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さあ、この時間は日替わりコメンテーターによる解説で、日々のニュースを掘り下げる、ブラッシュアップ。水曜日は日経BP、日経エネルギーネクスト編集長の山根小雪さんです。山根さん、おはようございまーす。おはようございまーす。
さて、今日。田畑さん、いおちゃん。はい。車好きですか?大好きです。あら、大好き。まあ、私も車大好きなんですよ。田畑さんが言うな、遮っちゃった。今日のネタは、ジャパンモビリティーショー2025です。
だって、欠かせないですもん。毎日乗ってるし。
特にね、東京にいると、コマネズミのように地下鉄や電車を乗り継いで、あちこちに行くんですけれども、福岡にいたら、全く私は公共交通機関に乗りません。
ああ、そうですか。
車がやっぱり多くなりますか?
多くなります。そもそもね、車大好き。超めんどくさがりや、もうずっと車が大好き。東京サラリーマン時代もずっと毎回持ってます。
そして、私、かつて自動車業界を担当していた時代が結構長くありまして、その頃の辛い取材の思い出なんかも東京モーターショーにはあるんですけれども、ちょうど今、東京ビッグサイトで、9日の日曜までですね、ジャパンモビリティーショー2025がやっているので、その中で、やっぱり今回目玉はこれよね、というのがありまして、ご紹介したいなというふうに思います。
はい。
これね、ジャパンモビリティーショーっていうと、え、何それってちょっと思われる方いらっしゃるんじゃないかなと思うんですけれども、2023年に東京モーターショーから名称が変わったんですよね。
ちょっとまたややこしいのは、2年に1回は今やっているようなですね、自動車メーカーがずらーっと来て、100万人来ます、来場者みたいな感じで一般公開されるイベントなんですけれども、実は毎年もっとジャパンモビリティーショーはやっていて、去年はですね、ビジネス向けの限定イベントっていう感じですね。
商談会みたいな感じで、一般来場なしっていうのをやってましたと。で、今年は過去最大510社を超える企業団体が参加していますと。で、完成者メーカーはね、もちろん日本のトヨタやホンダや日産や鈴木屋大発でずらーっと並ぶわけですけれども、そこにですね、今回は韓国のヒョンデトキアが初めて出展していますということなんです。
で、私が何を注目しているかというと、やっぱりですね、経営のEVですよ。経営のEV。
そうか。経営も電気自動車が主流になってくるってことですか。
ここにやっぱりEVが入ってくるっていうのは、この先の日本のEVの拡大っていうのがどうなるかっていうような資金積になると思うし、やっぱり本命なんじゃないかと長らく言われてきた領域なんですよ。
実際ですね、今売ってる日本のEVのうち4割以上が経営なんですよね。これ日産のサクラと、もう一つは三菱自動車かな、の車2車種で4割以上を超えていて、そもそも今売れてるのも経営EVと。
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で、日本市場っていうのが経営の市場なんですよ、実はですね。どれくらい経営の市場かって言ったら、一番日本で売れてる車って何だかわかります?
シャッシュ。
シャッシュ、ワゴンR?違うか。
違うんです。
NBOX?
NBOX、正解。2020年一番売れた車はNBOXです。2位わかります?
