00:00
さあ、毎週水曜日のこの時間は、山根小雪のBrushUp。 今日のテーマなんですが、
工場などの屋根に設置する太陽光パネルで発電という取り組みについてですね。
はい、そうなんですよね。昨日、朝からですね、各紙、新聞やテレビが随分報道したと思うんですけども、
工場とかの屋根につけた太陽光パネルで発電した電気を精度で高く買いますよっていう、
新しい精度を経済産業省が決めましたっていうことがあったんですね。
今日はちょっとこのニュースの解説をしようと思います。
太陽光パネルで発電した電気っていうのは、固定価格買取精度っていう精度で、決まった値段で一定の期間、10年とか20年ですね、買い取ってもらえる精度があります。
これは、2012年に始まった精度で、田本さんお家の確か太陽光パネルはこの精度を使って電気を売ってるんですよね。
一時はすごくいい値段で買い取ってくれてよかったですよ。
そうですよね。
一時はですよ。
まさにこれ10年、精度が始まってから時間が経って、今はもうすごく安くなってるんですよ。
太陽光パネルの価格が下がっていくのに合わせて買い取る値段を安くしてきたので、もうこれそろそろ精度終わりなんじゃないのって言われるぐらいですね。
今ね、買い取りの値段安いんですよ。
今回工場とかの屋根につけた太陽光パネルは高値で買い取りって言ってるのは、今までとちょっと別に屋根につけたものだけはすごく安い買い取りの値段なんだけど、それをちょっと上回ししてあげますよっていう精度を始めますっていうことなんですね。
これどういうことなのかっていうとですね、屋根ってすごく太陽光パネル設置しやすいわけですよ。
例えば物流倉庫、めちゃくちゃでかい平らな屋根がついてるじゃないですか。
そこに太陽光パネル設置すると、日本の再生可能エネルギーの導入率を上げることにもすごく貢献するし、とってもいいんですけれど、これですね、今どんなことが企業の中で起こってるかっていうと、買い取りの値段とっても安くなった一方で電気料金がめちゃくちゃ上がってますよね。
そうするとすごくいいことなんですけど、この精度を使うんじゃなくて、太陽光パネルで設置した電気は自分たちで使おう。それが一番お得だっていうことになったわけですよ。
太陽光で発電した電気の方が電力会社から買ってくる電気よりも安い時代なんですよ、今。
ただこれ一つだけ国がもっともっと増やしたいと思う目標と合わないところがあるんですね。
どういうことかっていうと、物流倉庫とか企業の工場の屋根、ものすごい大きい屋根があります。
でも企業からしてみたら自分たちの電気料金を削減するために使いたいわけだから、自分たちが使う電気の量よりももっと多く発電する理由がないんですよ。
太陽光の初期費用がお金かかってしまうので、自分が使う量ぐらいに合わせて太陽光パネルをつけるんですよね。
03:04
そうすると、例えば物流倉庫なんていうのは、中LED照明がついてるだけで、大して電気使わない。
そうすると屋根はめちゃめちゃでかいけど、太陽光パネルはちょっとだけつけたら十分になっちゃうんですよね。
これもったいないじゃないですか。
最初に工事する時にまとめてたくさんつければ工事費用なんかも安く済みますから、
じゃあ自分が使う分よりも多くなった分、この電気なんか買い取ってもらえる制度があったらもっとつけようかなっていう。
そういう制度につながるわけです。
今回の制度はそういう理由なんですよね。
だから太陽光パネルをつける業者がこれは儲かるぜって言って屋根にパカッとパネルつけてあらかすぎしてやったぜ、イエーイみたいな制度ではもうなくなっていて、
工場の屋根とか平で大きくて、日本でこれから太陽光発電を増やしていくのにすごくいいねって言われている場所がなかなか増えなくなってきているので、
そこに何とかインセンティブをつけようっていうのが今回の制度です。
これ同じような動き、この間までこの番組でも解説をした東京都が太陽光パネルの設置を新築の建物に義務化しますっていうルールがあったんです。
あれはやっぱり屋根に太陽光パネルを増やすのはとってもいいよねって、だけどなかなかみんなお金がかかってやってくれないからよし義務化しよう保証金つけるから義務化するよっていうルールだったわけですね。
