2025-11-12 13:44

メガソーラー規制について

日経エネルギーNEXT編集長 山根小雪
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この時間は日替わりコメンテーターによる解説で日々のニュースを掘り下げるブラッシュアップ。 水曜日は日経BP、日経エネルギーネクスト編集長の山根小雪さんです。
山根さん、おはようございます。 おはようございます。今日のアンケートの回答は1、お酒は毎日やめれませんです。
イエーイ!嬉しいです。 イエーイ! イオちゃんもかな?
気持ちは?
そう、やっぱりね、飲む瞬間でリセットされるところもありますよね。
今日も仕事が終わったという気持ちになるからですね。 そうそうそう。
私ね、完全なるビール棟です。最初から最後までずっとビールの缶を開け続ける。開け続けちゃう。小さい声になっちゃった。
いいね。丸くなる星でいろって。
さあ、そんな中、山根さん、今日はどんな話をしましょう。
今日は超真面目な話題、メガソーラー規制についてお話をしたいなと思います。
メガソーラー規制、はいはい。
高市首相がですね、総裁選の時に私たちの美しい国土が外国製の太陽光パネルに埋め尽くされるなんて許せないみたいなことを言ったりして、
ちょうどですね、おとといの日、自民党が合同会議、いろんな5つの役所にまたがっている関係者が集まる会議をやって、
メガソーラーについての規制を強化する法案を来年の通常国会でのテストを目指してやっていきますよということでですね、規制強化を打ち出しているんですよ、メガソーラーに対してですね。
でもメガソーラーってそもそも何よって、例えば福岡県内車で走っていたらいっぱい太陽光パネル見るじゃないですか。
でもあれ全てがメガソーラーというわけじゃないんですよね。
なんかこう地面に置いてあったらメガソーラーなんじゃないのみたいな気持ちがあるかもしれないんですけど、
そもそもメガソーラーっていうのは1メガワット以上の出力を持つ大規模な太陽光発電所というのが定義で、1メガワットっていうのは1000キロワットなんですけど、
1000キロワットは家庭の電子レンジ500ワットだとすると、2000台同時に動かせるぐらいの出力が出るようなものなんですよ。
なかなかこれイメージつかないですけど、でもちょっと難しくないかな。
1メガワット分の太陽光パネルを敷き詰めると、土地としては2ヘクタールぐらい、1ヘクタールから2ヘクタールぐらい使う。
パネルの効率にもよるけど、2ヘクタールは我々の福岡ドーム、水尾ぺいぺいドームの大きさでいうと4分の1ぐらいの大きさで2ヘクタールですね。
なので福岡ドームぐらいの大きさがあったらメガソーラーだっていう感じ。
ドームの半分とかドームぐらいの大きさのすごく大きいものがあったらメガソーラーとして定義をされます。
ただ、世間一般ではなんとなく大規模な太陽光発電があったらメガソーラーなんていう言葉を使ってしまっていることも結構あるのかなっていう気がします。
03:00
最近トラブルが結構メディアで報じられることも多くて、代表格は北海道串路市ですかね。
串路出現の近くで森林伐採をして、そこで太陽光発電所のメガソーラーを作ろうとしていることに対して地元の人たちが反対をしている。
この串路の場合は、もともと許可を得ていた伐採の面積よりももう少し多くの森林を伐採していたということもあって、森林法違反ということで是正を求められています。
他だと、例えば千葉県の鴨川市で森林の伐採が実際よりはちょっと大きかったということで、森林復旧を求める行政指導が行われている。
この2つは結構最近大きく報じられていて、どちらも森林法の違反が指摘されているんですけれども、他にトラブルが起きていたり、トラブルがそんなに報道されてなくても地元がええってなっているみたいな事案の場合は、実は法律違反はないケースが多いんですよ。
