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タレントという話です。5回に1回、シンポタとは少し離れた話もさせていただいていますが、タレントというのは、才能という意味です。
こうやってね、私自身も市民活動をしているわけですけど、また市民活動を支えていくね、シンポタの仕事をやってさせていただいているんですが、大変ありがたいことにね、
やっぱりいろんなところに行かせていただくと、いろんな才能を持った方に出会うんですね。これがやっぱり市民活動の一つの醍醐味でもあるんですけど、やっぱりね、面白いんですよね。人が面白いんです。
以前は、その才能のある方に出会った時にですね、負けてなるものかと。妙な確信だけあるもので、負けてなるものかと。張り合おうとね、無謀にもしていたわけでございまして、玉砕することもしばしば。
でも、そうやって張り合っているからこそ、じゃあ自分のここを活かしてみようとかね、自分の弱点を気づかせてもらったりとかするわけなんですけど。
最近はですね、ちょっと寂しいっちゃ寂しいんですけど、その才能あふれる方に出会った時に、ただただやっぱり貫復するわけなんですが、それだけではなく、争うのはやめてですね、その才能は当然絶対に勝てないわけですから、そこはもうお任せしましょうみたいなね。
自分は自分の道を行きましょうというふうに思うようになってきた気がします。とはいえね、とはいえ張り合う機もまだいっぱいありますよ。それなくなってしまうとね、本当に寂しいと思うんですよ。
人間としてというかね、男としてというかね、張り合う機はもちろんあるんですが、若い時ほどバチバチとやったら、みたいなのはもうないですね。ただそれは寂しい反面とても大事なことでして、そこでいつまでも自分のやっぱり殻というか自分の枠の中で持っているものをね、他の才能とかを出会った時にね、絶対それは勝てない。
ことがあったりとか、まあ多いわけです。ほとんどそうなんでね。その時に、譲れないとかバトンタッチできないってことは、これまたいけないことだと思いますし。
相手を認めながら、自分を高めながら、それぞれの才能を生かしながら、才能が被った時は、それを潰し合うんではなくて、どう掛け算にしていけるかってことをね、考えながらやれるのがいいかなと思っております。
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あなたの才能は何ですか?