今度は東京都だけに限らず、日本として国としては経済産業省は屋根の上の太陽光パネルを増やしていきたいねっていうことでこういうルールを作ったんですよ。
太陽光パネルって言うと、我々九州に暮らしているとものすごいあるじゃないですか、あちこちに。
はい、よく見ますね。
山の中とかにものすごいあって、住民の方が反対みたいな話とかもあったりするじゃないですか、最近。
そうですね。
だからすごく増えてきたし、日本としては資源のない国だし、今回ウクライナの戦争があったりして、やっぱり化石燃料、天然ガスも石油も石炭も全部輸入に頼ってたら、戦争とか起きたら私たちエネルギー確保できなくなっちゃうかもしれないみたいな話の中で太陽光発電とかを増やしていってエネルギーの自給率を高めていくっていうのは国としてものすごい大事なことだと思う一方、
あそこの山切り崩して太陽光パネルつけるのはちょっとどうなの?みたいな話があるわけですよ。
つまりこれ、良い再生可能エネルギーと悪い再生可能エネルギーっていうのがやっぱりみんなの中にもうできてきたってことなんですよね。
で、屋根の上っていうのは良い再生可能エネルギーなんですよ。屋根の上に別にパネルがついても、ああ玄関が悪くなっちゃったとか、
なんなのあの山切り崩して環境破壊してパネルつけるとかなんか意味わかんないみたいな気持ちにならないですよね。
そういうみんなが賛成できる場所、そして日本のエネルギー自給率を高めたり、どんどん国にしていくっていう目標にも合致させていくことができる場所は屋根の上っていうのはすごく良い場所なんですよね。
06:08
ここはやっていきましょうって。でも、もうこの固定価格買取制度っていうのはいろんなルールだったり価格の引き下げがあって、もう山を切り崩してあらかぜきしようみたいな、そういう対応法っていうのはこの先は制度としてはあんまりじゃないですね。もう増やしていかないよっていうのが今の現状なんですよね。
やっぱり脱炭素に向けてこの自然再生可能エネルギーっていうところをもっと増やしていかないとっていうのは課題ですよね。
これは本当に課題ですね。脱炭素を進めていくっていうこともそうだし、今回のエネルギー自給率の問題、現状があってどうしようって、この先エネルギーどうやって確保するのっていう問題もあるし、やっぱり世界が不安定になって化石燃料の値段が高くなっていっていることを考えると、再生可能エネルギーを使ったほうが太陽の光はただだし、風が吹くほうがただですから、
そういうものを使ったほうが結果的にみんなの電気料金が安くなっていくっていう時代になったと思うんですよね。
だからこれをどうやってやっていくかっていうときに、やっぱり制度だったりそういうものを工夫しながらみんながこれはいいよねって思いながら進めていけるものを頑張ってやっていくっていうのが大事だし、とにかく太陽光って短時間でできるんですよ。
つけるのすごく簡単ですぐ増やせる。例えば養生風力発電所とかっていうのは、10年単位の時間がかかります、つくると。
だから今、例えばウクライナ振興で天然ガスが足りないって不安になっている欧州の国々では、とにかく太陽光を増やそう、もう来年の冬までに増やせば、もしかしたらこの戦争が終わってなくても電気を少しでも確保できるかもしれないっていうことで、やっぱりこの屋根につけるものをものすごい勢いで増やそうとしてるんですよね。
だから今回の制度改正は時代の流れだねっていうふうに私は思います。
分かりました。山根さん、ありがとうございました。
日経エネルギーネクスト編集長の山根紗友希さんでした。
聞きたいラジオ番組何にもない。そんな時間はポッドキャストで過ごしませんか?
RKBでは毎週40本以上のポッドキャスト番組を配信しています。
あなたのお気に入りの声にきっと出会えるはず。
ラジコ、スポーティファイ、アップルポッドキャスト、アマゾンミュージック、ユーチューブミュージックでRKBと検索してフォローしてください。
RKBオンラインのポッドキャストまとめサイトもチェック。