江戸の薄い本?春画とは?女性も見ていた——北斎も歌麿も描いた!?【艶の日本史 #2】
2026-08-11 23:44

江戸の薄い本?春画とは?女性も見ていた——北斎も歌麿も描いた!?【艶の日本史 #2】

【艶の日本史 #2】春画とは?女性も見ていた「笑い絵」——北斎も歌麿も描いた

江戸の人は、この絵を「春画」とは呼びませんでした。「笑い絵」「枕絵」「艶本」——呼び名からして、いまの私たちのイメージとは違います。

描いたのは、喜多川歌麿、葛飾北斎。教科書に載る絵師たちが手がけ、版元が企画し、彫師が版木を彫り、摺師が色を重ねた、れっきとした出版文化でした。そして見ていたのは、男性だけではありません。

誰が作り、誰が見て、誰が禁じたのか。この三つの問いを持つと、絵が急に立体的に見えてきます。ソクルとテクルが25分でご案内します。

【この回でわかること】

  • 春画とは何か(江戸で「笑い絵」と呼ばれた性の浮世絵)
  • 誰が描き、誰が見ていたのか(歌麿・北斎ら一流絵師/女性や多様な層にも受容された)
  • 春画の意外な使われ方(性教育の資料、嫁入り道具に加えられた例、武士の「勝ち絵」)
  • なぜ明治にタブー化し、いま再評価されているのか(大英博物館と永青文庫の春画展)

クイズもあります。「武士は春画を、何のお守りにした?」——答えは本編で。

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▼この回は、動画でも観られます(絵とテロップつき・25分)

春画そのものは画面に出しませんが、絵師の手元、版木、摺りの工程、江戸の絵草紙屋の様子を、イラストで見ながら聴けます。

▼前回 #1「花魁とは?」もどうぞ

遊女と花魁は何が違うのか。売られてくるところから、年季、身請け、そして投込寺まで。この回と合わせて聴くと、江戸の吉原がひとつながりで見えてきます。

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▼この回のブログ記事(もっと詳しく)

▼シリーズ「艶の日本史」の他の回

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夢野アートは、元風俗嬢・夢野カナエのリアルな体験談と、性科学・セクシャルウェルネスの知識をもとに、性のお悩みや快感の仕組み、そして性の文化史を、明るくわかりやすく発信するブログ・ポッドキャストです。「快感を科学する」をテーマに、あなたの毎日が少し楽しくなるヒントをお届けします。

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【主な参考・出典】

  • 大英博物館 春画展「Shunga: Sex and Pleasure in Japanese Art」(2013)→ 日本初の永青文庫「春画展」(2015年9月19日〜12月23日・前後期133点)
  • C. アンドリュー・ガーストルほか編『大英博物館 春画』(2015・小学館)
  • 早川聞多「Who Were the Audiences for Shunga?」(Japan Review 26, 2013/春画は女性や多様な層にも受容されたことを論じた研究)
  • 葛飾北斎に帰属『喜能会之故真通』(1814・「蛸と海女」を含む/作者は諸説あり)、鈴木春信『風流艶色真似ゑもん』(1770・全24図)

※本エピソードは歴史・美術・文化の解説を目的としたもので、性的な画像の掲載や、特定の作品・人物を扇情的に扱う意図はありません。春画には対等・合意的でない描写も含まれることが研究上指摘されており、「大らかで楽しい」だけで一括りにはしていません。史料や研究により見解が分かれる点があり、細部は諸説あります。

※本エピソードは18歳以上の方を対象に、セクシャルウェルネスに関する情報提供を目的として配信しています。

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