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今回は、2025年春に公開される名探偵コナンの映画、この舞台となっている場所、こちらについてお話ししていきたいと思います。
その場所は、長野県の延山っていう場所にある延山宇宙電波観測所と呼ばれる施設なんですね。
これが、名探偵コナンの映画の広告が出たタイミングで、舞台がここですってバチンって分かって、今、宇宙業界でかなり話題になっているので、
そもそもどういう施設なのか、この辺りについて皆さんでまずは足並みを揃えていきましょうという、そんなお話になっております。
最後に、このストーリーに関連しそうな山本勘助の話もちょっとしていくので、ぜひ最後までお付き合いください。
改めまして始まりました佐々木亮の宇宙話。 このチャンネルでは1日10分宇宙時間をテーマに天文学で白紙号を取得した専門家の亮が、毎日最新の宇宙トピックをお届けしております。
今日でエピソードが1521話目ですね。 基本的には1話完結でお話ししているので、気になるところから聞いていただけたらなと思うわけなんですが、
昨日と今日はセットで聞いてほしい。 その理由っていうのが、
今回の冒頭にも話しましたけど、 今回のお話は名探偵コナンの2025年春に公開される映画に関するお話ですね。
昨日はこの施設で行われている電波天文学って呼ばれるものがどんなものか話したので、
今回はその施設そのものの話をねしていこうかなという回になっております。 ということでじゃあ早速いこうかなと思うんですが、
今回この2025年春に公開される名探偵コナンの映画ですね。 これタイトルが赤眼のフラッシュバックっていう作品です。
ここで舞台になるのが延山天文台。 僕の延山天文台ってよく言っちゃうんですけど、
正式名称は国立天文台延山宇宙電波観測所と呼ばれる場所です。 場所が長野県の南作群にある場所で、昨日お話ししたような
宇宙空間にあるガスだったりとか、まあそもそも宇宙ができた時のビッグバンの痕跡だったりとか あとは
地球外生命体がいそうな環境に対するアプローチとかいろんなことができる この電波天文学っていうのを
がっつりやっていく、そんな場所になりますね。 で、なんでこんな延山っていう場所に作られているのかっていうと、これ標高とかが結構関わってきて
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いて、標高1350メートル っていう比較的高い場所にあるのが特徴になっています。
高い場所にあって、気候的にもそうですけど水蒸気が少ない場所になっている。また、周りを
山に囲まれた比較的平坦な地形にあって、寒冷地でありながら雪が少ないっていうところから電波観測に非常に向いてると。
この水蒸気とかっていうのは結構重要なポイントになってきて、観測の邪魔とかをしちゃうんですよね。
で、この施設の中にいろんな歴史、これまでの歴史も含めていろんな観測装置っていうのが置かれていて、
今稼働していて一番注目なのは45メートル電波望遠鏡と呼ばれるものです。 まあこれが多分映画とかでもよく使われることになるんだろうなと思いますね。
本当にその45メートルって言ってるのはサイズが45メートルなわけですよ。 で、そもそも電波天文学っていうのは、なんかそのでっかいパラボラアンテナみたいな、
BS放送とかの電波を取るようなあれですね。白いお皿みたいなやつ。 あのお皿を宇宙に向けて、
その宇宙から飛んできている電波のシグナルを捉えるっていうような、そういうものなんですね。 で、そんな中で、出かければ出かいほど望遠鏡っていうのはまあ
性能が良かったりもするわけなんですが、まあ電波の場合だとそれによって取れる 電波の帯域とかが変わってくるっていう特徴があったりしますね。
で、そんな中で、今回の延山にある45メートル電波望遠鏡っていうのは、ミリ波と呼ばれる、まあ電波の中にもいくつか種類があって、そのうちの一つっていうのを観測できるような望遠鏡。
で、この45メートルっていうのは、数値聞いただけでもかなりでかいっていうのが伝わると思うんですけど、大きさ的にもやっぱり世界最大級の光景であると。
で、このやっぱり大光景っていうのがあるからこそ、ちっちゃい変化だったりとかっていうのも捉えることができるっていうことですね。
