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社長に聞く!inWizBiz
WizBizの新谷です。先週の続きをお聞きください。
今後、Eライセンス、今のNexToneさんを、企業、創業されていらっしゃるんだと思いますけれども、
きっかけというのは何かございましたでしょうか。
きっかけはですね、やっぱり独占的に音楽著作権市場をJASRACというところが牛耳っていて、
それに対する対抗軸を作りたいというのは、もちろんABEX内部にも私にもあったというところと、
それを一から立ち上げるのか、今まだJASRACと対抗して頑張っているEライセンスと
Japan Rights Clearanceという2社しか残ってなかったんですね。
そのうちのまずEライセンスと2資本を入れてですね、私が役員で入りまして、そのうち社長になって、
そしてもう一つ頑張っていたJapan Rights Clearanceの今NexToneのCOOをやっている荒川と手を結んで、
野党連合を作ったわけですけれども、それでABEXを完全に退職してパブリックカンパニーになる道を選んできた、そういうことですね。
なるほど。上場されるにあたって何かご苦労とかはあられましたでしょうか。
やっぱり上場苦労しましたね。上場するまでにですね、やっぱりABEXのプライベートカンパニーであるというのは
見え方としてやっぱりあまりよろしくないので、ABEXは最強のコンテンツ集団ではありますけれども、
やっぱりJASRACという一般社団法人に対抗するためには、権利者をたくさん支持を得なきゃいけない。
なので、フルスであったソニーミュージックにも株主になっていただいたり、あるいはアミューズさんであったり、
あとゲーム業界ですね、ゲーム業界の上場会社である高齢テクノホールディングスだったり、セガサミであったり、
いろんな人の要援をいただくというところ、もちろん心よく応援してくれるところもあれば、
出資して何のメリットがあるんだという厳しいお言葉をいただくところもあり、
その審査を集めるのに苦労したということがまず一つ。
それから、やっぱり3月30日の上場というのは、もうコロナの盛りといいますか、
これからどんどん酷くなるというところでありまして、そこのところでやっぱりちゃんと根が付くのかとか、
それまでの既存株主にご迷惑をかけるんじゃないかとか、いうところという心配が、
もちろん上場することの手続き的な大変さは死ぬほどあったんですけれども、
それ以上にプレッシャーがありましたね。
ありがとうございます。そうしましたら、もしよろしければ、
ネクストン様の事業内容をぜひご説明いただけたら何と思うんですか。
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ネクストンという会社は一言で言っちゃうと、著作権、楽曲や原版の権利者から権利をお預かりして、
それを音源や楽曲を使いたいという人にライセンスして手数料をいただくという、
著作権のエージェントなんですね。
ジャズラックというところが今まで独占的にやってきたのは、
歌詞とメロディーの楽曲の著作権だけを、それを使いたいレコード会社であったり放送局であったり、
デジタルプラットフォームに出してお金をいただくという、
我々もそれと同じことを一部やっているわけですけど、
我々とのそこの違いは、使徒局だけじゃなくて、
それが収録された映像や音源をAmazonやiTuneやあるいはYouTubeというようなデジタルプラットフォームに、
音源として、コンテンツとして出していく。
それによって使徒局がさらに活性化されて、楽曲の最大価値を図るという、
街のビジネスだけじゃなくて、攻めのビジネスも一緒にやっているというところが最大の特徴でありまして、
そこで手数料をいただくというのが我々の事業でございますので、
いかに権利者サイド、アーティストサイド、作曲家、レコード会社から楽曲や音源をたくさん集めて、
たくさん使っていただいてというのが我々の事業でございますね。
なるほど、ありがとうございます。
そうしましたら、ちょっと全く違う質問もさせていただければと思いますが、
事前にお聞きした、好きなもの好きなことで、サウナで放電というふうにお答えいただいて、
サウナは毎週のように行ってらっしゃるんでしょうかね。
そうですね、週1回ぐらいは何とか時間を作っていってました。
今は残念ながらほとんど閉鎖されておりますけれども。
そうでありません。コロナ、これ収録のときまだ5月でございまして、配信は6月の日付だと思いますけれども。
その頃は毎週行っていると思います。
そうですか、じゃあ放送始まったらもう流れている、
アナウンサーの声が流れているときはサウナに行ってらっしゃるかもしれませんが。
もう一つ、座右のメモを聞きまして、これは本当に素晴らしいんですが、
ぬるくないか、今の自分というのと、謙虚というののお二つをお答えいただいているんですが、
これ選ばれた理由というのは何かございますでしょうか。
ぬるくないか、今の自分というのは、
筑波大学に掲示してある積み書き牧書なんですけれども、
これを見て、私はいつも大学のときにハッとしてたんですね。
本当に今自分の全力を尽くしているのか、最善を尽くしているのか、
というところでドキッとしながらごめんなさいと言いながら前を通っていたんですけれども、
