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#1 ワークシフト(WORKSHIFT)から過去・現在・未来の働き方を考える①
2024-08-11 19:05

#1 ワークシフト(WORKSHIFT)から過去・現在・未来の働き方を考える①

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これからの時代を健康的に、そして前向きに生きるためのヒントと問いをお届けする音声コンテンツ番組『ワーク・ライフ・ラン』。


この番組では、これからの働き方(ワーク)、社会生活の変化(ライフ)、ランニングを通しての心身の健康(ラン)をテーマにゆるりと話します。


第1回で取り上げるテーマは「ワークシフト」。2012年に日本語版が出版された本から過去・現在・未来の働き方を考えます。

 オープニング  自己紹介  テーマ発表、ワークシフトの紹介  漫然と迎える未来のストーリー ロンドン在住のジルの生活  インターネットの発展とテクノロジーの進化  知識労働者「ナレッジワーカー」の生産性向上  クラウドファースト  1990年の働き方  現在の人と1990年の人の持っている時間感覚  時間の細切れ化の弊害による専門性習得の難しさ  集中力と仕事の質、アウトプットの質  観察と学習の機会の重要性、情熱と好きか  最初のストーリーに対する個人的な纏め  エンディングと次回の予告

パーソナリティ

宮﨑晃(Miyazaki Akira)

