00:00
さあ、この時間は日替わりコメンテーターによる解説で日々のニュースを掘り下げるブラッシュアップ。
CEOは日経BP、日経エネルギーNext編集長、山根小雪さんです。
山根さん、おはようございます。 おはようございます。
おはようございます。
さて、今日はどんな話題でしょうか。
はい、今日はLPガス業界の闇、プロパンガス業界ですね、闇についてお話をしたいと思います。
闇。
闇って言いましたけど、実は先週の週刊東洋経済という経済誌で、第2特集がLPガス業界の闇というタイトルなんですよ。
私は長らくエネルギー業界の取材をしているんですが、週刊東洋経済にも岡田博之さんというかなりエネルギーについて詳しく取材していらっしゃる方がいらっしゃって、
今回その東洋経済の特集でですね、このLPガス業界に対して独自の調査をやってるんですね。
この調査結果が実に闇を表していて面白いので、今日は皆さんにご紹介をしたいと思います。
なんで今日このタイミングでね、LPガス業界やるかっていうと、この4月に実はLPガス業界に規定がかかったんですよ。
実は去年の2月ぐらいにも、LPガス業界ってやばいことがありましてねってグローアップでお話したの。
話しましたよね。
覚えてます?
覚えてます。
その時はですね、ちょうど引っ越しシーズンなので、引っ越しの物件を選ぶときにガス料金にちょっと気をつけてくださいねと。
LPガスの事業者の中には実はすごく包買いの値段を取っているところがあるんですよ。
それ知っておいてねっていう趣旨で話をしたんですけれども。
今回はですね、引っ越しシーズンちょっと過ぎ気味ではあるんですが、改めてお引っ越しされる方は今日の話よく聞いていただきたいなと思いますし、
引っ越しちゃった方にはですね、私やばいところと契約してたっていう方々には通報フォームっていうのを国が作りましたんで。
そちらご利用いただけたらと思います。この話も後で解説したいと思います。
というわけで、LPガス業界の闇なんですけど、LPガスって召喚集として非常に良くないものがあってですね。
どういうものかっていうと、LPガスってだいたいですね、ガス会社がアパートとかの大屋さんに営業するんですよ。
で、うちのLPガス使ってくださいよって契約してくれるんだったら、お宅のアパートにエアコンつけます。ウォッシュレットのトイレつけますよ。
エレベーターもつけます。Wi-Fiルーターも一緒ですか。OKです。全部つけますから。
そのお金は花子の方から、出来預金から回収しますんで大丈夫ですっていうやつですね。
これはプロパンガススキームなんでね。いいんですけどね。みんながやってるわけじゃないです。
みんながやってるわけじゃないんですけど、日本には相当な数の満タン位のLPガス会社がありまして、その中にはこういうことをやってる人たちもいますよっていうことなんですね。
03:01
福岡だと細部ガスの都市ガスを使っている方も多いと思うんですけども、都市ガスっていうのは住宅の建物にガスの配管を引っ張ってきて、その配管でプシューってガスがくるやつですね。
オール電化住宅の方はガス使ってないんで関係ないんですけど、それ以外の人たちはガスの配管が住宅まで来ていないので、ボンベでプロパンガス運んできてもらって、それで厨房機器やお風呂を使っていると思うんですよね。
実はこのLPガスを使っている世帯って2400万世帯あるんですよ、日本で。
日本の総世帯のだいたい3割ちょうぐらいがLPガスを使っていますので、相当多くの方々がこのプロパンガススキームのすぐ隣で生活をしていらっしゃるということなんですよね。
LPガスの料金って賃貸のお家に入る前に提示されないことがほとんどなんですよ。
なので引っ越ししてみたら、「あれ?引っ越し前に比べてガス代がこんなに高くなっちゃった。なんで?」ってなることがあるんですね。
で、「なんでこんなに高いんですか?じゃあ他のガス会社に変えたいです。」って言っても、そのアパートの公屋さんはエレベーターやエアコンを設置してもらっちゃってますから、15年とか20年とかの契約をすでにガス会社と結んでしまっていて、
田中は一切何もすることができなくて、高い値段をはがらい続けなければいけない。
というのが、やっぱりこの悪しき召喚衆なんですよね。
国民生活センターに毎年2000件くらいクレーム来るって言われていて、国もこういうことはやらないでちゃんと料金は明示してくださいねとか、
LPガス事業に全く関係のないもの、例えばWi-Fiのルーターとか関係ないですよね。
電化製品ですから。エアコンも関係ない。
給湯器や厨房機器をつけるのはまあまあそれはいいでしょうと。でもそうじゃないものは関係ないですよねとか言ってたんですけど、
商売のほうが激しいですから、そんなことはお構いなしなわけで、ずっと長らくこの悪しき召喚は放置されてきたんですけれども、
もういい加減にしなさいっていうことで、去年経済産業省がルールを作ったんですよね。
このプロパンガスに関しての省令を改正して、去年の7月とこの4月の2日、2段階に分けて規制を導入したんです。
去年の7月からですね、ガス事業に関係のない機器の費用は請求者ダメ、エアコンもダメ、エレベーターもダメ、Wi-Fiルーターもダメっていうのを決めたのと、
事前にガス料金を入居者に提示してくださいねっていう努力義務を課しました。
そしてこの4月2日からガス料金の内訳をちゃんと通知しなさいっていうルールを課したんですよ。
基本料金、重量料金っていわゆるガス料金と、給湯器やガス機器などの設備にかかってる料金について明示しなさいと。
06:07
設備の料金はわかってるよね。プロパンガス使うものだけよ。エアコンとかの料金、この設備の料金に入れるんじゃないわよ。ちゃんと明示しなさいねっていうふうにやったわけです。
