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社長に聞くin WizBiz
WizBizの新谷です。先週の続きをお聞きください。
その後、サイバービズ、今のザ・プラスさんは、共同で起業されていらっしゃいますが、
これも大公式マッサージと同時並行でいらっしゃったんですか?
そうです。大公式マッサージも非常にうまくいっていたんですけど、
やはり僕の本職というか、やっぱりインターネットとかコンピューターとか
そちらの分野が僕にとって一番の戻るべき場所みたいな、そんなような気持ちだったんですね。
店舗のビジネスをどんどん拡大して、多店舗展開をしていくというのも一つの選択肢ではあったんですけど、
やはりどちらかというと、そこを本格的に展開するというよりは、
やはりインターネットの世界に戻りたいという気持ちの方が強かったと思います。
当時ちょうどiモードがスタートする直前ぐらいだったので、
マーケットが多分すごく拡大するだろうと。
インターネットで課金ができるというか、収金ができるというのって、
今ではもうクレジットカードを使って課金するのは当たり前ですし、
100円でも200円でもクレジットカードで皆さん課金してますけど、
あの頃ってインターネットでどうやって100円、200円、300円課金するんだというものすごい壁だったんですよね。
それをドコモさんとかキャリアさんが電話代と一緒に決済するという非常に画期的なイノベーションが起きるというのを聞いていたので、
それを参加するしかないかなというような気持ちになったんですよね。
その後、またその1年後ですが株式会社今のイオレさんを創業されていらっしゃいますが、
イオレさんを創業させた理由というのは何からあったんですか。
友人と一緒にザッパラス、サイバーミスですね、今のザッパラスを立ち上げて順調にうまくいったんですけども、
一つは大きな理由としては、これも僕の中のこだわりというか自分の中の気持ちが大きかったんですけど、
やっぱり自己破産をして、それで面積を受けてまた授業を再開するというところで、
どうも自分のお金儲けというか、そういうことだけで復活というか起業していいのかなというところがすごく大きかったんですね。
可能であれば世の中に貢献できるような、そんなようなビジネスモデルで大きく会社を成長させ、
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仕入れを助成させてみたいというような、非常に欲張りな感覚というか、自分の中のこだわりみたいなのがあった。
それでアイモードのイノベーションというのはすごく魅力的でしたし、すごく広がりも感じていたんですけども、
でもやはりコンテンツで課金をして皆さんからお金をいただくということと、
社会貢献型のモデルを作るということが若干僕の中でうまくリンクしなかったんです。
それで当時スポーツがどんどん、企業スポーツがどんどん衰退していく時代だったんですよね。
その割にはワールドカップで、日韓ワールドカップで2002年に向けて日本中サッカーだらけというか、
サッカーでものすごく盛り上がって、サッカーにはお金がどーっと流れ込んでいた中、
さまざまな企業スポーツが衰退するということで、自分の中で社会貢献ってなんだとずっと考えていたところ、
あまりピンとこなかったんですけど、スポーツってみんなで応援できるじゃないですか。
オリンピックでも日本代表の方を無条件に頑張れって応援できると思うんですよね。
これ素晴らしいなと思いまして。
それでスポーツを応援するような仕組みというかビジネスモデルを立ち上げようと。
iモードを使うと非常に小口で課金ができるので、
今のドネーションのようなモデルを考えて、
クラウドファンディングの先駆けというかドネーションの先駆けみたいなことを考えてやろうとしだすんですけど、
かたや既存の中のモデルでどんどんどんどん収益を上げていく構造の中で、
そういう寄付的なことをやっていこうというところでの攻め合いといいますか。
であればシンプルに、僕自身は外に出て会社を立ち上げた方が、
創業を一緒にしてですね、みんなで頑張って、
実はそこそこの規模まで1年ちょっとで大きくなったんですね。
その後当初1位まで駆け上がるわけなんですけど、
ある種1年間で僕なりに責任は果たせたかなと思ったので、
この今のイオレというのを結果立ち上げることになるわけですね。
じゃあもしかしてザッパラスとイオレさんの楽々連盟みたいな事業は、ザッパラスさんの中で最初やってた感じですか。
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いえいえ、出てからですね、一番最初は僕らは楽々連盟も何もなくて、
僕らはスポーツを支援する会社。社名はイオレって実は、
イービジネスの時代、昔はインターネットの事を、
IBMさんがイービジネスなんておっしゃってましたけど、
昔はそんな言い方してたんですね。
ですのでイービジネスの時代に、オーレ、サッカー用のオーレ、応援という意味なんですけど、
新たなテクノロジーを使ってスポーツを応援する会社を作ろうということでイオレを作って、
先ほどお伝えした通りサッカーが非常に盛り上がってましたので、
サッカーで一つモデルを作って、そこから例えばアイスオッケーだとか、
様々困っているスポーツ団体の方にどんどん横展開ができるような、
そんな仕組みを作りたいなと思ってスタートしたんですが、
なかなかうまくいかなくて、当初はサッカー新聞の会社になってしまうわけですよね。
じゃあ元々はサッカー向けのある意味ウェブマガジンというか携帯マガジンというかそんな感じですか?
