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この時間は日替わりコメンテーターによる解説で日々のニュースを掘り下げるブラッシュアップ。
水曜日は日経BP、日経エネルギーNext編集長の山根小雪さんです。
今日はスタジオに登場です。山根さん、おはようございます。
おはようございます。
さあ、今日はどんな?
今日は、ちょっと我々ドキッとしてしまう話よ。
何?何?何ですか?
今時といえばAIじゃないですか。
AIといえばね、仕事がなくなるみたいな話がありますよね。
取って変わるってことですよね。
アナウンサーがもうすでにね、言いますからね。
私もですよ、記者の仕事とか、なんか全部AIでできちゃうみたいなね、話で。
まあ、我々結構厳しいかもしれないというところも含めまして。
今日は、AIとお仕事の話をしたいと思うんですけど。
実は先週、マイクロソフト、アメリカのマイクロソフトが9000人の人員削減を発表したんですよ。
すごい規模ですね。
実はね、マイクロソフト、5月には6000人人員削減するって言ってて。
で、これね、6000人はなんと、エンジニアとかプログラマー中心だったんですよ。
え、順序が…。
え、要らない。
でしょ?今までだったらよ。
で、この9000人は今度ね、管理職なんですよ、ホワイトから。
あららららら。
ふつう、こうやって大規模なリストラする時っていうのは、業績が悪い時じゃないですか。
ところが、マイクロソフトは去年は市販機で過去最高の決算を出したりするぐらい、めちゃくちゃ業績いいんですよ。
なのに。
日産とは違うわけですよね。
言いたかったけど、今我慢してたのに。
そこはちょっと触れておかないと。
もうね、えっと、今マイクロソフトって本当に時価総額で世界トップを走っていてですね、
半導体のNVIDIAと1位、2位を行ったり来たりみたいな感じなんですよ。
そのマイクロソフトが、これね、従業員の7%に当たる人数を削減すると。
6,000人に9,000人。
で、なんでこんなことやってるの?っていうことなんですよね。
もちろんですね、テック王帝、いわゆるマイクロソフトとか、グーグルとかアップルとか、ああいうところっていうのは、コロナの時にネット需要がめちゃくちゃ高まったんで、
あの時かなり採用してるんですよ。
で、コロナが終わって、少し人員がダブついてるから、調整しようっていうのはあります。
それから、アメリカってやっぱり日本と違って、日本って解雇すごく難しいじゃないですか、法律上。
なので、希望退職を募ります、みたいな感じになりますけど、
アメリカの場合は、経営の状況に応じて、かなり柔軟に人員の削減だったり採用をやるし、転職もすごく多いから、
解雇される人も、ちょっと俺は今回当たっちゃったな、次行くか、みたいな感じである。
もちろんショックはショックなんだけど、比較的人材を流動化しているし、スキルがあれば次があるっていう社会ではあります。
がしかしと、めっちゃ減らしてるよね、このご時世。しかもエンジニアみたいな感じですよ。
で、管理職もですね。これやっぱりね、AIの影響がかなりあるというふうに言われています。
マイクロソフトについては、もちろん増えすぎちゃったところもあるし、
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AIの投資がむちゃくちゃでかいんですよね。データセンターとか合わせて、すごいですよ。
2025年6月期だから、この1年の決算出たときに、データセンター整備に800億ドル。これ12兆円当てるって。
え?
