00:01
安岡信一の遠くへ行った。
今日はどんなお話でしょうか?
えー、先週はちょっとね、あの浅草の話とかをしまして。
はい。
あのね、ビュラボーを今やってるのでということで、NHKのタイガドラマの話をしたんですが、
まあ、その時ちょうど僕レコーディングで行ってたんですが、
えっと、レコーディングの話をしようかなと思ってますけど。
はい。
あの、僕らはもうそのレコーディングスタジオに入ってレコーディングするっていうのをもう25年やってきているので、
なんかあんまりこう、あれってこんな話聞いてもみんな楽しいかなーなんてちょっとこう思ってたんですけど、
さっきちょっと鞘師さんに話したら、いや、えーってことがあるよっつって。
だって、私たちは完成した音楽しか知らないもの。
そこまでの経緯って全然見えないし、レコーディングがどんな場所でどんな雰囲気でどんな手順で行われているかなんて知らないですよ。
いや、俺今回すごい実は1曲ギター録るのすっごい時間かかっちゃって。
はい。
1曲でね、あの、ずっとスタジオのこもって5時間入ってた、俺。
え、ずっと、その曲1曲で?
1曲だけで5時間入ったんだけど。
もうほんと自分のそのさ、不甲斐なさというかね、痛感したまた今回も25年経ってもまだまだだなーと思って。
それ、自分の納得がいく演奏ができなくて何回も録ってっていうので5時間なんですか?
もちろんそれもあるし、やっぱりその、ギター、アコースティックギター1本。
僕らアコースティックギターを使ってるんで、アコースティックギター1本2本ってこう3本といろいろ入れていくんだけど、
いろいろバンドの中にあるアコースティックギターを弾いてるのと、それ1本だけで成立させるのってものすごく難しいんですよ。
全然違うんですか?
全然違うんです。だからバンドの中にあるアコースティックギターってやっぱりそのドラムがいてリズムがいてそれに合わせてるから、
結構楽じゃ楽なんですよ。リズム向こうがキープ、そっちに合わせればいいし。でもアコースティックギター1本だけになるとクリックを聴いて、
クリックって何?
クリックってテンポです。メトロノームです。
メトロノームをまず合わせるところから。自分のテンポ感。このテンポ感で弾いたらCDにできた時にちょっと遅いかなとか。
ライブでやるともうちょっと早くなるんじゃないかなとか。そのテンポ感を決めるクリックを作るところから始まるんですけど、クリックをついてピッピッピッピッと聴きながらギターを弾き出すんですけど、
この空気がさ、アルペジオを弾いてたの。アルペジオを弾くとさ、アルペジオ1本だけで他にドラムとかがあったらそんなに全然音がわからないんだけど、1本だけだと俺の鼻息がね、
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入っちゃうのよ。だから、ちょっとやっぱりこう、一生懸命弾かないといけないの。
すごい勢いで鼻息がさ、マイクで撮ってるからその鼻息が入っちゃうわけよ。
できんじゃうんだ。
あれ鼻息入ってるねこれ。
えーやだって。
だから鼻にティッシュ詰めたりとかね。
両鼻にティッシュ詰めたり。
そうするとさ、今度はさ、違うさ、椅子に座って弾いてるからさ、ごそっとちょっとした服のね、
擦れる音も。
ぬるぬる入っちゃったりとか。
じゃあさ、レコーディングするときはナイロン製のものは身につけないとかあるの?
絶対ある、絶対ある、それは。
へー、そうなんだ。
いやだから今回もうさ、もうちょっと、もうちょっと動いてももう入っちゃうし、
もう鼻息は入っちゃうし、それをずーっと取り直すのがさ、そしてやっぱり、
長く弾いてると弦って、
はい。
最初と最後の音がちょっと変わってくるんですよ。
そんなに繊細なの?
そう。だから、
そうやってしんちゃん達は分かるけれど、
うん。
私達は分かんないっていうレベルではなくやっぱり違うの?
