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日替わりコメンテーターによる解説で日々のニュースを掘り下げるブラッシュアップ。この時間は水曜日のコメンテーター、日経BP、日経エネルギーNext編集長の山根小雪さんです。
山根さん、おはようございます。
おはようございます。
4年目突入してリスナーの方から色々メッセージ頂いておりますが、大分県は文語高出しのジュンさん。私は山根小雪さんのファンです。
あの竹を割ったような喋り、好きです。性格もそうなのかな。
竹割れてますか私。
割れまくってます。
竹は多分くっついてると思います。
繊維が一本一本見えるぐらいしっかり綺麗に割けてます。
砕けてる。
砕けてはない。そんな山根さんのことを山根さゆきさんと思ってました。
山根さ。
山根さ。
山根さ。
ゆきさんです。山根さゆきさんだったんですね。失礼しました。これからも応援します。
頑張ります。
嬉しいですね。
嬉しいですね。
そんな山根さんとお送りする水曜日のブラッシュアップのコーナーですが。
今日は4年目になったということで関係ないですが。
今日はSNSの炎上をちょっと分析してみようかなと思うんですよ。
いろんなところで炎上ってありますけどね。
何でもかんでもすぐ炎上するじゃないですか。
企業なんかはすぐあの商品がおかしい。あのCMがおかしいってやられて。
やられたら企業の担当者の人はちょっとびっくりしちゃいますよね。どうしようってなると。
確かにね。
どういうふうに対応を取らなきゃいけないのかなとか考えるんだけど。
ややちょっと冷静に考えてみようよ。SNSの炎上って実際のところどうなの。
本当に炎上なのかっていうことね。
実際物売れなくなったりブランドイメージ既存したりしてるのかっていうことで。
実はねちょっとこう最近の炎上事案について。
あの司祭にですねその中身を分析した記事がたまたま2本ですね。あったんですね。
1つは去年の年末から今年の頭にかけてあったあの亀田聖火おせんべいの不売運動ですね。
ハッシュタグ不売運動ってのが結構広がったんですけど。
20万件ぐらいツイートがあったりしてですね。
それともう一つは最近の赤いキツネのCM。
赤いキツネね。ありましたね。
そうなんかほっぺをあからめて部屋で赤いキツネをすすっている女の子の表現が性的であるっていうような話で。
これもちょっと炎上みたいになったんですよね。
それぞれの炎上事案についてこのXでのツイートの中身なんかを分析している記事があるので。
今日この2本の記事を紹介しながらSNSの炎上について考えてみたいと思います。
まず亀田聖火の方なんですけれども。
これ日経クロストレンドにですね亀田聖火の不売運動は効いているのか。
販売しやすいの衝撃っていう記事があってですね。
何をやってるかっていうと。
まずちょっと不売運動の経緯から説明しますね。
去年の12月から今年の1月にかけてXの上でハッシュタグ不売運動という結構盛り上がったと。
きっかけは去年の12月にフランスの大手通信社であるAFP通信がですね。
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インド出身の亀田聖火会長日本はさらなる移民受け入れをっていう記事を出してるんですよ。
亀田の会長兼CEOがですね。
ジュネジャー・レカ・ラジュさんっていうインド出身の方なんですけれども。
これね移民受け入れをっていうふうにタイトル取られたから日本企業が乗っ取られるとかですね。
反日企業潰れるべきだみたいな誹謗中傷が相次いじゃったんですよ。
でもこれAFPが出しているインタビュー動画のニュースがあってですね。
これを見るとこの会長兼CEOですね。
何て言ってるかっていうと移民っていう言葉ね言ってないんですよ。
言ってない。
言ってない。
日本の労働力不足の解決策としては海外から人材の受け入れが重要になるとしか言ってないですよ。
これをだから記事では限りなく語訳に近い意訳。
インタビューは英語なのでですね。
押されてしまってこれがまあまあタイトルっていうのすごくバーッと広がっちゃうんですね。
これでも盛り上がっちゃいましたと。
いわゆるネトウヨの方々にとってはもう移民なんていうテーマっていうのは非常にセンシティブな話題として受け入れられちゃったと。
でこの炎上で一旦落ち着くんですけど。
この後にですねもう1回亀田のニュースが出るんですよ。
これ今年1月に有機農業に関してのニュースをクリップしてるXのアカウントが台湾で亀田製菓の乳児向けの米果から残留基準値を超えるカドミウムが検出されて廃棄になったっていうニュースを出してですね。
