学生時代に住んでいた街を久しぶりに訪れ、当時から残るいいお店と出会ったことから、「いいお店とはどんな店か」を考えました。
話の軸は二つ、「ソフト」と「ハード」です。ソフトとは味とサービス、ハードとは店の佇まいのこと。佇まいから「入ってみよう」という気持ちが生まれ、サービスと味がリピートにつながります。
この二軸はお寺にも当てはまります。お経や法話の質が「味」、境内・本堂の清掃や住職の身なりが「佇まい」です。日蓮宗の開祖・日蓮が有力な檀家・四条金吾に宛てた御文には「教主釈尊の出世の本懐は人の振る舞いにて候けるぞかし」とあります。釈尊(お釈迦様)がこの世に現れた本当の目的は、人の振る舞いにあったという言葉です。
・いいお店の条件――佇まい(ハード)と味・サービス(ソフト)の二軸
・初めての店は佇まいで判断、リピートは味とサービスが決める
・お寺に置き換えると――お経・法話、境内の清掃、住職の身なり、来客への接し方
・日蓮の御文「教主釈尊の出世の本懐は人の振る舞いにて候けるぞかし」
・振る舞いのひとつひとつが教えを伝える手段になる
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