それを今社長になった身分というところで言うと、
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昔は上司が叱ってくれたんですけど、今は叱ってくれる人が少ないわけですね。
こいつダメだなと思っていても、言ってくれる人も少なくなったときに、
やっぱりこのぬるくないか、今の自分というのを思い出すので、
座右の銘と言われて思い出したんですけれども、
こういうことを常に気遣っているなというのと、あと謙虚というのはですね、
私、エレックスの松浦会長からですね、
傲慢が服を着て歩いている奴だと言われたことがありましてですね、
こんなに謙虚な奴を捕まえて何言っているんですかと反論したことがあるんですけれども、
謙虚さというのが大事であって、
世間からは傲慢でな奴だと見られているんだという自覚はもちろんありましたのでですね、
常に謙虚、謙虚、これはそんなに偉くないというのを心の中で呟いているという、
この2つを挙げさせていただきます。
ありがとうございます。インタビューしていると、
アナさんが非常に謙虚が多いからかでいらっしゃると感じているので、
そんなことないんですよ。
もともと交渉屋ですからね、契約交渉とか裁判で戦う法務をやってましたので、
本当のところは傲慢だと思いますよ。
だからこそ謙虚であろうと思っている次第です。
はい、そうですからありがとうございます。
総務省さん最後のご質問なんですけれども、
この番組は経営者向け、全国の社長様向け、
もしくはこれから起業する方向けの番組でございまして、
企業社長の成功の秘訣などを教えていただけたらなと思っております。
成功の秘訣、まだ成功しているというか、
上場してスタートラインに本当に立ったというのは、
嘘でも何でも謙虚でもなく本音なんですけれども、
一つうまくいったというのは、
隙並みですけれども人の利があったというところですね。
やっぱり我々のビジネスそのものですけれども、
アナンを信頼して、この会社を信頼して、
著作権70年がある権利を預けていくということっていうのは、
やっぱり人の信頼があってのことだし、
上場に向けては60人ほどの会社だったので、
社員たちが一生懸命やってくれたっていうようなことであったり、
そういうところ、人の支えがやっぱりあったということが一つ。
それからやっぱり強烈なモチベーションがないと、
特に上場は持たないなと思いまして、
私たちの場合はその使命感というのがやっぱり強くあったんですね。
この音楽業界にあって、こういう会社が必要だという
強い信念があった。
それから先ほど申したように、
30社ぐらいの大きなコンテンツホルダーからお金を出してもらって、
彼らが上場しろとか配当をくれとか言ったわけじゃないんですよ。
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ただ上場してこの人たちに報えなければいけない、
御恩返しをしなければいけないという強い意識があったんですね。
なので、上場をやっていると、
もうやられている方は分かるかと思うんですけど、
何回か必ずもうやってらんねえ、やめちゃおうって思うときがあるんですよね。
テーブルひっかり繰り返して上場なんかどうでもいいやみたいに
思っちゃうことがある。
そこを支えるのはモチベーションであり信念であり
使命感であるだろう。
だからそれがなければやっぱり上場なんかするべきじゃないなと思います。
私なんかいわゆる創業社長ではなくて、
引き継いで会社を大きくする使命を持った2代目の社長なので、
いっぱい株を持っているわけじゃないんですね。
1%も持っているわけじゃないので、
普通の企業家のようにですね、
お金持ちになろう、これ上場したら儲かるぞという
モチベーションが何にもないわけなんです。
それでもやっぱり上場をやり遂げられるっていうのは、
社会的な使命感とお世話になった人への恩返しと、
本当に世の中の役に立つビジネスなんだっていう信念がないと、
投げ出してますよね、と偉そうなことを言ってしまいますが、
それがなかったらもうとっくに投げ出してると思いますし、
ABEXも辞めなかったと思いますしね。
はい、ありがとうございます。
今のお話は大変深いお話で、
リスナーの皆さんも多分大変参考になったんじゃないかと思いますし、
私自身が一番参考になったんじゃないかなと思います。
本当にありがとうございます。
本日のインタビューの方を最後までお聞きいただき、
誠にありがとうございました。
ぜひ皆様の参考にしていただければと思います。
安野社長様、本日はどうもありがとうございました。
失礼いたしました。
本日の社長に行くE-Movie The Next Samaでいらっしゃいました。
上場企業、投票マザーズに上場したばかりという社長さんでいらっしゃいますが、
やっぱりまずは図の面積ですね。
弁護士になろうとしたということですから、
そしてABEXやCBS、ソニーとかで大変学ばれていらっしゃって、
その知見を生かして創業し、上場していらっしゃいますので、
ご優秀な社長さんということになりますし、
逆に言うと、若い頃から音楽関係とかに携われて、
その分野で生きてきて、ある意味導かれるように
こうなってきたとおっしゃってらっしゃったのが印象的で、
確かに小さい頃のエピソードを聞いても、
今のお姿を拝見しても導かれるようにというのはその通りだろうなと、
ある意味運命なんでしょうかね。
