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今週会社の周年パーティーがあって、100人ぐらい集まってさ、結婚式場みたいなとこでさ、大宴会があってさ、で、まあ僕は前から言ってるけど、苦手なんだよね、そういう人がいっぱいいる飲み会。
君はそうだよね。人が少なくても苦手でしょ。
いや、まあそう、3人まで。4人になった瞬間、1対3みたいな気持ちになっちゃうから、アウェー感出ちゃうんだけど、まあもう100対1みたいな気持ちになるのかなと思って行ったんだけどね。
入り方がすごくうまくできて、自分なりに。もう席に着いた瞬間、隣の人に話しかけて、なんとか孤立しないようにね。で、そこから割と自然体に入って、なんか自分を卑下する気持ちも湧いてこないし、出し物とかもあったからね。
歌とか、おーおーみたいな感じで、自然にこう、何の打算もなく拍手できてたりして、最初の30分はすごいいい感じだったんだよね。
うん、最初の30分終わって不穏だな。
で、2つ目の出し物で、あのマジシャンが来たんだよ。
あー、プロの人が。
プロの人が来てね、まあいきなりこう、ドリルでさ、ゴムキッグみたいなのに入って、後ろからアシスタントの人が、ドリルで体を貫通させるみたいな、おーみたいな感じで始まるんだよ。
種を見破ろうとしたところから、なんかまたズレが始まってきてさ、みんなさ、うわー、すげーみたいなのを、本当に心の底から言ってるんだけど、
俺は種を見破ろうとしてるからさ、もうなんか、あっ、ズレてきたっていう感じがして、
いまいろんな種類のやつをやったんだよ、そのドランプの柄当てとかね、社員に引かせて、それを念じてくださいとか言ってさ、
これですかとか言ってね、絵に描きますねとか言ってさ、最初違うやつが描いてあんだよね、あれ、これじゃない、じゃあちょっと描き足しますねとか言ってさ、
ドランプの柄に、立体的に描いてさ、厚みを持たせた感じで描いて、だんだんそこからこう、一枚のドランプの柄がまた別に上に上がってくるみたいな、
あれはまあ確かに、そこは全くどうなってるのかわかんなかったからさ、そこはおおって思ってたんだけど、次のあなたの考えてることをもうすでに、
この鍵のかかった箱に入れて書いてありますみたいなことだってイメージしてください、あなたの目の前に札束があります、
で、それを好きなだけ持ってください、それで欲しいものを言ってくださいっていうわけよ、でそれにね、ステージ上に挙げられた社員が答えるんだけど、
答えた後に、じゃあそれを予言してますんで、この鍵開けて紙をみんなに見せてくださいって言うと、
あなた2000万円あったら車を買って、車を買ってるでしょうみたいな、だからその人の名前が最後に書いてあるんだよ、
そこは俺はわかっちゃったというか、みんなうわーってなってんだよ、でもさ、普通に考えるとその箱の中に入ってないっていうところから俺はスタートしてるわけなんだが、
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なんでみんなそう思わないんだろうって思っちゃって、要するにもう一人いる、ちょっと遠の立った感じの、
明礼のね、アシスタントのお姉さんがいたんだけど、
遠の立ったとかいる?
その人がそのインタビューね、マジシャンが聞いてる裏でさ、書いてるに決まってんじゃん、そう思わない?
