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5回、2回、シミポタとは違う話もさせていただいていますが、
今日は、右往左往という話をさせていただこうと思います。
先ほど、友達と話をしていて、
右往左往って韓国語ってあるんですか?って聞いたら、
右往左往、右往左往というそうです。
韓国語でも右往左往という言葉があるんだなと思ったんですが、
なんで右往左往の話をしているかというと、
右往左往という言葉はフラフラしているというか、
右往左往するなよ、みたいな悪い意味で
使われることが多いのかもしれませんが、
私は最近思うんですけど、
右往左往はとても大事だなと思っていまして、
これはまっすぐ進んで、
効率化だけを考えて進んでいると、
見えないものもあって、
もしくは辿り着けないことがあって、
やっぱり右往左往することによって、
右に行って、こっちじゃないなと思って左に行って、
左に行ったらまたこれもちゃうなと思って、
また右に行ってみてっていう、
あえて遠回りしていく中で見えていくものや、
得る経験や、そういったものが増えていくのではないかなと。
というふうにすごく思っていまして、
右往左往はめっちゃ大事じゃんと思っている次第でございます。
町づくりみたいな仕事をしていますと、
例えば、どこというわけではないですよ。
新しい町を作るときに非常に効率よく、
いろんなものを作っていくわけですよ。
例えばここは商業エリア、
ここは住宅エリア、
ここは遊ぶ場所、
きっちり都市整理して区画整理して、
そういうのを計画的に作っていくんですけど、
そういう町が発展するかというと、正直発展しないんですよね。
今までも失敗例いっぱい、もしかしたら皆さんも思いつくかもしれませんが、
あるんじゃないかなと思います。
なぜか全く面白くないんですよね。
カオス感がないというか、
いろんなごちゃ混ぜ感がないがゆえに、
何の面白みもない町になってしまうんです。
逆に言えば、こんなところにこんなものあるんや、
こんなところにここに赤調子があるんやね、みたいなね。
そういう発見とか、そういうのがない場所、ない町というのは、
面白みがないんですよね。
それって人間の右往左往なんですよね。
そう思っていて、
こんなところにこんなのあるんや、
こっち行ったら行き止まりなんや、みたいなのがあるからこそ、
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そういったカオス感があるからこそ、
面白い、面白いのではないかなというふうに思っています。
右往左往プラス一喜一憂もとても大事です。
人間に一喜一憂がないと、
それこそ感情がないみたいなものなので、
一喜一憂、大歓迎やんけと。
時には喜び、時には悲しみ。
半信が勝って喜ぶ人もおれば、
半信が優勝して悲しむ人もおるわけで、
それでええやんかっていうことなんかなと思いますので、
右往左往と一喜一憂。
これからそれで行きたいと思っています。
明日も右往左往していきます。