⁠株式会社actenable⁠


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みなさんこんにちは。はじめまして。 ワーク・ライフ・ランへようこそ。
この番組は、これからの働き方・ワーク、 社会生活の変化・ライフ、
ランニングを通しての心身の健康・ランを テーマについてゆるりと話す番組です。
テクノロジーの進化が私たちの働き方や生活に どのような影響を与えるかを掘り下げたり、
ランニングを通して得られる心と体の健康を共有していき、 リスナーの皆さんが自分自身のペースで健康的なライフスタイルを築くための ヒントや問いを提供できればと思っています。
この音声コンテンツをお届けするのは、株式会社アクテナブルの代表をしております 宮崎晃です。
これからの時代を健康的に、そして前向きに生きるためのヒントと問いをお届けする
ワーク・ライフ・ラン 第1回スタートです。
会社を経営しております。代表の宮崎晃と申します。 社名のアクテナブルという名前ですが、アクションとイネーブルを組み合わせた新しい概念です。
人々が新たな行動を可能にするための取り組みを指します。 そしてそれは、持続可能な社会を実現するための行動であることを願うという思いを込めています。
事業の内容としては、クライアント企業様のデジタルトランスフォーメーションの支援を行っています。
個人的なところで言えば、趣味はランニングでフルマラソンにもたまに参加しています。 そのあたりも含め、私がどのような経緯で会社を始めたのかや
ランニングが趣味になったのかを、この番組の中で徐々にお伝えできればと思っています。
さて、第1回の放送ですが、取り上げたいテーマはワークシフトです。
番組のタイトルにもワークが含まれていますが、私が読んで影響を受けた本の中にワークシフトという一冊があります。
今回はこちらの本を紹介しながら、これからの働き方や社会生活の変化について考えていきたいと思っています。
ワークシフトという本ですが、著者はリンダ・グラットンさんというイギリスご出身の方で、ロンドンビジネススクールの教授をされています。
原著は2011年に出版され、日本語訳は2012年に出版されています。
私も2012年にこの本を購入して読みました。
2016年にはライフシフトという本も出版されていて、こちらは日本では47万部発行でベストセラーになりましたので、読まれた方も多いと思います。
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タイトル主題はワークシフトですが、サブタイトル副題が孤独と貧困から自由になる働き方の未来図2025ということで、
2025年の働き方をいくつかのストーリーで描いています。
そして今は2024年、ワークシフトが描いた未来の1年前です。
今回は、本で描かれている2025年の働き方と現在の働き方を比較しながら、これからの未来について考えてみたいと思います。
まず前提として、何が働き方の未来を変えるのか。
本では未来を形作る5つの要因と32の要素を取り上げています。
その要因と要素を基に未来のストーリーとして、万全と迎える未来のストーリー3つと主体的に築く未来のストーリー3つを描いています。
未来を形作る5つの要因と32の要素は、ここでは全て紹介はしないのですが、気になる方は本を読んでいただければと思います。
万全と迎える未来のストーリーはネガティブなストーリーなのですが、ちょっと紹介しながら現在の生活との比較をしてみましょう。
最初はいつも時間に追われ続ける未来で、2025年のロンドンで生活しているジルさんというグローバル企業でマーケティング関係の仕事をしている子育て中の女性の働き方を描いています。
どんな生活をしているかというと、朝6時に起床すると寝室の壁に映し出された300件のメッセージが視界に飛び込んでくるから始まります。
壁にプロジェクターを投影してメールボックスを見る習慣は現在の社会ではあまりなさそうですよね。
代わりにスマートフォンは皆さん肌見話さずの方が多いのかもしれないですが、朝起きて皆さんがすることの最初はスマホを手に取ってメッセージアプリやSNSを確認しているのではないでしょうか。
その意味では朝起きてまずすることがメッセージの確認なのは当たっているのかなと思います。
次にジルはパジャマ姿のままアバターを使ってテレビ会議に参加してミュート状態で裏でメールの返信をひっそりやってたりします。
現実でもコロナ禍がありましたのでそれによってリモートワークが進んだ結果パジャマのままオンライン会議に参加することもあるのでこれも当たっていますよね。
皆さんカメラオフミュートで裏でメールの返信などやってたりすることもあるんじゃないでしょうか。
本の中ではパンデミックによりリモートワークが加速する未来はさすがに予想していなかったわけです。
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あとインターネットの発展とパーソナルコンピューターやモバイル端末の性能が向上したことでテレビ会議というよりもパーソナルコンピューターやモバイル端末でオンライン会議に参加することが主流になったところが違いでしょうか。
本ではMOOAの法則でCPUの処理性能が向上していった結果、2011年当時のパーソナルコンピューターよりも2025年のモバイル端末、売り子型化したものの方がいろいろな処理がマルチタスクで行えるようになることは予想していまして、現実もそのようになっています。
それ以外に本ではあまり触れられていなかったんですけども、現実ではインターネットについてはWi-Fiや4G・5Gといった無線通信が世界中に広く普及しましたので、通勤・移動中に会議に参加することも可能になりましたね。
ジルは朝のオンライン会議の後に朝食を取り、その後出社して、社内で多くの打ち合わせを行い、夕方には帰宅して、今度は夕食を作り、子供と一緒に食事を済ませた後、また海外のビジネスパーソンとオンラインでの打ち合わせを行い、大体夜の22時過ぎに仕事が終了するという1日のストーリーが描かれています。
これは経済のグローバル化とインターネットの発達によって、世界中の人々が24時間365日繋がれるようになった結果として、忙しなく仕事に追われる日々・日常を描いているわけですが、今の現実はどうでしょうか。
私が思うに、マネジメントで有名なピーター・ドラッガーが提唱した言葉で、知識労働者、ナレッジワーカーというものがありますが、そういった方々に限れば、スラックやマイクロソフトチームス、グーグルワークスペースなどのコミュニケーションツールが現在登場して、その他にも生産性を向上させるクラウドサービスも多く出てきたので、
常に相手と動機を取りながらコミュニケーションを行うのではなく、非動機で複数のタスクを進めたり、コラボレーションするやり方も進み、生産性が向上しているのかなと思います。
そのあたりをうまくハックしている人は、この描かれているストーリーよりも効率的に仕事ができるようになったのかなと思います。
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本でもクラウドについては、2011年時点ではセキュリティの懸念から利用する企業が一部に限られているということが書かれていて、
将来はセキュリティの不安が解消されて、クラウド利用が全世界に広まり、利用するサービスもより高度になってくると書いています。
現実はそのようになってまして、企業のDX、私もご支援させていただいていますけれども、クラウドファーストの考え方が広まり、そのような形になっていると思います。
