1. 佐々木亮の宇宙ばなし
  2. 696. 【SPACE COTAN】北海道が..
2022-09-03 14:40

696. 【SPACE COTAN】北海道が宇宙の入り口に!スペースポートは未来の日常!?【宇宙港】【HOSPO】

SPACE COTANが開催する「北海道宇宙サミット」の特設ページはこちら!

https://hokkaidospaceport.com/summit/


北海道スペースポートの事業を進めるSPACE COTAN株式会社との初コラボ!

宇宙の街「北海道大樹町」で進む、宇宙への入り口「宇宙港(スペースポート)」がマジで熱いです。


Youtubeチャンネルも復活決定!!

https://www.youtube.com/channel/UCHW6gg92z7E7hdnhbStpzTA


Voicy

https://voicy.jp/channel/1726

Instagram(ryo_astro)

https://www.instagram.com/ryo_astro/

Twitter(_ryo_astro)

https://twitter.com/_ryo_astro

note

https://note.com/ryo_sasaki

ジングル作成:モリグチさんfromワクワクラジオ

https://open.spotify.com/show/3LYTJRlUlb9wU7geQyoDzE?si=c178010fd8154ea9


00:01
3・2・1
イグネーション
スペース
スペース
スペース
佐々木亮の宇宙話
1日10分、宇宙時間をテーマに毎日お届けしております、宇宙話。
今回は、スペシャルゲスト会というところで、スペースコタン株式会社の取締役兼CMOをやられている中上さんに来ていただいています。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
はい、ということでですね、今回ゲストに来ていただいたスペースコタン、簡単に僕の方から紹介させていただくと、世界に開かれたロケットやスペースプレーンの車上を持つ宇宙港ですね。
北海道スペースポートの企画運営だったり事業推進を行う会社というようなところになっております。
ということで、そこから今回はチーフマーケティングオフィサーの中上さんに来ていただいているというような状況になっているので、簡単に自己紹介いただいてもよろしいでしょうか。
はい、中上美香と言います。北海道スペースポートを事業推進運営しているスペースコタンという会社で働いています。
私自身はですね、この北海道スペースポートがあるのが北海道の都勝の南にある大喜町っていうですね、人口が5000人ぐらいの町なんですけど、そこの出身ですね。
地元がこの大喜町で、ちょうど私が今36歳なんですけど、私が生まれた年と同じぐらいの時から大喜町が宇宙の町になるっていうことを言い始めて、町づくりのコンセプトで掲げ始めて、もう36年ぐらいずっと宇宙の町づくりをこの町はやってきている感じです。
で、私としては小さい時はなんでうちの町が宇宙やってるのかなっていうのもあんまりよくわかってなかったんですけど、その大人になっていろいろ情報を仕入れていく中で、すごく宇宙航路、ロケットの発射場とかに世界的に見てもものすごく適した、なかなかない貴重な場所だっていうことを知って、もともと町おこしとか地元貢献とかそういうところがすごく
自分のライフワークだと思ってやってきてるんですけど、町おこしっていうことと、まさに宇宙っていう成長産業に身をおくってやりがいと、それが北海道とか、もしかしたらその先の日本とかの大きな社会貢献につながっていくとか、未来をつくることにつながっていくっていうので、すごい自分の中でバランスが取れた仕事だなと思って、
このプロジェクトに参加してます。よろしくお願いします。
僕もそんなに前から、宇宙への構想が北海道であったって実は知らなくて、今聞くまで。
そうなんですよね。
03:00
最近のこの宇宙の盛り上がりの中で、スペースポートっていう話が出てきたり、あとはロケットの打ち上げだったりみたいなところの話を聞きつつ、大気帳盛り上がってる宇宙の場所なんだなっていうイメージだったんですよね。
けども、どっちかっていうとあれなんですか、じゃあもう街全体でやっていくぞみたいなのは結構前からあって、っていうのが大気帳の状況としてはあったんですね。
