1. ボイスドラマで学ぶ「日本の歴史」
  2. 「足利尊氏 夜明けのばさら」..
室町幕府の初代将軍、足利尊氏の前半生、鎌倉幕府の滅亡までを描いたボイスドラマ
二度目の後醍醐天皇の蜂起により、再び討伐隊を率いることになった尊氏。足利の本家本筋ではない尊氏にとって、大きな見返りの展望もない討伐に出陣することに乗り気ではないところに、後醍醐天皇からの綸旨が届く。
果たして尊氏は、御家人としての責務を全うするのか、あるいは新たな展望を見出すのか。衝撃の結末がそこにはありました。

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●脚本:高井忍
●演出:岡田寧
●出演:
 足利尊氏(高氏):平塚蓮
 足利直義:望生
 北条(赤橋)守時:忠津勇樹
 田楽法師:吉川秀輝
 錦小路殿:柏谷翔子
 北条高時:小磯勝弥
 後醍醐天皇:田邉将輝
●選曲・効果:昆優太
●スタジオ協力:スタッフ・アネックス
●プロデューサー:富山真明
●制作:株式会社PitPa

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足利尊氏 夜明けのばさら 第5話
夜明けのばさら
御機に黄金天皇の御用。 正経二年、二月二十八日。
御機の御配奨を密かに出た先の御門、御大御邸は、この日、
奉旗の国の豪族に奉じられて、 千丈さんに御臨行になったのでございます。
先の御門に御味方する者、 鎌倉邸に組みする者、近隣の国々からは、御権人、
悪党、悪法師が大勢集まり、千丈さんを囲み、 敵味方に分かれての激しい合戦が、この時から始まりました。
がなはちびなやか。 がなはちびなやか。
悪人、悪行、即死、退散。 超敵、覆滅、恩敵、超悟空。
相模乳道よ。 豊穣が子孫、高時法師よ。
秦が生きて世にある限り、 仁義をもって天命は覆らずと、
思い知るがよい。 先邸の御先祖は、直ちに関東に伝わり、驚愕をもって受け止められました。
千丈さんからは諸国の武士に向け、八次早に臨時が発せられて、 倒幕巨兵への参加を促していたのです。
幕府はこの事態を重く見て、表情にはかり、 千丈さん討伐の軍勢の出陣を決定いたしました。
この時の決定には、時の鎌倉の支配者、 豊穣高時様の御意向が強く働いていたと申します。
関東八州から兵を集い、直ちに討ってを差し使わせ。 討っての対象は名越終りの官、足利自分たちに命じる。
両人を直ちに上落させよ。 天下の平は一重に、先邸の御範囲から起こったこと。
千丈さんを落とさずして、戦乱は終わらぬぞ。
3月中に鎌倉を出た東国勢は、東海道を西上して、 4月の下旬に至って京の都にようやく入りました。
都からは二手に分かれて、一方は山陽道を、もう一方は山陰道を進み、 北起の千丈さんを強撃するという軍略です。
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東国勢が都を出発したのは、同じ月の末になってからでございます。 当初の軍略に従って、山陰道の追悼軍を任された私のお子たち、
高宇寺殿と忠義殿は、老井の坂を越えて、 丹波の国の忍村の将に、ひとまず着陣いたしました。
忍村の将は、足利家の将縁でした。
兄上、呼びかけに応じて、近隣からは続々と兵が馳せさんじております。 鎌倉の威光は、まだまだ大したものですぞ。
