前回に引き続いての問いは、「環境問題、なにがモンダイ?」。
SDGsや循環型社会の実現って言うけれど、循環する持続可能な暮らしって、いったいどういうものだろう?
今回は『ウンコはどこから来て、どこへ行くのか─人糞地理学ことはじめ』(湯澤規子 著)の本を中心に、江戸の排泄物循環のあり方に学びながら、土や生物の力に思いを馳せます。
・環境問題のピンチは、ビジネスチャンスになりうるか?
・江戸時代、排泄物はどのように循環していた?
・近代以降、土と切り離されてしまった私たち。
・虫かごの中のカタツムリから考える、循環と分断!?
<今回登場する本のリスト>
●『GREEN BUSINESS 環境をよくして稼ぐ、その発想とスキル』吉高まり、 小林光(著)/木楽舎/2021
●『人新世の「資本論」』斎藤 幸平 (著)/集英社/2020
●『ウンコはどこから来て、どこへ行くのか─人糞地理学ことはじめ』湯澤規子(著)/筑摩書房/2020
●『ちきゅうがウンチだらけにならないわけ』松岡たつひで (著, イラスト)/福音館書店/2013
●『排泄物と文明 フンコロガシから有機農業、香水の発明、パンデミックまで』デイビッド ウォルトナー=テーブズ (著), 片岡夏実 (訳)/築地書館/2014
●『約束のネバーランド』出水ぽすか (著), 白井カイウ (原著)/集英社/2016
●『土と内臓 微生物がつくる世界』デイビッド・モントゴメリー (著), アン・ビクレー (著), 片岡 夏実 (翻訳)/築地書館/2016
●『プランタ・サピエンス 知的生命体としての植物』パコ・カルボ (著), ナタリー・ローレンス (著), 山田美明 (訳)/KADOKAWA /2023
40:46
コメント
スクロール