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日本酒の聖地から
酒の道
こんにちは。パーソナリティの平田勝です。
この番組は、お酒にまつわるゲストをお招きし、
お酒の道を歩むストーリー、お酒のあれこれを深掘りしていく番組です。
利き酒師を目指す佐紀さんと共にお送りします。
佐紀です。今日も元気によろしくお願いします。
平田さん、いよいよ7月15日に、北区で酒のビッグイベント
ミマス祭りが開催されますね。
そうなんですよ。なので今回も前回に引き続き
ミマス酒店の小池美穂さん、大久保翔さんにお越しいただいております。
どうぞよろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
まずはこの7月15日に開催されますミマス祭りについて
小池さんの方からご説明をお願いしてもらってもよろしいでしょうか。
はい。ありがとうございます。
7月15日に日本を伝える大和なでしこと題しまして
ミマス祭り2024を開催いたします。
イエーイ!
こちらなんですが、もう北区のランドマークといったら北都ピア。
その北都ピアの13階アスカホールで開催をいたします。
こちらなんですが、まず女性の坂倉さん、倉本、東二、次期倉本
あとオカミさんなどをお呼びして、もう女性が中心となって
日本酒業界盛り上げていくぞというイベントなんですが
その他にも教会士さんってご存知ですか。
教会士さん?
はい。教会士さんっていうのが主に全国を説法して回られる方なんですけど
分かりやすく言うと刑務所とかで受刑者の方に
説法を説くですね。いいお話をして
今後の人生の道を示していくという役をやられている方ですね。
この方が最年少教会士さんでお若い方が説法されます。
その方の講演というかお話の時間もあったりだとか
お酒を飲みながら、なかなか日本酒イベントでない試みですよね。
あとは豆腐屋あこちゃんって検索していただくと分かるんですけれども
お豆腐屋さん、引売りのお豆腐屋さんで
この方も結構メディアとかにも紹介されている方なんですが
結構ですね、うちの住んでいる霧ヶ丘もそうなんですが
お年寄りって駅で物が買えないじゃないですか。遠いんで
なのでこうやってプーって昔のお豆腐屋さんの
プーってラッパの音が聞こえると
お年寄りがあこさんに集まるんですね。
霧ヶ丘では来られてないんですけど
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この地域の足立区だったりとか高島平とかですね。
そうやって来られるじゃないですか。
で、ご高齢の方とコミュニケーションを図ってるんですけど
ある時、いつも来られるおじいちゃんとか何とかさんいないってなったら
その方孤独死されてたりとか
なので、孤独死対策ですね。
この方そういうつもりにされてたわけじゃ最初はないんですが
こうやって自分が引き売りをすることによって
社会のお役に立つっていう
そういう活動をされてお豆腐を売られている方です。
その方もお呼びしたりとか
今私、薬膳の勉強をしてまして
その薬膳の先生、薬膳師の方が来られて
身体に良い、身体に優しい
そういうおつまみなどもご用意しております。
あとは体験型でグラスの器の形によって
同じお酒でも味が変わってくる
そういう体験イベントなども行っておりますので
女性の倉本さんのお酒を楽しみながら
日本の伝統文化に触れることだったり
あとはこちらに立たれてない酒蔵さんで
うちで人気なお酒っていろいろありますので
そういうお酒もたくさんご用意させていただきながらのイベントです。
何蔵ぐらい、女性倉本さんは?
6蔵ですね。6蔵を予定しておりまして
あとは女性の倉本さんではないんですが
北区にご縁のある比叡も
観光協会様のご協力で立っていただきますので
7月3日に発売で
その頃には皆さんのお手元に届いてたりだとか
実は6月からうちのお店でも
有料シーンみたいな形でも比叡を飲みいただいているので
比叡のお客様の感想とかどんな感じでしょう?