で、まあこれのサイズ感が大きいから、やっぱり見に行くっていうところが、観光の目的の一つとしてなりやすいポイントでもあったりしますね。
で、これ僕もまだ直接見たことないんですけど、やっぱ観測の時は、この45メートルの大きさもあるものが、ブワーって動いてくらしいんですね。
その動いていく様っていうのが、かなりこう、荘厳な感じがあって素敵だっていうところがあるんで、まあきっとコナンの映画の中だったら、ここに遊びに行くというか、
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ね、なんか冬の宿題なのか、夏の自由研究か何なのかがテーマになって、天文台行ってみようよ、みたいな。
なんでこんなんで見れるんだ、星が、みたいなことを言うのかなとか、なんかそんなところまで予想しちゃうんですよね。
はい。で、もう一つ、この延山天文台、延山観測所の中に備えられている装置があって、
これが太陽電波強度偏波計、まあちょっと不思議な名前ですけど、簡単に言うと太陽を測定するための電波望遠鏡ですね。
太陽全体から来る電波の強さっていうのを、まあ測りながら、なおかつその光の偏りっていう偏波っていうのを測定して太陽の活動の様子っていうのを調べるための装置になっていますね。
この2つがまあ主なものになっていて、だから多分今ものすごく活躍していると思うんですよ。
で、理由は、先日もどっかで話したと思うんですけど、やっぱ太陽フレアが今まさに活発に起きている。
で、なぜかっていうと11年に1回、その太陽の活発な時とそうでない時とっていうのを繰り返していく中で、
今はその11年の中でも一番活動性が高い時期っていうふうに区分される、そんな期間なんですね。
だいたい1年ぐらい続くっていうふうに言われています。
で、このまあ1年の間っていうのは太陽非常に活発なので、いろんな情報を捉えておいて、太陽のその活動を注視しないといけない。
そんな中で、延べ山にある太陽全体を電波で捉える太陽電波強度変波器、変波計って呼ばれるものが活躍してくる。
で、実際にこれ、ある一部のデータに関しては70年以上継続して、この観測っていうのが行われていると1950年代かな。
はい、っていうところになっているので、70年ってことは6週分ですよね。
11年周期6週分この望遠鏡っていうのは捉えているので、きっと太陽に対して電波での理解っていうのは誰よりも強い特徴を持っているのも延べ山の特徴なのかなと思いますね。
はい、で、なんかその延べ山っていうのはそもそもやっぱその時期、1950年とか1960年とかそのあたりに設置された。
で、スタートは今紹介した太陽電波観測っていうところが主なところになって、そっからどんどんどんどんいろんな観測手法だったりとか、今は動いていない観測装置とかっていうのもどんどん進んできた。
で、45メートルの今使われている望遠鏡っていうのも1979年に工事がスタートしたっていうところになって、だからそこから実際に試験運用を開始したのが1981年。
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だから工事を始めてからだいたい2年とか経ってからですね。
そこからだから今2024年で2025年になろうとしているわけなんで、そっからもう40年近く経った、40年以上経った状態でも今もなお動いているっていうのが特徴ですね。
まあなんかこのpodcastでよく紹介する人工衛星とかってやっぱ長くても10年とかそんな感じじゃないですか。
で、これはやっぱり地上にあるからこそ細かくメンテナンスをして化学成果を残せるだけの精度っていうのを常に保ち続けることができているからこそっていう話にもなってくるので、
やっぱりね長寿であるがゆえにいろんなことができるっていうのも特徴なのかなと思います。
とにかく延山観測所の特徴っていうのはこの45メートルの巨大な望遠鏡と、あと複数の電波観測装置が並んでいるっていう結構、
ビジュアルとしてもインパクトのある様だと思うので、こういったところが映画の題材として非常に適してるんじゃないかなっていうところで、
一体どういうふうに描かれるのか楽しみにしていきたいなと思っております。
はい、ということで、なんか施設の話してもどうなんだろう、面白がってくれるのかなっていうのがあるんで、