1企業ですよ。
規模が違うな。
日本のバラマキで3兆円とか言ってるのに、4倍くらい使っちゃうみたいな。
なんかすごい国家予算レベルですね。
それぐらいやっぱり投資するから、その分コスト削減しなきゃいけない。
でもコスト削減する先がエンジニアなんだっていうね。
エンジニアの人件費なんだっていうところが驚きで。
これはですね、ここ最近、本当にこの1ヶ月ぐらいですかね。
結構いわゆるガーハムの経営者たちが、これからAIで人を減らしていくことになるっていうことを言ってるんですよね。
従業員を減らし、例えばAmazonのCEOは今後数年間で管理部門の従業員数が減少するって言ったりとかね。
あとアンソロピックっていう、これもAIやってる会社ですけど、そこのCEOはホワイトカラーの仕事がAIで5年以内に半分ぐらいなくなるとかですね。
あと入門レベルの雇用がなくなるっていう言い方をしていて、
大学生と同じぐらい今のAIは有能なので、新卒採用した新人くんたち、新人ちゃんたちっていうののスキルは非常に低いから、そこはAIで置き換えられるって言ってるんですよ。
実際アメリカでは大卒のですね、新卒の人たちの採用がかなり狭きもになってきていて。
実際問題にですね、かなり有名な大学で、今までだったらもうガーファムがこぞって取るみたいなところの理科系のですね、学生さんたちがテック企業に入社できない人が増えてると。
ニューヨーク連銀っていうところが出している、大卒以上の学歴を持つ人たちの出業率、22歳から27歳の出業率が今年の3月に過去4年ぶりの高さで5.8%まで増えた。
やっぱりですね、新卒の人たちの採用はかなりアメリカでは渋くなってきて。
やっぱりこのAIと雇用の話になってくると、新人が一番影響を受けやすいと。
今まで新人をとって、それから育てていくためにあった仕事っていうのがあるじゃないですか。
お前まずこれやってみろよみたいな。これ調べてこいよみたいな。
例えばうちの会社だったら、じゃあいいからプレスリリースを起こして記事書いてみろよみたいな。
まず最初、難しい取材じゃなくて、ストレートニュースを書くから、そこから記者の仕事始まるんですけど。
あれストレートニュース書く仕事、AIできちゃうじゃん。
例えばアナウンサーのお仕事で、ニュース読み上げるだけ。
今からNHKとかでやってますよね。
もうAIやってますから。
AIアナウンサーがお伝えします。
でもニュース読む最初のお仕事、アナウンサーの基礎スキルを尽きる大事な仕事じゃないですか。
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新人たちにとってみたら。
新人たちの仕事が置き換えられるって言うんですよ。
だけど新人さんたちがそうやって経験を積んでいって、
ベテランアナウンサーも新人がプロセスを経てるからっていうね。
これね、そうなんだっていうところと目の前の業績が必要だっていう人たちの間ではもうすでにジレンマって言われてます。
最初からベテランアナウンサーはいないからね。
どこで経験積めばいいんだろう。
だからベテランの人たちだけの雇用のニーズが高まっちゃう。
だから逃げ切っちゃった人たちはスキル積んでるからいいけど、
これから出てくる人たちはスキル積む場がなくなっちゃう。
でもこの人たち育てないといつか自分が困る。
グルリンパして。
で、どうするっていう状況になってる。
たださっきのマイクロソフトの12兆円投資が必要ですみたいな、
そういう爆裂なお金をかけなきゃやっていけない中で、
雇用が流動化してるエリアだったらたくさん経験者がぐるぐる回ってるわけだからいいけれど、
じゃあ日本はどうなのっていうと、そんなに雇用は流動化してないし、
新人ちゃんたちを育てなくなっちゃったら困る。
弊社なんかはですね、厳しい時期に新人記者の採用を絞った時期あったんですよ。
でもそうすると結局始まって取材する人が減っちゃうから、
これは大変だっていうことでまた増やしたりしてるんですよね。
そういう揺り戻しはあるかもしれないけども、AIはすでにそういうことをもたらしています。
これね、実は2013年にマイケル・オズボーンっていう結構有名なオクスポード大学の教授がいるんですけれども、
この人が今後10年から20年で米国の雇用が47%自動化するっていう論文を2013年に出してるんですよ。
これをきっかけにAIが出てきたら仕事がなくなるんじゃないかっていうのは、よく言われるようになったじゃないですか。
出ては消え、出ては消え。
でもそれが何かこう10年ちょっと経って、かなりリアルになってきてるなあということで、
じゃあ我々日本どうなるかというところでですね、
結構なんかこういろんな有識者の方々が最近書籍だったりいろんなところで話してるのを見ていると、