そうですね、いきなりここ数年でポッと出てきたコンセプトではなくて、もう30何年、36年前から、当時の町長ですね、今4代目の宇宙町長、宇宙町長っての面白いんですけど、
当時の方からずっと続いている、特に行政を中心としてずっとバトンが途中で途切れることなく宇宙っていうコンセプトが続いてきていて、
結構大きく変わってきたのは2017年にこの大気帳に、近年で企業誘致の成功例って言ったらインターステラテクノロジーズっていうロケットのベンチャーなんですよね。
ここが大気帳で拠点を置いて開発をしてるんですけど、彼らがMOMOっていう観測ロケットを打ち上げたっていうのが2017年で10メートルぐらいのロケット打ち上げて、
その時にやっぱり多くの町民の人たちが本当にはこの町が宇宙の町になっていくっていう、ものすごい当時2000人とか5000人の町で2000人ぐらいの観光客が押し寄せてきて、
すごいコンビニとかの物がなくなるみたいな状況だったんですけど、それが一つの大きなターニングポイントで宇宙の町になるんだ、なっていくんだっていうことをみんなが共有できて今に至ってるっていう感じです。
そうなんですね。すごい今の話だけでだいぶ盛り上がりが伝わってきたなと思うんですけど、一旦、今聞いてくださってるリスナーの方に向けてでもそうなんですけど、北海道スペースポートっていう宇宙港っていうのはそもそもどんなものなのかとか、そういったところのお話って伺ってもいいですか?
もちろんです。まず宇宙港がどういうものかっていうと、さっき佐々木さんにお話いただいたようにロケットとか翼があるようなスペースプレーン、人や物を宇宙に運ぶっていうスペースプレーンとかの離発着ができる場所ですと、空港の宇宙版みたいに捉えてもらえればいいかなと思うんですけど、
ロケットってその辺の畑とかでボンって打ち上げられるわけではなくて、専用の設備っていうのがやっぱり必要なので、そういうものを完備しているようなロケットの発射場とか、あとスペースプレーンとかだと滑走路を使うものとかもあったりしますね。なので滑走路も完備してたりとか、そういうものになっています。
06:03
ロケットがこれからどんどんどんどん、人工衛星の需要がどんどん伸びていて、ロケットが足りない、ロケットをどんどん作っていこうっていうので、世界中でいろんなプレイヤーが出てきているんですけど、その時に必ず必要になるのが地べたの宇宙港になってきて、
今世界だと、今運営中のものと計画しているものも含めたらだいたい60個ぐらいの宇宙港が計画されて、そんなにあるんですね。
そうです。これまで使われていた車場とかも含めてですけど、でも、もともとは多分20箇所ぐらいあったのが、一気にいろんなところが増やしていて、アメリカだと今14個宇宙港が、ちょっとライセンスだけ取ってるみたいな感じの場所もありますけど、それぐらいあったり、UKも7個ぐらい作ろうって政府が言ってたり、
去年でも、韓国とかケニアとかインドネシアとか、いろんなところが宇宙港の構想を出していたりですね。実はあんまり目立たないんですけど、宇宙港ゴールドラッシュみたいになってる。
そうなんだ。全然知らなかった。
それって、確かに僕も4年前とかに、アメリカのNASAの研究所でずっと研究させてもらってた。
そうなんですか。
そうなんですよ。その時も、僕が1年弱いる中でも、アメリカの中ではたくさんロケットの打ち上げが、ここでも今日やってるらしいよみたいな話とかを聞いていた一方で、日本で打ち上げをするっていうのって、なんかもう一種結構でかいイベントみたいな、なかなかないすごいイベントがあるからみんな注目するみたいな感じだったけど、
アメリカだとどっちかっていうと、なんかもう今日も上げてるんだみたいな感覚だったので、そういう意味では確かにスペースポートっていう形でしっかりと出てきて、そうするとこう車場たくさんあるから打ち上げたい人が、
例えばお金払ったりすれば、宇宙にアクセスしに行けるっていう場が増えるだけで競争力が一気に上がるんだろうなって今話を聞いててすごく思いました。
重要な要素ですよね、車場がちゃんとあるっていうこと。そうですね。いつでもというかフレキシブルにというか、宇宙に行けるっていうことには絶対必要なものなの、地べたが必要なので。
そこに対してじゃあ北海道から北海道に車場を作ろうっていうので、スペースコタンがもうその企画とか事業の推進っていうのをやっているっていう状況なんですよね。
09:03