法律上は合法です。だから作りますっていう。これやっぱり許認可が必要なので、法律違反、ここは作っちゃいけない場所ですよっていうところに作ったりができないわけですよ。なので事業者としては法的には問題がないから作りますっていう風になるわけなんですね。
でも地元の人からすると、そこが実はその街の歴史だったりとか、先祖代々にとってすごく大事な場所だったりとか、この慣れ親しんだ景色が変わることに対しての嫌だなっていう気持ちだったりとか、その地元によっていろんな思いだったり事情があるわけですよ。
この思いや事情っていうのは千差万別。千差万別の思いとか事情を法律で全部カバーするっていうのは難しいわけなんです。だからこの森林法に違反していて伐採していた面積が大きかったみたいなのっていうのは法律でカバーできるんだけども、なかなか法律ではカバーできないケースもあると。
例えば先祖代々にすごく大事な土地に何かができちゃうのは嫌なんです。ひょんなことで土地が売却されちゃってたんですみたいなと困るじゃないですか。なので一応自民党は今の案で言うと、16の法律に関して規制強化をするっていう風に言ってるんですけれども、でもやっぱりこれもう既に太陽光ってここ10年以上FITっていう固定価格買取制度っていう制度が2012年に始まってからずっと増えてきていて、
地元で嫌だなとか反対だとか、これはやめてほしいみたいな話っていうのは各地でこれまでもあったので、ルールはどんどん厳しくなっていってるんですよ。例えば住民説明会は絶対やらなくちゃいけない、こういう規模になったらやらなきゃいけないよとか、ルールは厳しくなってきてる。でもやっぱりカバーできないことはあるっていうのは最近の規制強化を、私は規制強化はすごく大歓迎なんですけれども、でもやっぱりそれだけでは解決できない。
じゃあどうするかって言ったら、新しいものを作るときは作る事業者が地元に説明を尽くして不安を解消してやっていくっていうのが基本なんですよ。これは新しい工場を作りますだったりとか、新しいビルを建てますだったり、最近だったら例えばデータセンター作りますだったり、いろんなところで必ずやるべきこと。
06:17
発電所だったり、例えばゴミ処理施設作りますとか、そういうのになると迷惑施設だからますます反対運動を起きますよね。例えば仮想場を作りますとか。でもやっぱり、じゃあこういう条件だったら、こういうふうに地元にいろんな恩恵を還元できるんだったら、何かあったときに助けてくれるんだったら、じゃあやりましょう、一緒にやっていきましょうねみたいな形で地域と共生をしながらやっていく。これ地域共生っていう言葉はすごくキーワードだと思うんですけれども、
そういうことはやっぱり太陽光発電についてもやっていかなきゃいけない。これはどんなに規制を強化したとしてもやらなきゃいけないですよっていうことだっていうのはまず先にお伝えしておきたいなと思うんですね。
どうしてこんなにいろんな反対が起きるのかっていうのを、専門家にこの間取材をする機会があったんですね。そうすると、実はこんな調査があるんですよ。総務省が去年、自治体に対して太陽光発電に関してトラブル起きてますかっていう調査をすると、4割ぐらいの自治体がトラブル起きてるみたいなことを答えてるんですね。
でも実際、太陽光発電所っていうのは日本全国めちゃくちゃあって、トラブルが起きてるの、実際にトラブルが顕在化してるのは本当にごくごくごくわずかなんですよ。じゃあどうして地元側はこんなにトラブルが起きてるって捉えてる、地元の役所がですね捉えてるかっていうと、例えば他のエリアでトラブルが起きたって報道を見ます。今だったら九州路で湿原が開発されてるみたいなのを見ると。
で、そういう時に法律上はオッケーだって言うんです。だから行政指導をしてもらってるけど、それ以上工事を止めることができないんですって反対してる地元の方が言ってる報道を見る。そうすると、あ、止めることができないのか。え、うちのそばにもできちゃったらどうする?って不安になったりするわけですね。