結構傾向があるなと思っていて、
例えばですね、元産業再生機構のCEOで今IGPIグループの会長されてる富山和彦さんっていう有名な方がいらっしゃるんですね。
企業経営のプロですね。
で、富山さん去年ホワイトカラー消滅っていう結構衝撃的なタイトルの方を出していまして、
日本のね、経営すごくよく知ってる。日本の経営状態よく知っている。
で、富山さんは前提としてすごい人手不足だと。
特に地方で人が足りないと。特にエッセンシャルワーカーが足りないと。
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一方でグローバル企業のホワイトカラーは猛烈にダブつくって言ってるんですよ。
そう、なるほどみたいな。
このAIの話とかマイクロソフトの話とかすごく合う。
それから東京大学に今村翔太さんっていう経営者、研究者の方がいるして、
これ日本で生成AIで一番トップの研究室だと言われている松尾先生の研究室の方なんですけれども、
この方はですね、生成AI登場以前と以後で産業革命ぐらい仕事に対しての状況が変わってるって言ってて、
今日今村先生が出しているAIの影響を受けにくい仕事を受けやすい仕事。
これが生成AI出てくる前と後でどんだけ変わったかリストをちょっとお持ちしております。
はい。これね、AI出てくる前はいわゆるブルーワーカーって言われるような人たちの仕事がなくなりやすいと言われてきたんですよ。
代わりが利くじゃないかと。人気が比較的安い代わりが利くじゃないかと言われてきたんだけど、
今実はガラッと変わってて、結構スキルがあるホワイトカラーの仕事が真っ先になくなるっていう予測なんですよね。
通訳、翻訳家、税理士、数学者、公認会計士、記者、ジャーナリストっていうのも入っております。
ちょっと飛ばしたんだけど。紹介しないで起こると思ったのにそうなんだ。
私はここばっかり見ちゃいますよね。
エンジニアにグラフィックデザイナー、保険鑑定人に損害鑑定人、構成者。
AIがやってくれるものみたいなね。
そうなんですよね。
確かにね、やってもらえそう。
一方で、受けにくい仕事で言うと大工さんとかね。
給料めちゃくちゃ上がってますよね、大工さんね。
あと料理人。食器洗い。
食器洗い?
機械をAIが動かすように。
それからドラえもんみたいな世界観とかね。
二足歩行とかって言っても、複雑なものを判断して物理的に物を動かすのはめっちゃ大変らしいんですよ。
例えば料理も、調理する機械はできるけど、雑多なキッチンの中で、
次これ注文入りました。これは何だっけ。
そこに残ってるニンジンがある。ニンニクすりおろさなきゃ。
炒め物が。みたいな。
そういう複雑系はできないから。
先を読んで行動を起こさなきゃいけないっていうのは、AIには難しい。
手に職がついていて、そこにもしノウハウがあったら、ものすごくこの給料が高くなる可能性がある。
えー、ちょっと私にできるのあるかな。
手に職つけるか。
どう?これちょっとないんじゃないかな。
一番やっぱり深刻だなと、速攻やばいなと思うのはね、いわゆる部下って言われる人たち。
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これはなんか、ホワイトカラー消滅の中でも出てくるんですけども、
部下の仕事って言われたホワイトカラーの仕事って、調整ごとやって調べて分析して資料作るみたいな。
こういうことを人に言われてやる人っていうのが、一番AIに置き換わっちゃうんですよ。
上司からしてみると、なんとかハラスメントとか言われる必要もない。
24時間いつでもオーダー出せる。かなり精度高く上がってくる。
もういいじゃないか、AIで。パワハラだとか言われて面倒なこと言われるんだったら、もうAIでいいよ。
みたいになりがちなので、やっぱりホワイトカラーは結構危ない。
これは、この影響なくなる、影響を受けにくい仕事はやっぱり、体使うの大事ですね。
そこは取って変われないところがね。
あとやっぱりこれから高齢化社会だから、医療とか介護だったりとか、
例えばインフラが老朽化してるから、水道館の話だったりかんぼつとか、
ああいうインフラ関係の土木のお仕事とか、ものすごいニーズがあるじゃないですか。
やっぱり経験を積んだらすごく手に触がついてノウハウがついていく。
こういう仕事が今後生き残っていって、給料が上がっていくのではないかという予測もありますね。
もう数年後にはものすごい流動が起きてるかもしれないね、人のね。
ちょっと我々考えましょうか。
声ちっちゃくなっちゃった。
生き残れるかしら。
ということで、この時間は山根さんに解説していただきました。
肝が冷えるお話でございました。
ありがとうございました。
ご視聴ありがとうございました。