オ〇ニーの回数多い?少ない?8,000人の調査結果は?
2026-08-27 10:36

オ〇ニーの回数多い?少ない?8,000人の調査結果は?

「自分の回数は多いのか、少ないのか」——この問いには、当てはめる先がありません。この回を聴くと、他の人の回数を探すのをやめて、かわりに何を見ればいいかが決まります。

日本のデータが主役の回です。20〜49歳の8,000人に聞いた調査から、実際の回数をお話しします。

ただし、その数字を自分に当てはめてはいけない理由も、同じだけお話しします。


▼この回の持ち帰り(今日からできること)

  • ★最初の一歩=他の人の回数を探すのをやめてみる。かわりに「その日にやろうと思っていたことができたか」だけを見る
  • 数字を見たら、それが「割合」か「平均」かを1つだけ確かめる。割合なら、自分を当てはめる先はない
  • 頭の中の「みんな」をいったん下ろす。いちばん多い年代でも6割はそれより少ない
  • 年齢で「もう終わり」とも「まだ足りない」とも決めない。一直線に減るという形ではなかった
  • 他人の習慣も、調査の割合も、そのまま自分のものさしにはならない


▼科学のほうで分かっていること

  • 日本の8,000人調査(2022年)で、オナニーをしたことがあると答えた男性は88.3%
  • 週3回以上と答えた男性がいちばん多いのは20代。ただしその割合は41.5%=4割ほど
  • つまり、いちばん多い年代でも6割の人はそれより少ない
  • 🔴 41.5%は「その頻度の人の割合」であって、平均でも中央値でも、推奨回数でもない
  • ノルウェーの縦断調査(2,562人)では、頻度は30代前半まで少しずつ増えていた=一直線に減るわけではない
  • ヨーロッパ4か国の60〜75歳の調査でも、過去1か月にしたと答えた人は国により3〜4割
  • どの研究にも「正しい回数」は出てこない。あるのはばらつきの記録だけ


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参考文献・関連リンク

  • Sexual Behaviors among Individuals Aged 20-49 in Japan (2024) — The Journal of Sex Research 61(1):9-20。日本・20〜49歳の男女8,000人。年齢・婚姻状況・居住地域が人口構成を反映するよう重みづけ。著者は「準全国代表」と位置づけています。オナニーの経験は男性88.3%・女性48.1%、週3回以上は20〜29歳が最多で男性41.5%・女性7.7%。※50歳以上を含まず、オンラインでの回答です。
  • Trajectories of masturbation frequency (2026) — The Journal of Sex Research 63(4):510-524。ノルウェー・2,562人を19歳から50歳まで追跡。頻度は30代前半まで徐々に上昇し、その後わずかに低下しました。パートナーとの性行為頻度を統制しても軌跡は大きく変わりませんでした。※対象は女性です。
  • Masturbation in later life (2022) — Archives of Sexual Behavior 51(3):1385-1396。ノルウェー・デンマーク・ベルギー・ポルトガルの60〜75歳の女性1,691人。過去1か月に「していない」と答えた割合は国により59.8〜73.3%でした。※対象は女性です。※国ごとに差が大きく、ヨーロッパの平均としてまとめられません。


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【ご注意】

番組内でお伝えしている見方(「割合」か「平均」かを確かめる/他の人の回数を探すのをやめる/その日にやろうと思っていたことができたかを見る)は、医学的な判断基準ではなく、自分を点数化しないための整理のしかたです。回数そのものに正しい値はありません。

つらさが長く続くとき、生活に支障が出ているときは、ひとりで抱えず、相談できる窓口や医療機関を頼ってください。

※番組内で「研究は見つかりませんでした」「文献はありません」とお伝えしている箇所は、収録時点で私たちが調べた範囲での結果です。あとから見つかることもあります。新しい情報が出たときは、番組や記事で訂正します。

本エピソードは、性に関する一般的な情報提供を目的としたもので、医学的診断や治療を目的としたものではありません。

紹介した割合は「その頻度の人が何%いるか」であって、平均でも推奨でもありません。ご自身の回数を評価するためのものではありません。

海外の調査を日本にそのまま当てはめることはできません。年齢の範囲・調査方法もそれぞれ異なります。

頻度について不安があるとき、生活に支障が出ているときは、泌尿器科や性機能を扱う医療機関にご相談ください。

番組で触れたカナエの話は、本人が見聞きした範囲の実感であり、統計や医学的な根拠ではありません。

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