全ての企業さん、社長さん方、運命というものがあるのかもしれないなと思うぐらい、
皆さん方お話を聞いていると、そんなことも感じます。
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リクサの皆さん方、社長さん方もぜひ運命に引き受かれて、
上場を目指していただいてもいいですし、
大きな企業を作っていただいてもいいですし、
質ある企業を作っていただいてもいいんじゃないかなと思います。
ぜひ頑張っていただけばと思います。
本日の社長につくインウィーズはここまで。また来週。
経営者を応援する。社長の孤独力、番外編。
本日の社長の孤独力、番外編は6章6個。
上場会社の社長が会ってくれないでございます。
想定海外を3つ考え、それを解決する提案をしろということを書かせていただきました。
実を言うと、上場企業の社長さんに会うというのは
難しいんじゃないかというイメージが非常に強いと思います。
しかし私はそう思ったことはございません。
前の前職の会社で仙台支店長をやっているときに、
その地域の上場企業の社長さん、東北地域ですね、
青森から福島までの上場企業の社長さんは、
8割か9割がたお会いすることができました。
どうやってやったかというと、手紙を私自身が書き、
私の名前でファックスをし、そして女性の部下が電話をし、
どこに電話するかというと、秘書室に電話しまして、
お会いしたいという趣旨を伝えますと、日程調整がなされ、
お会いすることができるみたいなことができていました。
ですので、上場企業の会社さんに、社長さんに会ってくれないみたいなことを
思ったことが私自身は実はあまりありません。
ただし、手紙の文章はきちっと書かねばなりませんでした。
それは相手の企業の課題に合わせて書かないといけないからです。
ですので、その文章については非常に考えましたし、
全全ての上場企業、同じ手紙文を書いたわけではございません。
一社一社、それぞれの企業様の課題解決に合わせた文章を書いて出しております。
ですので、ここで想定課題3つを考え、それを解決する提案をしろというのは、
そういう意味合いでございます。
3個考えておけば、3個のうち1個ぐらいは当たるだろうと、
こういうことでもございます。
また、withwithという会社は、アポの取りやすい会社なんてことを考えて
withwithは作りました。
というのは、企業経営の全ての課題を解決する手段を持つことができて
そうすれば、じゃあこれは、じゃあこれはというふうに
ご提案ができるので、会うことができるんじゃないかと、
こんなことを考えた次第でございます。
よって、どんな会社でも会うことができるし、
逆に言えば、向こうの経営課題を解決してくれるかもしれないというふうに
思わせれば、お会いすることはできるのではないかと、
こういうことを思っている次第でございます。
よって、上場企業だろうが、未上場企業だろうが、どんな企業だろうが、
相手が思っている課題があって、それに対してご提案ができそうであれば
お会いしてくれるということを思っていただいて、
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手段はいろいろありますが、電話なりメールなり、
他にもいろいろございますが、あればいいんじゃないかなと思っています。
ちなみに、このポッドキャストを聞いていただいていると、
よくお分かりだと思いますけど、上場企業の社長さんたちが
3割ぐらいでしょうかね、ご出演いただいています。
それも実を言うと、インフォのメールからご依頼し、
それも丁寧に文章を書いて、そうすると、
じゃあインタビュー出ようということで出ていただけるみたいなことになってまして、
もちろんそのときにメールの文章はきちんとしてないとダメなんですけども、
うちのポッドキャスト、社長にインウィズムに出ると、
自分たちの知名度も上がるかもということで、ご出演をいただいています。
よって、上場企業さんに会うことも、インタビューを取ることもできる
というふうに思っていただいていいんじゃないかと思います。
私どもはインタビューを取るときも、メールとか手紙分を丁寧にお出しし、
そして選んでいただいているということでございますので、
ぜひそんなことも考えながら、そんなことを検討しながら、
手段を取っていっていただければいいのではないかなというふうに思っている次第です。
ぜひ頑張って上場企業の橋本さんの社長さんにお会いしていただければと思います。
本日の社長のこところく番外編はここまで。また来週。
本日も社長に聞くインウィズミズをお聞きくださり誠にありがとうございました。
この番組は2017年1月から毎週配信を続けております。
これまでにたくさんの生光社長、生光経営者のインタビューをお届けしてまいりました。
この内容はすべてテキスト化いたしまして、
私どもウィズビズが運営するウェブサイト、経営ノートでも閲覧いただけるようにしております。
音声だけでなく、文字で読み返すことで新たな発見や気づきがあり、
皆様の会社経営に役立つヒントがきっと見つかるのではないかと思いまして、
サイトの方にもさせていただいています。
ぜひネット検索で、経営ノートスペース社長インタビューと入力いただき、
経営ノートのサイトをご覧になっていただければというふうに思っております。
本日の社長に聞くインウィズミズはここまで。また来週。