どうかな。恩賞目当ての兵士たちどぞ。 鎌倉が本腰を入れて追悼に乗り出したとみて、今は遺産で集まってきたが、
戦を長引かせて戦場産がなかなか落ちないとなったら、皆の考えは変わる。 強いと思ったほうにつく。
結局のところは、孫徳の感情次第だ。 誰だって勝ち馬に乗りたいと考えるのが忍将だろう。
はあ、侵略…なのですね。兄上は。
戦にしろ、子供の遊びにしろ。 人のやることに大きな違いはないからな。
子アッパの頃から散々見てきた。 知りませんでした。 そんな風に兄上は皆を見ていたのですか。
私はてっきり、誰に対しても兄上は心が広くて、気前が良くて、 そんな兄上だから皆が慕っていると考えていましたよ。
皆、気の良い連中ばかりだったさ。 難しいことは考えず、その時その時の自分たちの心に正直だった。
威勢が良いうちは一緒に笑い合って、私にどこまでも突き従ってくれる。 今から思えば、そのことが嬉しくて大きな励みになって。
だから、私は皆から喜んでもらえるように振る舞ってきたのだな。
勢いのある方を選んで、利になる方に従えばいいなんて、 そんな切磋のない考え方は私には感心できないですね。
兵たちの心を引き止めたいのなら、大きな戦いに勝ち続けることだ。 戦という奴は、勝った者が強いんだ。
同じ頃、足利勢とは別に、戸羽口から都を出発して三陽道を進んだ追悼軍は、
山崎の手前、小金輪手の地で早くも、 先の帝に従う都の軍勢に進軍を阻まれることになりました。
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はっはっはっはっはっはっ、寄せ手の大将をただ一夜にして言おうとしたり、 続けや皆の衆、鎌倉方はそう崩れだ。
まさか、三陽道の追悼軍が、たった一戦で壊滅しただと。
六原探偵側の急使でござる。大将軍は、あえなく打ち死に。 負け戦で、兵の大半は塵地になって逃げていったようです。
まずいな。詳しい話が伝わったら、兵たちに動揺が広まる。
早いうちに、私たちを三陽道へ兵を進めますか? それとも、ここは一旦兵を引きますか?
出陣をやめたところで、戦況が好転する見通しはない。 宮方はますます勢いづく。
ですが、今のまま戦い望んだとして、 宮方との戦いに勝てると兄は思いですか?
時の勢いは今、宮方にある。 だが、今のうちなら鎌倉方がまだ巻き返せる。
直ちに出陣したなら、この人中に集まった軍勢だけでも、 千住王さんを落とすくらいはできるだろう。ただ。
ただ、何なのですか?
忠義よ、私は、せがれの千住王に御家を継がせてやりたい。
兄上、突然、あなたは何をおっしゃうのですか?
だが、私は御家を継ぐ立場ではない。 生まれつきの血筋が違い、身分が違う、日陰者の身分なのだ。
足利家の御家にとって、私は一時の仲繋ぎ、 そのうちに着陸にお戻しすることになる。
足利家は千住王に継がせてやれる御家ではない。 この戦をどう戦うか、今、ここで覚悟を決めておくことにしよう。
古代御邸の臨時ですか?
乱を払いて、死界を沈むるは、武神の刹那り。
上杉の一族は全く、大変なものをよこしてきた。
関東征伐の策をめぐらし、天下聖筆の功を挙げよと、ここにある。
お前はこれをどう思う?
鎌倉武士としては、裏切り者の悪名を被ることになるでしょう。
ですが、先邸の見事のりに従うわけですからね。大義は立つ。
そんなことを尋ねたのではない。
でしたら、兄は何を考えなのです?