そうですね。もうフルーティーで華やかで
こないだもお会いした方、比叡飲まれたっていう方いらっしゃるんですが
上品な味わいで
食中向きの美味しいお酒と
飲み飽きない感じで
おかわりくださいって言えるような
そうですね。すごい上品な
食事にすごい寄り添ってくれる印象がすごいあるんで
本当皆さんちょっと落ち着くような味ではあると思いますね
お客様もその辺はすごく評価していただいています
ありがとうございます
そんなお酒になる工房が飛鳥山にいたとは
そんな話も当日できればと思っております
引き続きまして
お二人の酒の道について聞いていきたいんですけれども
前回はお二人の幼少期だったり
学生時代のことを中心にお伺いしまして
今回はお二人が社会人になってからの
お話もお伺いしようと思うんですけれども
前回の作詞さんの紹介にもあった通り
小池さんは大阪の商工商社に入社して通信販売家に所属
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大久保さんは外資系のアパレルと
飲食店の経験があったということですが
この経験の中で現在の道につながる
特徴的なエピソードなどありましたら
大久保さんからお伺いできますでしょうか
そうですね
15年前くらいですかね
過去も過去でなかなかすぐに出てこないんですけれども
僕は外資系アパレル働いてた時なんですけれども
名前出したって大丈夫だと思うんで
ザラっていうファーストファッションですね
その当時すごい流行っていた
ファーストファッションのところで働いていたんですね
何で働いてたかというと
そこが海外のブランドを意識した
服作りをされているところで
その当時僕すごい海外信仰があって
海外のものってかっこいいっていうすごいイメージがあったので
そこで働いてみたいというので働いていたんですけど
やっぱり海外のものを扱っているんで
どうしても日本のものと商品を比較する機会がすごいあるんですね
その中でどう考えてもやっぱり日本のものがすごい良くて
でも僕は働いているのは外資系のアパレル
そんなところでちょっと一大ニュースがあって
その当時ユニクロさんというのも
今はもうユニクロっていうのは色んな方が手に取ってますけども
その当時やっぱりどちらかと言ったら
オシャレというよりは日常品っていうようなイメージの企業ではあったんですけど
そのユニクロがニューヨークに視点を出すと
もうその時に僕は思ったのはすぐに行きたいなと
行ってどういうふうに日本のものを売っているんだろうなというのがあったんで
ほんとすぐに準備してそのままニューヨークに行って
旅行ですけどね2週間ぐらい行って
ニューヨークに滞在して
もう右も左も分からない状態で
いろんなところを歩いていると
飲食店も日本のものが多いし
音楽もアニメのアニソンだったりとかもあったり
そういった中でユニクロにも行ったんですけど
ユニクロがもうニューヨークのすごい最先端の人たちの中で
ユニクロを持ってる人たちがすごい多かったんですよね
ニューヨークっていうのはすごい最先端の人たちが集まる
全世界でもいろんな情報を発信したいという人たちが
集まるような場所だったので
その情報発信基地の中の街がユニクロに
フォーカスを当てているっていう姿がすごく衝撃的で
やっぱり旅に行ってもラーメンもそうでしたね
ラーメンとかもそうだったし
やっぱりその日本人の感度っていう
僕の感度でもあったと思うんですけど
その当時日本で日常だと思っていたものが
世界でも認められているんだなっていうのをすごい感じた時に
やっぱり自分の中で日本のものを売っていきたいっていう気持ちが
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日増しに強くなって
その当時ちょうど日本酒も飲み始めていた頃だったので
何か海外の人たちに発信できるものはないかって考えた時に
僕はやっぱり日本酒っていう道を取りたいなというのがあったので
今のこの道があります
素晴らしいですね今の話
いやこれすごい考えました
かっこよくまとめるとね
でも思い出すとやっぱりそうやって整理すると
全部興味を
好奇心旺盛なのでこの後も出てきますけど
海外行きたいって言って
カンボジアのお蕎麦屋さんに勤めたりだとか
そうですね
なかなかこの後もっと面白い話が出てくるかと思うんですけど
いや素晴らしいですね