2位?1位だけでいいじゃないですか。
じゃあ私が教えちゃう。
2位はね、スズキのスペーシアです。
スペーシアもよく見る、最近。
3位はヤリスで、5位がカローラなんですけど、4位が大発ムーブで、6位が大発タントなんですよ。
つまり1位も2位も4位も6位も経営自動車のハイトワゴンなんですよ。
ほんとだ。
つまり日本はとにかくここが売れてる。
経営自動車の販売は、販売台数に占める割合はだいたい35%なんですけれども、商用車6割、経営自動車、そして家庭の2台目ですよね。
そうですね。
1台の時代は経営自動車ということで、経営ってやっぱり日本独自企画なわけですよ。
もう全然違う。幅から何から違うので、海外メーカーにとってみると、新用の車を日本という、さほど大きくなさそうに見えるマーケット向けだけに開発しなきゃいけないんで、めっちゃハードルが高い。
しかし今回、中国のBYDがいよいよ、ラッコっていう名前の経営自動車を日本モビリティショーで発表したんですね。
ちょうど半年前に、このコーナーで、やばい、BYDが経営自動車のEVを日本に持ってくるよ、やばい、やばいって私解説したんですけれども、いよいよお披露目されました。
一部報道によると補助金入れたら200万切ってくると言われています。
今、日本の経営自動車の平均163万円って言われているので、車体価格でもかなり肉薄するところまで経営EVはやってくるし、自宅で普通充電って言われる、急速充電じゃない、夜の間に充電するみたいな時間かかるやつですけど、あれを使うとガソリン入れるよりもランニングコストめちゃくちゃ安くなるんですよね。
なので、トータルで考えると、かなり安い。そして今はもう後続距離って、ほとんどのEVが400キロとか超えているし、大きい車になると700キロとかなので、あんまりもう後続距離って問題にならなくなってきているなと思うんですけれども、経営の場合は、やっぱり家族でお出かけするときはワンボックスだけど、近所に買い物行ったり、子供の送り迎えしたり、お仕事行ったりするのは経営ですっていうような方もたくさんいらっしゃるじゃないですか。
そういう用途だと、後続距離400キロってもう十二分ですよね。
なので、そうすると、ただ単に安い車になるんですよ。
で、BYDのラッコ。名前もめっちゃ可愛いんですけど、ちゃんとハイトワゴンで左右スライドドア。
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日本でNBOXやタンとか売れているのと同じ理由ですよ。
パッとベビーカーそのまま入れられるとかあるじゃないですか。
後部座席はスライドドアの方が便利とかね。
子供乗り込みやすいとか。
生活に合ってるんですよね。
あのパターンですね。
で、BYDが来るのは言ってみれば黒船なわけですよ。
この軽自動車という非関税障壁に守られてきたマーケットなわけです。
日本専用車を作らなきゃいけないっていう独特なこのカルチャーで、日本だけでしか売れない車を作る輸入車のメーカーっていうのは今まで実はあんまりなかったんですよね。
トライしたメーカーもいたけれども結局すぐ撤退してしまって、やっぱり軽自動車っていうのは今日本メーカーですね、すべて。
大発も鈴木もね、みんな日本メーカーです。
そこにやっぱりBYDが持ってきた。
それだけやっぱりBYDにとって日本市場は攻略したいという意思があるってことですね。
なぜかといえば、小さいと言いながら結構大きいんですよ、日本市場って。
世界で4番目の市場です。
一番でっかい車の販売台数が一番大きいのは今は中国なんですよ。
2位がアメリカ、3位がインド、実は4位が日本市場。
そしてそのうちの4割が軽自動車なんですよ。
ここを攻略できるとそれなりのパイが取れるっていうところでもありますし、中国の国内のEVの競争っていうのはすさまじいものがあってですね。
BYDは相当売れてるメーカーで今もう世界第7位の自動車メーカーなんですよ。
日産よりも本田よりも車売れている。
でもやっぱり成長に限りがなんて言われたりしているところなんですよね。
なのでBYDにしてみると何としてでも成長させていくには、よしじゃあ日本の専用の車を設計して乗り込んでやろうじゃないかということで、
ラッコを開発して持ってくるということなんですね。
そうすると、本気のEVが中国から来ちゃうのヤバいってなるじゃないですか。
迎え撃つは本田や鈴木です。本田はN1EっていうNBOXみたいな検出動車のEVを発売したばっかりですね。