あと、やはりコロナ禍を経験したことでフルリモートで働く選択肢ができたので、通勤から解放されて、その点で家事と育児の両立が少しずつですが改善されているところもあるのかもしれません。
ただ、もちろん全ての人がリモートワークを行えるわけではなく、リモートワークの選択肢がない方の方が実際には多いかもしれませんが、
そういった方々も含めて全て社会が成り立っているわけなので、そこは難しいところなんですけれども、
この本で描かれているジルさんと同じ職業設定かつ家庭事情の方とするならば、本の世界よりも今の世界の方がフルリモートの選択肢ができたことでプラスに働いているのかなと思います。
このあたり、皆様はどのように感じるでしょうか。
あと本では過去の働き方も振り返っていまして、1990年の1日も描かれています。
これは著者のリンダ・グラットンさんの実体験の1日ですね。
当時は朝9時に出社した後に郵便物のレターをチェックするところから仕事が始まります。
メールではなく紙の手紙のレターでやり取りが行われているわけです。
当時アシスタントがいる職員さんがいる組織であれば、レターの返事を口頭でアシスタントの方にお伝えして、
そのアシスタントの方がメモした内容をタイピストに渡してタイプライターでタイピングしてもらって、
そのタイピングされたレターを実際にリンダ・グラットンさんが最終的にチェックして署名して発送してもらうというプロセスがあったそうです。
私が社会人になった時点で1人1台のパーソナルコンピューターが支給されていましたし、
インターネットメールも使えるようになっていたので、この1990年の業務プロセスはかなり驚きですよね。
1通のレターを返信するのに発送する人も含めて4人ぐらいかかっているんでしょうかね。
あと返事が相手に届くまでどれだけ早くても2日はかかる感じかなと思います。
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1日に届くレターの数も1990年当時のリンダさんだと20通くらいで、
翌日までに返事をすれば良いということで、相手も瞬時に返事が返ってくることは期待していなかったということですね。
ここからは私の考えですが、これは仕事の生産性やコストの面で現在では当然採用できない業務プロセスで、
かつ現在のビジネスパーソンがこういった働き方を望んでいるかといえば、
まどろっこしいし返事も遅くてイライラするし、
そのレスポンスの遅さに耐えられないで、こういった世界観での仕事は選ばないと思います。
ただ、1990年はすぐに返事をしなければならないプレッシャーというのがなくて、
1回のトランザクションの時間、トランザクションというのは私の表現なんですが、
1回の手紙の返信だと思ってください。
このトランザクションの時間軸が相対的に今よりも1990年は長いので、
1つのタスクに対して向き合う時間も長くて、
現在はそれを失ったとも言えるかなと思っています。
生産性が向上もしているし、その時間軸を失っているとも言えると思います。
さらに今後も含めてトランザクションやタスクの時間間隔というのはどんどん短くなっていると思います。
1個象徴的なのは、
ウェブサービスであったり、
ウェブシステムの画面のレスポンスなどもそうなんですけれども、
どんどん速くなっていて、
昔は10秒ぐらい待てた人でも、
今は3秒も待てないという感じですよね。
一度それに慣れてしまうと、
人間はもう10秒ですら我慢できないという世界にどんどん進んでいるところです。
本では時間の細切れ化というのを表現していまして、
それが2025年の描いたストーリーの中の世界なんですけれども、
一つのことに集中して取り組む時間が失われると、
それが専門技能の習得に影響を及ぼすというふうに書かれています。
つまり専門技能の習得というのは、
ある一定の固まった時間を集中力を持って取り組むことが必要になって、
それを意識的に行わずに万全と仕事をしていると、
細切れの働き方に飲み込まれてしまうという示唆だと思います。
一つのことに向き合う時間が1990年と現在では、
例えば同じ送料ですね。
結局そのタスクにかける時間が同じだったとしても、
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その1回のタスク・トランザクションが細切れになってしまうと、
結果は現在の方がアウトプットの価値が薄まっているのかもしれないかなと思いました。
私も仕事の質であったりアウトプットの質は集中力にあると思っています。
会議に参加する時も集中して参加する時と、
ながらで参加する時では理解では脳の定着度が全く違いますし、
メールも集中して書けば1回のキャッチボールで済むこともありますよね。
あとは本では観察と学習の機会が重要だともおっしゃっていて、
他のことに意識を向けずに対象をじっくりと観察して学ぶことが必要だと言っています。
私の言葉で表現するならば、先輩や上司、クライアントの立ち振る舞いや言動も集中して観察して、
そこから学びを得ることが専門技能を習得する機会、オポチュニティになると思うんですね。
集中力を持って対象を観察するためには、
そのことに情熱を持ったり仕事が好きかがとても重要だと本人は書かれていて、確かにその通りだなと思います。
やらされ感であったり仕事の目的・意義が見出せない仕事だと、
意欲的になったり集中力を高めるのって難しいですよね。
さて、最初のストーリーに対する個人的なまとめとしては、
時間に追われ続けるストーリーも現在ではあり得て、
それはある意味で自分から選んでそうしている人が世の中にはいるなと思います。
それは受動的な働き方だとそうなりやすいですし、
また短い時間間隔で仕事をしなければならないプレッシャーを現代人は常に受けているわけなんですけども、
そこを自覚しないで無意識でいると、なぜだかわからないけども時間に追われ続けている感覚になりそうです。
かたや短い時間間隔のプレッシャーを受けている現実をちゃんと認識して、
意図的・能動的にそれとは別で集中できる時間を確保することができている人は、
結果として専門技能が見かかれて生産性が向上するサイクルが生まれるのではないでしょうか。
意図的・能動的になるための原動力としては、本でも書かれている情熱や好きがあると私も思います。
皆様はどのようにお考えでしょうか。
第1回の放送はこの辺りにして、
次回は万全と迎える未来の2つ目のストーリーについて紹介と考察をしていきたいと思います。
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このポッドキャストは一人語りで始めましたが、
時々ゲストを呼んでザック・バラにお話しできたら嬉しいと思っていますし、
感想やお便りをいただけたらとても励みになります。
Googleフォームも用意しましたので、ぜひそちらに感想やお便りをお待ちしています。
あと、この1回目の配信を聞いて気づいている方は当然いらっしゃると思うんですけど、
私は非常に滑舌も悪く噛み噛みですので、
今日お話ししたことはノートにもほぼ同じような形で載せようと思っていますので、
よく聞き取れないというところがありましたら、
ノートの方をご覧になっていただけると参考になるかなと思っています。
申し訳ございません。
ということで、このポッドキャストが気に入っていただけましたらフォローもお願いいたします。
それでは良い1日をお過ごしください。
また次回お会いしましょう。
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