僕なんかもっと何となくずっと飲み屋やって
何となく好きだからやってみようかって
そこまで動機付けはあったかなと思うとないので
すごい羨ましいですね
僕もそれただ本当にただ最初の
女の子にモテたかったっていうのが理由なんで
不純も不純ですよ本当に
それだけもねきっかけであっても
今本当にお酒を世の中に正しい形で
自分の思いを乗っけて伝えていきたいという思いは
それでまた日本酒の今度は主判店にお勤めなさるっていうのは
そのすごく久々にあるきっかけが問い合わせて
すごい嬉しかったですし
僕もですね
小池さんは大阪の企業に行かれたということで
それも大きな会社さんだということで
ご苦労もあったかと思うんですけれども
どうしてこちらに戻ってこられたというか
そうですねうちは3姉妹なんで
いつかは父と母がすごいこだわって
栄えをしていたっていうのは見ていて分かったんで
これは潰してはいけないなっていうのは思っていたんです
でも大阪の企業がすごいやりがいのある会社だったんで
そうすると自分がヘマしなければ
3年目の先輩の姿5年目10年目
これぐらいのお給料もらっていただいて
こうやってキラキラ働けるんだっていう
先輩たちの歩んでいるレールを見れば
そういうふうにキャリアアップしていくっていうのが目に見えていたんで
ましてや大阪なんで
北区の桐川の三増酒店っていうのは
結構遠い存在だったんです働いている時に
キャリアアップを目指していたんですが
家業もいつか都合と考えていたんですけれども
ある時母が体調不良になってしまって
入院することになってしまったんですね
すぐ下の妹がすぐに酒屋に入らざるを得なくなってしまって
3姉妹なんですが一番末の三女なんですけど
私と10歳違うんでその時まだ学生だったんですよ
中学生ぐらいだったと思うんですけど
すぐ下の妹が毎日個性的な父なんで
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その父と二人と住むっていうのが
お父さんは大変地域の有名な
個性的の代表格みたいな父なんで
そうすると二人でやっていけないっていうことで
泣きながら電話がかかってきて
心差し半ばだったんですけど
家に帰るの今なのかなって
結構印象的な言葉は妹が電話打ちで
お姉ちゃんがいつか戻ってくるって言って
そのいつかっていうのは
いつか来た時にはお店もうなくなっちゃってるよって
言われたんですよ
だからそのなくなる前に戻ってきて
じゃないと私無理っていうことを言われた時には
そのいつかっていうのがなくなっちゃうんだって
当たり前のようにある店がなくなっちゃう
っていうことを考えた時に
もうやめたんですけど
ただ大阪から東京までって
大体2時間半なんです
新大阪から東京まで
全部大阪のマンション
東京に持ってくじゃないですか
荷物引っ越しで
もう身一つで酒屋に戻る時に
涙が止まらなくて
それは何でかっていうと
もう自分は本当の本当に酒屋になったんだなっていう
守ってくれる長子先輩っていうのはもういなくて
自分のお給料っていうのは
自動的に今まで振り込まれてるわけじゃないですか
ボーナス年に2回
毎月のお給料
そういうのが自分で作っていかなきゃ
もちろん当時ボーナスなんてなかったんで
そういうの作っていかなきゃいけないんだなっていう
そういう重圧がもう涙になって
2時間半ずっと泣いてたんですよ
だから旗から見ると
あの子なんで泣いてんだろう
大失恋したのかしらって
大失恋したんじゃないかなっていうぐらい
もうすごい泣いて
でも一目も気にしないぐらい
ずっと泣いてたんですよね
で戻ってきたっていうのが経緯です
でもかっこいいですよね
そうやってやっぱり家をどっかで守りたい
このままあとお姉ちゃん帰ってこないと
亡くなっちゃうっていう
それは寂しい
地域としても寂しいと思いますし
いや逆に戻ってきておいて
本当に千木さんありがとうございました
本当にありがとうございました
それからね
ご商売大変でしょうけど
こうやってまたいろんな形でね
ご活躍なさっているの聞こえてきていると
素晴らしいなと思うんですけれども
大阪時代はお酒飲まれてました?日本酒
晩酌はなかったんですけど
会食が多かったんで
すごい会食で日本酒とか焼酎とかよく飲んでました
でその頃
日本酒美味しくなったなとか
印象に残っているお酒って
どんなお酒だったとかってあります?