私たちは今、老井の坂を境にして、 都からはほとんど目と鼻の先の場所にいる。
そして、私の下には、千住さん討伐のために集められた兵たちがある。
よいか。この時、この場所、たった今都の間近にあって、
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最も強力な軍勢を動かすことができるのは、 六原短大でも宮方でもない、他でもない私たちなのだ。
ええ、そのことは兄上の申される通りですが。
ここから都へ引き返して、六原短大へ攻めかかったら、 都を抑えることができる。
天下の形勢は先邸の側に大きく傾くぞ。
皆の考えは変わる。 宮方の勢いはもう止まらなくなる。
兄上、あなたは恐ろしいことをお考えだ。
恐ろしいと思うか、忠義は。
ええ、恐ろしいですとも。 先邸の拷問が常時するか、武家の世が今のまま続くのか。
鎌倉型か、宮型か。
ここでお味方をしたほうが勝利すると、 兄上はお考えなのでしょう。
言い換えるなら、どちらを勝たせるか、 今なら兄上が決めることができる。
御賢人の本文は一所懸命、 家と諸領を守り抜くこと。
亡き父上のお言葉だ。
しかし、我が子のため、孫たちのためだと思うすなら、 私はこれまでの足利と同じではない、
ずっと立派な御家を残してやりたいのだ。
恐ろしいお考えです。
兄上は一体、何がお望みなのでしょうか。
これから行おうとすることに、賛同をお求めですか。
それとも、私は兄を乙女するのがよろしいのですか。
何を申すか。
鎌倉型に従っていても、今までの通り、 鳥籠の中で飼われるような生き方は何ら変わらない。
だったら、いっそ宮型についた方が、 ご自分の手柄を高く売りつけることが叶う。
先二王どの禅とも開けるとお考えになったのでしょう。
それは虫の良い考えというものです。
兄は鎌倉を討って、先帝を、 五大五帝王天使の位に再びお戻しできればよろしいのでしょうか。
鎌倉幕府の支配は傾いてきたとはいえ、
御神聖が始まれば、 天下が無事に治まるということにはならないはず。
今までよりもずっと酷い末世がやってくるかもしれない。
それでも、兄はよろしいのですか。
辞めないか、忠義。 口が過ぎるぞ。
辞めません。 前にもいつか申し上げましたが、
五大五帝の振る舞いに、兄は心を動かされている。
いや、兄へご自身の中にある願いや望みを、 先帝のお姿に重ねてみようとしていらっしゃるのです。
けれども、先帝と兄は同じではない。
そんなお考えだ。
私の願い、私の望みは先帝に?
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そうなのか。 他の者の目からはそんな風に見えるのか。
お気を確かにお持ちください。
禁じにあるから、考えなしに従えば良いというものではないでしょう。
足利家の御頭首は兄上直です。
兄上ご自身のお考えで、 この戦をどう戦うか、お選びください。
私の考え、か。
桃子殿にも同じことを言われたな。
私自身の考えで選び、どうするかを決めたら良い、と。
そうしください。 討伐の臨時に従うか、従わないか。
だから、私は自分の考えで選んだのだ。 どうするかを決めたのだ。
あ、兄上。
良い方だよし。 今、天下は私の手の中にあるのだぞ。
天下を私の手で動かすことができる。
足利の家の日陰者として生まれた、この高渕の手で。
潜在中の二度とない機会ではないか。
足利の家、足利の諸領。
幕府の御恩を頼みにして、 退化なく御所を大事に奉公を務めていけるのが、
御家人として八幡太郎義家公の光栄として誇りに足る生き方と言えるのか。
いいや、そんなはずはない。 日陰者の生き方はうんざりなのだ。
兄上、落ち着いて。 あなたは、舞い上がっているのです。
そうさ、忠よし。 お前は胸が騒がないのか。
私たちがどう戦うかで、 これから先の天下が動く、天下が変わる。
いいや、後先はどうでもよい。 私の望みはただ一つ。
この手で天下を動かし、天下を変えてやることだ。
今だから、それができるのだ。
とんでもない跳ね返りですね。
あなたというお人は、鎌倉に背くのですよ。
これから先は、帰る場所を失うことになる。
だったら、手塚ら作ってやればいいのさ。 新しい御家をな。
そこまでの覚悟はおありでしたら。
よろしい、私はもう止めませんよ。 兄上のやりたいようにおやりなさい。
それでうまくやったら、 みんなは喜んでついてくることでしょう。
ああ、一番どりだ。