延山天文台で出された化学観測の研究結果、こちら下お話ししていこうかなと思いますね。
で、今回はブラックホールとか、そういった非常にコンパクトな天体っていうのと、他の星がペアになっている錬成系、
これを観測してみると、面白いジェットの構造が見えた、そんなお話が研究としては出てきているので、そちらご紹介していきたいと思います。
ぜひ明日も楽しみにしておいてください。ということで、おととい、昨日ですね、昨日、今日で、電波天文学とその施設について分かりました。
なので、明日は、そんな下積みが分かったところで延山が残した研究成果をお話ししていこうと思いますね。
はい、よろしくお願いいたします。明日もアフタートーク帰っていきましょうか。
はい、ということで、どうでしょう。今回のこのお話を通して、コナンで描かれていくっていうところに少し興味持ってくれた人もいるんじゃないかなと思いますね。
で、これ結構今コナン好きが聞いてくれてるらしいので、ちょっとコナンの今回のストーリーにまつわる話もちょっとしていこうかなと思うんですけど、
今回の名探偵コナンの映画、赤眼のフラッシュバックって言って、赤眼のキャラクターが出てくるんですね。
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で、そのキャラクターの名前が大和完祐っていうんですけど、なんかワイルドな刑事さんなんですよ。
で、この大和完祐で長野県警っていうところで、題材になっているのは山本完祐っていう歴史上の人物だと思うんですね。
で、この山本完祐、言葉としてはヤマカンっていう言葉の語源になったと言われている人でして、当て勘がすごかったんですね。
で、将軍の参謀として腕を振るったというふうに言われていて、長野県とかでは非常に有名な大河ドラマとかにもなってるんですよね。
でですね、これが結構僕的には今日話したかったポイントで、実はですね、僕、この山本完祐先祖なんですよ。
これすごいですよね、結構。
僕も小学校の頃全然ピンときてなくて、親に言われて。で、大人になって改めて知ってみたらすごい人がいるなみたいな。
山本完祐、僕、血が繋がってるらしいんですよね。
あんまり実感ないですけどね、全然山本でもないですし。
ただ、そういった先祖、ご先祖様っていうんですか、がいるんだっていうぐらいなんですけど、
ただ今回の映画の舞台が長野県だし、長野県、遊びに行ったことある親戚の家というか旅館みたいなところもあったりして、
そこは確かに山本完祐っぽいの流れがあるのが実感できるネーミングだったりするんですよ。
で、そんな中で今回山本完祐っていうキャラクターがメインになるってことは、
僕の先祖がベースにモデルになったキャラクターってことなんで、勝手にそういうところでも楽しみだなと思ってるポイントでもあったりするんですよね。
そんな感じで山本完祐知ってたよっていう人いたら結構ね、え、もしかって思ってくれると思うんですけど、
知らなかったらなんか知らない奴が祖先なんだ、ふーんで終わると思うんですね。
はい、ということで山本完祐知ってたよっていう人いたら是非コメントとかで教えてください。よろしくお願いいたします。
そんな感じで、じゃあ今回は以上にしていきましょうか。
あ、そうそう、あの最近紹介できてなかった月のお話ですね。
本日12月の10日、12月の10日はですね、半月を超えて次の満月が12月の15日になっているので、
だんだんふっくらとしてきている月が見える頃かなと思います。
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今日ね、最近の月がめちゃめちゃ明るくて全然写真撮れないんですけど、
今日はなんか雲がかかってて逆にいい感じに見えていた。
ただまぁ写真はやっぱ綺麗に撮れないなっていう感じだったですね。
はい、ぜひ皆さん綺麗に見えた人いたら教えてください。よろしくお願いいたします。
ということで今回は以上にしていきましょう。
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Apple Podcastにすげー嬉しいコメント来てたんで、ちょっと明日紹介しようかなと思います。
皆さんからのコメントもお待ちしてます。
それではまた。さようなら。
