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和田おはまです。今日は、浅井涼さんの何者っていう本を読んだので、その話をしようかなと思います。
この本は、佐藤武さんとか有村霞さんとかが出演した映画にもなってて、それを見たっていう方もいらっしゃるかもしれないんですけど、
主人公は、就活中の男の子という大学生という設定なんですけど、これが発表されたのが2012年ということなんですね。
私が就職したのって、1986年で、その時が男女雇用機会均等法が最初に施行された年ということで、私は普通に一般職で入ったんですけど、
当時の就活っていうと、まずネットは何にもないです。私が行ってた短大は、廊下に掲示板があって、そこに何々会社みたいな感じで、ばーっと求人シートみたいなのが貼り出されて、
こことここ受けたいですって言って、学生課に申し込んで、学校推薦で、この会社はここの学校から3人行けるよって言ったら、その3人が選ばれてそこの面接を受けに行くみたいな感じだったんですね。
私は第一志望は、確か当時の安田火災会場っていうところに行こうと思って、受けたけど落ちて、その後でいくつか多分受けたような記憶も、本当に定かじゃないんですけど、結局一応大手の証券会社に決まったっていう感じだったんですけど、
決まった証券会社の面接の時に、一番最初に聞かれたのは、関西大阪地区の面接だったので、大阪の梅田にある試験会場に行って、一番最初にその面接官に聞かれたのは、ここまで何分ぐらいで来れましたかっていうのを最初に聞かれたんです。
なので、どっちかというと、今みたいに志望動機とか、志望動機も聞かれたかもしれないんですけど、どっちかというと会社の本音としては、あんまり交通費払わなくていい、そんなに遠いところじゃない女の子に来てもらって、2,3年働いてもらったらいいかなっていう感覚だったのかなって思うんですけど、
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それなのに28年も働いちゃったんですけど、今の就活って、うち長男は公務員だったので、またちょっとやり方違っていましたけど、次男は普通に民間企業に行くっていうことで就活をしてましたけど、まずエントリーシートを出して、それからウェブテストがあってっていう感じで、
本当にパソコン、ネットを駆使して途中までは戦うみたいな感じで、やっぱり男女関わらず志望動機だったり、業界を研究したりとか、
結構お互いに真剣に選び合うみたいな感じの就活なんだなってその時に思ったんですけど、ただかといって、私もずっと会社員で働いてたので、たくさん新入社員として入ってきた人たちっていうのをずっと見てましたけど、
そうやって選び抜かれて入ってきたからといって、じゃあみんながすごい適性があって、長く働けるかって言ったらそういうわけでもなく、結構あっさり辞めちゃう子もいれば、うちの子も最初の会社半年で辞めてるので、全然偉そうに言えないんですけど、やっぱりこういうのって簡単に言ってしまうと縁とかタイミングとかそういうのがあるので、
やっぱり今まさに就活中だったり、もしくはそういう子どもさんを持つ親御さんとかにすると、どうしてもどんどん近視眼的になってしまって、もうこれがうまくいかなかったらダメだみたいになってしまうと思うんですけど、
ただやっぱりこう振り返ってみると、あの時にあれがうまくいかなかったから結局こっちに行けてよかったなっていうこともあったりするので、なかなか難しいとは思うんですけれども、ちょっと肩の力を抜くっていうのも大事なんじゃないかなっていうふうに思いました。ということで、今日も最後まで聞いていただきましてどうもありがとうございました。