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毎週水曜日のこの時間は、山根小雪のBrushUpをお送りしています。 山根さん、今日の話題、ニュースは何でしょうか?
今日は、今まさに動いているジェンダーに関する2つの動きについて取り上げたいと思います。
1つは、先週、福岡地裁が、同性婚訴訟は違憲だという判決を出したこと。
それからもう1つは、昨日衆議院の委員会に通過したLGBT法案ですね。
G7広島サミットが終わって、一気にこの辺りの動きが2つ出てきたので、
1つは福岡地裁ですし、今日はこの話題を取り上げたいと思います。
まずは、同性婚の訴訟からですかね。
同性婚の話、なんでまだ認められないの?という気持ちです。私としてはですよ。
何と言ってもBL漫画大好きな私としては、
どうして同性同士のキラキラしたカップルの恋愛話を、
いつも私たちはエンタメとして楽しんでいるのにそれが認められないのか、
という個人的な怒りを抑えつつ、何があったのかを説明したいと思います。
まず、福岡県と熊本県に住む3組の同性カップルが、
同性同士の結婚を認めていないのは、憲法に違反するじゃないかということで訴訟を起こしました。
これに対して福岡地裁は違憲だと言ったわけなんですね。
この同性カップルが訴訟を起こした憲法で権利が認められていないという集団訴訟は、
全国5カ所で2019年から起こされてきまして、
この福岡で一新の判決が揃ったんですよね。
5件のうち2件が憲法違反、2件が違憲状態。
1件だけ大阪地裁が合憲と言ったんですけども、
この合憲についても、
いや合憲って今は言うけども、社会上の変化によっては今後は憲法違反になり得るよって言ってるんですよ。
つまり裁判所からのメッセージは、
当時憲法の条文の中には両性の同意みたいなことが書いてあるんですけども、
当時は同性のカップルってことは想定してなかったよね。
私たちが得られる人権とか権利、手出し合わせたら、
今はちょっともう違憲なんじゃないのと、
ちゃんと法制度を整備しなさいねっていうメッセージを裁判所は出しているというふうに思います。
同性婚って認められないと何ができないかっていうと、
有意言がないと財産相続できないとか、
子供を2人で育てていても2人が親権者になることはできないとか、
パートナーが病気になっても病状の説明を病院で聞けないとか、
医療行為に同意ができないとか、遺族年金もらえないとか、
男女の結婚だったら当たり前になっている法的ないろんな補償や制度が、
かなりのものを認められないんですよね。
男女の場合は事実婚でも今認められるようになってきてるんですよ。
なので同性のカップルの場合も同じように認めてあげるべきなんじゃないのって、
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何が問題なのというふうに思います。
今まだちょっと国は慎重姿勢ですけれども、
もう一つのテーマのLGBTの法案のほうも動きがあるので、
ここは今後動いていくことを期待したいなというふうに思いますね。
もう一つ先にLGBT法案何なのっていう話しようかなと思うんですけども、
これはLGBTの人たちを差別したらダメよっていう基本的な考えを書いてる法律なんですよね。
当たり前に聞こえませんか?差別したらダメよって。
それは何においても人権を守られるべきで、差別はあってはならないわけですよ。
そう、でもやっぱり江戸時代までの日本はすごく何でも寛容だったって言われますけども、
明治大正の時代からやっぱり同性愛は精神異常であるみたいなんですね。
そういう差別とか偏見に苦しんできた歴史っていうのもありますよね。
ただやっぱり今もう社会的な認知ってすごく変わっていると思うんですよ。
私にやっぱり一つ大きな変化を感じたきっかけは、
2016年にオッサンズラブっていうテレビドラマを地上波でやったんですよね。
その後、昨日何食べた?っていう漫画がドラマに載って、
最近だと作りたい女と食べたい女っていう、今まで男性カップルの恋愛話が多かったですけども、
今度女性カップルの話もですね、これNHKが地上波のドラマで流したわけですよね。
やっぱり映画だったり漫画だったり、そういうものは個人が好みに合わせて選んで読んでいったり楽しんだりする部分もあると思うんですけれども、
地上波のテレビでそういうドラマが普通に流れるようになっているっていうことが、
どれだけ社会的な認知度が進んでいるか、みんなが当たり前のものとして受け入れて、
それをエンタメとして楽しむような時代になったのかっていう現れだなと思うんですよね。
オッサンズラブって2016年なので、もう7年前なんですよね。
もう差別だ、精神異常だ、そんなこと言ってる時代じゃもうないし、
実際に世論調査の結果なんかを見ると、いろんな新聞社だったり支持政党いろんな人がいると思うんですけども、
どんな世論調査でも過半数みんな賛成なんですよ。7割賛成みたいなものが多いんですよね。
だから国民感情としては、差別はいけないよねっていうことの何が問題なの、当然でしょっていう感じだと思うんですよ。
同性婚についても同じだと思います。いいんじゃない、別に。
私たちの今までの慣習、変えるって言ってるわけじゃなくて、そうしたいよっていう人がいるんだから、
