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このプログラムは、WAKUWAKU RADIOでお送りします。
自分の記憶にないものが出てきたりするからね。
こんなの俺持ってたんだ。
出てきたりするから。
今でも聴く、例えば僕でいうと宇多田ヒカルさんとか、
昔の小室哲哉さんのプロデュースしてた楽曲とかっていうのは、
今でもサブスクでピッて聴いたりするんですよ。
それは自分の記憶にすごい焼き付いてる楽曲だからなんですけど、
そうじゃなくて、その当時にすごい流行ってCDをレンタルして録音したみたいな曲ってあるんですよね。
それって多分、こういうものがないと思い出さないんですよ。
思い出さないからサブスクでも聴かないわけなんですよ。
こういう物理的なもの、こういう自分で書いたラベルとかを見ると、
ああ、こういうの好きだったんだなっていう。
過去の自分と本当に出会い直すんですよ。
じゃあ処分する前に、インデックスだけ全部写真撮ったら?
いやでもそれありかなと思った。
思い出せればっていう感じだったね。
奥さんも言ってて、これほんま貴重よねって言ってた。
それはそうかも確かに。
これでもさあ暇やったよね。
いやでも俺そんなしたことないよ。
いやでも、このさMDを1枚作るのに、
まずさレンタルショップに行き、並んでいるCDの中から気になるものを選び、
それの枚数に応じて74分のMDを買うのか、80分を選ぶのかっていう選択をし、
家に持ち帰り1枚1枚しこしこと録音をし。
一連の行為なんやそれって。
そうですよ。
ディスクを買うことも含めて。
そうです。その場で買うんですよ。1枚ね。
毎月1回レンタルショップに行って、
マジで?
バンスリーベストを1枚こさえるんですよ。
すごいな。
あとそのCDを返却しに行ってとか。
で帰ってきてまたこのラベルを買い。
もうすごい努力じゃないこれ。
ほぼ内職やもん。
いやほんまですよこれ。
そういう思い出も全部蘇りましたね。
ちょっとヘビーだな確かに。
そうなんです。
割とだからカセットテープの時代はまた僕小学校の小中学年ぐらいだったんで、
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そんなにありありと記憶はないんだけども、
中高ぐらいになると割に断片的にでもやっぱり濃く覚えてるもんで、
それがねやっぱりガッと戻ってきて、
戻ってくるものがいい思い出だなっていうのもすごいあったけども、
やっぱ一部でなんかすごい苦いなっていうのも、
蘇ることもすごくあって、
そういうものもあってやっぱり深掘りが自分の中でできなかったんでしょうね。
なるほどな。
もうこれ以上深掘りはしないなと思いつつも、
でもまだ捨てられないかもっていうちょっと半々な、
なるほど。
中部な感じなんですけど。
例えばさ、森口さんが仕事行って帰ってきたら、
奥さんにRMD捨てといたよって言われたらどう思う?
あーそう?ってなるかもしれない。
じゃあまぁそこまで固執してないんだね。
でもまぁそっかーっていうふうには思うかもしれないけど、
そのやっ気になって取り返そうとかそういう気にはならないかもしれない。
っていうのもね、割にそのサブスクに結構あったんですよ。
さっきの極目聞く感じだとありそうだね。
そう、あるんですよ。
探せばどっかで聞けるしね、本でサブスクになかったとって。
そうなんですよね、そうなんですよ。
なんとかして聞けるじゃないですか、割に。
聞ける。
だからね、そこまでなんかもうないとダメだっていう感じでもなかったんだよな。
調べるとね、こうMDをさ、データにしてくれる業者さんがあるんだよね。
デジタルデータに?
そう。
そんな業者さんがいらっしゃるんですか?
というかめちゃくちゃあるんですよ。
マジか。
なんかね、カメラの北村さんもしてるし。
そんな大手でやってあんねん。
そうですよ。
それに137枚お願いする?
いやだからその本当にこれだけはみたいなやつ?
まぁそうよね、結局世の中にある曲がMP3になって帰ってくるだけやもんね。
まぁそうなんですよね。考え物よね。
そういうことではないと思うわ。
せやに。
それはMDっていう媒体に収まってるから意味があるんだやって。
そうですよね。
なんかそれはちょっと違う気がする。
そうなんだよな。
やっぱりあのピックアップがその光時期を読み込んで、
デコードして音声信号に変わる音じゃないと違うと思うね。
だよな。
でね、長らく聞いてなくて、テープかApple MusicかYouTubeかしか最近聞いてなくて、
MDの音を久しぶりに聞いたら、なんかね、やっぱね、いいよね。
うん。
あのめちゃくちゃ音がすっきりしてる。
なんだ、いいのかあれは?良いのか?
