1. 絶望の窓際族
  2. #20 窓際に迫り来るポリコレ!..
2024-04-12 19:47

#20 窓際に迫り来るポリコレ!?システム用語まで改変する、グローバルの波

今回の内容はこちら
ブラックリストはだめ?語源や使い方を考えてみた。

主人と奴隷?OSコマンドや国際規格も変えてゆく、グローバルの波

覚えていますか?ちびくろサンボ!なぜ絶版に追い込まれたか。

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絶望の窓際族
こんばんは、じょるのです。
この番組は、貧困・不登校・メンヘラ・リストラを経て、現在、窓際族として何とか生きているこのじょるのが、
皆さんにくすっと笑える絶望の中のユーモア、生活の知恵をお送りする番組となっております。
窓際に迫り来るポリコレ、システム用語まで改変する、グローバルの波
今日も始めていきたいと思います。
仕事をしてて、専門用語というか、いろんな業界の方々がいらっしゃると思うんですけども、
その業界、業界で専門用語というのはあると思います。
例えば、テレビ業界の方なんかだったら、バミリーとか、
夜中0時までっていうのは、てっぺんまでって言ったりとか、
樋口さんがおっしゃってたような業界用語みたいなものもあれば、
飲食店の方だったら、仕込みとか、そういった用語もあると思うんですけども、
我々オフィスで働く社畜、システム系の会社員っていうところの中にも、
業界用語というか、仕事の中で使う用語っていうのがありまして、
先日ちょっと驚いたことがあったんですね。
それを今日は共有していきたいと思っています。
先日仕事の中で会話してたんですけど、
そのときに結構、僕らの仕事ってブラックリストとかホワイトリストっていう言葉を使うんですね。
そのときにちょっと軽く注意されました。
ブラックリスト、ホワイトリストってどういうふうに使ってるかっていうと、
例えば皆さん職場でも家でもインターネットをすると思うんですけど、
家庭用のインターネット回線でもできるんですけど、
例えばポルノとか暴力とかギャンブルのサイトを通過させないようにできるシステムっていうのがありまして、
それってどういうふうにやってるかっていうと、
ブラックリストに、ブラックリストっていうのはあえて今も言いますけど、
ブラックリストに載せて、そのサイトにインターネットに行ってはいけませんよっていうことを実現するものになります。
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例えば家にお子さんなんかいらっしゃって、ポルノサイトとか遠く見られたら嫌だなとか、
オンラインカジノみたいなそういった掛け言されたら嫌だなって思うこともあると思うんですね。
もしくは殺人事件、事件に誘発するようなグロいサイトであったりとかっていうのも見られたら嫌だなとかあると思うんですけど、
今世の中にはそういうのをファイアウォールというかプロキシというか機器側でブロックするものがあります。
その機械はインターネットと自動的に接続して、そういったリストをダウンロードしてくるんですね。
その家からインターネット行こうとすると、それが有効になっていると有害なサイトに行けないっていうことになるんですけど、
例えばリストを作ってそういったものをコントロールしている場合は、それをブラックリストって直に言います。
逆にホワイトリストっていうのは何かっていうと、ブラックリストっていう運用をせずに、
基本的にインターネットは全部ダメだけど、例えばYahooだけならいいよとか、
そういう場合はホワイトリストっていうところにYahooを載せます。
そしたらそのサイトだけインターネット行けるみたいなことが可能になるんですね。
ざっくり言うとブラックリスト、ホワイトリストってそういうふうに使ってます。
注意というか指摘を黒くされただけなんで、別にそのとき何か私が気を悪くしたとか、
相手の方がマウント取ってくるみたいなことも全然なくて、
こういうのはこういうのがあるんで注意した方がいいよって言われたんですけど、
それは何かっていうと、ブラックリストっていうと黒人の人を差別していることになるんで、
やめましょうねっていうことだそうなんですね。
今の話を聞いてもらったらわかると思うんですけど、
その言葉を使うことで黒人の方のことを差別する意図なんていうのは正直1ミリもないわけなんですよね。
言ってることはある程度理解はできるしわかるんですけど、
何か自分の中でモヤっとしてしまって、このモヤモヤってどこから来るんだろうっていうので、
自分の精神を深掘りしてみました。
ここまで聞いてもらっていないと思うんですけど、
僕が黒人の方を差別していると感じる方がいらっしゃったらぜひ教えていただきたいと思います。
自分が何でモヤっとするのかっていうのを深掘りしていく中で、
じゃあ何で自分がこのブラックリスト、ホワイトリストっていう言葉を使っているのかっていうのと、
そもそもこれって何でそういえばブラックリストって言うんだっけっていうのをちょっとググったりしてみたんですね。
