2022-11-19 04:28

2022-05-14 - 【症例解説】注意喚起!骨オペ当日に大出血した原因は?

2022-05-14 - 【症例解説】注意喚起!骨オペ当日に大出血した原因は?

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皆さんこんにちは、山口先生の症例解説でございます。
今日は、注意喚起ということで、衝撃的な画像をご用意しました。
こちらの方は、Vラインの手術を行った方です。
手術後、見ての通りすごく腫れた状態になっていますが、
これは手術した当日の夜です。
なぜこんなことになったのかというと、
骨の手術は一般的には出血をすると皆さん思いがちだと思いますが、
手での手術をすると、手術が終わったときには、ある程度の出血がコントロールされた状態で終わるんですね。
ということは、手術当日の夜に大出血すると、基本的には雨はないはずなんですよ。
ドレーンでたくさん血を引きますという場合には、
ドレーンの引く能力を超えてしまうと晴れてしまいます。
やはりダウンタイムを減らそうと思うと、
出血を減らす工夫をして、手術中の出血量を極めて少なくします。
リゾナスでは、手術中の出血量は極めて少なくて、
例えば、このVラインの手術の方は出血量をカウントしているのですが、
手術中の出血量は50cc未満、極めて少ない量で終わるんですね。
ところが、普通にしていると、あまり晴れない、出血もせいへんないでいくはずなんですが、
こうなっちゃうんです。
なぜでしょう?というところがこういうところなんですね。
骨のオペ当日にウォーターピックで大出血した事例ということで、
皆さんに注意喚起をしております。
どういうことかと言いますと、
うちの場合は、テーピングをしたり、ワタとか、
フェイスバンドをして、晴れをなるべく抑えたいという工夫をしているわけですが、
歯磨き。
手術後、お食事を食べた後、口の中が気持ち悪くて歯磨きしたいよという時に、
当院では小尿の歯ブラシ、ヘッドの小さいものとか、
電動歯ブラシのヘッドが小さくてくるくると回るようなタイプのものをお勧めしているのですが、
この方は、YouTubeかどこかのインフルエンサーかの情報を見て、
手術後、歯磨きが面倒くさいからという、
水でビューッと洗うようなウォーターピックというのがあるんですが、
それを使っちゃったんですね。
当院では基本的にこの使用は禁止しているんですけども、
ビューッとやった途端に、水圧が結構強くてですね、
塗っている傷のところに水がビヤーッと入っちゃったわけですね。
その後、ボーッと腫れるようになって、出血をしちゃったと。
これどういうことかと言いますと、可能性をいくつか考えられるんですけど、
水の水圧自体で出血がしたのかというと、
あんまり考えにくいし、水がバーッと入っちゃったのかというと考えにくいと思うんですけども、
この話をインスタライブの方でするとですね、
セラミックが取れちゃったよ、みたいなことを言っている方がおられました。
ということは、その水圧でいくとですね、相当の圧がかかっているわけですね。
傷自体を刺激して出血しちゃったのか、
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もしくはこの方は口筋も一緒に合併接触しているという方なんですけども、
口筋ってこの辺にある割と大きな筋肉なので、
筋肉の中に血管が走っているわけですね。
その血管を刺激してしまって、
手術の時にはちゃんと止まっていた血管がですね、
水がビビビビバッと当たることによって、
拡張してしまって再出血をした可能性が一番高いと思います。
なので、骨を切ったことによって溜まっている出血ですと、
この下側に溜まりが出るんですけども、
この方の横側に結構出ていますので、
おそらくその口筋部分での出血が考えられるわけですね。
はい、怖いですね。
もちろんこうやってボーッと突然腫れてきてですね、
なんか口から血が出てきたんですけど、みたいな感じになっちゃうと、
本人ももちろんパニックになっちゃいますし。
基本的にはですね、早期に対応してあげると、
経過としてはそんなに長引くものではないんですけども、
こういうね、ウォーターキピック、
これはですね、使わないでくださいねというのが注意喚起になります。
この方の場合は1ヶ月を過ぎてですね、
まだ若干こっちの方が少し経過が遅いなという感じはありますけども、
最終的には大きな差はなく経過していくと思います。
ということで皆さん、骨の述語にですね、
ウォーターキピックを使うというのは非常に危険なので、
えーと、注意してくださいね。
以上でーす。じゃあねー。バイバイ。
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