っていうかそれでしかない、それでしかないじゃん、ランダムで当てた人なんだから、もちろんさ、うちの社員がね、
ランダムで当てられて立ってて仕込みじゃない、まあ仕込みだったらまあもうそれはつまんないし、
あれだけど仕込みじゃないと考えて、これの種を探そうとすると、
まずその箱にはもともと紙は入ってない、で、裏でその遠の立ったね、
明礼の素敵なお姉さん、アシスタントの方が裏でそのインタビューを書き取って、
で、どっかで渡してさ、あたかも箱から取り出したようにするっていうのが種に決まってるじゃん、
っていうかそれしかない、それしかないからさ、別にみんな本当だったら、もううちの社員全員でそれを当てたかったよ、これは、
でもさ、バカみたいにさ、うわー、マジかーみたいなこと言ってるわけだよ、バカじゃねえのかこいつらって思ってさ、
すごい冷めてって、なんでそれで盛り上がれんの? 君の同僚だよ。
同僚だよね、あとエンタテインメントだよね、部水だよね。
野暮だね。 野暮だね、同僚のことはすごく尊敬しているし、
頭を使う仕事だからね、業務上、なんていうか、それぐらいわかるでしょうよ、みたいな、
ともそも発想の入りがそこじゃないんだ、みんなっていう、疑ってないんだ、
いや、まあ、もちろん疑ってはいると思うんだけど、疑ってもわかんなくて、
うおーすげーってなってるわけでしょ? いや、違う違う違う、そもそを疑うことをしてないんだよね。
それもやだ、それもやだ。 信じてるっていう話じゃなくて、
なんて言ったらいいんだ、それこそプロレスなんだよ。 ああ、はいはい、どうなるかな、ワクワクで見てるわけだよね。
そうそうそう、種も仕掛けもあるのはみんなわかってるんだよ、その種がどういうものか知らなくても、
何かしらの仕掛けなりっていうのが、仕込みとかがあって、そういうことをするっていうのはわかってるわけよ、マジシャンっていう人たちは。
うん、まあ、もちろんね。 だから、それを踏まえた上で、どういうふうな意表をついてくれるんだろう、
っていうのを、で、みなさん楽しんでるんですよ、マジシャン、マジックって。
マジックの楽しみ方として。 うん、マジックの楽しみ方としてね。
ただね、コウヘイくんの言うように、種を暴くっていうのも楽しみ方の一つではあるわけ。
そうだね。 うん、別にそれが間違ってるというつもりはないんだけど、
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何、お互いの楽しみ方を尊重しようよっていうだけの話だと思うんだけど。 ああ、そう?
コウヘイくんも、ウォースゲーって言ってこいつはバカなんじゃないのって思う必要はないし。
じゃあ例えばさ、アシスタントの人を鍵のかかった木の箱に閉じ込めますと。
で、マジシャンがその上に乗って、なんかさ、着替え、ネットコマーシャルで着替えるみたいなさ、カーテンみたいなね、
フラフープのカーテンみたいなやつをさ、持って木の箱の上に立って、3、2、1、ドンっつったら、
すぐ女の人がパッて出てきて、あれどうなったの、入れ替わったっつってさ、箱の中を開けたらマジシャンが箱の中に入ってた。
あれも、だからさ、入ってるわけないじゃん、鍵がかかってるわけないじゃんっていうところから、本来思わない?
だから、だから、 聞いてなかったのかな、タケシの言ったこと聞いてなかったのかな俺は。
うん、だから別にそれをどう楽しもうが人の勝手でしょっていうところなんだけど。
いや、そう、そうなんだけど、もちろんそうだけど、でも。
いや、で、どう楽しもうと人の勝手だから、その楽しみ方を知るやつをなんか下打ちするのやめようよ。
うわー、みたいな感じになってたんだよ、もう。
同じバンドの、同じアーティストのライブでも、やっぱしんみり聞きたい人もいれば、わーって前に行って騒ぎたいって人もいるわけじゃん。
うんうんうん、いや、でもこれ、この曲なんかみんな感動してるけど、ただの、カノン進行だよみたいな気持ちとかあるじゃん。
みんながみんなお前じゃないからなっていう一言になるだけ、結局ね。
なんか、うん、今日ザメしちゃってさ。
