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今回は、2025年の春公開される名探偵コナンの映画、この舞台が、なんと長野県にある宇宙観測所野辺山天文台っていうところで行われるというところで、これが一体どういう施設なのか。
僕、コナンの映画も含め、単行本もちゃんと読んでいて、めちゃめちゃコナン好きなので、両面から結構な熱量で喋れるかなと思いますので、
今回はコナンの映画の舞台になる野辺山宇宙観測所一体どんなところなのかお話ししていきたいと思います。
ぜひ最後までお付き合いください。 改めまして始まりました。佐々木亮の宇宙話。このチャンネルでは1日10分宇宙時間をテーマに天文学で白紙号を取得した専門家の亮が毎日最新の宇宙トピックをお届けしております。
今日でエピソードが1520話目を迎えるというところになってますね。 基本的には1話完結でお話ししてますので、気になるところからぜひ聞いていただけたら嬉しいです。
先週はなんかスパコンの話とか、 あとは中国が月の裏から持って帰ってきたサンプルの研究結果だったりとかお話ししてて、結構
バラエティーに富んだ1週間だったかなと思いますんで、 今週は一体どんな1週間になっていくのか毎日お付き合いいただけたら嬉しいですね。
ということでじゃあ行きましょう。 今回お話しするのは2025年の名探偵コナンの映画の舞台がなんと宇宙研究の施設であるというところで一体その施設がどんな場所なのかお話ししていきたいと思います。
はい、ということでコナンの映画、あのコナンめちゃめちゃ好きなんですよ、僕。 大好き、マジで好き。
っていうのも、あのちっちゃい頃から家に漫画は割とあったんですよね。 父親が漫画好きなので、で、あの週刊誌、漫画の週刊誌とかって、ほら、ジャンプ派のところが多かったりする中で、
うちサンデーだったんですよ。で、サンデーにその時載ってると言えば、 まあコナン、今もそうですけどコナンがまあメジャーどころ、メジャーどころとか言いながら、で、メジャーっていう野球の映画とか、
あの今時期のガッシュベルとかね、そういったのが載ってる時期。 決壊史とか犬養子とかね、そういうのがやっている時期だったりしたんですよね。
で、なので、なんかそっちでこう、ある程度育ってきたっていうのもあるから、コナンめちゃめちゃ好きで、ちっちゃい頃から映画も
行ってる。多分1個、あの冬の2個かな。 あ、なんか雪山のやつと
あのサッカーのやつは映画館行ってないんですけど、それ以外は全部行ったかな。 っていうぐらい、はい。なので
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それぐらい好きですと。そんな中で、あの今回、宇宙観測所が 舞台になるっていうところがあるんで、ちょっとそのお話をしていきましょう。
コナンの話のね、熱量はちょっとまた後ほどしようと思うんですけど。 で、今回その映画の舞台になるというふうに
広告とかに出ているのは、国立天文台の延山宇宙電波観測所と呼ばれるところです。 これ、場所が長野県。
長野県の南佐久、南佐久郡っていうところにある施設になってるんですね。 で、ここには一体どういうものがあるのかっていうと、まあ観測所の名前の通りで
電波天文学、電波観測っていうのを宇宙に対して行っていくための施設が用意されている、
敷かれているっていうところですね。 で、まあこれ観光施設とかとしても比較的有名で、長野行った宇宙好きの人とかは結構寄ったことあるんじゃないかなと思いますね。
で、僕親戚の家あるんで、長野とか何回か行ったことあるんですけど、 実は行ったことないですよね。延山に関しては。
なんか周りのね、それこそ研究室の合宿とかで延山行ってる時とかもありましたし、 なんかやっぱり延山って結構みんな
身近に感じている天文観測所の一つなんですよ。有名だしね。 で、その進めている電波天文学っていうのがどういうものなのかっていう話なんですけど、
そもそも光の種類によって天文学って結構分かれてるんですよね。
ほら、僕よくX線天文学が専門だったんだよねみたいな話で、結構当たり前のようにX線天文学っていう話するじゃないですか。
けど、それってそのX線っていう放射線を使ってメインで研究する学問だからX線天文学って言ってるんですよ。
で、これってもう本当いろんなパターンがあって、 そもそもそれこそその延山、今回ピックアップする延山っていうのは電波をメインに扱う
