起業のきっかけ
社長に聞くin WizBiz
WizBizの新谷です。先週の続きをお聞きください。
企業のきっかけになった方、クライアントにお会いしたというのは、
どんな感じでお会いして、どんなことで起業することになったのか、
エピソードをもしよろしければ、お話しいただければと思います。
はい。前から言いたいことがありますが、一応当時は普通の授業になったんだからなんですけど、
あるコンペで、今トランクルームで日本一になった会社さんがあるんですけど、
そこも本当にまだ、どうなんですかね、第二創業期くらいのときにコンペで私は担当することになりまして、
そこから15年くらいずっと運営をやらせてもらうんですけども、
本当当時、良くも悪くも何でもできたんですよ、本来マーケティングって。
ただやっぱり扱ってるのが、いわゆる総合広告代理店の出身者の方々が多かったので、
ただ事業サイドは気づいてるんですよね、もうちょっとこんなことできないのかみたいな。
ここに運営技広告の世界と総合広告代理店と事業者っていうのが、
ビジネスモデルの譜みたいなところがありまして、
クライアントさんがよりこれから成長していくために、もっとこういう動きできないのと。
ただ総合広告代理店的な、いわゆるビジネスモデルだと、
なかなかちょっとそれはお受けできませんっていう状況だったんで、
じゃあそういうことできる会社は誰かいないかって相談を受けていて、
ただ周り見てもいなかったんで、じゃあ私が作りますよみたいな形が一番最初の独立のきっかけですね。
リノベルでの経験
なるほど。一番最初はAAさんも創業をなさっていました。
ここはデジタル広告とかの会社さんということでよろしかったでしょうか。
どちらかというと、そのクライアント専用の広告会社です。
なのでかっこよけばハウスエージェンシーみたいな位置づけの会社を作ったという感じです。
なるほど。創業に向かっての怖さとかそういうのはあんまりなかったですか?
なかったですね。やっぱり自分よりも全然大きい人にタックルされ、
リングの上で殴り合ってきたので、それ以上に怖いものないんじゃないかなと。
分かり続けたと思います、本当に。
なるほど。大変分かりやすいお話だ。ありがとうございます。
AAさんを作ってその後、ジャック&ビーンズさんも1年後にはお作りになっていらっしゃいますが、
これに何か違いはあられるんでしょうか。
そうですね。イノベーションにいたときの、私のいた部門の担当役員の方が、それこそ企業の準備をしていまして、
私もAAを作ったんですけど、一応契約書上、デジタル広告に関しては、
AAとしてはクライアントの案件しかできないので、当時がまだ25歳とかだったので、
ここから先これしかやらないのかな、みたいなところが正直ありましたので、
もうちょっとせっかく自分で学んで作り上げていけるノウハウを外に展開できないかなというところで、
彼と一緒に広げていく会社を作ろうというので、作ったのがジャック&ビーンズという会社になります。
なるほど。ジャック&ビーンズでのいろいろリノベルさんに至るまでの間の思い出は何かないかございます。
ジャック&ビーンズのときは本当に私自身が総合広告代理店出身ではないので、ある意味私自身が、
こういうのがビジネスとして面白いんじゃないかっていうのを全部実験できる初めてのステージだったので、
本当に思い出深いなと思ってまして、コンサルティングもそうですし、
当時実は配信ビジネスとかちょっとやってみたいとかもしてたんですけど、
本当にそのときにそれこそ私まだ25歳とか25歳、26歳だったので、
本当に学生に怒られます。今やったら怒られますけど、とんでもない金額で働いてもらって、
でも夢だけ語って仲間集めてみたいな時代だったので、あれは楽しかったなとは思ってます。
補足すると、そのときいた男性の方たちは皆さん優秀な会社に行ってるので、
きっと何かお金以外の何かを持たせたんじゃないかなとは思ってます。
なるほど。ありがとうございます。
その後、リノベルさんの取締役に御就任なさったんですが、これはどういうきっかけでの参加ですか?