携帯サッカー新聞というタイトルで、携帯サッカー新聞オーレ日本という名前で、
サッカー新聞をリアルタイムサッカー新聞みたいなものを作っていくわけですね。
コンテンツですね。
コンテンツ配信で課金という感じですね。
そこから実は要するにユーザーさんからいただいた収益で、
サッカーに対して寄付をするというか支援していこうと思っていたんですけど、
実は最初はコンテンツ以前の問題でドネーションをやろうとしていたんですけど、
なかなかそのドネーションとかクラウドバンディング的なものがなかなかご理解いただけなくて、
結果的にもうちょっと分かりやすいコンテンツという形でスタートさせようということになっていくわけですね。
タイのタイ公式マッサージはその時もまだやっていらっしゃるんですか?
それはやっていました。
1店舗だけですし、当然そこには一緒にクラクを共にしたメンバーがいましたので、
他社員からずっと一緒にやっていたメンバーもいましたので、
それはそれとしてその事業としてずっとやっていました。
なるほど。
イオレさんはラクラク連絡網に写っていた経緯というのは何かありますか?
サッカー新聞を、携帯サッカー新聞をやっていたと今お話しさせていただいたんですが、
いろんな実は小学校だとか高校だとか、
実は草の根でいろんなところに取材に行ってはそれを記事にしていたんですね。
ネットの新聞だからできる話だと思うんですけど、
Jリーグだけじゃなくていろんなところに取材に行くと。
その時に取材させていただいたある小学校のサッカー部の先生から、
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雨が降った時にグラウンドから体育館に練習場が変わるんだけど、
電話の連絡も遅くて傘させて待っている子がいるので何とかできないかなというような
実はひょんなご相談をいただいたというのがきっかけなんです。
うちのエンジニアの子にちょちょっとメーディングリスト的なものを作って渡しするんですけど。
それでその事業である意味上場まで行かれるという感じでいらっしゃいますよね。
そうなんですけどね、結果的に楽々連絡も一筋縄でいかなかったんですね。
その事業で例えば上場できていればたぶんこんな時間はかかっていなかったんだと思うんですけど、
どんどん会員さんは増えるんですけども、実は利用頻度が低いサービスなんですね。
SNSですと、毎日ログインして、昨日どこに行きましたとか、
友達は昨日誕生日会だったんだなとか、高校の同級生は北海道で頑張っているなとか、
さまざまそんなようなことをお一人で入って自分が発信したり、
友達の発信している情報を見たり、全然知らない人と交流したりとかいうことも通常のSNSだとできるんですけど、
やっぱり連絡網という特性上、要するにお一人で入っても使いようがないわけですね。
毎日雨が降って、遠足は中止にならないわけですよ。
そうなると利用頻度が低いんですよね。
クラウドさんから広告のご依頼をいただいても、ラクラク連絡網の中で広告を僕らとしては掲載して、
収益を上げていくつもりでいたんですが、圧倒的に広告の掲載スペースが少なくて、
マネタイズという観点からはものすごく苦労するんですが、会員さんはどんどん増えていくんですよね。
というところで、そこでのジレンマの何年間という形で会社は少し瞑想をしていくわけです。
それはどうやって突破されたんですか。
当初からユーザーさんに対していろんなプロフィール情報をいただくような、そんなようなサイトにしておりました。
フェイスブックさんのように非常に詳細なご自身のプロフィール情報を入力いただいて、
それを基にして広告を配信しますというような、そのようなパミッションをいただいていたんですね。
ですので、非常にフェイスブックさんのちっちゃい版みたいな形のことを考えていたんですけれども、
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なかなかラクラク連絡網内に広告を打ってもスペースが少ないということから、
当時大学生の方が非常に多く使っていただいてまして、今でも実は大学生の4人に1人は弊社のユーザーさんでいらっしゃるんですけれども、
それだけ大学生の方が多いのであればということで、大学生向けのアルバイトサイトを立ち上げます。
非常にニッチではあるんですけれども、大学生の方向けにそのサイトを立ち上げることで、
実は非常に、もともと会員でいらっしゃいますので、リスクが低い形で新規事業に参入ができたというところがありまして、
それで1つメディア事業が成立しているわけですね。
なるほど。今のメインはアルバイト事業でらっしゃいますか。
アルバイトだけではないんですけれども、その後実はアルバイトは学生さんだけじゃなくて他の方もするだろうということで、