でこれはですね台湾の乳幼児製品のカドミウムの基準値がむちゃくちゃ厳しいんですよ。
でこれね0.04ppmっていう基準なんですけど日本の基準の10分の1なんですよ。
で検出されたのは0.044ppmで本当に台湾の死ぬほど厳しい基準をちょっとオーバーしてた。
でも日本の基準からすると10分の1なんですよね。
クリアしてるわけですね。
クリアしてるはい。
だから日本では何の問題にもなってないし回収騒動にもなってないんだけどこれでまた2つもう2つ重なって盛り上がっちゃったと。
なるほど。
言いかかりって。
ちょっとやっぱりなんかタイトルだけじゃなくて中身記事読めよと私みたいな編集長ウェブメディアの編集長思うわけですが。
タイトルとか頭の1ページ目しか読まれないということは想像しながら記事は書いているものの胸が痛くなるような炎上のルート。
これでじゃあ不売運動だと亀田製菓のせんべい買うなという話が盛り上がるんですツイート上でね。
ツイートでX上でね。
じゃあ実際どうよっていうのを日経クロストレインのが日経ポス情報っていうですね。
スーパーとかドラッグストアチェーンとかのコンビニとか販売データをポスでピッピってレジでピッピピッピやったらそのデータが上がっていくシステムみたいなものがあって。
それで実際何が売れてるかというのを調べられるんですよね。
でスーパー全国約930店舗の販売情報を見ながら亀田製菓の販売金額シェアの推移を見ましたと。
どうだと思います?
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減ってなさそうですね。
そんなに影響受けてないとか?
この展開だったらそうなるよね。
もしかして増えてたりして。
全然横ばい。
じゃあダメージは。
なかったですね。
正直言うと全然ダメージはなかったっていうことなんですよ。
でも20万件も投稿されてるからさぞかしいやっぱりもうせんべい買うなら亀田は辞めるみたいなことになってるのかなって思いがちだけど実は全然影響出てませんと。
でねこの不売運動ってSNS上で起きたケースって他にもあって。
例えばですね2023年から24年にかけて当時サントリーの社長だったニーナミさん経済同友会の代表幹事だったんですよ。
マイナー保険証とかジャニーズ問題とかそういう社会問題に対してコメントするわけですよ。
コメントするたびにそのサントリー製品買うなみたいな話がSNSで起きる。
1年ちょっと前くらい日進食品が年越しどん兵衛のCMをやったんだけどその時にアンミカさんを採用しましたと。
アンミカさんの過去の発言がその時掘り返されてどん兵衛の不売運動が起きたんだけど全く不売運動の効き目は現れずむしろどん兵衛は例年に増して好調の売り益だったということなんですよね。
これやっぱりSNSで炎上するとき、SNSだけに閉じた炎上はやっぱり全然商品の販売とかには実は響いていない。
例えばね最近だと小林製薬だったりビッグモーターだったり本当にこの安全性とか信用を揺るがすようなことが起きてそれがSNSでもわーってなる時っていうのは当然ねやっぱりブランドのイメージの既存っていうのはあるんだけど。
このなんかこう、SNSで突如出てくるものっていうのはやっぱりですねノイジーマイノリティの声。
要はその声だけが非常に大きい少数派に閉じているケースがとっても多くて。
内輪の息を出ない。
出ない。
Xで亀田誠香のツイートを検索してみる人たち。
はい。
どれぐらいいるか。
ですよ。
例えばグローアップの今日のクイズ何かなとかド頭の体操何かなって見る人はRKBはフォローするけどじゃあ不売運動フォローしてるかって言ったら自分に関係する人が投稿してなければ流れてこないので盛り上がってても全然知らないということもあるし。
じゃあXをそうやって死ぬほど見る人たちの層が一般のこの日本国を形成する1億数千万人の中でどれぐらいいるのかっていうことを考えてもまあまああんまり大きくない実はですね。
はいだからあの炎上炎上って言うんだけど炎上が実は本当の社会問題になってるかっていうと。
やっぱりちょっと企業の面から考えるとあんまりそうなってないからもちろん気をつけなくちゃいけないし本当に良くないことが起きた時っていうのは当然ながら既存するんだけどブランドイメージ既存するんだけど炎上起きたからその会社がダメかって言ったら全然そんなことはない。
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なのでまあ堂々としているのが企業としてはいいよねっていう風に見えますね私からしたら。
