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この時間は日替わりコメンテーターによる解説で日々のニュースを振り下げるブラッシュアップ。 水曜日は日経BP、日経エネルギーネクスト編集長の山根小雪さん、今日はスタジオにお越しです。おはようございます。おはようございます。
MVP誰ですか? いや、真面目な話したらもいねろだと思うんですけど、個人的には杉山で。
私、押してまして。 そうだよね。 元々長らくバンドを通して押していたんですが、どうしてもジャイアンツという球団を押せないので、もう今年から押し一本で。
もうでもね、25年は杉山押しで、背中にも杉山って入れて救助行ってましたよ。
急遽お砂の大学で押さえに回ってからは、本当に素晴らしい活躍で。 あのノーコンはどこ行っちゃったの?みたいな。 たまにストレートフォアボールで押し出しなんて言うとすごい燃えちゃったりして。
やっぱり私たちの杉山はこうだったって思うけど、セーブオーですよ。 いやもう本当に今、セーブシチュエーション失敗なしですから。 本当に。 素晴らしい。 私、脳筋の人が好きだったんだって思う今日この頃であります。
まあでも本当にね、大活躍でしたけど、誰が選ばれてもおかしくないっていうぐらい、本当に一人一人のピースが揃ってね、優勝日本一つながっていきました。 最高でしたね、本当。
っていう話じゃないんですよ。 今日ね、もうめちゃくちゃクソ真面目なテーマなんですよ。 押しの話しました。 私はあの筋骨リュウリュウの杉山投手が大好き。
でも今日は話すのは柏崎カリア原発の再稼働です。 めっちゃヘビーなんですけど、ちょっとこのタイミングなので話させていただいてもよろしいでしょうか。
ちょうどあの今日は日経新聞でもね、隣もね、再稼働へ、容認へっていうことでしたけども、まずはその新潟ね。 新潟ですね、新潟はやっぱり柏崎カリア原発は東京電力、柏崎カリア原子力発電所なので、やっぱりですね、福島第一原子力発電所事故を起こした事業者の保有する発電所ということで、なかなかこれどうなるよということですね。
ずっと注目されてきたし、再稼働する、再稼働する、再稼働する、今度こそする、しないみたいな。またしない、しないっていうのを繰り返してきていて、止まってから14年半。今までの中ではもう最も再稼働に近い状態まで来ていますね。
新聞学士は昨日の報道から、いよいよもう再稼働へということで、ほぼ断定的な表現になってきています。おそらくこれで2025年度内、来年ですね、前半には、頭には動くんだろうというふうに思います。じゃあ今日はですね、なんでこんなに柏崎カリア原発の再稼働はこれほど時間がかかってしこってきたのかということをですね、ちょっと歴史をひも解きながらお話ししようかなというふうに思うんですね。
まず最初の基礎情報としては、新潟県の柏崎市と借場村にまたがっている発電所で、7基の原子炉があります。これ世界最大規模なんですよ、7個合計するとですね。新潟に立地してるんですけれども、発電所全域は全部東京電力のエリア、首都圏に送られますということです。
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この直近どうして動くようになったかというと、新潟県が再稼働を認めるから、いわゆる地元合意が取れそうだからということなんですよね。この地元合意というのは、今でいうと原発再稼働のための要件なんですけれども、この要件になったのはね、実は宮殿の仙台原発がきっかけなんですよ。
地元合意というのは法律では別に規定はありません。ルール上規定があるのは、原子力規制委員会が3.11の事故の後に作った新規制基準という技術基準を満たすこと。柏崎カリワ原発は2013年に新規制基準の審査の申請をしていて、実は17年にはもうクリアはしてるんですよ。
もう8年前にはクリアしてた。
最初に動いたのが仙台なんですよね。仙台はもともとやっぱり鹿児島で比較的地元が事故の後でも原子力の再稼働に比較的前向きだったし、技術基準をクリアするのもそんなに難しくなかったしといろんな条件が重なって、ここは再稼働のモデルケースにしようということで再稼働で進められた経緯があります。