実はラクラクアルバイトというアグリゲートサイトを作るんですけれども、これも今学生さんまで順調に成長していってまして、
こちらもラクラク連絡門のユーザーさんをそちらのサイトに送客させていただくというモデルで、
非常にリスクを軽減した形で新規事業に参入できたんじゃないかなと思っております。
もしよろしければ、今やってらっしゃるイオレ様の事業を少しお教えいただきたいんですが、
今メインとしてはどんな事業が中心に動いていってらっしゃるんですか。
一番弊社ががらっと様変わりしたのは、やはり今主力の事業になりつつありますピンポイントというですね、
アドテクノロジーの分野に進出したというのが非常に大きかったかと思います。
こちらはラクラク連絡門がなかなか広告を載せるスペースが少ないんだという先ほどの話をさせていただきましたが、
それを補うような、そんなようなモデルなんですね。
ラクラク連絡門で皆さんがご利用になっていただいている、いろんな方からいただいているプロフィール情報を元にしまして、
例えばLINEさんですとか、Facebookさんですとか、Twitterさんですとか、
いろんな様々な大手の外部のSNSサイトに対して広告を配信すると、そのようなモデルになっています。
なるほど、それが今のメイン事業で。
今成長しつつありますね、どんどんどんどん成長しつつありまして、
具体的にどういうことかというと、例えば御社の新卒採用の広告の依頼をいただいたとします。
そうするとうちの場合はプロフィール情報をいただいていますので、大学3年生かどうかってわかるわけですよね。
地域とか、実は様々わかるんですけれども、そういうデータを元にして、
本来でしたらラクラク連絡の中に御社の採用の広告を出させていただく、もしくはインターン、中途もそうですけど出させていただくということになるんですが、
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それを例えばLINEさんで、弊社のユーザーさんがLINEさんをお使いになっていただいているときに、
個人情報をやり取りするわけではないんですけれども、
弊社のデータベースを元にして、今言った御社の会社の説明会の広告をLINEさん上に掲載するという、そのようなモデルなんですね。
なるほど。そうするとラクラク連絡も側にいらっしゃる皆さん方と、LINE側にいらっしゃる方と、
毎日重なっている方とに、両方に配信できる、広告が配信できる、そんなイメージで。
なるほど。またちょっと違う話をお聞きしたいんですが、上場するまでのご苦労といいますか、そういうのは結構あられたものですか。
そうなんでしょう。そこは特に苦労とも思わず、日々頑張ってきていたんですよね。
一つは、やはり上場企業になるにあたって、今まであまり考えなくてもよかった、非常にガバナンスの問題ですとか、
当然コンプラの重視の問題ですとか、開示の問題ですね、情報公開の問題も含めて、このぐらいでいいんじゃないのというのが済まされない環境になりますからね。
そこになれるというのが多分一番、僕だけじゃなくて全員大変だったんじゃないですかね。
なるほど。何かちょっと下世話な質問で本当に申し訳ないんですけど、自己破産していらっしゃっているのに上場するという珍しいパターンだと思うんですけれども、
そこで何か引っかかったことというのは何かあられましたか。
もし僕が破産期間中に法令違反等をしていれば多分問題になったと思うんですけど、一切そういうのもなかったですので、
聞くところによると某中古車販売大手の会社さんの会長さんも一度自己破産されて、
鳩井さんですよね。
鳩井さんは一車潰して、鳩井フレン潰して、東京マーカー販売はゼリシさんがお任せして、ガリバーで上場して、当初一部まで上がっていますね。
なので他にあまり聞いたことがないんですけど。
あと本田総一郎さんも一回倒産させている人らしいですね。
そうなんですね。
キエンスの相談役の方も一車倒産したと先生がおっしゃっていらっしゃって、本当かどうかちょっと私確認してみませんか。
一度お話は聞いてみたいなと思ったんですけど、少ないことは少ないと思うんですよね。
破産から上場する方って数はすごく少ないんですよね。
日本だと大変少ないんじゃないかと思いますね。
僕も結構時間がかかってしまいましたので。
なるほど、そうでしょうか。
すみません、ちょっと時間が長くかかってきたので、座右の銘は開けない夜はないということで今日のお話を聞いているとそのままなんですけど、
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選ばれた理由を聞くのもちょっと失礼な話なんですけど、何か選ばれた理由はありますか。
いや、やっぱりしんどい時期ってみんなありますからね。
