考え方もあるし、
こうじゃないかっこいいさもあるんだけど、
確実にこのかっこいいさはこの世に存在して、
これをこの言葉の通りに体現していたのが、
第2期のリリスクだったんじゃないかなというふうに改めて思っています。
改めてこのリリスク2期のすごさっていうのを、
自分の記憶だったり記録っていうのを残しておきたくて、
今回話してみました。
ここからなんですけれど、
その2026年4月17日リリスク3期の終了とともに解散となったリリスクについて、
少し触れておこうかなというふうに思います。
正直ですね、この3期については語ることが難しいです。
正直自分自身もそこまでいいリスナーではなかった。
確実に2期と比べてはそう言えると思います。
リリスク自体は5人組のガールズユニットから4人がいなくなり、
1人だけ残って7人を新規メンバーとして加えた8人組になりました。
そのうち3人は男性も加えるということで、
明らかにこれまでとは違った体制になったわけです。
このチャレンジ自体はとても面白かったと思うし、
楽曲のクオリティも変わらず高かったなというふうには思っています。
やっぱり今回の解散ライブを見ていても、
楽曲のクオリティが高いなと思いつつも、
いろいろと思うところがあったのが事実です。
1つこの3期の特徴として僕が感じていたことを挙げるとすれば、
時代の流れもあるんだと思うんですけど、
明らかにフロアとの一体感を意識したアクトみたいのはすごくあったなと思っています。
特にこの解散ライブも前半の部分、最初の方の部分というのは
それが顕著に出たところだったかなと思っていて、
これはあえて言えば2期の時には確実になかったことだと思っています。
別にこれをどうこういうつもりはないんですけど、
3期の特徴だったんじゃないかなというふうに思っています。
このライブを見ながら僕が考えていたのが、冒頭に戻って共有地についてでした。
ストレートに言って8人のうちの7人が新規メンバーという状態、
かつ別にアイドルだとか、
そういったアーティスト活動をしていた人ばかりではないという状況の中で、
どうしても出てくる素人感みたいな、
そういうところは明らかに舐めなかったというふうに思っています。
ちょっと運営側がどこまで意図していたかわからないですけれど、
そこからどうやって駆け上がっていくかというプロセッサー好み的な見立てもあったのかなと、
勝手に推察はしますが、
そういったところからやっぱりちょっと素人感から出てくる、
大学の学園祭っぽさみたいなところは、
Xとかを僕が眺めていても何となく見かけたこともあるし、
実際僕自身もそういうことは感じていたかなというふうに思っています。
やっぱりこの8人は男性も入ったことで、
アイドルとも言いづらくなったし、
もともとヒップホップ畑みたいな人もいない状況だと思うので、
ヒップホップとも言えない。
そういった中で、リリスクというアーティストとオーディエンス側の間に
コミュニケーションの回路としての共有地というものが見出せたかというと、
やっぱりそこが非常に難しかったんじゃないかなというふうに僕は捉えています。
それがこの結果になったのかなと思ったりもしました。
これはかなり時代の流れみたいなのもあるかなと思っていて、
やっぱりアイドルという文脈であれば、
2010年中盤以降からはK-POP的なものがかなり浸透してきた中で、
どうしてもスキル変調というか、
スキルが高いことが良いとされるみたいなことの趣は
かなり強まったんじゃないかなというふうに思っています。
そういった中で、どう考えてもスキル的なところでは劣るメンバーで
駆け上がっていく、上っていくという物語を作ろうとしたのかなと思うんですけれど、
そこがうまく共有しきれなかったんじゃないかなというふうに感じています。
いろんな要素はあるんだろうと思うんですけれど、
8人というのも、これ自身自体がどうというわけではないと思うんですけれど、
やっぱり人数の多さという面はどうしてもあったかなと個人的には思っていて、
曲の中でも、やっぱりHIPHOPみたいな文脈がずっとリースクの根幹にあるはずなので、
そうなると自然とそれぞれのバースというのも減っていくし、
8人でライブすれば、広ければ広い場所ならまだしも
それなりの狭いライブハウスであれば
フロアがガチャガチャしちゃうというのも見ていて感じてしまったのは正直なところかなと思っています。
