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【特別対談】シンゴジラ・シンウルトラマンのCGディレクター上西琢也×山本清文|
2026-07-20 17:12

【特別対談】シンゴジラ・シンウルトラマンのCGディレクター上西琢也×山本清文|

市役所職員から世界のCG界へ。チャンスを掴む「圧倒的熱量」の正体

映画『シン・ゴジラ』のモデリングや『シン・ウルトラマン』のコンポジットをはじめ、YouTubeで驚異の再生回数を叩き出した短編『ゴジラ対ガイガンレクス』などの監督として世界から注目を集めるCGディレクター、上西琢也さん。実は愛媛県新居浜市の出身で、かつては地元で全く違う仕事をされていました。

なぜ、20代後半という「少し遅めのスタート」から世界のトップクリエイターへと登り詰めることができたのか。今回はパーソナリティの山本清文が、その異色のキャリアの裏側と、現代のクリエイターがチャンスを掴むためのヒントを徹底的に深掘りします。

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サマリー

本エピソードでは、CGディレクターの上西琢也氏とパーソナリティの山本清文氏が対談。市役所職員からCGの世界へ転身し、『シン・ゴジラ』や『シン・ウルトラマン』などの作品を手掛ける上西氏の異色のキャリアに迫る。CG制作の裏側や、現代のクリエイターがチャンスを掴むための「圧倒的な熱量」とアピール方法、そしてAIやミニチュアなどCG技術の進化と揺り戻しについて語られた。

