オムレツとオムライスの考察
エクニカオリの小説、デュークには、少年が喫茶店でオムレツを頼むシーンがある。
そのシーン自体は特に総合の展開に大きく関わるものではないため、何ら読み飛ばしても買わないものなのだが、その時僕は、
あれ?オムレツとオムライスってなんだっけ?と、なったんですね。
まあでも、わかります。すぐその疑問は解決されて。
ああ、そうだそうだ。オムライスは、あれ、中にご飯が入ってるね。ケチャップライスとかのやつ。あれあれだった。
オムレツは、オムレツはなんだ?
オムライスって、その名の通り、ライスが入ってるからね。
オムでライスを包んだもの。これがオムライスなわけじゃないですか。
一方でオムレツっていうのは、列をオムで包んだもの?
列って?列って何?
そもそもオムって何?
もう全然わけわからなくなっちゃって。小説読んでる暇も全くなくなる。
小説よりもね、そのオムレツとオムライスのことばっかり気になっちゃって。
僕は本をそっと閉じてですね、調べたんですよ。すぐ検索してね。
オムレツ何?って調べたら、
オムレツは、列をオムで包んだものではなくて、
オムレットと呼ばれるフランス語から来てるそうです。
薄い板、鉄の板とか、薄いナイフとか、その形にオムレツが似てるから、
オムレツという名前、オムレッティとついて、そのオムレッティが日本語で名まってオムレツという名前になったそうなんですね。
そうなんだ、そうなんだって。全然書けないじゃんってなったんですけど。
じゃあ、オムライスのオムって何?
オムレッティライスってこと?そういうことか。
オムレッティなものにライスを入れましたよという、そういった語順の組み立てでできた言葉。
そういうことか。オムライスとオムレツ。
薄い鉄、薄い刀を食べ物に例えるってどうなの?
どうもありがとうございました。