これはジャック&ビーンズ時代のクライアントです。
共通の経営者の紹介でリノベルの社長が東京に進出来たときに、
まさにそのタイミングくらいでご紹介いただいて、リノベルの社長の山下から
彼らのプロダクトのプレゼンを聞いたときに、ものすごい感銘を受けまして、
これはすごいビジネスというプロダクトだなと。
私どっちかというとプロダクト作りがすごく大好きな人間なので、
ユーザー全員知るべきだと本当に思えたんですよね。
それを広げるという仕事なので、本当にありえない金額でまずコンサル入りまして、
こうやってたんですけど、どんどん成長していって、
彼らがシリーズAをするタイミングのときに、マーケルをきちっと中で強くしたいんだというオーダーがあって、
最初はCMを探してほしいというオーダーがあって、いろいろ一緒に探してたんですけど、
なかなか見つからなく気づいたら中に入ってたというような形なので、
従業員全員びっくりしてましたね。
ジャック&ビーンズとかAAはそのときはやりながらCMを?
そうですね。最初は1年は執行役員だったんですけど、
2年目の取り締めのタイミングでは、ジャック&ビーンズの仕事もほぼ共同の創業者に渡して、
AAのほうは1社の案件だけなので、
2年目くらいからかなりリノベルのほうに重きを置いてやってたという感じです。
リノベルでの思い出なんて何かございましたか?
リノベルは大変でしたね。楽しかったっていう4年間やってたんですけど、
ハードで、ハードと楽しいが入り混じりすぎてよく分からないくらいな感じがあったんですけど、
本当最初は洗剤屋の1つのショールームにオフィスがあって、
ジールの成長戦略
本当このくらいのデスクに3人いるみたいな、
これもうザ・スタートアップみたいな感じだったんですけど、
そもそもなんですけど、私マンションを買ったこともないし、売ったこともないんですよ。
でも中古マンションとリノベーション工場をセットで売るっていうサービスなので、
よくマーケティングできたなと思いますが、
本当はそういうところに知識を入れるところとか、
メンバーの中には設計の方と建築系の方もたくさんいるわけで、
私は本当に恥ずかしながら、学校の中で一番苦手な授業が図工美術だったので、
本当に尊敬のまなざしではあるんですけど、
でもそういう中で、やっぱりマーケティングとかデジタルに対して、
やっぱりちょっと異物感があるんですよ、私が入るときに。
すごく思い出深いのが、建築のチームの設計チームの人たちを集めて、
Googleアナリティクス勉強会とかやりました。
ありがとうございます。
その後、リノベル様を親身になって、
もう一回ジャック&ビーンズに復帰するという感じでいらっしゃいます。
そうですね。退任をする理由が、
ジャック&ビーンズのほうは経営的に大変な時期にあったので、
そこを立て直しに入るという形で、
リノベルのほうを退任して、そっちを戻るというような形ですね。
なるほど。ありがとうございます。
その後、株式会社ジールを設立なさっていました。
これは、ジャック&ビーンズでジールにした理由というのは何かございましたでしょうか。
ジャック&ビーンズは経営的に厳しい状況だったので、
いろんな複数の事業がありましたので、それを整理するという意味ですかね。
ジャック&ビーンズは、当時主にSEO系のメディアをやったので、
そっちに集中させながら、他のものを外に出したりとか、
という整理をしていく中で、
私はもう一個別のワンチームという運用型だけに特化した会社を作るんですけど、
そこからジールにつながっていくという感じですね。
なるほど。ジャック&ビーンズはもう今はないか。
今、一緒にやっていた共同創業者がやっています。
なるほど。ありがとうございます。
ジールの事業は、ボクシングフィットネスのフランチャイズ本部も手掛けてらっしゃいますが、
元はデジタルマーケティング側でらっしゃいますか。
元々、運用型が特に私は好きだったので、運用型広告をやる会社に特化して、
またワンチームみたいにスタートするんですけど、
私の経営者というか企業、そんなレベルで始まったんじゃないですけど、
ビジネスにおけるチャレンジというのが、
とにかく社長じゃなくてもいいんですけど、