上西琢也氏の紹介とCGディレクターとしての活動
はい、山本清文のあてもないラジオ。今日は、映画監督、CGディレクター、上西琢也さんにお話を伺います。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
上西さんは愛媛県新居浜市のご出身でいらっしゃるということで、今日はだから愛媛県にお帰りになっているというか。
はい、帰省しております。
帰省してありがとうございます。普段はどういったお仕事をされている方なんでしょうか?
普段はいわゆるCGというものを作る仕事をしていまして、パソコン上でいろんなミュージックビデオのCGを担当したり、CMだったり、あとテレビドラマとか映画とかもCG全般をやっているという感じですね。
皆さんがご存知なので言うと、新ウルトラマンのキャラモデルスーパーファイザー、CGディレクター、新ゴジラではゴジラのモデリングコンポジットを務められている。コンポジットは何なのかまだわからない。
わからない。
わからないですけど。
気なしみじゃないですね。
そうですよね。一般の人はちょっとわからないですけど。モデリングってのは何ですか?ゴジラモデリングってのは何ですか?
日本語で言うとゴジラ造形っていうことです。
ゴツゴツした体の感じとか。そういうのを作る。
CG上で作る。コンポジットは日本語で言うと合成なので、実写合成。グリーンバックを合成する。
普通の実写の街にゴジラをコンポジットするみたいなことなんですね。
そういうことです。まさにその通りです。
異色の経歴:市役所職員からCGの世界へ
どういうお勉強をしてきたんですか?数学で言いすぎなんですか?そもそも。
出身は新居浜西郷なんですけど、全然普通家で。
そうなんですか。
でもずっと夢だったわけですか?これは。作りたいなっていうのはあったんですか?
ずっと追っていたわけじゃなくて、社会人になってまた目指し始めた感じなので。
ということは全然別のお仕事を抑えたんですか?
一時期は新居浜市役所で勤めていた時期もあったので。
マジですか。
ご本人さんだったんですか?
はい。
すごいですね。大学卒業されて。
ちょっと臨時職員だったんですけど、それでちょっとだけ新居浜職員。
市役所で。
市役所ですか。
はい。
それはなんか、シン・ゴジラとかシン・ウルトラマンの人間たちの王座をする感じってちょっとなんか。
ああ、なんか役所の感じが出てきた。
なかなか特殊な感じなんじゃないですか。
現場になかなかいらっしゃらないじゃないですか。そんな方いらっしゃいます?
なかなかいらっしゃらない。
ですよね。
でもその時からCGとかパソコン系は強かったんですか?
市役所辞めた後にちゃんと勉強をし始めたので、結構20代後半差し変わって急にCG始めたみたいな。
でもゴジラとかそういう特撮系はお好きで。
そうです。
で、勤められて。で、ちょっと本当にやりたいぞって思って飛び込まれた。
そういうことですね。
その結果でも本当にシン・ゴジラ作ったりシン・ウルトラマン作ったり。
何だったらご自身が監督を務めてこのゴジラの短編のゴジラ対ガイガンレクス、ゴジラ対メガラをYouTubeでもご覧いただけますけれども。
そういったのを作るって思っていらっしゃいました?
思ってなかったですね。
なかなか本当に一番やりたいやつ到達してますもんね。
そうですね。
成功の要因:熱量とアピール力
何が良かったんですか?これは。何をやったらそうなるんですか?
やっぱりずっと個人的に色々個人制作とかもやってて。
タイミングが来た時にそれをサッと差し出すみたいなことをやり続けてたら繋がったって感じですね。
じゃあゴジラのそういうモデリングみたいなのを個人的にやってたり。
個人的にやってたり。
そういう選ばれるぞと誰に頼もうかなみたいな時にパッと出したのが良いなってなったんですか?
新ゴジラの造形をやる時に、新ゴジラの前の仕事とかで造形をやる仕事はずっとあるんですけど。
仕事になる前、自分で勝手にCGで恐竜を作って遊んでたんですよ。
肌の感じとか?
肌の感じとか恐竜の造形をしてきて、それを上司が見て怪獣系を作るみたいなことを言われて。
新ゴジラの前にゲームの仕事でドラゴンを作ったりとかしてて。
あれ作れるならこれも作れるよねみたいなツッコミを重ねて。
なるほど。一つ一つ丁寧にされてらっしゃったんだろうなと思いますけど。
なかなかご自身で言いづらいかもしれないんですけど。
要は数多くそういった方がいらっしゃる中でウィリンさんはどこが優れてるというか。
どこが採用されてこられてると思うんで。
教会の中でももちろん僕よりもっと技術力のある人とか優れてる方がいっぱいいらっしゃるんですけど。
自分の実力とめちゃくちゃゴジラが好きっていうのと、アピールしてるっていう複数の条件が重なってるのが自分しかいなくて。