もう一つねちょっとあのニュースがあるのでそれもご紹介しようと思うんですけどもう1個は日経デジタルガバダンスっていう媒体がありましてですね。
赤いキツネCM炎上1%の批判から連鎖SNS投稿分析という記事なんですよ。
でこれあの年末年末違うか今年の2月かにあの東洋水産の人気カップの赤いキツネ私も大好きですね。
赤いキツネがyoutubeとかで配信しているネットCMがSNSで炎上したんですね。
できっかけはね本当にあの一つの投稿である広告コンサルタントっていう感じの投稿なんですけど。
この女性男性目線でやっている非現実的な女性が描かれていると。
でこれ赤いキツネと緑の狸で緑の狸は男性がオフィスで残業しながら疲れたみたいな感じでそばすするみたいなやつなんですよ。
で女の子の方が赤いキツネでお部屋でテレビを見ながら頬をあからめながらすすると。
見たけど全然なんとも思わないです。
私はね。
今の話だけだと全然性的なことを感じたりはしないんですけどね。
赤いキツネ食べるとき頬ぐらいあからめるんじゃないの好きだしねみたいな。
ごめんなさい。私竹割れてないからね。
そんな感じなんですけどやっぱりこれはフェミニズム的な投稿で炎上みたいになったんですよ。
これ実際どうなの何が起きたのっていうのをデジタル空間の分析を手掛けるスタートアップですね。
TDAIラボっていう会社があってスタートアップ。
そこのですね福間智樹さんという方がXのコメントを6059件抽出してAIを使ってですね。
どんな中身だったかって分析してるんですよ。
この赤いキツネのCMの表現を性的だっていう風に感じたっていう意見がですね全体の中で1%。
性的だって批判するのは過剰反応なんじゃないかっていう反応が27.6%なんですよ。
わずか一つの意見が急激に拡散されて注目を集めてるっていうケースなんですよね。
こういう批判があるっていうのをマスコミはねメディアの記事で取り上げたりしていてですね。
我々も放送してる上で気をつけなきゃいけない。
我々もだからノイジーマイノリティの声を取り上げてそれが社会問題かみたいな風に見せるようなことがあっちゃいけないなっていうのですね。
ちょっと本当に気をつけなきゃいけないですね。
性的に感じたってことは個人個人差があるわけで感じたことは別に悪くないんですよね。
これを世の中の人々数に違いを生きやみたいなね。
そう思っていく方が良くないってことですよね。
もう一つはですねやっぱり今回のこういう投稿って結構あるあるなんですけど。
最初はこのある一人の人がこのCMは女性を性的に扱ってるんじゃないかって投稿するんですよ一件だけ。
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だけど気がついたら全く別の対立、SNS対立みたいになっちゃうんですよ。
これ結構あるあるだなと思って。
この赤いキツネのケースだと女性を性的に扱ってるっていうのはさっき言った通りめちゃくちゃちょっとの人がフェミニズム的な視点に立って批判しました。
そしたら今度表現の自由の制限だって言って反フェミニズム的な視点の人がパーンって反論するわけですよ。
そうすると今度は赤いキツネなんかもどっか行っちゃってフェミと反フェミの戦いみたいになっていくんですよ。
投稿がもともとこの投稿した人はどんな意図だったんだっけとかもともと最初の人はどんなことを言ってたっけとか
この最初の人の意見って大多数の意見だったんだっけ小数の意見だったんだっけとか全然関係なしにどんどん別の
言ってみれば仮想的を作り出して日頃の思いを発散させるような対立構造に発展してって燃やしていくっていう。
だから燃えてる燃えてる炎上してるって言ってもその炎上って一番最初何だったっけって
それただちょっと種火みたいなもので全く違うところに行ってしまうんだけれど
どこまで行っても赤いキツネの炎上だっていうふうに取り扱われがち。
でもそれは果たして本当に赤いキツネの問題だったんだろうか。
企業が損ですよね。
企業は損ですね。
企業側からしたらあれもダメこれもダメになっていったらやれることすごく減ってくるし難しい。
初期対応ってすごく大事じゃないですか。
だけどその一瞬の瞬発力を誤ってしまうとそれがまた別の炎上を生んだりということもあるのでその辺は気をつけなきゃいけない。
今日はそのCM炎上のSNS投稿分析をしていただきました。
山田さんありがとうございました。
落語家の立川翔子です。
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本と音声両方で立川翔子のニュース落語、どうぞご引きに。