柏崎カリワ原発とちょうど同じ2013年に審査を申請して、2013年に申請してもう14年9月には初めて審査合格だからもう1年で合格しちゃってる。
もう翌年2015年の8月には再稼働1号機再稼働してるんですけども、その時にやっぱり反対運動があったじゃないですか。そうは言ったって原発怖いじゃないか。当時はまだ反原発とか脱原発なんて言葉もたくさん取り里されていた時期だし、事故のねやっぱり怖い思いっていうのが。
完全に神話が崩壊しましたからね。やっぱりみんな不安だったしですね。その中で地元の領海を得るために立地自治体の議長とか首長とかがねみんな賛成だ賛成だって一人ずつ賛成を表明していって、最後当時のですね伊藤鹿児島県知事が再稼働はやむなしということで同意をしてこれで地元がみんな同意したので再稼働しましたっていう形になったんですよ。
地元合意のやり方っていうのは決まってないんですけども、地元合意が取れましたっていう形になったら再稼働です。これから新潟がどういうふうに地元合意になるかっていう話しようと思うんですけど。柏崎の場合はさっき13年に申請して技術基準は17年にもうクリア済み。柏崎のここまでの道筋は実は2人の知事が関わっています。
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一人はですね米山さんです米山隆一さんですね。2016年の10月に米山隆一さんが新潟県知事に就任してるんですけれども選挙公約がね福島事故の検証が終わらない限り柏崎カリアの再稼働は判断しないっていうことだったんですよ。つまりね地元が云々じゃなくて東電福島原発事故がちゃんと整理つくまでは柏崎にはやらない柏崎にステップは来ないよと。
事故議員のやっぱり追及って非常に時間かかるしそれを新潟県が東電は福岡の福島の事故全部棚卸し終わりましたね。全部整理できましたねっていうまで再稼働しないっていうことは事実上やっぱり再稼働はなかなかしない。実質的には反原発に近いようなスタイルだった。
県としても独自の検証委員会なんかをつくっていろんなことを検証するわけですよ。福島の事故の検証もやります。柏崎カリアのこともやります。それからそのいろんな放射性なんかの影響なんかについてもやります。いろんなことを新潟県は国とは別に県独自でやるんだ。それだけ新潟県にとって影響が大きいんだっていうやり方をやってきたんですよね。でも米山さんスキャンダルで拘板してしまうんですね。
その後が今の花住知事です。花住知事っていうのは当時から自民党と公明党の支援を受けて当選していて、推進派じゃないんだけれども比較的現実路線というか、動かしそうだなっていうような知事なわけですよ。ところが2020年以降、東電は不祥事をやりまくるわけです。
これがなかなかなんともかんともなんですけど、2020年から、例えば運転員が同僚のIDカードを不正に使用して中央の制御室とか、そういう大事なエリアに侵入してたとかですね。警備員は不信用を持ってたんだけど通過を許可してたとか。
あとはテロ対策に関する秘密文書が適切な手続きを経ずに持ち出されてコピーされてたとかですね。侵入者検知の設備が長期間にわたって故障したままだったりとか。これはなかなか難しいよということで、原子力規制委員会が事実上の運転禁止命令を21年に出して、再稼働のプロセスはトンザです、ここで。せっかく知事も変わったけどトンザ。
禁止命令は23年末まで続いて解除されて、24年になって経産大臣が再稼働を考えてくださいよ新潟県さんといったところから、花住知事の現在に至るプロセスが始まります。
首長との意見交換やったり校長会やったりしたんですけど、県民の人たちの意見をどうやって取るかというところがやっぱり大問題で、今年の3月には市民団体が県民投票をやれということで、署名14万票を集めるんですよ。