やっぱり時代の流れを見ると川ラボ、川イラボの流れというのはめちゃめちゃ強いわけですけど、
そういったところとリースクが紡ごうとしたストーリー、物語というものは
なんか噛み合わなかったかなという感じもあって、
時代の流れも逆風になっちゃったかなというのが正直な実感です。
別にだからどうこういうつもりはないんですけど、正直にライブを見て思ったことを残しておこうかなと思って、
ライブ自体は本当に非常に良かったですし、ライブレポートとかも出ているので、
ぜひ読んでいただけるといいのかなと思うんですけど、
この15年という歴史を感じたライブ、そこにいろんなこれまでのリリスクの歩みという挑戦の足跡というものを感じたような、
そういったライブではありました。
多分このリリスクの話はおそらく津谷ちゃんが書いてくれそうなポストをエクセしていたので、
僕はそれを非常に楽しみにしたいなと思っていて、
結局このリリスクの話をちゃんとまとめて語られている人はいないなという感じがしています。
ボードにあげた高木ジェット慎一郎さんのやつは非常に綺麗にまとめていただいたかなという感じはあるんですけど、
やっぱりもうちょっとウエットないろんなものはあったはずで、
津谷ちゃんは多分そういったところもインタビューとかも実際にされていて、
感じ取っていた部分もあるはずなので、
そういったところもいろいろとまとめてくれるといいんじゃないかなという、
誰目線だよという感じですけど、すごいそういうものを読んでみたいなという感じが僕自身はすごくしていますので、
勝手に期待しようかなと思っているところです。
めっちゃ超余談ですけど、
僕がそのリリスクに対しても残している記憶の一つに、
やっぱりそのリリスクの2期で出たワンダーランドというアルバムがすごく良かったので、
僕はそれに対してかなり勢いで書いた記事がある、ブログがあるんですけど、
それに津谷ちゃんがリアクションしてくれたということがあって、
それも非常に僕としては嬉しかったことで、
そこも僕のリリスクのすごい良かった記憶として閉じ込められているものでもあったりしますので、
津谷ちゃんがリリスクをまとめて語ってくれると非常に嬉しいなと僕は思っています。
また話が変わって、
4月11日にSynchronicityというイベントで初めてライブを見たトルーパーソリュートについて話をしようかなと思っています。
トルーパーソリュートというのは名古屋の5人組のバンドで、
シンフォニックインディロックバンドと名乗っています。
このバンド自体のことは知っていて、音源もよく聞いていたのですが、
ライブを見たことがなかったので今回始めてみました。
すごい楽しみにしていて、それなりにハードルを設けていたつもりではあるのですが、
正直に言ってこれが凄まじく良くて衝撃を受けましたので、ちょっとここで話しておきたいなと思っています。
トルーパーソリュート自体は一般的には、
8jamという番組で公立企画になっている毎年のマイベスト10曲を選ぶ企画がありますけれど、
そこで川谷絵音が10位に選んでいたというところが知名度を上げるきっかけになったのかなと思っています。
天使ちゃんだよという曲を上げていますね。
コメントとしては、記事が出ていたのでその絵を読むと、
近年聞いた中でも一番良い声、そこ知れぬ色気というのが記事のタイトルになっていますけど、
そういった感じで川谷絵音が激推ししているということはポイントになっているんじゃないかなと思っています。
個人的には僕は毎週聴いているラジオがありまして、
かやのゆいさんがやっているradio dragonという音楽を流す番組がありますけれど、
そこで紹介されていたりだとか、インタビューも実際にされていたのでそこで知っていたのと、
去年もフジロックの新人アーティストの通りもルキア55にもトルーパーストレートが出ていたので、
そこで聴いていたというのはあり、普通に好きでした。
非常に言葉選びが面白いアーティストだなと思っていたし、
曲によって結構顔が違うんですけれど、直近のリリースだと結構歌謡曲味もあったりレトロ感があって面白いんじゃないかなというふうに思っています。
なので、別に普通にめっちゃ好きだなと思ってたんですけど、
ライブを見て、このバンドはライブバンドなんだなっていうのをまざまざと見せつけられた感じがしています。
