2024年2月号の「ほんのれん」の問いは、「鬼はソト?鬼はウチ?」です。
皆さん、今年の節分は豆まきをしましたか?
鬼は、どうして「外」へ追いやられてしまうんでしょう。
そこには中央と周縁や、従属と逸脱などなど、いろいろなメッセージが隠されていそうです。
鬼を恐れてソトに追い払うんじゃなく、「鬼的なるもの」をウチに取り込むと、違った世界や自分が見えてくる?
シリーズ一回目は、「鬼ってそもそも何者なのか」を探究します。
今月のテーマは「鬼」/鬼って、子育てに超便利/子どもギャン泣き!アプリ「鬼から電話」の恐怖/鬼滅の刃・うる星やつら・呪術廻戦/上司に豆投げるのきついw/「鬼は外・福は内」には500年の歴史/あんな小さい豆で鬼退治できるわけなくない?/スゴイ大豆/鬼=死人/鬼=神 by本居宣長/鬼が生まれた政治的理由/「まつろわぬ民」とは/ヤマトに対する東国/鬼ってどうして島にいる?/平安時代、鬼がいられるエリアを決定!/鬼=外国人説/それでも鬼を祀る日本人/「鬼」神社の7割が東北に?/鬼の国福島/「鬼」的な日本三大祭の謎/御霊信仰ってなんだ?(語り手:ニレ、おじー、ウメコ)
<今回登場する本>
『鬼とは何か』戸矢学(著)河出書房新社 2019
『鬼と日本人の歴史』小山 聡子(著)ちくまプリマー新書 2023
『日本の鬼図鑑』八木 透 (監修)青幻舎 2021
29:55
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