あの、圧がある。
あ、まぁ圧はそう。だからすごい独特な音ですよね。
独特な音。
デジタルじゃないですか。
デジタル。
デジタルなんですけど、なぜかそこに温かみまで感じる、何なんだろうねあれ。
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本当不思議な音をしている。
テープの音あったかいじゃないですか。
もう完全に。
MDの音はやっぱりそれと比べると涼しいんですよ。
そうですね、それはそう。
涼しいけどCDほど寒くないんですよ。
そう、わかる。
わかるでしょ。
ちょうど間なのよ。
そう。
ストリーミングのあの、冷酷さもない。
ないし、薄くもない。
テープほどヌーっともしてない。
なんか結構ズドンとくる音してるけど、その深いじゃないし、すっきりしてるんですよ音が。
でもあの時代にこのいい音を聞いてたんだなっていうのをすごい驚いたもん。
そうよね。
だからこれはやっぱりいいなって俺は逆になったですね。
なるほどね。
これをね、今のところ処分する気慣れていないので、一応手元には置いておくことにはなるんですけど、
このままずーっとこの家に置いたまま、僕がほんとおじいちゃんになって、
例えばさ、いなくなったとするじゃん。
で、僕の息子たちがこれなんだよってなって、
例えば僕の荷物を整理するとかそういうシーンが訪れたときに、
何これってなるわけじゃん、たぶん。
音楽メディアってわからんもんな、たぶん。
で、たぶん何の価値もなく、もういいやん、処分しとけよみたいなことになるんだろうなと思うんです。
興味を持ったとしても、まあその頃には聞く機材はないでしょうし。
もうそこまで残して誰かにポイって捨てられるほうがいいかもなと思うので。
なるほど。もう委ねる?
そうそうそうそう。
後世に委ねる?
後世に。
なんかそういうものなのかもしれないですよね。
僕にはもう判断ができませんっていう。
いやもう判断できないもんね。
価値があるともないとも言えない。
いやほんとですよ。3分の1の純情な感情とか入ってますからね。
すごいね。
松高子とか入ってますからね。小松美穂、謎とかね。
ええやん。
ええんですよ。
ええやん。まあ万が一捨てるんだったらもらいますわ。
あ、ほんとですか。
捨てるんならね。
まあしばらくはちょっと手元に置いて眺めていようかなと。
気が向けばちょっと音も鳴らして、あの三沢さんに取られたんじゃないよ、いただいたんだよ。
このMDウォークマンで。
ちょっと僕今度これを持って電車に乗ってみようかなと思ってます。
MDプレイヤーを持って。
多分ね、これをさ、でもさ、およそ自分と同世代ぐらいの人かなみたいな人の前でさ、
MDカチャッと開けてパシャンって入れてたらさ、多分ギョッと見られると思うよ。
見られるやろね。
高校生とか見せても、なんだろうなってぐらいにしか思わへんと思うけど。
俺が電車でその光景を見たんやったら、検索するね。
どっかが再販したんやなと思う。
あーなるほどね。
じゃないとありえない。
ありえへんもんね。
そう、いや一回これちょっとやってみようかなと思う。
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いろんな気持ちになりそうな気がすると思う。
確かにな。カセットテープより何それって感じになるやろな、今。
いや多分ね、そうやと思う。
探せば、当時僕も受験勉強してた時にそれこそ深夜ラジオとかを聞いてたやつをエアチェックしてるMDがあるはずなんですよ。
あ、MDにラジオ撮られてた。
そうそうそうそう。
おしゃれだね。
なんか多分自分がお便り送った回とかを録音したんだったと思うんですよ。
記念にと思って録音したんだと思うんですけど。
それがどっかにあるはずなんですけど。
なるほどね。いやー面白いな。
面白いです。
40歳で高校の時気になってたあの子に作ってもらったディスクが出てくるっていうのが。
そうですね。すごい感情の波に今いますね。
いやとんでもないものを渡してしまいましたね。
いやいやいや。でもすごい楽しいです。
良かった良かった。