世界で戦うビジネスをやりたいというのが、
私の個人のビジョンとして常にありまして、
AAから始まっても15年くらいデジタルマーケティング系のことをやっていたんですけど、
デジタルマーケティングの支援会社、B2Bの支援会社として、
世界に行くイメージが全くわからなかったんですよ。
役船中はこんな会社を作るの?みたいな、ちょっとイメージわからないなとか、
もちろん世界に行くようなビジネスの支援をさせてもらっていたので、
それはそれで楽しいんですけど、あくまで外からの支援なので、
自分が世界で戦っているかというと違うのかなというのがあって、
やっぱり事業、グローバルで戦える事業を作りたいなというのは、
特にその辺りからふつふつと出てきまして、
その中でいろんな業界のマーケティング支援をさせてもらっていたので、
改めていろんな支援をしてきた業界とか、
ブームの業界とかというのを私なりにいろんな分析・解析をしていったときに、
フィットネスの業界だけちょっと匂うなと思いまして、
いろいろ調査だったりとかテストをしていく中で、
ジールというブランドが実は生まれるんですね。
ただ、やっぱり店舗ビジネスなので、デジタル系のビジネスとは違ってリスクも大きいので、
ちょっと自分の中でのKPIを決めていて、
半年やってこのKPIをクリアできるかどうかというところをしっかり見て、
それができたので会社を分けて今のジールに至るという感じです。
なるほど。そうしましたら、もしよろしければ、
事業内容を店主宣伝があったらご説明いただきたいのですが、
どんな事業をなさっていらっしゃいますか。
ジールは一言で言うとボクシング・ジムのチェーンでございます。
今、直営フランチャイズ合わせ17店舗出店中でして、
加盟契約時代でいくと54店舗分あるという状況ですので、
まだまだこれから伸びていくような感じです。
ボクシング・フィットネスのビジネス
ボクシング・ジムとは言っても、プロの選手を育てるジムではなくて、
一般の方々、特に健康のために運動したいという方々向けの
フィットネス・ジムとボクシング・ジムを融合したような、
今までにないエンタメジムとして運用させていただいております。
ありがとうございます。
このボクシング・フィットネスは、実はマーケットが結構残っていらっしゃって、
フィットネスは結構多いのですけれども、
ボクシングをやりたいという方は非常にニーズがあるけれども、
非常に日本では少ないということですので、
非常に注目のビジネスだと思いますので、
西山さん、もしよろしければフランチャイズをご加盟とかご検討する場合には、
ぜひジール様にお問い合わせいただけたらいいんじゃないかなと思っています。
よろしくお願いいたします。
そうしましたら、全く違うご質問もさせていただきます。
好きなもの、好きなことを事前にお聞きしました。
ちょっとこれが面白いんですが、
うどん、映画鑑賞、ボクシング、ゾーンに入る探検ということで、
ボクシングとかちょっと多かったので、うどん好きの方に行きたいと思うんですが、
うどん、何系がお好きでらっしゃるんですか、うどんは。
うどんはですね、すべて好きなんですよ。
寒気が好きだけではなくて、九州の八百屋の和のうどんも大好きですし、
平べったいうどんも大好きですし、
日本中の共同料理的なうどんも全部大好きですね。
じゃあ稲庭うどんでも、伊勢うどんでも。
伊勢うどんも大好きです。黒いのも大好きですね。
じゃあ地方にご出張すると、うどん屋をまず探さないといけない。
ちょうど今フランチャイズがどんどん全国展開していってますので、
いろんな行ったことが出てくるんですけど、必ずうどん食べてます。
ありがとうございます。なるほど。
座右のメモお聞きしてまして、
面白きこともなきよう、面白くという答えをいわれていませんが、
これ選ばれた理由は何かございますでしょうか。
私は特に幕末の歴史が大好きで、
坂本龍馬から入ったんですけど、そこで出てくる高杉晋作の
時世の苦といわれているものが一所所ありますけど、
私の中では非常に感銘を受けてまして、
先ほど言ったグローバルビジネスにチャレンジするんだという強いビジョンと、
あと私の中でも絶対外さない、楽しむということなので、