で、そうすると役所に電話かけて、まさかうちの町であったりしないよな、長々に言っとけよ、みたいなことが起きたりするわけですよ。そうすると地元の首長さんは、え、これなんかあったらどうしよう、次の選挙があっとかなるし、役所の人はそうやってクレームに近いような電話を受けたりすると、それをやっぱりトラブルだっていう風に受け止めてしまう。
なるほど。
大平 もう圧倒的に中国製で、ここはもう競争が終わってしまった。戦ってみんな日本製も、アメリカの中でも頑張ってるメーカーはあるんですけど、みんな負けてしまって、中国のメーカーが勝って、圧倒的に安くなってしまったと。なので、中国メーカーとお金持ちだけが儲かってるんだっていうような、そういうやっぱり印象がある。
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大平 そこにもう一つこじれちゃってる気持ちっていうのは、福島第一原発事故の後に、原発よりも再エネの方が日本のためになるんだ、いいことなんだって思って、太陽光が入ってきたのに、結局儲かったのはお金持ちだけだったのかみたいな。お金は中国に行っちゃったのかみたいな。
大平 そのなんか、なんでっていう気持ちとちょっとしたこのジェラシーみたいなものが相まって、メガソーラー反対の雰囲気っていうのがあるのかなっていうふうに思いますね。ただ一方でですね、太陽光発電っていうのはコストがものすごく安い発電設備だし、世界中でやっぱり再エネの中心が太陽光なんですよ。
この先も導入は進めていくべきだし、進んでいくんだと思います。やっていくべき、別にメガソーラーを山林切り開いてやる必要なんか全然ないんですよ、もう。なんで山林切り開くかって言ったら、いい場所もう使い終わったからです。工場とかの工業団地の空き地とかゴルフ場跡地みたいな作りやすいとかも作っちゃったから。
でもね、例えばなんですけど、ちょうど11月の2日に久山に日本ベネックス久山ソーラーポートっていう新しい太陽光発電所ができたんですよ。3.7メガワットなんで本当にめちゃくちゃでかい。さっきの福岡ドームの例えで言ったら福岡ドーム1個分近いぐらいの。これね、物流施設の屋根の上なんですよ。屋根上で九州最大級です。
大きな設備の屋根の上だったりとか、それこそ住宅だったりとか、これコストが本当に安くなった。フィット始まった頃に比べたら9割安くなったって言われるぐらいの、これグローバルですよ。本当にもうめちゃめちゃコストが安くなっているので、わざわざフィットみたいな制度を使ったり、大規模にしたり、作りやすいところに作ったりしなくても、十分ビジネスとしていろんなことができるようになってきてるんですよ。
で、また地元と一緒にやるときは、いろんな災害もありますから、災害時の電力供給を一緒にやっていきましょうねとか、作った電気は地元に供給しますよっていう形で、一緒に地元と作っていくいい案件っていうのも実は結構増えてきているので、このなんかもう事業者の無理にでも作りたいって気持ちを持ってる事業者がいるのは確かなんだけれども、そういうやり方じゃなくて、みんなで一緒に作っていける。
コストがせっかく安くなってきてるんだから、それを活かしながら、今までつけれなかった場所にもつけていくっていうようなことを考える方がいいんじゃないかなっていうふうに思います。私は規制を強化して、強化しまくって、みんなが安心して受け入れていける。むしろ規制を強化していった方が、災害年をこの先みんなが受け入れてやっていくっていう意味ではプラスなんじゃないかなっていうふうに思っています。
そうですね。そういう説明を尽くして地域共生っていうのがキーワードっておっしゃってましたけども、そういうやり方で丁寧に進めていってほしいですね。
12:04
本当にそうなんですよ。それしかないんです。絶対丁寧にはしなきゃダメです。
ということで山根紗友希のブラッシュアップでした。山根さんありがとうございました。
お問い合わせご予約は、スタービル博多祇園のホームページからどうぞ。
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