00:00
はいみなさんこんにちは、山口でございます。では早速行きましょう。レッツゴー!
脂肪注入の定着率が知りたいですというシンプルなご質問いただいてますね。
体の他の部分からですね、自分の脂肪を取ってきて、顔に出したりもしくは胸に出したりして、
そのふっくらとボリュームを作っていきましょうっていうのが一般的な脂肪移植というふうなお話になります。
移植した脂肪がどれだけ生き残りますかっていう話になるわけですね。
根本的にはこの脂肪っていうのもですね、体から一旦切り離して取り出すわけですよね。
その取り出したやつを入れるということになりますから、そのまま取り出して放っておくと組織は当然ダメになって腐っていってしまうわけですから、
もう一回移植をされた時にそこでちゃんと血管が入ってきて脂肪が栄養されるようになって生き残るというところで、
初めて切り離された脂肪がこちらで成着をするというふうになるわけです。
定着率という言葉があるように、逆に言うと全部は残りませんよっていうのが基本的な考えになってくるわけですね。
2015年に出てますペーパーがありました。
サースウェストアメリカルセンターから出ているペーパーでですね、システマティックレビューは行われています。
いろいろ調べました。そのうち66本のペーパーをインクルードの中に入れることにしました。
動物のデータもあったり、人間のデータもあったり、いろいろと細胞の組織の検査までしてるんですけども、
おもろいのがですね、結論がなんと僕というフィルターを通して言うと、
もう論文ぐちゃぐちゃみたいな。
もう論文ぐちゃぐちゃみたいな結論なんです。
具体的にちょっと見ていきますと、この論文の中でも書いてあるような教科書では脂肪を採取して移植することによってそこに血管が入ってそれが生き残るっていうのが当たり前のように思われてきたけども、
実際に調べてみるとなんとそうじゃないことが多いことか、みたいなところから入っていくわけですね。
脂肪細胞の取ってくる場所ですね。
いろんな場所から取ってくるのでそれによって脂肪の粒も違うし生存率も違うんちゃうかとか、
分離方法、いわゆる遠心分離ってこれ日本では一般的な方法なんですけども、取ってきた脳を分けてあげてそれを使うって遠心分離やったりとかデカンティングっていって試験管みたいなところに置いとくだけの方法もあったり、特殊な装置を使う。
もしくは中を整理職にして洗って脂肪細胞をきれいにしてこれを使うとかいろんな方法があったり、もしくは注入をするって時も取ってすぐ入れるってやつからちょっと時間経って入れるってやつから冷凍させとくってやつがいろんな方法があると。
さらに移植の仕方もビューって一発で入れてくるのもあればちっちゃくチュチュチュって入れてくるのもあったり、僕も使ってるのはマフガンってやつですね。
細かく細かくするようなマフガンを使っていたりいろんな方法があるのでいろんなファクターが入りすぎててまとめてみたんやけど何がいいかようわかりませんみたいなことになってるわけですね。
組織学的には脂肪細胞っていうのを入れてから1ヶ月経過したところでアポトーシスといって脂肪細胞が自爆していくっていうシーンが訪れるんですね。
03:14
手術した晴れっていうのは1ヶ月ぐらいでだんだん引いていくわけですけども、1ヶ月目でアポトーシスっていうのが起きるのでそこからシュコーンって消えたりっていうのがあるからボリュームの評価に関しては3ヶ月半年1年とか見ていかないといけませんよねっていうのがより厳密な評価ということになってくるわけですね。
手術して4ヶ月経ったところでもちゃんと注入ができてないとですね脂肪細胞の周りには細胞膜を持たないような脂肪の粒オイルシストっていうんですけどこれを免疫細胞がパクパク食べてですね免疫細胞が無茶苦茶脂肪で太ってるみたいなのがあるんですけどそういうのが組織に死んで見られますという話が書いていたり
もしくは脂肪の注入の粒が大きいとその注入した粒の表面は栄養されるんですけど中まで栄養が届かないから中が腐っていったりっていうのが組織死んで結構見られますよというような話が書いているわけですね僕も脂肪注入の時にあのお顔晴れますよって話をするんですよダウンタイムやっぱり長めですと
脂肪注入の場にも3週間4週間かかることありますよって話するんですけどどうしてかというと実はですね晴れを少なくしようと思うとブチブチっと取ってきたやつをですね一箇所に入れてあげるとまああんま晴れへんわけですよヒアロン酸を注入してバーンって晴れるとかってないですよね
ということは脂肪注入の場合にはブチブチっと塊で入れるんじゃなくて脂肪の粒をちっちゃくちっちゃくしてですねその表面からですね0.3ミリくらいまでは血管とか栄養が入ってきやすいよっていうふうなサイズ感があるのでそのちっちゃい米粒みたいなやつをばらまいてきた方がいいですよというようなご説明をするんですね
それをしようと思うと当然あの移植してくる場所に対してえっとその小さな米粒のような脂肪を巻いてこないといけないのいろんなところにこうばらまいてこないといけないから組織がいろんなところが傷ついてしまうんですねそれに伴って組織がまあ言ったらむくみが出たりとか内出血が出たりっていうのでダウンタイムが長くなってくるわけですけどもそれをせずにですねブチブチっとまでは手術時間やたら早いやつですね要するに脂肪移植なんだけども
もうなんか1時間以内に終わってきましたみたいなっていうやつは要は多分その細かく入ってないんですね