あの、これ多分、分からないと思うんですよ。
へー。
1本を繋げてね、ここの部分だけ弾いてとかってものすごく繊細な作業していくから、
で弾いてやるんだけど、
そりゃもう一気に一発撮りできたら一番いいんですけど、
へー。
そういうことできないからもう、アコギっぽいんだけど。
はい。
バンドとかいたらね、もう一発撮りでいく、せーのでこうとかでやっちゃったりとかするときもあるんだけど、
アコギだけはもう本当に繊細で、
ちょっとのミスも、ちょっと爪が引っかかる音も入っちゃうから、
へー。
撮り直したりとかして、そこ撮り直したらもう一回撮り直したらもう一回ダメ、
あーもうリズムダメとかなんかもう、
結局もう誰かもうジャッジメントしてくれる人がもう自分になっちゃうんで。
でなるとでも、やっぱり完璧じゃないとGOとは言えなくなっちゃいますよね。
ここがダメだ、あそこがダメだって気になっていくでしょうね。
それでもうね、あのね、本当にこれね、
自己満のところに入ってくるんですよ。
ただ、前もこのラジオでお話しさせてもらったんですけど、
レコーディングってものづくりって、過去にしていくものなんですよ。
今最高なものを作っとかないと、
それは明日になればもうその1日前のものであって、
過去になっていくんですよ。
これが1年経ったらもう1年前の音だし、
これ2年経ったら2年前の音になって、
どんどんどんどんどん過去になっていく。
もう、だからそのレコーディングをしているプロセスみたいなものがすごく大事で、
どこまで僕はこの作品に向き合ったのかっていうのが大事だから、
鼻にティッシュ詰めてね、
無格好だろうが、
ズボン脱いでパンツ1枚で引こうが、
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もう上の服まで脱いでもう、
服の音なんか入らないようにしてる。
ぐらいな、もうほんと、
自分の納得いくものをっていうことですよね。
でも、長時間やってたら、
弦の音が変わっちゃうっていう話でしたけど、
ってことはね、
あーもう今日ちょっと調子悪い、
やっぱり仕切り直して明日にしようってなったら、
もう音が繋がらなくなっちゃうからダメだよ。
そうなんですよ。
これね、その日の湿度とか温度とかでまたちょっと、
ある程度一定にはしてるんです、スタジアムは。
一定にはしてるんだけど、
やっぱり指の感覚とかもちょっと違うんですよ。
あーそうでしょうね。
いくら湿度を保つって言っても、
傘つき具合だとね。
具合でも違うし、
だから、
昨日まで、昨日例えば、
サビまで1番まで弾いたけど、
じゃあ次2番から行きましょうか。
じゃあ繋がらない、これ。
不思議なもんで。
ってなるともう頑張るしかない。
撮り直した感が出てしまうと、
つぎはぎだらけの音楽になっちゃうし、
それがじゃあ果たして音楽って言えるのかとか、
なんかね、
いろいろとこう、あるじゃない。
へー。
それボーカルも一緒なんですか?
ボーカルも一緒です。
やっぱり同じ日に撮らないと声の質感が変わるとかあるんですか?
特に、これね、僕ね、プロデュースしてる時は
女性ボーカルの人とかを、
ボーカル撮ったりとかすることもあって、
あのー、
これ、
ちょっとコンプライアンス的にあれなんですけど、
女性に対して、
まあ変な意味ではなく、
女性ってやっぱ、
男性と体の作りが違うので、
やっぱ生理とかもあるじゃないですか。
体調の変化とかもありますよね。
体調もあるので、
生理の日にボーカルの声が変わっちゃうんですよ。
へー。
だから、
当日、
もうこれ、
男性が女性に聞くのって本当に申し訳ないなと思うんだけど、
あれなんか違う。
って感じるんです、撮ってる側は。
あれって、
声の艶が違う。
艶。
へー。
あれって、もしかしてごめん、
生理?って言ったら、
はーい、今日から。
って言われたら、
ごめん、全然素晴らしい。
って言っても全然素晴らしい。
そんなことがあるんですか。
それぐらいやっぱり、
気を使ってあげないといけない。
特に女性のボーカルは。
へー。
うーん。
それだけすごく繊細な楽器というかね、
体を使って音を出すっていう。
なんかだからその、
特にね、
あの、
何人か僕も女性の方はやらせていただいたんですけど、
女性の方はやっぱり、
不純の方もいるじゃないですか。
うーん、そうねー。
毎月やってる。
だから不純の方とかになると、
ほんとに読めないんで。
うん。
だからもうほんとに、
レコーディングスタジオを抑えたりとかすると、
もう、あのー、