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ブラックリストの起源っていうのは、ピュリタン革命でイングランドの王様が、
ものすごくざっくり言うとイングランドの王様が粛清されましたと。
その時にお父さんに死刑宣告した裁判官が58人いたらしいんですけど、
これを息子となる王子が亡命中にリストを作成したそうなんですね。
これとらぶ殺してやるよ後でみたいな革命を起こされたんでっていう。
これが黒い名簿って呼ばれてたらしくて、それが起源だそうです。
王政復古で息子だった王子様が王位に行くと、彼はブラックリストに記載されている自分のお父さんですね。
死刑にした人たちを、お父さんが殺した罪で、死刑または終身刑にして復旧したそうです。
このブラックっていうのは、黒っていう意味じゃないみたいで、不名誉とか非難とか罰っていうのを示しているそうです。
決して肌のことを言っているわけじゃないみたいですね。
これがブラックリストの起源だっていうふうにネットの方では見ました。
諸説あると思いますし、もし知っている人がいたらまた教えてください。
ここまででこのブラックっていうのを踏まえて、黒人の人を差別しているっていうわけじゃないっていうのを分かっていただけると思うんですね。
こういうのを言葉を使うことですね。
時々マイクロアグレッションって言って、非難するみたいなことになるそうなんですけど、そう言われたらまあまあ辛いなと思ってます。
自分の中でもやっぱモヤモヤしてしまって、もともとの語源はそうだし、自分自身も黒人の方を当然差別することなんて微塵も思っていないですし、もともと黒人の方ってそんなに関わりもないですし。
会社が結構ね、移民の話したときもポッドキャストを流したんですけど、外国の方を採用する流れにはなってるんで、分かるんですけど、別に肌で色っていうふうに本人たちも思うかどうかちょっと私は分からないんですよね。
例えば我々、黄色人種って言われてますけど、イエローストーン国立公園とか消しカラーとか思ったりしないじゃないですか。
そんなところですごいモヤっとしました。
だからブラックリストとホワイトリストって分かっちゃダメというか、そういう考え方もありますよっていうのを聞いたんで、ガイドラインに則って職場ではルールに従ってやっていこうと思ってるんですけど、
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なかなかシステム業界で何十年もやってると、これを変えるんだっていうのは慣れなんでしょうけど、ちょっと違和感と抵抗はあります。
もう一つ同じような用語がありまして、ちょっとそれも紹介していきたいと思います。
同様にですね、これもちょっと古くからあるシステム用語でもあるんですけど、設定でマスターとスレーブっていう設定があるんですね。
これはまあ確かに直訳すると主人と奴隷なので、ちょっと微妙だなと思うんですけどね。
これですね、昔パソコン組み立てたりしてた人は知ってると思うんですけど、ハードディスクと設定でマスターとスレーブっていうのがありましたね。
Cドライブ、主にシステム入れるほうはマスターで、拡張するデータを保存するドライブ、スレーブにすることが多かったんですけど、これらを間違えるとパソコン起動しなかったりしたので、そういった設定がありました。
本当にハードディスクマスターとスレーブって書いてあったので、これもちょっと使っちゃダメみたいなことになりそうです。
物理的なハードディスクだけじゃなくて、WindowsじゃないOSがあるんですけど、Linuxっていう、Red Hatとかですね。
そういったものはハードウェア的な設定と別で、ソフトウェア的な設定ですね。OSの場合にも設定を持ってたりするんですけど、
今度から新しいバージョンでは、このマスターとスレーブっていう記載というか、コマンドをなくしていくそうなんですね。
それはもう業界の流れなので、そういうものなんだろうなとは思ってますし、
受け入れていくというか、設定に組み込まれてしまうんだったら、多分そういう呼び名に徐々に世間的に変わっていくと思うので、
これも変わってくるんだろうなと思います。
これについては、最近はそこまでマスタースレーブ意識しなくても設定できるようになっているほとんどなので、
あんまり抵抗はないんですけどね。
こういった用語もありますっていうことです。
ちなみにRed HatとかLinuxとかだけじゃなくて、Ciscoのルーターとかもこういった記述を排除していくそうなので、
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これが標準になっていくんだなって思ってます。
聞けばコマンドのとこだけじゃなくて、ISMSっていう格好があるんですけど、
これも要は国際規格ですね。
これがこういった記述を排除していくような流れになっているので、そのような設定になっていくみたいです。
そのうちこれがやっぱり標準になるので、ちょっとした違和感とかも薄れていくんだろうなと思いつつも、
時代の流れを結構感じる変更だなというふうに思いました。
