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  2. #644 返礼品で喜んでいる裏では
2025-09-19 10:11

#644 返礼品で喜んでいる裏では

今年も7自治体くらいふるさと納税しちゃいました💦
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サマリー

ふるさと納税の受入金額とその背景には、税収流出に対する国からの補填があることが描かれています。特に岐阜市の実質収支がマイナスであることや、関市の高い受入金額が参照され、地方交付税の仕組みも説明されています。

ふるさと納税の現状
こんばんは。 しばちょんのほぼ毎日インサイト❗。
この放送は、日々の出来事や僕が気になるトピックを通じて、皆さんの生活に役立つかもしれない情報や視点をお届けします。
はい、今日は9月19日、金曜日ですね。
今週も1週間お疲れ様でした。 今週は3連休明けということで、
平日のお仕事が4日しかなかったという方も多いんじゃないでしょうか。 サービス業の皆さんは多分3連休もお仕事だったと思います。
本当にありがとうございます。
はい、ということで、今日の本題なんですけれども、
今日の本題は、僕たちが喜ばせていただいております
ふるさと納税の裏では、というお話をしたいと思います。
昨日の新聞に、総務省が7月末に公表したふるさと納税関連のデータを集計したというね、
あの、記事が載っておりました。 どういったデータかと言いますと、
ふるさと納税をしている市町村のですね、
ふるさと納税の受入金額とか、
それに占める費用、あと
市町村民税の控除額、 実質の収支っていうねデータが
発表されていたそうです。 新聞に載ってたのは、僕が住んでいる
岐阜市の、岐阜の新聞なので、岐阜県の市町村のデータが載っておりましたので、
それを見ながらお話をしたいと思います。 僕の住む岐阜市は、岐阜県の県庁所在地でございます。
なので、人口も岐阜県の中では一番多い 市町村なんですね。
で、この ふるさと納税の2024年度の受入額っていうのが
約2億9千万円。 そして、
それに伴う費用ですね。それに占める費用は約1億円。
で、 25年度、今年度の市町村民税の控除額が
約18億1500万円、1600万円でした。 つまり、岐阜市民の方がふるさと納税を
すると、この市町村民税が控除されるので、 岐阜市民がふるさと納税をたくさん
した結果、
控除額が決定してくるんですけども、 それに伴って実質の収支がマイナス2億7千万円
でした。 実はですね、
あの、 このふるさと納税をやっている
市町村はですね、 流出してしまった税収、つまり
ふるさと納税を、自分たちの市町村の
市民とかがですね、市民の皆様がふるさと納税をすると
予定していた税収が減るわけですよ。
で、その流出した税収の75%が、 国から補填されるそうです。
地方交付税の影響
今お話しした岐阜市の場合は、この 流出した税収の75%が国から補填されて、
なおかつマイナス2億7千万円の
税収が無くなってしまうということなんですね。
ちなみにですね、岐阜県で一番 税収、このふるさと納税が
多くて、実質の収支が約25億3千5百万円を叩き出しているのが岐阜県の関市
っていうところです。 岐阜県の関市はですね、刃物で有名な町ですね。
皆さんも関のまごろくなんていう包丁のブランドを聞いたことあるんじゃないでしょうか。
その関市、やはりね、ふるさと納税の返礼品は包丁とか刃物が多くて、 それがねすごく好調だったそうです。
ちなみにですね、24年度の受け入れ金額は51億9千万円だったそうです。 すごいですね。
県庁所在地の岐阜県の約25倍 ぐらいですか。25倍、20何倍ってとこですね。すごいですね。
話を戻しまして、先ほどお話ししたように流出した税収の75%が国から補填されるんですけれども、
この財源っていうのが地方交付税、交付金っていうところから補填されてるんですね。
この地方交付税、交付金っていうのは、主にですね
タバコ税とか
あと何があったかな、消費税、法人税、主税
から、まあそれがね原資になって地方交付税、交付金っていうのが確保されてるんですけれども、これがですね、大体
ごめんなさい、毎年 国の予算として17兆円から19兆円確保されているそうです。
これ過去数年あまり変わらないそうでございます。 この中から税収が流出してしまった市町村に対して
75%が補填されていくわけなんですね。 そうすると何が起きるかと言いますと、地方交付税、交付金の
大体の年間の予算枠っていうのが先ほど言った17兆円から19兆円あるんですけれども、 ここからですね、ふるさと納税でマイナスだった
自治体が増えれば増えるほど、そこからですね、どんどんお金が出ていってしまうと。 で、残ったお金
がですね、各
地方自治体に分配されるんです。 この地方交付税、交付金っていうのは税収の多い地域、税収の少ない地域
これらをですね、人口の多さとかにもよると思いますけれども、 要は不公平感がないように税収とかですね、そういったところで不公平感がないように
交付される税金なんですね。 なので
ふるさと納税の補填で そこでたくさんお金が使われてしまうと、残ったお金でみんなで分配しますので
分配されるね金額が減ってしまうっていうことが
起きるんですね。 なのでこの地方交付税、交付金を当てにしている
地方自治体、例えば人口の少ないところとか 税収の少ないところ、そういったところはこの地方交付税、交付金を頼りにしているところがあるんですけども
ふるさと納税の補填で、補填のせいで地方交付税、交付金がですね 圧迫されるっていうことが起きているそうでございます。
そういったことを知らずに 僕たちはですね
ふるさと納税をガンガンしてですね いろいろな美味しいものだったり返礼品をいただいてね
やったー!なんてね喜んでいるわけでございますけれども 実はですね、ブーメランのように自分たちの自治体
自分が住んでいる自治体、市町村に ブーメランのように跳ね返ってきているというねお話でございました。
最後まで聞いてくださりありがとうございました。 それではまた!
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