当時はですね
コシノカンバイがすごく美味しいと思って
クラシック
まぼろしの三杯みたいなね
そんな感じで
大久保さんは
そうですね
名殻もそうですけど
やっぱりフルーティーな
やっぱり日本酒が出てきたのがあって
うちで取引させていただいているところで
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シャラクさんとかですね
センキンさんとか
あとはお取扱い目柄ではないですけども
ジコンという
三重のフルーティーで飲みやすい
平田さんところで飲めるお酒ではあるので
ぜひまた行きたいなと思っているんですけども
そういったフルーティーな日本酒が出てきたことが
僕にとっては結構衝撃的でしたね
ちょうど2010年頃とか
気軽にそういうお酒と会えるお店が増え始めた頃でも
あるのかなと思いますね
さまざまな貴重な話
今回もどうもありがとうございました
今回は小池さん大久保さんの
社会人時代についてお伺いしました
次は現在のお仕事についてお伺いしていこうと思います
また次回もよろしくお願いします
ありがとうございました
ありがとうございました
さあここからは第二コーナーに参ります
クイズどんどん答えて
このコーナーは聞き酒師を目指すさきさんに
お酒にまつわる問題に答えてもらっています
リスナーの皆さんも一緒に考えてみてくださいね
前回はもう間髪入れずに答えられて
気持ちよく耐えれたので
今日も正解して気持ちよく耐えりたいと思います
よろしいですか
この系統とか言わないけど大丈夫かな
前回簡単すぎたからね
まあそうですね
じゃあ今回は日本酒の温度帯に関する問題です
はい
じゃじゃん
鈴火江と呼ばれる温度帯何度ぐらいでしょうか
これはいいですか答えて
これ確か10度前後とかじゃなかったでしたっけ
違いましたっけ
ファイナルアンサー
オーディエンスとかないんですか
オーディエンスどうするんだよ
オーディエンス
デレクターさんオーディエンスとか
逆にそっち調べられちゃう
マックブックなんか見えたら
ダメだよ
全然ダメだよ本当に
鈴火江なので多分結構冷ためですよね
肌くらいの温度とかありましたよね
温度帯で
人肌感とか
それよりは多分冷たいので
10度から15度前後かなと思うんですけど
どうですか
どっち
10度か15度
どっち
どっちですか
10度
ブブー
15度前後惜しかった
やばいめっちゃ惜しかったんだ
テキスト開いていいよ
ありがとうございます
そこ開いて
ちょうど開いてたなと思って
10度前後は
花火江
5度前後は
雪火江
18:00
あー惜しかった
雪花鈴
惜しかったね
そっから上はなんて
日向
日向感
人肌感
ぬる感上感厚感とびきり感とですね
これでも頼むときに
冷やでじゃなくて鈴火でって言ったら
冷やでって頼んだら
常温のお酒のことだから
そうなんですか
もともと日本酒は
冷蔵庫で冷やして飲む飲み物じゃなかったから
常温か厚感の考え方しかなかった
だから冷蔵庫に入ってるお酒は
冷やじゃなくて冷酒なの
そうかそういうことなんですね
冷たい冷酒くださいって
冷やく出されると
こいつ分かってねぇなって
これで常温出されると
これ冷やじゃないってなっちゃうじゃない
あー
そうか
逆に私分かってなかったです
ね
なんでこれを読むと
どっかに書いてありますので
また1個聞き酒誌に近づけたかな
はい近づけました
1個また勉強しましたね
はい
めっちゃ私の知識にインプットされました
来月も同じ問題出してみようかな
大丈夫かな
さて縁も竹縄ではございますが
このあたりでお開きといたしましょう
番組の感想は
Xでハッシュタグ酒の道で検索してください
それではまた次回
ありがとうございました
さよなら