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和田おはまです。昨日ですね、ちょっと早いんですけど、黒豆を炊きました。 っていうのも、今日息子夫婦が来て、ちょっと一緒に晩御飯食べるんですけど、
たぶんお正月は、2人とも忙しくて来れないみたいなので、 ちょっとね、持たせてあげようと思って、早めに炊いてみました。
で、この黒豆がですね、私の父親がもう亡くなっているんですけど、 私が子供の時からずっと作ってくれてたんですね。
で、なんか普通の市販のと、ちょっとなんか味が違ってて、 まあ一晩お水に漬けて、
4時間半ぐらいずっと弱火で炊いて、 その後、今までは蒸白糖とお水を、
お水を沸騰させて、そこに蒸白糖を入れて、 そのお水にその豆を漬けてっていう作り方で、まあそんなに難しくはないんですけど、
そのレシピをですね、 父親は昔、その父親が寮邸の人から聞いてきたとか、そういうレシピだったらしくて、
それをずっと作ってくれてたんですね。 で、
あの父親って亡くなるとき、本当に心臓の入院してて、 あっという間に、本人も多分自分が亡くなるってわからないぐらい急に亡くなってしまって、
まあそういうね、なんていうんでしょう、 遺言めいたものとか、なんかこうそういうの何もない状態で亡くなってしまったんですけど、
その黒豆は、その前に私が1回目の結婚をするときに、 たまたまね、ちょっと黒豆の作り方教えてっていうのをちゃんと聞いて、ちゃんとメモに残してたんですね。
で、まあそれを見ながら、それからずっと毎年作ってて、 で、私の姉も、姉にもそのレシピ渡してたと思うんですけど、
姉も亡くなってしまって、その後に姉の子供、私の姪っ子にあたるんですけど、 その姪っ子が、確かなんかフェイスブックにその私が黒豆を作ったっていうのを、記事をアップしてるのを見て、
私にもそのレシピを教えてほしいって言って、で、それをまた渡してっていう感じで、 姪っ子もまた作ってるのかなって思うんですけど、
まあそうやって、たまたま聞いておいたので、 ずっと私たちは大好きな黒豆を作ることができてて、本当に良かったなって思います。
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で、まあ昔ね、父親がよく言ってたのが、 まあ自分はね、そんなにこう
あのすごい財産とか名誉とかそういうものは残さない、残せないけれども、 自分が亡くなった後も、その自分の子供とか、その孫とかが自分のことをね、こう
覚えててくれたら、まあそれだけで、なんかね、こう もっと長く生きられるような気がするっていうことを言ってたんですけど、
まあ本当にその黒豆を食べるたびに、私もそうですし、 私の子供たちも、これおじいちゃんの黒豆やねって言って食べてくれて、
なんかね、あの時に聞いといてよかったなって思いながら、 今日は息子夫婦にもね、ちょっとお裾分けしようかなって思っています。
ということで、今日も最後まで聞いていただきまして、 どうもありがとうございました。