ちょっと音源とは違いますね。音源じゃわからない良さが確実にあるバンドです。
正直本当に改めてここまで良いとは思ってなくて衝撃だったので、
これがこの時のライブだけが良かったのか、そうじゃないのかっていうのはちょっとまだ測りかねているので、
もう一度ライブを見てちゃんと確かめたいところではあるんですけど、本当にすごかったなと思っています。
音楽ジャーナリスト編集者って名乗ってる矢島由加子さんもシンコリネシティ行かれてたみたいで、
トルーバースレートが良かったみたいなことも日記に書かれていたので、やっぱり普通に良かったんじゃないかなと思います。
そのライブを見ていて思ったことなんですけど、バンド自体も普通に良いし、楽曲としてのクオリティも良いんですけど、
やっぱ歌がすごいなと思いました。
武蔵さんっていう女性がボーカルなんですけど、
普通にライブ映像とか見てもらうといいんじゃないかなと思うんですけど、
この人、そもそも別に音楽をやっていた人ではないらしくて、
中学校の合唱ぐらいでしか歌を歌っていなくて、ずっと絵を描いていたらタイプらしいんですけど、
たまたまなのがあれですけど、キーボードの小宮さんっていう人がこのバンドのキーパーソロなんですけど、
小宮さんがその武蔵さんの内澤佳彦の曲をカラオケで歌ったと聞いて誘ったらしくて、
ボーカルやってるらしいんですけどね。
すごいんですよ。
これ、僕は本当にすごい歌だなと思っていて、
河田玲音もそういうことを言ってたと思うんですけど、
ギリヨーガ動向みたいな話はちょっと僕はあんまりよくわかんないんですけど、
その歌が場を制圧するみたいな、そういう力強さがすごくあるボーカルなので、
これが音楽全然やってきた人じゃないんですみたいなことだとすると、
普通に絶望する人とかもいるんじゃないかなというふうに思ったような、そういうボーカルでした。
なんかすごかったですね。
これが調子が良かったからなのかとかって思ったりもするものの、
でも普通にライブ映像とか見ててもめちゃめちゃうまい。
うまいじゃないんだよな。
なんかめちゃめちゃいいんで、力があるんで、
なんかやっぱり良いボーカルなんじゃないかなと思っています。
で、じゃあなんでこのバンドが面白いんだろうみたいなのをもう少し考えると、
これも冒頭の話につながって、
結構その共有地感があるようなバンドなんじゃないかなというふうに僕は今捉えています。
こういうインディー系のアーティストをよく紹介しているHoliday Recordsっていう、
マレコデさんがあって、
そのアカウントが書かれていたのが今回の話にちょっと通するなと思って引っ張ってきたんですけど、
ポストをそのまま読むと、
さまざまな音楽の要素から鳴るまか不思議なポップセンス。
自由奔放でそれでいて技巧派な演奏。
可愛いパステルカラーのアートワーク。
あらゆるカルチャーの引用&パロディが散りばめられた歌詞。
トルバソリュートは魅力を数えたらキリがない。
っていうふうにポストをしています。
結構ポイントはあらゆるカルチャーの引用&パロディが散りばめられている歌詞っていうことですね。
音とかもそうだし、
ちょうど少し言ったレトロ感みたいなのもあるんですよね。
なんとなくなんか聞いたことあるかもみたいなポップセンスがすごくあるバンドです。
もう一つ、ムサシさんのボーカルですね。
ちょっと僕は吉澤茅子さんのことはあまり知らないのであれなんですけど、
結構YouTubeとかいろんな記事とか読んでいても、
吉澤茅子さんっぽいボーカルだなっていうコメントが多いみたいです。
実際にトルバソリュートの曲を吉澤茅子さんが歌うフチっていう曲を出してたりもして、
確かにこれを聞いたときにほとんど違和感が僕はなかったので、
そういう意味でもかなり近いボーカルの質なんだろうなと思ったりもするんですが、
面白かったのはそれ以外にも結構いろんな人の名前が出てるんですよね。
金子綾の名前も出てたりだとか、柴田さど子っていう名前も見かけました。
バンドとしては超体制理論っていう言葉も見かけます。
僕も超体制理論もそんなにちゃんと通ってないのであれなんですけど、
そういう文脈もありそうです。
まとめると、自分は別にこれらと似てるとかそういう話はあんまり興味がなくて、
これと違った魅力が詰まってるなと思うものの、
やっぱりこうやって過去の個人の記憶と結びつけられる要素が多い。