これまでの流れで、私がすごく世界の潮流っていうか、肌の色がどうであるとかっていうのを、
世の中っていうか世界的な世の中っていうものが、とてもすごく敏感に感じてるんだなっていうのを捉えたっていうのが一つと、
やっぱり差別撤廃に関する意識が高まるっていうのは、当然いい部分が多いと思っているので、
それは賛同できることなんでいいかなと思っています。
ただ、正直、中身のない言葉が言って本当に意味がないし、
そういうことをやっていると逆の流れのほうが、自分が持っている違和感とかもあるんですけど、
この違和感をもっと強く持つ人であったりとか、論理的に差別を正当化する人のほうが増えそうな気がしてるなって思います。
これが正直な感想です。
これ例えばどういうことなのかっていうと、ちょっと一つの出来事があるので、これを題材に話していきたいと思うんですけど、
例えば皆さん、チビクロサンボって話、ご存知ですかね。
これ子供の頃に見てたっていう方もいらっしゃると思うんですけど、
どういう話かっていうと、黒人の賢い少年が強くて大きな虎を退治するっていう話です。
絵本でですね、黒人の勇者の話であるっていうふうに僕は認識してるんですけど、
これはスコットランドの児童文学者の人が書いた話だそうで、
もともとはですね、僕らが見たら結構黒い子供が主人公で、黒人の少年に見えるんですけど、
もともとはスコットランドの人がインド人を元に書いたお話みたいです。
その後ヒットしたんで、アメリカの黒人として描くようになったそうです。
もともとは黒人のイメージアップのために賢くて優しい少年が大きい虎を倒すみたいな、
ヒーローであるっていうふうな側面で売り出しされたそうです。
しかしこれが古典ラジオでもあった、スポーティファイオリジナルでもあった、キング牧師の公民権運動ですね。
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この流れが多分強すぎたのか、やっぱり黒人を馬鹿にしてるのかみたいな感じに映ったらしくて、
あとそもそもサンボっていうのは、どこかの地方では黒人の別称だったらしいんですね。
もともとはインド人に書いたものだったので、このサンボっていうのは別称として使ったかどうかわからないんです。
多分違うと思うんですけど、それで自主改修という形で廃盤に追い込まれたそうです。
日本での廃盤にする流れっていうのが結構近代にあって、黒人差別をなくす会っていう人たちが活動してなくしたそうですね。
大阪の高橋市の人たちだったそうなんですけど、黒人の特徴を絵にしただけで差別っていうふうにも急断するもので、
黒人を表してる漫画って他にも結構あるんですよね。
例えばこの人たちはトリマキアのアラレちゃんとかにも表現の修正とかをさせてたみたいです。
ドラゴンボールのミスター・ポポとか大丈夫だったかなと思うんですけど、
ただ後にこういうのやりすぎたよねっていうので、作品に黒人が全く登場しないっていう流れになったそうなんですよ。
びっくりしますよね。逆に今はディズニーって不自然だと思うくらい登場させてポリポリじゃないかみたいなこと言われてますけど、
昔は日本人も黒塗りで黒人の人の真似っていうか、役者というかやってたと思うんですけど、
あれもやっぱりひどい差別っていうので最近見ないですし、これだけ社会がグローバルになってきたらやっぱりやめた方がいいだろうなとは思います。
僕らも例えば黄色いペンキ塗られて日本人でやるとムカつきますしね、ちょっとどうなのかなとは賛否両論いろいろあると思うんですけど、
それでもしかして最近信長使った番組に初めて黒人でブケになったやすけいが出ないのかなと個人的には思ったりもしてて、
それは関係ないと思うんですけど、受け止め方ってそれぞれと思うんですけど、
今日ここで言いたかったことは言葉じりつかまえてっていうことじゃなくて、その言葉の本質っていうのをちゃんと考えて行動しないといけないなって思いましたね。
ちょっと心配してるのは日本には古来から色の表現として、例えば相撲の白橋、黒橋とかそういうのがあるんですけど、
そういうのまで波及して文化変えろみたいに言うと、全然差別とかそういうので始まってるもんじゃないにもかかわらず、謎に変えられるっていうのはちょっと違うかなと思いますね。
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東京オリンピックでも地図の表記で磁石を書くって漫字みたいなのを書くと思うんですけど、
あれがヒトラーのハーケン・クロイツと似てるから誤解を招くために変えましたみたいな話も聞いたんですけど、
そういうののために文化変えるよりこういうものなんだよって理解するのを発信した方がいいのかなって個人的には思いました。
ちょっとシステム用語の変更っていうところから色々言葉の表現であったりとか、そういったものをちょっと今日は考えてみました。
ご意見やご感想あればよろしくお願いいたします。
今回の内容いかがでしたでしょうか。
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