ところ。だから電波天文学を主に研究している人たちがいるっていう感じ。 あとはガリレオが望遠鏡を覗いてたとかっていう話あると思いますけど、
まさにそんな感じで、一般的に天文学者って望遠鏡を覗いてるんだよねみたいな、あのイメージで覗いてとか、地上にあってこう包みたいなので宇宙見てるみたいなやつが、あれ賢天文学って言ったりする。
まあなんかそれによって結局、発せられる光の種類によって天体の見え方って大きく変わるんですよ。 だからなんかこう
その波長に固執してっていうよりは、解き明かしたい科学と一番マッチするのが電波だからみたいな感じですね。
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だから僕はほとんどX線ばっかり触っていた。 で、X線っていうのは宇宙の中の激しくて、その熱くて速いみたいな宇宙が
宇宙から、宇宙のそういう部分からX線がブワーって放射されるんで、そういったところを見る。
一方で、なんか電波天文学ってどんなところが見えるかっていうと、例えば宇宙空間にあるそういうガスとか、そういった生還物質みたいなところの観測ですね。
だからその、よくほら、宇宙話の中で星が生まれて、生まれる時ってガスとかチリとかに囲まれて、その領域でみたいな話するじゃないですか。
まさにその領域自体を観測するとかっていう風になると、電波天文学ってめちゃめちゃ強かったりするんですよね。
とか、あの銀河のやっぱガスの運動とかもそうですし、あとは、ちょっと前、2週間3週間前ぐらいのエピソードかな、で話した宇宙背景放射ってやつ。
ね、これはマイクロ波っていうところの分野、まあ電波の一部ですね。宇宙マイクロ波背景放射って言われる、そのビッグバン、宇宙で宇宙が誕生したきっかけというか、
今膨張しているこの宇宙っていうのの、スタートの時に発生したビッグバンを観測できるっていうところも、実は電波天文学っていうのの分野だったりするんで、
とにかくこの電波天文学っていうのは非常に幅広くサイエンスをできる分野なんですね。
あとは一個一個の粒子の動き、粒子というか、原子層の動きみたいなのも実は見えたりするっていうところで、電波天文学非常に有用だったりします。
だから、うちの研究室でいた僕の後輩はですね、X線で観測した対象を可視光の望遠鏡でも見て、電波でも見てっていうような3波長に渡って同じ現象を同時間で見るっていう多波長天文学っていうのを結構進めてたんですよ。
そうすると、例えば一つの現象を見るときに、フォーカスして、一つの現象のガスの部分だけ見るとかじゃなくて、ガスも見えるし、そのガスの動きも見えるし、なんなら周辺の環境がどうやってその爆発とかによって影響を受けたかとかまでわかるっていう、
そんな感じで、電波天文学を1個の軸として持つ研究者も結構いたりするというような感じの拠点の一つがこの延山天文台っていう感じですね。延山天文台、延山この観測所の話をどんどんしていこうと思ったのに、電波天文学の話で終わっちゃったな。
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ちょっと明日、明日やろうか、ちゃんと。とにかく延山の立ち位置っていうのはまさにそういったところになっているので、じゃあ一体延山の施設自体がどうなってるかっていう話を明日引き続きしていきたいなというふうに思っております。
はい、じゃあそんな感じで明日はそんなネタでいきましょうか。一旦アフタートーク入りましょう。
はい、ということでアフタートークですが、コナン熱もやっぱ伝えておきたいですね。僕マジで冒頭に話したみたいに、実家がこのサンデーを買っている家だったので、父がね。なので、やっぱコナンだったんですよ。
で、今もコナンの映画ってほら、なんか今ものすごい爆発的に流行っているじゃないですか。けど、もう本当に小学校の頃とかはゴールデンウィークとかに映画行くってなってコナン行くみたいな、そんな感じだったかなっていうところだし、その後もほらなんかそういうのって大体高校生とかそういったところで一旦途切れるじゃないですか、中学とか。
で、中学ぐらいで途切れたのがさっき言ってた、なんかサッカーのやつだったりとか雪山の頃だった気がする。で、そっから高校ぐらいになったらもう逆にいやコナンは見たいだろうみたいになって、見たいって言ってる友達と一緒に見に行くみたいな感じでなってたから、1、2個以外はほとんど見てるって感じですね。