君じゃないから、だからまあそこで、だからマジックをそもそも好きじゃない人もいるわけよ。そういう、そういう風に見ちゃうから楽しめないって。
だからコヘクは楽しめない人なんだよ、マジックを。
いや、そう、わかんないやつは、例えばその、絵に描いたトランプがズンズンズンって浮き上がってきて、
その引いたトランプを当てるみたいなのは、まずその、どうなってんのあの絵って思っちゃうし、
だから、まあその辺は、わかんないやつは、えー面白いってなってたよ。
でも、5つぐらいね、やったんだけど、3つぐらい分かっちゃったというか、その、
自分の中でロジック化できちゃったやつがあるんでしょ。
当然の機決として、それは最初からそうじゃないっていう入りのやつは、やっぱつまんなくて。
うん、だから向かない。 箱の中に入ってるわけない。だから裏、後ろの蓋が開くんでしょっていうさ、思っちゃったね。
だから、うん、向かないんだって。そういうの思っちゃう人は向かないんだって。
いや、それ分かりやすすぎるからさ、それをもういい大人がね、みんなうわーみたいになってんのが、もう嫌だなこの会社ってなっちゃってさ、
周年パーティーなのに。 あの、まあそれも、それもそういう意味ではプロレスの話に繋がる。
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繋がるのね。 みんな種が、種も仕掛けも分かってても、
あるな、あるけど、分かっちゃったら、
いや、そこも知ってるものもあるわけよ、マジックとして、こうへい君が言うように、後ろが開いてるんだでしょとか、そもそも出て、
とかっていうのも思ってても、やっぱそこは定番のマジックみたいなのもあるわけじゃん。 なあ、まあね。
オーソドックスな、まあクラシックタイプのマジックも見せてもらえたっていう、だから定番曲をやってくれたわけだよ。
そういうことね。 に対して君は、なんかもうこんなの聞いたことあるよって言って、
文句言ってるようなもんだから。いいんだけど、いいんだけど、なんか覚めんのやめてくんねえかな。
たびたび覚めてる。これが、そうだね、過去ワーストに覚めたのは、
チェジュ島にね、社員旅行で行ってさ、役員連中とさ、なんかちっちゃい村をね、バスのツアーで連れてかれてさ、
そこにはね、なんか昔のまだ足の、足腰のピンピンしたさ、80のおばあさんが元気に暮らしていますみたいな、
で、ここはこういういろんな言われがある村なんですってね。で、最後なんかちっちゃいテントに連れてかれて、
実はその元気の秘密はここにあるんですってね。チェジ島にいる足の短い馬、その馬の骨を砕いたこの漢方薬を飲んでいるから皆さん元気なんですって。
ここがね、これはここだけで、ここだけですよ皆さん。一瓶5000円で販売してますんで、
もうぜひ故郷のね、お父様、お母様の分も、親戚、家族の分も買っていってくださいみたいなさ。
いやわかるけど、それわかる。 ツアーに織り込まれた。
まあそこは要し切りじゃん。 うわーって買われてってさ、俺絶対買わないよって思って、
いやいいからお前も買えみたいなこと言われて、そんなに買わなかったんだよ。それこそカルトみたいなさ、引いてるわけよ、もう俺は。
あのー、ちょうど堀江門が言ってたよ。先週かな、今週かな。松本ひとしは一番つまらないって言ってたんだよ。
言ってたね。 まあそんなわけないんだけど、堀江門が言いたいのって、寝られてるネタであればあるほど、
なんかのパターンであったり、M1とかのネタももうだいぶ磨き上げられたもので、無駄がないからこそそのロジックがわかっちゃうと、
先が読めちゃったり、どうせこういう笑いなんでしょ、緊張と緩和なんでしょみたいなさ、冷めた感じになっちゃうっていう話で、
その話だったらわかるっていうね。だんだんつまらないって言われると思うんですよ、逆バリにもいい加減しろってなるけど、
多分それなんだなって思ったよね、その手品で冷めてる時に堀江門が言ってたのがこのことかなと思って。
多分そう思うよ。 ちょっとわかった気がする。みんな構造を見てないというか、まあ純粋に楽しんでるんだよね。
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M1も純粋に笑ってるんだよね、多分そういううちの社員は。