夜明けですね。さあ、
これからは毎日が慌ただしくなる。
そうだ、私には望みがもう一つあった。
何でしょうか。
日本一の武士になりたい。 武家の統領になりたい。
側大様の御意言ではないですか。 また大きな望みだ。
母上の願いだった。 幼い頃から何度となく聞かされてきたものさ。
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お前は日本一の武士になるのです、とな。
何だと、足利家の者たちか。
はい。奥方、御子族をはじめ、 一族の者たちはことごとく鎌倉を出ました。
信じがたい。 出陣中の高尾寺殿から指図があったか。
御執権、直ちに御手をかけますか。
いや、その必要はない。捨てておけ。
しかし。
女子供の行方を追うよりも、 その前に手回りする大事が山子だろう。
これから鎌倉は死ぬほど騒がしくなるぞ。
はい。
どうやら私は高尾寺殿を見誤っていたらしい。
この森時は、中杉の執権職を全うして、 幕府を支えることができれば良しと考えておったが、
高尾寺殿は私とは違い、 中杉の党史程度に収まる器ではなかったのだ。
さて、そうなると私はところもない男に 力と機会を与えたことになる。
思いかけないところで足元を救われたものだな。
皆の者、心して聞くがよい。
今から我が軍は、老井の坂を越えて、 京の都へ引き返す。
そのまま落中を横斬り、 真っしぐらに六原丹内へ攻めかかる。
ただいまこの時をもって、 天朝の神殿として我らは立つ。
日輪は今まさに天上の高みへ登らんとしておる。
いざ日輪のもとへ迎え、老井の坂へ進め。
朝敵は都にあり、 都の東向うの六原に。
否、万土鎌倉の地にこそあり。
5月7日早朝、丹羽の国、忍村八幡宮の境内で 倒幕の旗を挙げた高渕殿は、
宮方の軍勢を急合すると、 その日のうちに山陰道を引き返して、
京の都へ総攻撃を仕掛けました。
支柱を焼け野原にする合戦は昼夜に渡り、 六原丹内は奮戦むなしく、
翌朝を待たずについに焼け落ちたのでございます。
六原丹内の陥落が伝わると、関東においても あちらこちらで御家人の離藩が相次ぎ、
氾濫の兵力はたちまちに数万余りの大軍に 膨れ上がったのでございます。
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そして5月22日、氾濫軍は鎌倉へとうとう襲いかかり、 支柱の至るところに火を放ちました。
王上高時様は、この時まで突き従った御一文、御家来衆共々、
王上志母大臣の当勝時に本陣を覆うつしになり、ことごとく御最後を遂げました。
その数870人余りであったと伝わっております。
燃える。鎌倉の町が燃えておる。
美しいの。これほどに艶やかで絢爛豪華な光景が他にあるだろうか。
わしはこれを見るために生きてきた心地がするぞ。
おお、いよいよ戦が寺まで近づいてきた。
犬合わせはずいぶん楽しんだが、これはまた格別。
死に物狂いの人同士の合戦だ。
はっはっは!どやつも犬よりも浅ましく、しみとろで殺しあっておるわ!
みんな、楽しめ!心ゆくまで楽しめ!生きておることを楽しめ!
こんなに愉快な一日はかつて覚えがない。いや、面白し!
ひとさし、この入道が天国を披露してやろう!
儚き夢のよう、うつうつと済むぞ、迷いなる。
高時法師の天命はすでに遂えた。鎌倉は落ちた。
都へ観光をなるぞ。今の礼は昔の神儀なり、
鎮が神儀は未来の先礼たるべし。
五大御邸が千両さんから降りて、
今日の都へ御観光になったのは、
この年の六月六日の出来事でございました。
同じ日、鎌倉幕府と決別してから、
都にとどまっていた高内殿、忠義殿は、
朝敵討伐の主訓者ということで、内省殿を許されて、
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五大御邸との越見に臨むことになったのです。
帝は一体どのようなお方かな。
今さら何を申しておいでなのですか、兄夫は。
大噂を耳にするばかりで、
敗逸の機会を賜るのはこれが初めてだろう。
帝の臨時にああして従いはしたものの、
私が承知することと申したら、
並の者では到底敵わない、
途方もないお方ということばかり。
私だって同じですよ。
おお、当国の御家人の冷積みの日陰者が、
帝にこうして敗逸が叶うなんて、
なんだか堅実感がない。
私が心に思い描いた通りのお方なのか、大違いか、
裏切られることにならないか、
確かめるのがいささか怖くなってきた。
