資金調達は、創業者にとって避けて通れない通過儀礼です。だからこそ、ほとんどの創業者が一つは抱えている——「ピッチで味わった、悲惨な体験」。これまで内輪でだけ囁かれてきたその記憶を、いま創業者たちがX上で次々と公開し、なかには投資家の実名を挙げる人まで現れました。
今回は、米テックメディアTechCrunchがまとめた“VCホラーストーリー”を題材に、商談中に爆睡する投資家、合意したはずのタームシートの反故、そして「女性にセキュリティ企業は率いられない」という偏見による見送り——といった逸話を紹介しながら、お金を出す側と受け取る側に横たわる力の非対称、そして「投資家もまた、LPにピッチをする側である」という鏡像関係について話しています。VCが“悪者”として描かれがちなこの話題を、選ぶ側・選ばれる側それぞれの作法という観点から掘り下げます。
▼ 今回のトピック
・X発の“VCホラーストーリー”祭り——創業者が実名を挙げ始めた背景
・最頻出は「ピッチ中の爆睡」——しかも、寝ていた相手からタームシートが届くという逆説
・タームシートの土壇場での反故、音信不通、未送金という“あるある”
・投資していないのに近況報告やリファレンスを求め、買収益の分配まで要求する投資家
・「女性にセキュリティ企業は率いられない」と見送られた共同創業者と、その後の急成長(クラウドフレア/ミシェル・ザトリン)
・「共同創業者を解雇すれば株を渡す」——食卓での提案と、創業者の決別(コースラ)
・「気軽な打ち合わせ」のはずが本気のピッチに——不採用通知を“額に入れて飾った”話(アンドリーセン)
・助手席に乗り込んでまでピッチする——カラニックの執念と“どっちもどっち”論
・評判が全ての商売:投資家がレスポンスの速さと機嫌に気を配る理由
・投資家もまたピッチする側:GPとLPの鏡像関係と、自分たちに課す“標語”
・タームシートの拘束力と、率直に説明できない見送りのリアル——日本の事例から
▼ 参考情報
在日ファンク「爆弾こわい」
https://open.spotify.com/intl-ja/track/428XSbFfPiB4hBvznS2Nze?si=1844a6c899f6463e
スピーダスタートアップ情報リサーチ
https://jp.ub-speeda.com/solutions/startup/
Founders share VC horror stories, and some are naming names
https://techcrunch.com/2026/06/05/founders-share-vc-horror-stories-and-some-are-naming-names/
オープンチャット「This is令和スタートアップOC」
https://line.me/ti/g2/hQ6dJIGjMHwD7gGYruUYQBgUj8uxWgiDGFHYCA?utm_source=invitation&utm_medium=link_copy&utm_campaign=default
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