やっぱりそこでやっぱり、しんどい時期も必要なんじゃないかなって今から思うとですね、
ずっと右肩がりで成長する会社も個人もほぼいないので、そう考えるとピンチの時に本当に辛い時にどう思うかっていうところが結構やっぱり次につながるような気がしますね。
なるほど、ありがとうございます。
最後にちょっとお聞きしたいんですが、この番組全国の社長様、もしくはこれから起業しようと思っている方向けの番組でございますので、
できましてれば社長業としての成功の秘訣なんかを教えていただければなと思っているんですけど。
僕の場合はやっぱりずっとコツコツ諦めずに頑張り続けたということのような気がします。
というかまだマザースに上場したばかりでもありますので、果たして今の状況が成功したかどうかっていうと、
自分の中ではまだまだこれからだっていうところもあるんですね。
ずっと今まで通りコツコツ努力し続けることしかないような気がしてましてですね。
好き並みですけど、ほんと諦めずにやり続けるしかないんじゃないかなっていうふうに思っています。
吉田社長なんで大変重い言葉でちょっと私も反省しなきゃな、もっと努力しなきゃなと思いました。
本当にありがとうございます。
本日はありがとうございます。
リスナーの皆様、ぜひ参考にしていただければと思っております。
本日もありがとうございます。
吉田社長様、本日はありがとうございました。
ありがとうございました。
本日の社長ニックインウィズビザイオーレの吉田社長様、まだ上場企業様でいらっしゃいますが、
癌になられても自己破産されても諦めずにいろんな事業を次々と差し上げ、
吉田社長様はすごいですね。
関わった企業が必ず何かしら上場したりとかしていらっしゃるわけですから、
そういう意味では大変素晴らしい社長様でいらっしゃいます。
私もああいうふうになれたらなと思いますし、
もし私が自己破産したり癌になっても諦めずに突き進んでいきたいなとつくって思いました。
皆様もいかがでしたでしょうか。
本日の社長ニックインウィズビザイオーレはここまで。また来週。
3分コンサルティング。ウィズビザが社長の悩みを解決。
本日の3分コンサルティングは30代男性の方です。
こんにちは。現在、都内某ホテルでシェフをしております。優と申します。
21:00
来年、友人と共同経営で経営会社を起こし、移動者へのケータリングサービスを展開していく予定です。
店舗を構えず移動者を選択したのは、開業費を抑えることも大きな要因ですが、もう一つ理由があります。
店舗ですと、ターゲッティングやリッチの選定が失敗した際、移転することはなかなか容易にはできませんが、
移動者を駆使することで場所にとられず、検証サービス展開ができる機能性を考慮したからです。
売上げも経費も接班でやっていきたいと考えています。
共同経営をする上での注意点・留意点を御教授いただきたいです。
共同経営はうまくいかないという意見を多く聞きますが、多くの経営者とお会いしてきた新田社長のアドバイスを受けたら幸いです。
正直、共同経営は私は反対です。うまくいった例を聞いたことがほとんどありません。
3人でそれぞれ会社を持っていて、合併してやった企業さんで上層企業になった企業さんは存じておるのですが、
その社長さんたちと話をして聞いていたら、ナンバー2、ナンバー3だった方々がこんなことを言っていました。
そのトップである社長さんに気を使ったから上場できた。一歩引いたと言われることをしたかった。
つまり上下関係ができないとやっぱりダメだと思うんですね。
トップはお一人しか最初はできないんじゃないかなと思います。
もちろん大きくな企業になったらちょっと違うかもしれませんが、
創業時というのはトップとナンバー2とナンバー1というのを分けた方がいいんじゃないかなと思います。
そういう意味で共同経営というのは対等だったりすると意見が分かれたりするので、いろいろ揉めるところもありますでしょうか。
なかなか簡単ではないんじゃないかなと思います。
そういう意味で私自身は共同経営というのはあまり賛成をしていません。
もちろんそれをうまくいかせる方法もなくはないんじゃないかと思います。
そういう意味で先ほど言いましたナンバー1とナンバー2を分けるということができるかどうかということも重要だし、
ナンバー2の方が気を使って一歩引いていただけるかどうかというのが勝負の分かれ目なんではないかなと思います。
そういう意味でゆうさまがトップを張るのか、それともゆうさまがナンバー2に降りて我慢をするのか、この辺をお決めいただけたらいいんじゃないかと思っております。
本日の3分コンサルチャンはここまで。また来週。
最後までお聞きいただきまして誠にありがとうございました。
本日のポッドキャストはここまでになります。また来週。お楽しみに。