兄は悔やんではいませんか。
悔やむとは何のことだ。
帝に御味方をしたことをです。
この枕の御家人のままでいた方が、
たとえ窮屈でも、
退化のない一生を過ごせたかもしれない。
その話か。
後になって悔やむから、
後悔と申すのだ。
あんなことはやめておいたらよかっただの。
お前は何を血迷っていたのだの。
後回しでよいなら、
いくらでも悔やんでやるさ。
私は腹をくくった。
前を向いて、
どこまでも突き進んでやるだけだ。
それでこそ兄うえらしい。
兄は今も根っこは昔のまま、
コアッパのころから変わらない罵ら者だ。
今になって、ようやく気が付いたか。
アシカガノコセガレ、
マタタロウ殿は、
跳ねっ帰りで怖いもの知らず、
手の付けられない暴れん坊の罵ら者よ。
ははははははは
この時から五大御邸の御神聖 世にいう賢武の神聖が始まりました
この神聖がどのような天末をたどったのか
また高宇寺殿と只吉殿は その中でどのような役割を果たすことになったのか
それはまた別の物語でございます ボイスドラマで学ぶ日本の歴史
シーズン5 足利尊氏夜明けのバサラ
いかがでしたでしょうか 一族としては本家の長男の次に生まれた
足利尊氏 本来なら表に出ることのない生涯を送る立場の人間ですが最終的には時代を動かす
24:09
一手を手に入れ 鎌倉幕府を滅亡させるという時代の長寿になりました
父佐田氏は足利家を存続させるために 北条家との血縁を大事にして何かと問題を起こす
高宇寺をしいたげておりました そんな境遇に高宇寺はある意味
ひねくれたというのですかねぇ そういったうっくつとした気持ちが少年期
青年期に溜まっていったのではないかと思います そして
なんという運命の悪戯か そんな高宇寺が
本家の着難が厳復するまでの松上の 仮の当主のタイミングで
五醍醐天皇の放棄という出来事が起こります この五醍醐天皇の境遇も
高宇寺と似た 松上の仮の天皇
というところが 高宇寺の共感を
生んだのでしょうか
はたまた 幕府の軍を
偶然にも自分の手で動かすことができる状況に 興奮して
あえてカオスを引き起こそうとしたのか あるいは
自分の息子 千住王に
自分と同じ日の当たらない境遇を味合わせたくないという 親心が働いたのか
物語を聞きながら高宇寺を動かしたいろいろな境遇が巡っていましたよねー
さてこの後の高宇寺なんですけれども 一旦は五醍醐天皇の天皇を中心とした政治
いわゆる建物の神聖を支持します しかし武士という存在をないがしろにする五醍醐天皇のやり方に反発を持った
27:05
武士たちに持ち上げられて五醍醐天皇を京都から奈良県の吉野に追放して 新しい別の天皇を立てて
室町幕府を起こします 南の五醍醐天皇と北の室町幕府を中心とする
南北朝時代が始まります 高宇寺は鎌倉幕府を滅亡させ
幕府を起こして平和な余生を送っていたと思われる人もいるかもしれませんが 実はこの南北朝時代もずっと戦乱の中だったんですね
南北朝が終わるのは 高宇寺の孫
足利義満の時代になります 高宇寺はこの南北朝の騒乱の中
平和な時代を見ることもなく 53歳で生涯を閉じています
鎌倉幕府を裏切り 倒幕という混乱を引き寄せ
さらには味方についた五醍醐天皇をも追放し 死ぬまで戦乱の中にいた高宇寺
今回の全繁盛の境遇もそうですが 生涯を通して
あえて この混乱した世の中を自ら作り出していたのか
その本当の真意は高宇寺本人しか知ることができませんが 私たちはそれをこの後世の時代から見ながら
いろいろと想像を膨らましていくというところに 歴史の面白さを感じるのではないでしょうか
このボイスドラマで学ぶ日本の歴史 シーズンファイブまでご紹介してきましたがこのドラマの形式での放送はシーズン5
で一旦お休みとなります
現在続編として新しい形での構成を考えております またその時にお会いいたしましょう
30:03
この番組でナビゲーターを務めさせていただいたのは 熊谷陽子でした
作 高井忍
演出 岡田康
出演 足利高宇寺平塚蓮
足利忠義 三尾
赤橋森時 忠勇気
伝学奉仕 菊川秀樹 西木康二殿
菓子谷翔子 北条貴時
小磯勝也 後代御殿の
田辺雅樹 スタジオ協力
スタッフアネックス 選曲高価
今ゆうた 音楽協力 h ミックスギャラリー
甘茶 プロデューサー
富山正明 制作
株式会社 ピトパ
31:38

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