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携帯電話の繋がりやすさ、通信品質
2024-10-23 12:55

携帯電話の繋がりやすさ、通信品質

日経エネルギーNEXT編集長 山根小雪
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さあ、この時間は日替わりコメンテーターによる解説で日々のニュースを掘り下げるブラッシュアップです。水曜日は日経BP、日経エネルギーネクスト編集長山根小雪さんです。今日は、私、デジタルガジェットが大好きでございます。携帯電話も大好きです。
もともとの記者の経歴からしても、通信分野というのは専門だったんですよね? そうなんですよ。大学卒業して日経BP社に入って、一番最初は日経コミュニケーションという通信業界を対象にした媒体で、記者としてのキャリアを歩み始めたんですよ。5年間。どんな会社かって言ったら、読者の半分がNTTの社員みたいですね。
消費者が読む本ではなくて、ビジネスで通信ビジネスを。光ファイバーとか携帯電話とか。どっぷり5年間使ったので、私の通信ガジェット好きが拍車がかかりまして。そんな私に飛び込んできた今日のネタ。
なんでしょうか。なになにその通信のネタ。 定番の調査がありまして、携帯電話会社の通信品質調査というのがあってですね。通信品質調査というのは要は繋がりやすいとか。
動画見るときに速いとか。ゲームやってサクサク行くかどうかとか。大事大事。 モネーターで山登っても繋がるかどうかとかね。そういうことをトータルで評価する調査があるんですよ。これイギリスの通信品質だけを調査しているオープンシグナルという会社がありまして。
ここがいろんな調査やってるんですけど、日本の携帯キャリア4社ね。ドコモ、KDDI、ソフトバンク、楽天について年に2回4月と10月に一番いいのはどこよというのを出すんですよ。ちょうど先週ですね新しいのが出まして、それの結果を見たらちょっと震えるような結果だったので、今日はこれを紹介したいと思います。
ガジェット好きの山根さんが震える結果?
もうこれだ。この期中のグロウアップはこれやろう。
昨日の夕方からも私の頭の中は携帯電話でいっぱいですよ。
ちなみになんですけど、どんな結果だったと思いますか?4社のランキング。
結果で言うとやっぱり歴史の長いドコモが、KDDIとせるような形なのかな。
ドコモユーザーとしては。
ドコモユーザーですか、お二人とも。
もうその答えを待ってた。はい、ドコモ、再開です。
そうなんですか?
やばくないですか?
びっくりした。
やっぱり繋がりやすいのはドコモ。通信品質はドコモ。そういうイメージですよね。
だからずっとドコモに買えずに生きてるんですけど。
私はドコモをもう持ってるんですけど、今回ドコモは再開なんですよ、調査で。
どういう順位になったってこと?
実は1位はですね、今回KDDIです。
この調査で初めてKDDIにトップに立ったんですよ。国内首位。
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この調査はエリアの広さとかスピードとか、例えば動画サクサク具合とか、
いろんな調査の指標があって、18個指標があるんですけど、そのうち13個でKDDIが1位で、総合評価も1位。
実はね、ドコモは2022年までは1位なんですよ。そこからね、じりじりと評価を下げて。
去年は2位、春に2位、秋に3位、そして今はもう再開。
つまりどういうことかって言ったら、楽天モバイルに抜かれたってことです。
ってことですよね、新規の1番。
これはちょっと社内がどうなってるのか。
ちょっとドコモさん何やってるんですか?
ちょっとその話に今日説明しちゃおうと思います。
ちなみになんですけど、今回KDDI初めて1位で、それまではソフトバンクが1位だったんですよ。
ドコモが落ちてきた後ですね。
で、ソフトバンクはすごく実は繋がりやすくなったって言われていて、東京では繋がりやすさナンバーワンみたいなことの広告をね。
それはこのデータが根拠になるってことですか?
このデータが根拠になるんです。
もちろん独自のいろんな調査もあります。
だけどこの調査は日本だけじゃなくて、世界中の携帯電話会社に対してやってるんですよ。
だからこれは、これでランキング取れると宣伝的。
ってことは今回はKDDIが取ったから、KDDIが品質1番ですよって言えるってことですね。
これ10月16日に発表して、10月17日に社長が記者会見やってます。
俺ら1位になったって。
世界基準で認められてるってことですね。
そういうのが競争を生んで、より良い品質を作ろうという切磋琢磨が生まれるわけですね。
そんなところでドコモさんは何やってたか説明します。
ドコモって実は通信品質問題が勃発してるんですよ。
聞いたことあります?
2023年の頭ぐらいから、去年の頭ぐらいから東京とか、東名阪の人がいっぱい集まる駅とか電車の中とかで全然繋がらないっていう話が出てまして。
SNSとかでも、ドコモ繋がんない、ドコモ繋がんないみたいな感じになってるんですよ。
で、ドコモ自体も去年の春に、すいません繋がらない状態になってますってことを認めて。
それから半年ごとぐらいにですね、通信品質に関しての記者説明会とかもやって。
どんな対策ってどれぐらい繋がるようになったかとかやってるんですよ。
でもね、直近の説明会でこんなに良くなりましたって言ってるんだけど、でもそんなにやっぱりまだまだなんじゃないのっていうのが現状なんですよね。
次の。
ドコモは今の新しい社長、6月に新社長が就任したんですけど、社長就任会見でこのオープンシグナルの調査で2024年度中に就位を取りたい、頑張るって言ってるので良くなると思います。
でも現状はなかなか改善してない。
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ドコモ側の説明は何かっていうと、アフターコロナの時期を読み誤ったって言ってるんですよ。
え、どういうこと?