曲もしかり、歌詞もしかり、ボーカルの質もしかり。
そういった個人の過去の記憶と結びつけられる要素が強いっていうところに、
共有地っぽさっていうものを感じています。
トルーパーソリュートと聴くオーディエンスの間に一つフックがあるというか、
単純、ただいいというものだけじゃない要素がなんかあるような気がしていて、
これは言い換えればポップということなのかなというふうに思ったりもしています。
ちなみにちょっと余談なんですけど、
このバンドのキーパーソンは明らかにキーボードの小宮さんという方のようでして、
作曲や作詞というのも小宮さんがやっています。
ノートとかも出されてるんですけど、小宮さんが書いてるみたいです。
この武蔵さんがもう、なんで全然音楽経験もないのにこのバンドに参加したかというと、
この人についていけば何か面白いものが見れそうだったからっていうふうに言っているんですよね。
そのままインタビューで話してたのを引っ張ってくると、
私を含め他のメンバーは小宮が作る面白いものに惹かれていたんだと思います。
それこそいろんな人から褒められるたびに、やっぱりこいつは何か成し遂げるんだろうと確信したというか、
彼についていけば面白いんじゃないかと自然に感じていましたねということを言っていて、
そういった構成というか、そこのありだちも結構面白いなというふうに思ったりもしています。
さっきチラッと言った通り、歌詞も武蔵さんじゃなくて小宮さんが書いているんですよね。
これは結構音源を聴いたりライブを聴くと意外に思われる人も多いんじゃないかと思っていて、僕もその一人です。
さっき挙げたHoliday Recordsのインタビューの記事があったので、そこで書かれていたのが結構印象的だったんですけど、
そのものを読むと、歌詞って武蔵が書いているんじゃないのってよくお客さんから言われるんですよ。
ライブが終わった時とかに。だから小宮が書いた歌詞を自分が演じ切って歌うみたいな力はすごいなって思う。
これはまさにこの通りだなと思うんですよね。
武蔵さんのボーカルはすごい憑依型だなって見てて思いました。
かなり何かを卸している感じがあるし、演技ってちょっと違う気がするんですけど、なんかそういうのがあるんですよね。
これ似たところは自分が思い出すところだと、アデューがちょっと近いかもって思いました。
アデュー2みたいなあたりとかって結構いろんなプロデューサー、小袋成明だったりだとか、
他にもいろいろなプロデューサーの曲をやっていたと思っていて、その時僕が感じていたのが、
これはいい意味でそれぞれの曲がそのプロデューサーの曲になっているなと思ったんですよね。
アデュー、上白石儂のプロジェクトですけれど、
上白石儂自身はプロデューサーのやりたいことを演じている。
もう女優、まさしく女優だなと思った記憶があって、そこに似た感じをこの武蔵さんにもすごく感じています。
結構これはちょっと僕が人の顔を認識する能力が低いからっていう説もあるんですけど、
YouTubeとかいろいろ見てみると思うことの一つとして、結構ですね、
映像ごとにこの武蔵さんから受け取る印象っていうのが結構違うんですよね。
髪型も結構コロコロ変えてたりとか、服装の感じもちょっと違ったりみたいなのが、
服装はそこまでではないか、でもその感じとかメイクの感じとかもちょっと違ってたりもして、
それもあると思うんですけど、結構そういったビジュアル一つとっても受け取る印象が毎回違う感じがあって、
そういったのも含めて結構演じるというか、表意型だなというふうに思ったりはしています。
こういったその表意してる感じみたいなのとか、演技してるみたいな感じとかっていうのも、
さっき言った共有知的なものにもつながりそうな気がしていて、
なんか人が見る側が何かを武蔵さんに投影する、自分の文脈を投影するみたいなことが結構できてる、
できる要素がある、できるポテンシャルがある、なんかそういうボーカルなんじゃないかなというふうに思っていて、
だからこそこのトルーバーストレートっていうのが共有地足りえるようなバンドだったりするんじゃないかなと思ってたりします。
もう一つ言っておくと、なんとなくミセス、ミセス・グリーン・アップルにも似たような文脈があるかもと感じてたりします。
ミセスは大森本樹が全てをやる、プロデュースから歌からをやるっていうことが、
まず先頭に出てくるすごさだと思うんですけど、それとはちょっと違って、