結構その日のレコーディング費用が、
パーになっちゃったりとかするから、
極力もうほんとにもう、
体調をとにかく整えてもらって。
へー。
あのー、
男性よりも多分女性ボーカルの方が、
もっとなんかこう。
いろいろと気を使いながら、
レコーディングしてるんですよ。
気レコーディングしてるはずですよ。
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へー。
いやー、あのー、
その普段のね、
レコーディングしてる様子なんて、
なかなか私たち知らないですけど、
ただ、アーティストによっては今、
こうYouTubeだったりとか、
オフィシャルチャンネルで、
その時の様子を流したりするってことあるじゃないですか。
私、ミシスグリーンアップルの大森さんたちが、
レコーディングしてる様子を、
こうずーっと見たことあるんですけど、
大森さんってレコーディングの時、
必ず座って歌うんですよね。
だから立ったら出すぎるって声が。
声がですね。
で、座ってするっていうのを見て、
これもそれぞれなんですよ。
へー、そうなんだと思った。
これ、座ってやると骨盤が安定して、
声のピッチ感、音程感が安定する人もすごいって。
あ、そう。
僕、実は座ってやるんですよ。
あ、へー。
これ、
なんか、いや、もう本当に素人のイメージはね、
立った方が伸びやかに歌えそうだし、
こう、ライブだとか、
あとほら、音楽番組でも、
大体立って歌うことの方が多いんじゃないかなって思うんだけど、
レコーディングってやっぱ形として残るから、
最高のものを出すために、
安定感みたいなものも必要かな。
いやー、鉄路は立ってやって撮ってたりとかするんですよ、
うちの場合はですね。
鉄路さんは立ったり座ったり両方あるんですか。
立ったり座ったり。
ね、座ってやってみたら、
座ってやった方が、なんか、
いい感じの時もあったりとか。
やっぱりその、
体調にもよるのかな。
よるし、
特に、
その、
ギターはね、
楽器なんであれなんですけど、
ボーカルってメンタルがちょっとやっぱり大事で、
で、音を密封されたスタジオに一人でマイクの前に立って、
吹き消しの前に立って、
音をはいどうぞって立った時に、
スタジオ内のガラス張りで見えてるとこんな風に見えてるんですけど、
向こう側では、
ね、何人かスタッフとかはいて、
みんなで、
ジャッジメントしてるけど、
撮られてる側はその音、会話全く聞こえない。
何か笑ってたりとか、
何かちょっと向こうで、
なんかちょこちょこっと話してるのが、
ものすごく、
神経質なボーカリストだと、
気になるんですよ。
はい。
分かります?
分かります。
それは私たち、歌ではないですけれど、
例えばナレーション収録だとか、
CMの収録とかが、
まさにそんな感じなので、
なんか、いろいろ話してるけど、
こっちには聞こえない。
あ、もしかしたら私のここダメだったかなとか。
いろいろ考えると、
それと一緒でボーカリストって、
ものすごく孤独になるんですよ。
はい。
レコーディングって、
ほんとあの音が密封された状態で、
孤独になって、
向こうのガラスの方、
だから、
うちの相方は、
もうガラスに背を向けて歌ってるんです。
へー。
壁に向かってもうほとんど。
もうあえて見えないように。
見えないようにしてとか、
あと元気を全部真っ暗にしてくれとか。
だからやっぱこう、
あの、
ちょっとね、
あの、
マイナーな、
あの、
バラードの曲を歌ったりとかする時とかは、
もう真っ暗にして。
精神統一と。
雰囲気出して。
雰囲気出して、
暗闇の中で歌ったりとか。
へー。
そうするだけで、
声の艶がちょっと変わったりとか、
やっぱりこう、
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するんですよね。
うーん。
で、マイクもやっぱりね、
すごくその、
高いマイクだったりとかするから、
ほんとにもうその、
吐息一つ拾ってくれるし。
うわー、
そんな思いをして、
今レコーディング進めてるんですね。
へー。
もうね、
あの、
ほんとにそろそろ嫌になってきたっすね。
あははは。
もうね、
ほんとに嫌ですね、今。
あははは。
だから、
うん。
今4曲のベーシックは終わったんですけど、
はい。
もう、
ちょっと今休憩します。
一旦リセット。
うーん、
なんか、
もう、
これ、
多分、
ゲッターズさんの、
占いでも、
はい。
僕の性格多分出てると思うんですけど、
あの、
一旦突き詰めてやりきってしまうと、