それぞれの道では上の人がいっぱいいらっしゃるんですけど。
それが全て噛み合った存在が意外といなかったっていう。
そうなんですね。技術はあってもゴジラのことあんま知らないとか。
知らないとか、別に興味ないとか。
そっか。確かに好きでもこれまでのゴジラがどういう動きしてきたかとか。
要は頭に入ってるわけですよね。だからもう作るのが早かったりとか。
それをもっと凝りたいなというか。っていうのもあったから。
あとプレゼン能力も。
実際にご利用していくみたいな人もあんまりいなくて。
でもそんだけ熱意が。
これは夢を叶えたい、やりたいことがある方々は、ちょっとヒントって言ったらですけど。
今は本当にSNSとかいろんなところで自分の活動をアピールできる場所があるので。
確かに。
逆に今自分たちが選ぶ側。
そうか。そうですよね。
そういう時にいい学生さんとか重要な役職の人たちみんな見てるので。
いいのいるって思うと。
なるほど。
声がかかるという。
なるほど。
要は経歴とか実績とかよりもどれだけ熱量を持ってとか。
何がやりたいかということを見極めるというか。
そうなんですよ。
これからどっかの能力が突き抜けたりとか。
っていう人がやっぱりいいんですかね。わからないですけど。
チャンスを掴むための方法:SNSとコンテスト
やっぱり人に知られるっていうのが大事だなと思います。
なるほど。先ほどおっしゃったプレゼンじゃないんですけど。
なるほど。
どうやったら世の中に見られるようになるというかどうアピールしていったらいいんですか。
まずはSNSで自分の作品を世に出す。
結構いろんなコメントが来るので。
良いのも悪いのも何でも良くなるので。
ちょっと心構えはいりますけど。
でもやっぱり見てもらわないことには始まらないので。
あとは作品を応募するコンテストみたいな。
あるんですか。
いろんなものがあるので。そういうのにちょくちょく出してみる。
それぞれに要は審査員がいるから。
そうですね。
いろんな視点で見てくれたりとか壺があったりとかするから。
要は世に出るものをタイミングを見て見つけては出すみたいな。
僕も2年くらい前からサイバーエージェントさんが企画してたプロ向けのコンテストがあって。
そうなんですか。
そうなんですよ。
当時はAI生成画像がいろんなものを作るって面白いねって流れがあって。
サイバーエージェントさんの方でなんとなくAIで出力した画像があって。
これを作家さんの好きなような解釈をしてCGにしてくださいっていうコンテストがあって。
なにそれ。むちゃぶりですね。
でも賞金がそこそこ2桁万円くらいで出るよみたいな感じで。
応募して、応募出して締め切りまで2日っていうすごい短いもので。
めちゃくちゃですね。
そうなんですよ。
それで自分でもお金欲しいと思って。
出ましたら入賞してお金いただいて。
さらにサイバーエージェントさん的には大体そういう応募ってその後いい人を見つけるっていう目的。
まあそうでしょうね。
その後サイバーエージェントさんと。
お仕事されるようになったんですか?
お仕事まではなかったんですけど、ちょっとスケジュールを持ち込んで。
でもそういう話につながりそうな覚えも聞かせていただいたりとか。
応募するとそういうの繋がるんだなっていう。
いやいや、それも採用されてるのがまずすごいですし。
その2日でできるのもすごいし。
アイディアというか、妄想だし。
それでもこうやったらおもろいなっていうのが見てパッて出て。
意外と結構そういうのはいろいろあって。
特に学生さん向けのコンテンツ結構あるので。
そっか。
CG学習の現状とBlenderの活用
CGはどうやったら学べるんですか?
今は、もちろん専門学校を通われたりとか、大学のそういうところでもいいんですけど。
今はYouTubeにCGの作り方の動画をあけてる人めちゃくちゃいるので。
それに要はCGのソフトみたいなのを入れたりとかするとできなくはないという。
今まで僕が10年以上前に入ったときに使われているCGソフトが
マヤとか3DS MAXとかっていう50万、70万するような数字だったんですけど。
最近は、そのときは一応あったんですけど、
BlenderっていうCGのソフトがあって、それ無料なんですよ。
すごいですね。
オープンソースで無料で、募金で成り立ってるみたいな。
Wikipedia的な。
そうですそうです。
それはもう結構オープンにしてあるので、
誰もが使えるので、YouTubeに使い方の。
なるほど。それも出せるから。
そうなんですよ。
要は基本設計は同じみたいなことですか?
そうです。
今回のゴジラ対メガロとガイガンレックスはブレンダーで作ったので。
無料のやつで作れるんですか?
そうなんですよ。