多分トルーバーストレートは、そのプロデュース的なところは小宮さんが完全に握っている。
けどその歌的なところは武蔵さんの良さが引き立てられている。
技量とかとは別の話だと思うんですけど、ただその存在感というか、場を制圧する力、説得力みたいなものは結構あるような気がしていて、
なんかそのミセス的なものに通ずる、ポップネスも含めてですね。
なんかあるんじゃなかろうかな、みたいのはなんとなく僕が今感じている仮説です。
トルーバーストレートはですね、アルバムが直近出ます。
6月17日にファーストアルバムの友達がいましたっていうアルバムを出します。
これを伴ってツアーもやるんですけど、
これがどう転ぶか分からないなと思っているのは、ちょっと言ったんですけど、結構トルーバーストレートは曲によって顔が変わります。
今回出すアルバムは、どうやら結構ダークな雰囲気なようでして、これまで出してきた曲とはちょっと違う可能性があると思います。
普通にタイトルからして友達がいましたので若干不穏な感じもしなくもないなと思ったりもするわけですけれど、
そういった感じでトルーバーストレートがどうなるのかは分からないんですけど、
普通に良いバンドなのは間違いないですし、
あえて文脈を乗っければ、去年明らかにブレイクしたバンドの一つは暗闇坂だと思いますけど、
暗闇坂も5人組の女性ボーカル、トルーバーストレートも5人組の女性ボーカル、
そういう流れもあるし、両方にも通ずるポップネスみたいなところ。
暗闇坂も陰陽みたいなところがすごく重要なポイントの一つのバンドじゃないかなと思ったりもするので、
その流れも組んでたりする、そういうバンドな気がするので、
全然普通に今年2026年の顔のバンドになる可能性はあるなと思っているので楽しみにしたいなと思っています。
ちょっといろいろ話してきたんですけど、僕は結構2010年一番でかかったのはスマホだと思っています。
1990年代にパーソナルコンピューターというものがあって、1990年代にパーソナルコンピューターというものが出てきて、
2000年はインターネットみたいな感じになってきて、2010年代はスマホになってきて、
スマホって2010年から2020年の間にほぼ0%だったところから90%ぐらいのところまで普及率が上がったみたいなんです。
2010年代は明らかにスマホの時代だったと思っているんですけど、そこから2020年代は明らかにAIの時代ですよね。
そういったスマホAI以後の世界において、これはいいことだと思うんですけど、
自分の興味関心というのをとことん突き詰められるようになったんだと思っています。
それによって他人と共有できる場所だったり言葉というのがどんどん失われているという印象が個人的にはあります。
もちろん改めて言いますけど、それはすなわち悪ということでも全然ないとは思うのですが、
人間が社会で生きていく上で共有できる言葉だったり場所というのは明らかに必要なんだろうというのが、
昨今の流れから感じているところです。
ここが僕の勉強不足なんであれなんですけど、公共みたいな話というのは今も昔もある話なので、
おそらくこういった課題感というのは昔からずっとあるんだろうと繰り返されている話なんだろうと思います。
僕の専門に近いところの話だと、やっぱりAIみたいのは本当にヤバいので、
直近クロードのMUTOSというのが本当にヤバいらしく、どこまで本気か分からないんですけど、
本当にあれがばらまかれたらシステムの世界というのは明らかにパラダイムが変わる。
今の考え方とは全く別の考え方をしなきゃいけなくなっちゃうみたいな話もありますし、
パランティアという会社が最近は結構悪い意味で目立ったりもしていますし、
ちょっと本当にどうなるか分からないという中で、
じゃあやっぱりこの先というのはそういった中でも共有地というのをどう保ち続けられるのか、
それがよりクリティカルな時代になるかもなと最近思っていて、
そこからちょっとリリースクのライブだったりトルーパーソリッドのライブを見て、
改めて考えたことというのをちょっとまとめて話してみた回でした。
ちょっとまた取り留めもない話だったかもしれないですが、
自分の中での今思っていることというのをちょっとまとめてみた回なので、
もしぜひ感想等あればいただけると嬉しいなと思っています。
ということで今回はここまでです。