そこを認めてあげるのに何がいけないのって話だと思うんですよ。
なんですけど自民党はすったもんだしております。
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失われる奪われるみたいな感覚の人がやっぱりいるってことなんですかね。
だって昨日法案審議の時に、お腹が痛くなりましたってトイレ行っちゃった議員とか言いましたよ。
あれ何なんだろうっていうね、あれはちょっと愚かな行為だなと思っちゃいますよね。
自分たちがご主張してたものと違うから参加しませんって堂々と言うならなんですけど、
お腹痛くなりましたってそんなこと言いますかっていうぐらいすったもんだしてるわけですよね。
これはやっぱり少数派、もはや今少数派だと思いますけれども、
自民党内の保守派の一部の中に今なお同性愛は認めない精神的異常なのであるみたいなことを、
この2022年23年のこの時代でも堂々と言うような人たちがまだいるんですよね。
これは100年前の話じゃないのと。今この時代にそんなこと言うって思いますけど、
でもやっぱりそれを自分たちの主張として訴えている人たちがいると。
国際感覚ともずれてるようだね。
ずれてますね。
同性婚はG7で認めてないのは日本だけですし、
こういう差別はしちゃダメだよねって基本的な理念を定めた法律が認められてないのも日本だけですね。
だから結局サミットを挟んで岸田政権は一気に舵を切ってこの法案を通すことになりました。
今は中身の修正の仕方について当事者団体がこれはやっぱり求めてたものと違うとか、
そういう意見はいろいろ出てはいるんだけれども、
私自身の思いとしてはやっぱりものすごい遅れてるわけですよね、日本って。
何もかもこういうことに関してものすごい遅れてます。
それは女性の活躍みたいな難易度が低いというかですね、
そういうことも含めてめちゃくちゃ遅れてて、
もう今他の国では当たり前じゃなくなったことを当たり前だというようなことがまかり通ってる国において、
やっぱり法律ができるっていうのは一つ前進だっていうふうに捉えたいなとは思います。
もちろん当事者団体の人たちが今回いろんなことが修正されてるんですよね。
自民党の案があって、与野党で3案あって。
維新国民の声でジェンダーアイデンティティっていうふうに言い換えて修正したりとかね。
そうですね。その修正はすごく良かったんじゃないかと思うんですよね。
元々は性自認っていう、自分が認める性みたいな言葉を自民党の保守派が性同一性っていうですね、
いわゆる病気に紐づけるような言葉に変えたいっていうふうに言って、
それはちょっとってなったところで、性自認だったり性同一性のもともとの英語の自治体を持ってきたので、
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そこはまだまだいいかなと思うんですけども。
他にもいろんな修正項目があって、反対してる人もいます。
特に反対の意見が多いのは、
全ての国民が安心して生活することができるように留意する、みたいな文言が追加されてるんですよね。
そこは全ての国民がって書くと、そもそもLGBTの人たちに対して不安な思いを持っている人がいるっていう前提に取れるじゃないかと。
結局差別するなっていう法律なのに、また差別の話になるんじゃないのっていうような懸念の声があるのは事実なんだけれども、
ただまあまあまあ第一歩、第一歩でその先おかしなことにならないように私たち有権者がしっかりと見守っていきながら、
もっと寛容な社会になっていくようになったらいいなと思いますね。
あれもダメこれもダメじゃなくて、こんな人がいてもいいじゃない。あんな人がいてもいいじゃない。考え方も生き方もみんなどんなんだって楽しかったらいいじゃない。
それぞれが納得してやってるならいいじゃないって。
村感覚がなかなか取れないのかなと思うんですよね。やっぱり外部からの文化をなかなか受け入れられないっていう一定の人がいて、
そこが力を持っちゃうと、なかなか通すのも通さないっていうかね。
自分と考えの違う人を認められないっていうことですよね。みんなが自分と同じなんてことは本当はありえないじゃないですか。
結婚すること一つとっても仕事の選び方一つとっても子供を持つもたないにしたっていろんな考え方の人がいるんだけれど、
自分と違うからそれは間違ってるっていう発想にはならないでほしいなって思いますよね。
そうですよね。自分の違い、人との違いもあって、それを認めてだから他人も認めてやっていう寛容な社会を築き続いていくべきだと思いますね。
本当にそう思います。そしたら少子化対策みたいなね。昨日ちょっと話題でしたけど異次元の少子化対策の話ですね。
ああいう話とかもっとスムーズにいろんな風に転がっていくんじゃないかなって思いますけどね。もうちょっと寛容でありたいなって思います。
この法案が今後また参議院に行きましたけれども、法案が通った後もまだまだ議論を止めることなくね。
もっともっと先に進んでほしいなと思いますね。
これはまだまだ第一歩だけど大きな一歩を踏んだなっていうふうに捉えたいですね。
山根さんありがとうございました。
ありがとうございました。
日経エネルギーネクスト編集長の山根紗友希さんでした。
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