固まりが一個一個がえっとまぁ小指の先ひどい場合だったらピンポン玉みたいなことが起きてるとねそうなるとそのセントラルネコリスってここにも話してるような
表面はエネルギーの中のところはですねオイルシストって言って脂肪細胞が潰れてしまって脂肪の粒だけは残ってるみたいなことが起きていて
しかも一旦その脂肪のシストができてしまうと何ヶ月も何年も永遠と続くようなですね慢性炎症というのを起こすようになってしまうんですね
06:06
なのでそれに伴って組織はどんどんどんどんこうまいたら炎症を起こしていってまああの硬縮であったりとか痛みであったりとかドンツーであったりみたいなものが起こる可能性があるわけですね
なのでまあ粒の入れ方ですねこれに関してももちろん大事な話になってくるわけです さらに続きます
うんと吸引したえっと脂肪細胞に関してのえっと考察もしてるんですけども吸引の時にですね どれぐらいのまいたら圧力でを引っ張ってるかっていう話も書いているんですが例えば
えっと脂肪細胞を取る場合ですね切除して塊として取ってくる それを移植するというのは神秘脂肪移植っていうのがあったりとかですね
一般的な脂肪吸引でちっちゃなあのカニ売れっていう区だからですね脂肪を取ってき てそれを注入するみたいな方法があるわけですけども
実は細胞学的にはですねこれを調べてもらうと切り取った脂肪の方が生存率が高いというふうな データが出ているんです
脂肪吸引みたいなこう吸い出したような脂肪というのは終わりとその脂肪が潰れて しまっているというふうな話を書いているわけですねこれは結局
引っ張ってくる時の圧力でその脂肪細胞潰れてしまいますよというふうな話があります バウアー先生らなんかが報告している内容でいくとえっと一気圧以下の吸引圧で
あんまりだから圧力ですねものすごくかけずに優しく優しく脂肪の粒を取ってきてそれを ちっちゃな粒で巻いてくるというのが一番生存率が高いんじゃないかというふうな話が書いて
いるわけですね 面白いデータがあのこれはちょっとしてまでグレビュートの後に出てきたようなペーパーになります
けども 2019年のえっとアナロジとプラスチックサージに出ているようなペーパーで
乳房の脂肪移植の時にですねサイズが少ない10名の研究になりますけども 一人の患者さんから取ってきたその脂肪ですね4つに分けるとそれが一つが
デカンティングって言ってあの置いとくだけ 重力に従ってこう分けるんですね
重みにゆっくりこう分かれていってこっちを使いますっていうデカンティングは a で b が延伸分離
c がコットンパッドって言わその えっと
脂肪を取ってきたやつをガーゼみたいな子集計を吸わせですね で残ったカスみたいなやつだけを注入するっていうのが c で d っていうのが
キャルっていうその取ってきた脂肪とバイオしている細胞を混ぜて後移植するみたいな 方法があるんですけどこの4つの方法を10名の人で調べて処理をした後に
ですね出来上がっているものに svf っていう細胞ですね a これをですねカウントしてるわけですね
この個数が多ければ多いほど8死後移植をした時にまあ柔らかい胸ができて生存率が 高くてみたいな風にイメージしてもらったらいいんですけど一番
sbf が多かったって言われているのが実は一番最初 a だったんですよ つまりあの置いとくだけってやつ遠心分離すると細胞潰れてたんですね
09:05
要するにここで言えることというのはそのプロセッシングですねその取ってきた 脂肪細胞を処理するという遠心分離もしかしたらあかんのちゃう
みたいなご提案が出てるんですよこれも昔からちょっと言われてて実はその 遠心分離をするときにですねグルグルグルグル回されるわけですよ
まあ例えばあなたも考えてみてくださいあの まあメリーゴーランドがクソ早く回ってたら酔いますよ
僕あれめっちゃ早いかに回転させられたらこうなったかーみたいな感じになるじゃないですか 脂肪細胞潰れるんですそれで回転数とか何分マウスがみたいな昔からこう言われてるんです
けどそもそも回したらあかんのちゃうかっていう話はちょっと前から言われてるんですよ でそれがまあこういうふうに数字になってきたって話なんですね
日本の中の今脂肪移植する脂肪の処理どうなってんのって気になりません なんとですね
僕の知る限り99.1%ぐらい 遠心分離みんな使ってるんですね
アジア人の場合はですねそもそも脂肪を取れないこと多いじゃないですか 言ったらそのアメリカ人みたいにやっぱりこう脂肪がたくさんあるっていう体じゃないので
例えば胸を作るとかまあ顔の理由の若返りをするという時にもまあ脂肪で大事な わけですねおいておいてほしいわけですよ
それをですね胸を作るからって大量にとってですねそれを入れるという時に 遠心分離でグルグル巻しかも圧力かけちゃえみたいなことをしてそれを入れたら生存率が
90%みたいな ほんまかいなみたいな
っていうところなんですよこれからおそらくですね遠心分離は どんどん使われなくなるかもしくはその処理の方法自体を
あのかなりマイルドなものに変えていくということになってくると思いますね 50%ついてるって言ってるペーパーはほとんどないですね
肝細胞を培養して足しているぐらいじゃないとそういうのはないかと思います あくまでも脂肪移植っていうのはその入れたものが全部残るなんてことはないのでよく
よく主治医とですねお話をしていただいて 実際に手術をする時にどういうふうな処理をしますかとかどういうふうな入れ方をしますかとか
っていうのもまあやっぱりお話聞いといた方がいいかなというふうに思いますね