鈴木は今回のジャパンモビリティショーでビジョンイースカイって検出動車のEVを発表しました。
これ2026年の量産開始ということで、まだ値段とかは明らかにしていないし、鈴木の社長がジャパンモビリティショーで受けたインタビューで、
むやみな価格競争はしない方がいいとか言ってですね。
BYDを牽制するようなことを言ってるし、BYDはBYDで、このラッコは日本専用車だから、
中国とかで作って世界中で売って固定費回収してる車じゃないから、そんなにむちゃくちゃ安くはできないなんて言ってるんですけど、
むちゃくちゃ安くなりますよ。絶対なる。
なので鈴木も牽制、BYDも牽制、価格そんな安くしないしない、お互いちゃんと利益取れるようにしようねなんて言いながら、
ここは激しい競争と価格の低価格競争になるんじゃないかなという風な気がします。
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来ちゃったよ、いよいよ。
電気自動車EV市場だけで見ると、ちょっと原則気味なとこあるじゃないですか。
田畑さんよく聞いてくださいました。その話したいなと思ってたんですよ。やっぱりそういうのあるじゃないですか。
どうせEVなんてさ、みたいなね。どうせ中国メーカーなんてさ、韓国メーカーなんてさ、国内にはあると思うんですけど、
さっき言ったように中国メーカーっていうのはめちゃくちゃ伸びてて、BYDは電動車だけで世界第7位ですからね。
これ、電動車だけで世界第7位ってどういうことかって言ったら、世界中で実はEVは売れてるってことなんですよ。
田畑さんがおっしゃられた通り、2023年頃ですね、やっぱり世界中で補助金が終わったりしてEVは減速と。
やっぱりEVじゃなくてプラグインハイブリッドなんじゃないか、ハイブリッドなんじゃないかとめちゃくちゃ言われましたよね。
でも国際エネルギー機関が出している販売台数の推移を見ると、やっぱりEVは伸びてるんですよ。
伸びてます。2024年の数字を見ると、22%がEVとプラグインハイブリッドの合算なんですよ。
世界の新車販売の22%ですよ。プラグインハイブリッドよりもEVの方がかなり多いっていう状況なんですよ。
これ直近でですね、2025年8月の単月で見ると、実は世界の新車販売台数の18%がEVなんですよ。
プラグインハイブリッド足すと27%。もちろん中国の自動車市場っていうのはめちゃめちゃ大きくて、
中国は相変わらず価格がすごく安いのでEVめっちゃ売れてるんですけど、それだけじゃないです。世界中でやっぱり売れ始めてる。
なんでなのかっていうと、日本でもね、さっき200万云々って言ったじゃないですか、めちゃくちゃ値段が下がってるんですよ。
トヨタのBZ4Xも値下げしてるし、テスラも値下げしている。BYDも既存モデルも値下げしてる。
ヒョンデも値下げしてる。みんな値下げしてるんですよ。
なんでかというと、中国製の蓄電池の値段が供給過剰で激安になってるからなんですよ。
EVに乗せてる電池のシェアっていうのは中国メーカーがめちゃくちゃ強くて、ここが相変わらず太陽光パネルの時と同じなんですよ。
めちゃくちゃ電池メーカー同士が競い合って設備投資しまくって、ちょっと市場が減速したら急に電池がめちゃめちゃ余って、
その余った電池を使う自動車メーカーのEVの値段がガガッと下がる。
これしかも中国の蓄電池メーカーっていうのは、要するに供給過剰になってる段階で大幅値下げをしてライバルを潰してやろうみたいな戦略をですね、
周囲のCATLっていう蓄電池メーカーが取っていたりすることもあってですね、
価格が安い、ちょっとした不便は激安価格で乗り越え始めてるっていうのが、世界の自動車市場で起きてることかなというふうに見ています。
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そういった軽自動車が今どれくらいのものなのかっていうのは、Japan Mobility Showに行けば直に見ることもできるってことですよね。
はい、見ることできますよ。福岡でも年末にありますもんね、Japan Mobility Show福岡ね。
はい、ありますので、直に見てみるチャンスかもしれませんね。
今日はそのJapan Mobility Showについて解説してくれました。山根さんありがとうございました。
ありがとうございました。
山根さん駅のブラッシュアップをお送りしました。
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