この時代の末国時代に面白くないのは自分たちの面白い姉妹というのが
非常に私の中でも刺さってまして、
ベンチャー精神とつながるのかなと思うんですけど、
そういったところが非常にずっと大事にしているところでございます。
ありがとうございます。最後のご質問なんですが、
この番組は経営者向け、全国全世界の社長さん向け、
もしくはこれから起業する方向けの番組でございまして、
例えば社長の成功の秘訣を教えていただけたらなと存じます。
そうですね。本当に成功したって思ったことは一回もないんですけど、
ただ社長企業家としてチャレンジし続けられているということだけでいうと、
成功中というふうに言えるのかなと思っていますので、
そういう意味でいくと、たぶん今もやられている社長さんとかに
私の中で言えることはあったことはないんですが、
これから企業を目指す方々向けにというところは強く思えるのは、
とにかく自分が楽しいと思えるものをやってほしいなというのを思ってまして、
もちろんビジネスなんで、お金のためにやるとか名誉のためにやるとか、
さまざまあっていいと思うんですけど、
私がフィットレス業界でチャレンジするって決めたのはそうなんですが、
これだけ発展した先進国の日本において、
面白くないサービスが多いなと。
マーケットになっているけど面白くないというものはすごく多いと思ってまして、
フィットレスなんかで言えば、
なんであんなきついトレーニングにみんなお金払うんだろうと私はずっと疑問なんですよね。
それよりかはスポーツをして笑顔になる、結果健康になっているみたいなほうが絶対いいじゃん。
そういうふうな業界って他にもたくさんあると思ってまして、
発展した国だからこそ、必要性だけではなく楽しさ。
やっぱり成功した人たちは何らかでみんな楽しんでいるイメージがあるので、
そういう人が増えるといいなと個人的には思っています。
ありがとうございます。ぜひ私も自分のビジネス楽しみたいと。
楽しんでますよね、絶対。
というふうに思っております。
リサさんもぜひ楽しんで授業をやっていただければと思います。
リサの皆様も本日はお優しい中お聞きいただきまして誠にありがとうございました。
ぜひ皆様の参考にしていただければと存じます。
成功の秘訣とビジネスの楽しさ
渡瀬社長様、本日はありがとうございました。
ありがとうございました。
本日の社長に含むインウィズビザ株式会社ジール代表取締役社長、
渡瀬裕一様、ボクシングフィットネスのフランチャイズ本部の社長様ということで、
大変勢いのある方ですし、聡明でいらっしゃいますし、
そしてリクルートの経験とかが生きていらっしゃる社長様でいらっしゃいまして、
本当に社長様らしい社長様という感じでいらっしゃいました。
私、地元も田舎も近くでいろいろインタビュー終わった後もちょっと盛り上がっていましたが、
こういう社長様がやっぱり成功している社長だな、
勢いもあって楽しくやろうよという感じで、元気でってこういう感じですので、
本当に社長様らしい社長様で、大変私も嬉しくなるやら楽しくなるやら元気になるやらと、
私もそういうふうに元気になれるような、周りを元気にさせるような社長にならなきゃなと思いながらお話を聞いていました。
ぜひ皆様方も事業を楽しみながら、ある意味明るく元気に楽しく事業を行っていただけると成功していくのではないかなと思っております。
本日の社長に聞くインウィズはここまで。また来週。
本日も社長に聞くインウィズビズをお聞きくださり誠にありがとうございました。
この番組は2017年1月から毎週配信を続けております。
これまでにたくさんの成功社長、成功経営者のインタビューをお届けしてまいりました。
この内容はすべてテキスト化いたしまして、私どもウィズビズが運営するウェブサイト、
KAノートでも閲覧いただけるようにしております。
音声だけでなく文字で読み返すことで新たな発見や気づきがあり、
皆様の会社経営に役立つヒントがきっと見つかるのではないかと思いまして、
サイトの方にもさせていただいています。
ぜひネット検索でKAノートスペース社長インタビューと入力いただき、
KAノートのサイトをご覧になっていただければと思っております。
本日の社長に聞くインウィズビズはここまで。また来週。