今回の問いは、「環境問題、なにがモンダイ?」。
最近では夏になるたびに異常気象や「前例のない」天候に悩まされるけれど、「環境問題」や「気候変動危機」って実際、何を意味しているのだろう。
地球大のモンダイだからこそ、なかなか自分とのつながりを想像しづらい「人新世」の現状について、色々な本の見方を借りながら考えてみます。
・生命史から見れば、人類の絶滅は織り込み済み?
・サイボーグと人間が協働して地球を守る未来シナリオ?
・「人新世」の問題点は、スピードにあった!
<今回登場する本のリスト>
●『ヒトという種の未来について生物界の法則が教えてくれること』ロブ・ダン(著), 今西康子 (訳)/白揚社/2023
●『ノヴァセン 〈超知能〉が地球を更新する』ジェームズ・ラヴロック (著), 藤原朝子 (訳), 松島倫明 (訳)/NHK出版/2020
●『世界の天変地異 本当にあった気象現象』マッティン・ヘードベリ (著), ナショナル ジオグラフィック (編集), ヘレンハルメ 美穂 (訳)/日経ナショナルジオグラフィック/2021
●『アフォーダンス入門 知性はどこに生まれるか』佐々木正人 (著)/講談社/2008
●『図説 人新世 環境破壊と気候変動の人類史』ギスリ・パルソン (著), 長谷川眞理子 (監修), 梅田智世 (訳)/東京書籍/2021
●『手塚治虫の森』手塚治虫 (著), 手塚プロダクション (著)/山と溪谷社/2021
●『プランタ・サピエンス 知的生命体としての植物』パコ・カルボ (著), ナタリー・ローレンス (著), 山田美明 (訳)/KADOKAWA /2023
●『風の谷のナウシカ』宮崎駿 (著)/徳間書店/1983
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