コロナの前って繁華街でたくさん通信をする人が多かった。
街中出てお仕事でバイトで学校行って、それがコロナになって住宅街に大量の通信が移った。
合わせて設備投資していくわけですよ。今だと4Gと言われる携帯電話から5Gに移行しているので、どんどん設備は新しいものを追加していくっていうのが携帯電話産業なんですよね。
ところがと、こんな風にアフターコロナでどんどん繁華街に人が戻ってくるってちょっと読み誤っちゃったよ。
だから繁華街の例えば渋谷とか新橋とかが特に繋がりにくいって言われてるんですけど、
そういう人が一気に戻ってきた場所でドコモが繋がりにくくなったっていうのが一応ドコモの説明。
あと他には東京もね、天神もそうですけど、再開発すごいじゃないですか。
もともと古いビルの上に基地局建ててました。ビルが建て替え、基地局なくなった。穴が開いた、繋がらない、みたいなこともやっぱりあると。
なんですが私名、もともと通信記者でございます。
私の当時から尊敬する先輩たちで、私今もエネルギーに移ってるわけですけど、
それから20運年通信をやり続けた先輩たちが最近記事で書きまくってることがあって、
ドコモは技術戦略を誤ったのではないかって言ってるんですよ。
技術的な戦略を。
ちょっとここからややこしい話になるんですけど、携帯電話っていうのは周波数とどういう風に通信するかっていう通信方式の組み合わせなんですよね。
4Gだったら、例えばプラチナバンドとか言うじゃないですか。繋がりやすいプラチナバンド。
4Gになったらだんだんだんだん周波数帯が上に上がっていって、回り込んで繋がるとか。なかなかしにくくなる。
建物の陰でもプラチナバンドなら繋がるけど、5Gとかになると本当に直線的に基地局から見えてるところじゃないと繋がりにくいみたいな特徴があるんですよね。
4Gとか5Gとかっていう風に上がっていくと、データが遅れに遅延がしにくくなったりとか、同時にたくさん繋がるとかスピードが速くなるみたいな、そういう通信企画の進化もあるんですよ。この組み合わせなんですよね。
ドコモは実は5Gに命がけでやってて、繋がりにくい周波数でも速い周波数を使って5Gの企画の基地局を作ってる。
でも、かつての楽天モバイルみたいに繋がったり繋がらなかったりするわけです、5Gのところは。で、4Gと5Gの基地局の切り替わりが発生するんですよ。
携帯見たら4Gから5G、4G、5Gって切り替わったりする。その時に繋がりが遅くなったりするんですよ。
で、KDDIとソフトバンクはそれを見越して、4Gの周波数を使ったまま、その上に5Gの技術を乗っけてるところがあるんですよ。
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そうすると繋がりやすい周波数帯のまま、でも通信の方法だけは5G。これなんちゃって5Gって言われてます。
5Gらしい本当のスピードとかは出ないんだけど、でも本当の5Gに一気に行くとドコモみたいに切れちゃったりするから、スムーズに技術を移行させるためになんちゃって5Gっていうのを挟んでるんですよ。
シームレスなんだ、そうしたら。
そうしたら、消費者は繋がらないなって思わない。途切れちゃったって思わない。だけど、携帯電話事業者的には徐々に設備投資が進んでる。
こういうやり方をしたから良かったんじゃないかって言われていて、ここはまたもう一つポイントがあって、NTTドコモはずっと電電ファミリーって言うんですね。
日本電信電工社です、NTTが。電電ファミリーってNECとか富士通とかなんですけど、そういう人たちの基地局の技術を使ってる。
ドコモとかKDDIはエリクソンとか海外の技術を使ってる。ノキアとか。海外の事業者は海外中のグローバルな携帯電話事業者の4Gから5Gへの切り替えをいろんなとこでトライアンドエラーしてるから、どうしたらスムーズにいくかをよく知ってるんじゃないか。
ドコモはこれから海外製の基地局を入れていくよっていう宣言をしたんですよ、つい最近。
なんかね、日本の技術がダメなんじゃないかとかちょっと思ったりして切ない気持ちにもなりつつ、でもやっぱりガラパゴスがそういうことになったのかとかも思いつつ。
まあでもですね、これを機に日本の携帯電話基地局を作ってるような会社にも頑張ってもらって、ドコモにはまた復権してもらってですね、より競争を働かせてもらうといいなと。
どんな社会でも同じなんですけど、一興というのがずっと続いてしまうと、そこに淀みというか、生まれてしまいかねないところに新たな風が入ることによって競争が生まれてっていうのはね。
今回はそれをいい景気にしていくといいでしょうね。
これでドコモも品質良くなったらみんな良くなるかもしれないから、もっともっとですね。
日本の通信の未来がまた明るいものになるように期待したいなと思います。
いい熱の入り方でした。
すみません、今日は携帯電話オタクになっちゃった。
ということで今日は通信品質について解説してもらいました。山根さんありがとうございました。
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