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この署名をなかなか無視はできないけど、もし本当に県民投票をやると立地自治体から遠いところもありますから、そうすると不安が先行しますよね。多分反対になっちゃうんですよ。そうすると県民投票で結果が出たら二度と柏崎カリは動かないから、この選択肢は取りたくないよねとおそらく思ったのであろう、県民意識調査という1万2千人を抽出する調査に切り替わりました。
30キロ圏内全員から6千人やって、どちらかといえばも含めて再稼働に賛成したのが50%、反対47%っていう。
ギリギリの結果が11月の前半に出てきて、これでなかなか厳しい結果ではありますが、容認ということで。今回は知事が自ら容認の意向を示しました。
ちょうど昨日、県議会の最大会派の自民党が前回1年4人と言ったことで、来月12月にある県議会でも4人になるだろう。これで県議会に諮って最終的に県民の意向だということにしてもらうだろうと言われてきたので、いよいよこれは新潟県の県民がみんな合意したということになって、柏崎カリの地元合意が取れると。
長いステップを説明いたしました。
あまりにすごくきっこうしているし、現状で再稼働してもいいと思いますかっていう質問に対しては、OKって言ってる人は結構少ないんですよ。37%しかいない。
避難計画だったりとか、東電に対しての信頼だったりとか、そういうところに現状すぐに納得してるわけじゃないって県民は言ってるんだけど、でも質問、どんな対策を行ったとしても再稼働すべきでないと思いますかって質問なんですよ。県民調査って。
再稼働どう思いますかじゃない。どんな対策をしたとしても再稼働すべきじゃないと思いますかって言ったら、どんな対策をしてもすべきじゃないとまでは言わないなっていう人が50%いたっていう。
なのがやっぱり容認っていう。聞き方の妙っていうかね。だから市民団体とかはこれは本当に容認なんですかという人もいるし、これだけいろんな前提条件排除して再稼働について突き詰めたら反対だと言っていないということで、県はこれを容認と呼ぶということですね。
はい、いよいよ動きます。これやっぱり動いたら東京電力にとったら1000億の収益改善があるんで、1基で。
そんな効果ある。
あります。柏崎カリハ7基あるんですけど、2基入ろう、3基は再稼働申請まだしてないで、2基しかないんですけど、1基はテロ対策施設の問題があって、この先4年ぐらい動かないんで、1基動いたら1000億円です。
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ただ電気料金は残念ながら下がらないということになっています。
それはまだ足りないということですか。
この間値上げをしたときに柏崎カリハは動くという前提で値上げ幅決めていまして、あんまり値上げしてないっていう整理なんですよ。なのでこれ動いてもならない。
でも国からたくさんお金を借りて、13兆円ぐらいのお金を東電は借りて、そのお金で賠償のお金を払ってるんですよね。
毎年まだ今600億とかしか返してないんですよ、国に。計算したらね。単純計算ですよ。200年かかります。
今実質国営化されて、国からお金を入れてもらって、そのお金で損害賠償のお金を東電は払ってるわけですけど、その借りたお金を返し終わるのに200年かかる。
でもこれ仮に1000億利益改善、もう一期動いて2000億の利益改善があったら、これ全部返済に当てたら40年ぐらいになるんですよ。
40年後に東電が普通の会社になる、国営企業から。というわけで非常に東電の経営にとっても大事ですね、という話でした。
今日は新潟柏崎カリハ原発について解説していただきました。
山根さん、これまで水曜日ブラッシュアップに出演してくれておりましたけれども、来週12月からは火曜日にお引越し、移動ということになりまして、
火曜日のこの時間8時16分頃からお送りするブラッシュアップを担当していただくことになりますので、水曜日のご出演は今日が最後と。
ありがとうございました。
ということでスタジオに来ていただきました。
イヌさんに会いたかった。朝からありがとうございます。
また来週から火曜日でよろしくお願いします。
山根紗友希さんでした。