で、単行本も読んでるから、コナン好きの人結構いるんじゃないかなっていう。で、今回のね、このコナンのなんていうんですか、舞台がその延山天文台になるっていうところで、一体どういう風に使われるんだろうっていうのがやっぱ気になるんですよ。
そもそもこの天文台って、明日も詳しく喋りますけど、電波天文学ってパラボラアンテナみたいなやつを使うんですよ。だから空に向かって大きいBSのアンテナみたいなやつをドカーンって向けて天体観測するみたいな感じでやるんですね。
で、だからそれがどういう風に使われるのかがいまいちピンとこない。単純にこの延山天文台の敷地もある程度大きいので、この敷地内で何かが起きたっていう話になるとか、例えばその、これ勝手な予想ですよ。
僕一個ネタとして面白いんじゃないかなと思ってるのは、例えば本当昔、昔そういった殺人事件があって、ただちょっと未解決になってるとかっていうのがネタだとするじゃないですか。
で、そうなった時に、その痕跡、証拠みたいなのがどこにあるんだろうっていう探した時に、天文台のデータの中にその解決のヒントが残ってるみたいな、あるんじゃないかなっていう。
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っていうのもね、この電波天文学っていうところが進めてる研究の一つに、地球外文明との通信をするっていう世知っていうミッションがあるんですよ。
3体とか見た人いるかわかんないですけど、3体でもまさに地球外生命体との通信用にデカいパラボラアンテナ使ってたじゃないですか。
ああいった感じで、宇宙からの受信もできるし、実は送信もできるっていうのがこの電波天文学の面白いところだったりするんですよね。
で、その時に、昔ね、ちょっと笑い事的な感じで天文学の業界でよく言われるのが、地球外生命体からのシグナルを捉えたっていう波が、
波が例えばビヨンって、いつも波が何にもないのに、いきなりこうなんか指針系みたいなのがブリンって振れるみたいな。
そんな感じで、地球外生命体からのシグナル捉えたみたいな話がたまに出るんですけど、
それのオチがね、電子レンジ、近くで電子レンジ使ったらそこから漏れた電波が受信機に入ったみたいな。
っていうので、なんか近くの小屋で電子レンジ使っちゃダメだよみたいな話とかが、なんかちょっと冗談的な感じで実際にあった話として話されるんですよ。
そういった、なんか過去の観測データの中に、殺人事件が起きたり、なんか事故が起きた時のシグナルみたいなのがピコって残ってて、
そのデータをなんか見つけちゃうみたいな。で、それがヒントに解決の糸口になるみたいなのが、あるんじゃないかなっていう。
マジでただのオタク考察ですよ。
けどまぁそんな感じで、なんか電波天文学のこの施設をわざわざ使う理由っていうのがもしかしたらあるかもしれないんで、
そうすると天体からの情報ではなければ、そういった外的な要因が電波天文学のシグナルの中に埋め込まれてしまうっていう話は全然あると思うんで、
ぜひね、こちら一緒に映画見て答え合わせしましょう。
映画が終わってからじゃないと答え合わせ、なんか放送で言えないのはなんかちょっと心苦しいところではあるんですけど、まあいい感じですね。
あとはなんかあのネットでよく言われているのが、最後この国立天文台の施設が爆発されるんじゃないかっていう、爆発されるっていうね、コナンあるあるっていうのがあったりとか、
あとはなんかこのでっかいパラボラアンテナがあるんですよ。これほんと何十メートル級ってやつがあるんですね。
いくつだっけな、45メートルの直径の望遠鏡があるんですけど、まあ多分この表面をスケートボードで走るんでしょうね。
コナンくんが。っていうところとかがまあちょっと楽しみなポイントではあるんで、映画は映画として僕は結構好きなんで楽しみにしていきたいなと思っております。
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ということで、明日も、明日ちょっと延山天文台の話をもっと詳しくしていきたいなと思ってますんで。
で、あの実は、今回の映画に出てくるヤマトカンスケっていうキャラクターがいるんですけど、
その多分ベースになっている偉人が山本カンスケですよね。そこのちょっと話も引き出しとしてあるんで、明日のエピソードもぜひ楽しみにしておいてください。
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それではまた明日お会いしましょう。さよなら。