ちょっと上のステージにこうへい君が行きたいっていうことなのかな。
いや、上のステージにいるんだよね。自分で言っちゃうともう完全に痛いやつになっちゃうっていうね。
ということでね、ちょっと早いかなと思ったけど、社長の挨拶が始まる前に俺は帰ったね。
最後の指名が始まる前に会場は後にしました。仕事があったんでね、もういいやって帰りました。
他の人にはちょっと会った人に言ったけど、もう俺抜けますねって言ったけど、いい感じでやってたその同じテーブルの人たちには何も言わずに帰ったね。
何あいつってなったんだろうね。 感じ悪。なんでいなくなったんだあの人って。
仕事だし、手品で冷めたから。本当に逆立ちしてるわけじゃないんだよ。
何ならうちの嫁とかだってさ、わーすごいとは言うタイプだし、そういうところがいいと思ったりもするんだよ。
行きづらくないかもしれないけど大変だね。 うーん、なんかモヤモヤは感じやすいよね。
本当に楽しんでたの?っていうさ、楽しんでたんだよね。 まあそこはもうちょっと強調性持ってもいいんじゃない?って思って。
手品ってのが良くなかったね。その前の歌の人たちには何も思わなかったから、
歌を聴きながらね、ご飯を食べるのもいいもんですねみたいな感じでさ、酒もうまいねみたいな感じで言われてたからさ、いりのさんじょくってのがね。
手品のせいなんだよ。 いや違うと思うけど。 違うね。
あまりにも多分出だしが良すぎて、このままではなんか俺じゃなくなってしまうとか思ったのかもしんないよね。
ある意味、小江君はピュアな人間なのかもしんない。 ピュアでしょ。 だから本当にスケッチブックの中から丸を書いて、スケッチブックに丸書いて、
ボーリングのボールって書いてさ、なんか重くなってきました。ズドンっつってさ、スケッチブックから本当にボーリングの球が出てきた時は、
おお、すごいすごいすごいすごいってなってたよ、俺も。 なんか厳しいよね、小江君ね。 あのクオリティのやつを5本揃えて欲しかった。
プロに厳しいよね。 うん、まあそう、プロはやっぱり見ちゃう、プロの目。
小江君みたいな人が風俗上泣かせるんだろうね。 説教するんだろうね。今は多分泣かないね、あの、ツイッターにやべえ客として書き込まれるんだろうね。
書き込まれる。まあ、それはキャバクラで楽しめねえだろう。 ああ、そう、まさに同じことだよね。
結局楽しくなくても楽しいふりしないといけないから、キャバクラって。それは、一応物人もそうだけど、客もそうだよ。
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自分を騙すんだから、キャバクラも基本的に。 もちろんもちろん。あの、なんなら、俺本当にこの最初の30分の入りはキャバクラの練習だと思って入ったから。
オープンにさ、オープンな気持ちで、席のテーブルの人たちと話そうかね、フラットな気持ちで。
どこの会社の方ですか? それは面白いけどね、いきなりね。はじめましてとかね。
へえ、って言ってたじゃない、たけしが。へえ、すごい、そうなんだ。で、全然乗り越えられるんだと。ね、石田純一スタイルで。
その感じで入れたんだよ、最初の30分。あれは掴んだかな、みたいな感じだったね。
うん、結局君のテンション次第じゃん。掴っちゃったらもうそいつらしなくなっちゃうだけでしょ。
そう、どっかで覚めちゃって、やっぱこいつはバカだな、みたいな。思っちゃうと、なんかその、へえ、そうなんだって言う価値もないみたいなさ。
なんか、やだなあ。 ええ、やだ、やなやつなんだね。やなやつなんだ。
やだなあ。 でも、ほんとにキャバクラへの資金積として、最初の30分。
うまく、ほんとにそのつもりでやってたから。
もうアセットじゃん。ちょうどワンセット。 ちょうどワンセット。だから延長しないで帰ればいいんだよ。30分だね。
あの、30分経ったら帰ってくれって言うね。ウルトラマンみたいなもんだよね。3分で帰ってくれ。
30分しか持たないんだな。
30分しか持たないウルトラマンとしてこれから認識しようか。
社交性が。
社交性。ここぞという時に返信して30分で帰って。
そうだね、ほんとに。