もうね、
ふーってやめたくなっちゃうのよ、
何もかも。
あははは。
そういう時にやると、
もう、
ぜんっにも負けがない。
あ、ほんと。
じゃあ、
一回ちょっとね、
気持ち整理してリフレッシュするのも必要なのかな。
うーん、
もう何にも、
で、
なんかこう、
ふーっと思いちゃった時に、
あの、
やる方が、
うん。
いいんじゃないかな、
なんて、
もう今もね、
だからパソコンの前に座らないようにしてる。
でも、
いつかは、
座んないといけないって時がね、
来るからね。
なんてさ、
もう、
サイちゃんの曲もあるし、
そうです。
北牛のグッサンの曲もあるし、
ね。
もうね、
なんかどんどん追い込まれてる感じがする。
あははは。
でも、
私たちのはちょっとね、
あの、
置いといて、
まず本業で、
あの、
神経使ってください。
いやもうね、
だからさ、
ほんとにもうその、
例えば、
夜ね、
レコーディングがちょっと終わるじゃない。
ちょっと、
終わると、
もうさ、
緊張してた、
糸がピュッて切れて、
飲んじゃうのよ。
あははは。
はあ、
違いない。
はあ、
って飲んじゃうのよ。
もう、
飲まないとやってらんないみたいになってるのかしら。
いやもう、
それがさ、
もう私服のひと時でさ、
でも、
それはそれでまた、
で、
飲みすぎちゃうね。
次の日進路ってなっちゃうでしょ。
そうなのよ。
だから、
適度に飲んでね。
で、
本末転倒なのよ。
次の2日でもうギター取りなくなっちゃう。
悪循環。
悪循環だからね。
とはいえ、
やっぱりこうね。
そんな思いをして。
いやあ、
新しいアルバムができたら、
これはティッシュに鼻を詰めて演奏してたんかな、
とか思っちゃいそうだな。
いやあ、
ティッシュでね、
詰めたりとかね、
もうね、
あの、
ほんとパンツ一枚でギター弾いてた。
あははは。
ちょっと想像せずに聴いたほうがよさそうね。
それは。
いやあ、
もうそれぐらいでもほんとに、
余計な音をね、
極力入れないように。
まあ、
どうしても入っちゃうものはね、
もう、
ある程度そこはもう、
なんていうの?
まあ、
その瞬間を閉じ込めたじゃないですけどね。
閉じ込めてるっていう感じでね、
ちょっとその。
それもそれでいいですけどね、
空気を入れたと思えば。
やってますけども。
まあ、
それぐらいね、
レコーディングってやっぱりちょっとその、
孤独と、
15:00
体力と、
神経と、
もうね、
かなり繊細な作業になるんですよ。
あの、
ね。
それがね、
なんか、
あの、
自分のCD一生懸命作ったものがさ、
中古で売られてたりとかすると、
ちょっと悲しくなっちゃうよね。
そうね。
いや、楽しみにしてますよ。
新しい作品がまた届くの。
よく見たよ、
中古とかで自分のCDをね。
ショックだよね。
あんだけ苦労したけど、
中古で100円で売られてたりとかさ。
そうだよね。
だからさ、
こうやってなるよね。
でも、
本当に好きな人にまた届くんだから。
うん、
まあね。
そうよ。
楽しみにしております。
もうほんと、
メルカリとかで売られてたらショックなんだよな。
しんちゃん、頑張って。
うん。
ゴールはもうすぐだからね。
いやあ、
ちょっとね、
まだかかるんじゃないかな。
いやあ、
あのね、
またなんか、
ファンクラブ、
うちのファンクラブイベントとかで、
レコーディング見学ツアーみたいなものをやってるんですよ。
へえ。
レコーディングに参加できたりとかして。
すごいわね。
それでも、
哲郎さん、
そんな時も、
背を向けて歌ってるんですか。
見学ツアーの時も。
はい、
スタジオの中に入っちゃってるんでね。
でもあの、
背を向けて。
やっぱり、
僕らが緊張してる、
その、
手とってる空気感を、
お客さんもやっぱファンクラブの方ももう、
察するので、
みんな、
2時間ぐらい、
しん!
え?え?
今のもっかい?
もっかいなの?って、
俺がもっかいって言ったら、
え?しんちゃんなんでもっかいなの?みたいな。
へえ。
わあ、でもそれ貴重ですね。
そういうことも実はやったりするんでね。
ぜひね、
あの、興味のある方も、
ファンクラブの方もね、
覗いてください。
覗いてください。
よろしくお願いいたします。
ワッフルーム、
安岡慎一のトークエイターでした。
×少女隊の春のキーナと、
青井リノアです。
RKBラジオでお送りしている、
ガールズパンチ。
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