あんなのが?
すごい。
そのブレンダーを勉強したのは、僕は独学でYouTubeを見ながら勉強したので。
えー!
そうとは全く思えないですけどね。
CG技術の進化と揺り戻し:ミニチュアとCGの融合
なので、誰とも根気があれば。
僕は純粋に何にも技術のこととか思わずに、
面白い映画だなと、画力あるなと純粋に受け取れるんですけど。
職業柄、CGとかVFXの作品っていっぱいあるじゃないですか。
そういうのは職業病じゃないですけど、
冷静に見られるものなんですか?
これこうして作ったら若い。
一瞬で考えちゃいますね。
そうですよね。
最近で言うと、スターウォーズ。
はいはいはい。
あれ結構CG使ってないところいっぱいあるなっていうのが。
え!?逆に!?
逆に。
結構ハリウッドとか特にスターウォーズとかはCG使わない流れがちょっと今あって。
わざわざ要は手間かけて作ってる部分が。
要はコックピットとかそういうことですか?
逆に制限が多い方がリアルに見えるみたいなのがあって。
結構グローブのちっちゃいものとかも人形で作ってるのがかなり欲しめてる。
そうなんですか!?
そうですね。これすごい棒で動かしてるけどいい感じになってるみたいな。
なんか全部がそっちにいってるのかと思いきや揺れ戻しが今発生してる。
揺れ戻しが今発生してるんですね。
面白い。
このゴジラマイナスワン、うちの山崎監督の映画とかもゴジラが暴れたりとか戦後の舞台なので、
がれきの山とかあるんですけど、実は全部ほとんどがミニチュアで作ってあって。
ミニチュアで何個か作ってCGで増殖して後ろに並べるとか。
そういう作り方で意外と実は。
おもろ。なんか不思議ですね。
なんか若い子に映るんですが流行ってるみたいな。
そうですそうです。
そんな感じですよね。
だから味わいというか。
そうなんですよ。
AI技術の活用と現場での体験
これからどうなってくるんですかね。日々でも進化はされてるでしょ。
進化してますね。
ちょっと今、権利関係でなかなか進んでないですけど、AIのものとかも。
確かに。
今、現場でAIで画像生成はしないんですけど、例えばCGの中でいいツールとかをAIに作ってもらったりとかもあるんですよ。
例えば、作ってファイルの名前とかがバラバラになっちゃったりとか整理できてないのを
AIとかに整理できるプログラミングのコードを書いてみたいなのを作ってもらって整理してもらって
エラーとかが出たらエラー出たよとか修正してくれるんで
結構プログラミング的なところはAIに任せちゃったりとか。
こう、こうでいいですか。
ああ、そうです。
そういうのもあったりとか。
えー、すごー。
なんかめちゃくちゃアナログな場所で僕は生きてるんで。
やっぱり現場撮影とかで爆発をやる現場とかもあって、そういうときは僕も爆発を見たいんで。
行くんですか。
呼んでくれって言って。
で、ウルトラマンの仕事のときに爆発あるよって言われて、行きます。
なんすか爆発あるよって。
そうか、逆にでもCGばっかりの方はリアルなやつを見てこれだなみたいな。
パーンと爆発してお腹響くなって。
がれき飛んできて危なかった。
そうか、その温度感を反映させるってことですよね、要はね。
見て意外と自分が作ったCGの爆発と近いなとか答え合わせができる。
ああ、そうかそうか。
こんな飛び散るんだとかも煙の感じこうなんだみたいなのが答え合わせできる。
うわ、すご、爆発あるよ行くわって。
でもその逆に今リアルっていうかレンガも実は作ってんだよみたいな。
がれきも作ってんだよみたいなのって面白い流れですよね。
今後の展望とエンターテイメントの未来
そうですね。
いや、めちゃくちゃ面白いですし。
今まだ言えないと思いますけど、今も作品手掛けられてるんですよね。
作ってます。
お披露目されるときにはぜひそのCG系の作品があれば
上西拓哉さんの名前をエンドロールで見つける。
お願いします。
っていうのがあのことだったかなと。
日々もパソコンに向き合って。
そうですね。
いやいやいやいやいや。
でもそれの作業が地道な作業があるからこそこのエンタメにね。
今だってサブスクとかだったら簡単に国境も越えて。
時代も要は簡単に越えて。
昔のやつを若い子たちがすぐアクセスしたりとかもできるじゃないですか。
だからそれこそ未来へ昇っていくコンテンツですもんね。
この時代はそうか、がれきちゃんとやってたんだなみたいな。
そういう見方をね、たぶんね。
されるでしょうし。
いや、ありがとうございました。今回上西拓哉さんにお話を伺いました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
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