でもまあまあ適もされるものでね。この法規制の網をかいくぐろうとして、高額な償還料とかですね、謝礼みたいなものを活用したりとか、いろんなことをやって今戦いに広げられているんですけども、
さはさりながらやっぱり上場している会社や、コンプライアンスの意識の高い会社もプロパンガスの会社の中には相当数ちゃんといらっしゃるので、みんなが悪いことをしてるわけじゃないからですね。
そういう会社を中心にこのプロパンガススキームを取りやめたりとか、なかなか賃貸の集合住宅をターゲットにした営業は難しいなっていうことで、
こだて住宅での営業が激化するみたいな変化が起きてますということなんですよ。じゃあ規制ができました。いろんな規制の網をかいくぐろうという事業者のいろんな創意工夫もある中で、先ほどの週刊東洋経済の岡田さんのやったですね、独自アンケートでどんな回答があったのかっていうのをちょっとご紹介したいなと思います。
その名もLPガス召喚集是正に関するアンケートというアンケートです。有力企業17社に回答を求めて9社が回答しています。専門家の先生がですね、このアンケートに対してコメントしてるんですけれども、このLPガス事業者の悪しき召喚集というのは昔からあったけれど、実際こうやってアンケート調査をしたものは過去に見たことがないということなので、これかなりレアな調査かなと思います。
雑誌のほうの特集にはアンケートの回答のまとめが出てるんですけど、実は東洋経済オンラインにはですね、1社ごとになんて回答したかっていう回答が載っているので、もし自分の契約しているガス会社があるようだったら、それはそれですごく面白いんじゃないかなと思います。
プロパンガススキームはやっちゃいけなくなったので、社令とか紹介料として大谷さんにお金を渡す。これをやってますかやってませんかっていうことを聞くとですね、学区が課題でなければ問題ないのでやってますっていうところと、いやいやこれはやっぱりやっちゃダメですってところが半々なんですよ。
なるほどなるほどと。まだまだやるところありますねと。で、そのエアコンとかWi-Fiみたいなガスに関係ない設備費用をガス料金に載せるのやめますかっていう問いに関しては、今もう既につけちゃったものの契約が終了するまではやめないって回答してる会社が相当数あったと。
それはもう既にお金払っちゃってつけちゃった設備の費用はぜひ回収させてくださいねと。経産省はこれ努力義務でやめてくださいねって言ってるんですけどそれはなかなか難しいね。それから堂々とガス料金には計上してませんって回答しているんだけど、実は実態を見ると同じようなことをやってるのはどうしてなのっていう会社も結構あってですね。
09:14
商売は実は販売促進費、営業経費として扱っているので顧客に転嫁していませんと回答していると。でも反則費でそれだけの費用をかけると、反則費でエアコンやWi-Fiをつけてしまったら当然ガス会社はコストをかけているのでそれは事業の原価としてガス料金に跳ね返ってきますよねということでね。
それからですね、このLPガス会社の業態が見えにくくなっている理由として料金表の数がべらぼうにあるって話があってですね。昔から各社200ぐらい料金表があるってことなんですよ。
200も!?
200です200。一番最初めっちゃくちゃ安いやつ出して、うわー激安って言ってちょこちょこ上げていくっていうパターンもあれば、最初高いの出してOKが出なかったら少しずつ下げたりとかいろんな手があります。
結構この質問に関しては回答を控えるっていう事業者が多かったんですけど、表のレモンガスが回答してまして、その答え数なんと999未満。
料金表の数はいくつありますか?999未満ってことになってます。
すごくないですか?
すごい!
999未満。
東洋経済の取材では、単価にはだいたい4倍の開きがあるそうです、その料金表の中で。
そんなこんなで、いろんな事業者がいます。中にはアコギなことをやっている事業者もいます。
私は取材の中で、プロパンガスの会社の社長の息子は年間250日ゴルフ場にいても儲かるという話を聞いたことがあります。
非常に利益率の高いビジネスになるんですよね。
ものすごい数の料金表で、あんまりよく知らないお客さんに対して高く料金を提案して契約してしまうというケースがあるからですね。
おかしいな、これはちょっと国が変えたというルールに違反してるんじゃないのって思われた方がいらっしゃったら、経済産業省が通報フォームを作っているので、
LPガス通報フォームって検索していただくとパッとフォームが出ますから、そこに書き込むとよろしいんじゃないかなと思います。
さっきの東洋経済もですね、さらに具体的な事例をもっと求めてますというふうにウェブサイト上に出しているのでですね。
少しでもおかしな事業者の行動がですね、止まる抑止力になるように積極的にこういうのはぜひ通報いただきたいなって思います。
そうですね。
やっぱり料金、透明性があっておかしなことがない中で競争していくっていうのが正しい企業活動の姿なので、
供給側だけがベラボーに向かって、消費者だけが大損こいちゃうっていうようなサービスのあり方は是正されていくべきだなと思ったので、
今日はこの記事を紹介しました。
12:00
はい。ということで今回はプロパンガス、LPガス業界の闇について解説してもらいました。
山梨さんありがとうございました。
ありがとうございました。
この時間は山梨沙耶紀のブラッシュアップをお送りしました。
聞きたいラジオ番組何にもない。そんな時間はポッドキャストで過ごしませんか?
RKBでは毎週40本以上のポッドキャスト番組を配信しています。
あなたのお気に入りの声にきっと出会えるはず。
ラジコ、スポッサイ、アップルポッドキャスト、アマゾンミュージック、ユーチューブミュージックでRKBと検索してフォローしてください。
RKBオンラインのポッドキャストまとめサイトもチェック。