そうです。北海道は世界地図バッて開いたときに、ロケットが打ち上がる東とか南がグワッと開かれている場所ってそんなに実はない。隣に国があったりとか、島があったりだとか、やっぱり隣の国の上空飛んでいくわけにはなかなかいかなかったりもするので、
もともとそう思うと、日本ってガラーと空いてるので恵まれているっていうことってすごい適してるのと、あとなんで北海道がいいかっていうと、いくつか理由があるんですけど、一つはやっぱり空とか海が込み合ってなくて、本州の方とか関東のエリアとかだといっぱい羽田とかなりたいみたいな飛行機が飛んでたり、すごいですね。
船が行きかってたりする。やっぱり飛んでいくものなので、安全を考えるしと、やっぱり打ち上げできる時間帯を調整するんですけど、込み合ってないってことはものすごい重要で、北海道はそんなにどここっちもあんまり飛行機も飛んでないので。
東京に比べたらさすがにそうですよね。
ということだったりだとか、あと晴天率、晴れの率が高くて気象条件がいいとか。
そうなんだ。
あと緯度が高いことも結構、衛星の種類によってはすごいよくて、これからそれこそですね、地球の低軌道って低い、割かし低い軌道に飛ばす衛星っていうのが、スターリンクとかもそうですけど、
そうですね。
これから中心になっていく、トレンドになっていくっていう時に、緯度が高い方がより広い面積を、地球上の広い面積を観測できたりするので、適してるねっていうこととか、あとアクセスも割かしいいですね。
東京からも2時間半ぐらいかな。
そうなんですね。
空港も近いから衛星も運びやすいし、港も近いからロケットも運びやすい。船でロケットを分割して持ってくる時とかも持ってきやすいとかですね。
じゃあ本当に地理的な要因は、ポジティブなやつがすごく多いから、そしたらもう北海道大気庁、そのために使おうよっていう雰囲気にやっぱりなりやすいというか。
そうですね。
あと土地があるのもいいですね。
ケープカナベラルとか、すごい半島っていうか、あそこにいっぱい車場があるじゃないですか。
これまで40か所ぐらい、ロンチコンプレックス40みたいな。
北海道も私たちはこの土地って人口5000人って言ったけど、本当に人がいない。
土地も広いので、海沿いにあるので、海沿いにロケットの発射場をどんどん拡張していくことができるっていう、拡張性っていうのも魅力。
12:12
確かにそっか。限られた土地になっちゃうと、この後どんどん盛り上がっていった時にスケールできないっていうのは、
確かにそこは意外と重要、意外とというか結構一番重要ぐらいの感じかもしれないですね。
そうなんですよ。スケールさせられるかどうかって、いちいちかなりお金もかかるものだったり、設備にお金もかかるものだったりするので、
1カ所に集中させて作れると、いくつかの機能を強要できたりとかもするわけじゃないですか。
本当は私は結構、ケープカナベラル状態っていうか、もうちょっと作るかどうかは置いといて、
複数あるっていうことが面白いなって思ってますし、日本のロケットが使いやすい宇宙航行にしたいし、海外のロケットを車上ができたっていいと思いますし。
そうなんですね。
ケープカナベラルも、NASAもそう、NASAのロケットからブルーオリジンからスペースXからって、みんな政府から民間からいろんなそれぞれの社長でやってるじゃないですか。
アメリカ中のロケット集まってていいなと思って。
そういう場になったらすごいいいなってことですよね。
そうそうそう。
面白いですね。
思ってます。
僕、天文とかずっとやってたからあんまそういうロケット打ち上げとかの場面に遭遇する機会が少なくて、スペースポートについても本当にプレスとかに出てるような情報ぐらいしか知らなかったので、
今こうやって深く知れてものすごくありがたい時間を過ごしたなというふうに思ってるんですけど、
ちょっと1日目の時間はちょっと来てしまったので、
一旦ここで1日目終了というところで、
2日目はもうちょっとこうスペースポート自体の話今回伺わせていただいたんですけど、
どうやって盛り上げていこうとしてるかとか、ここまでたどり着くまでの苦労話とか多分たくさんあると思うので、
そのあたりのちょっと人間臭さというか泥臭さみたいなところも伺いつつ、また続き話聞かせていただけたらと思っているので、引き続き明日もよろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
ということで今回はまず1日目、スペースコタン株式会社の取締役券CMをやられている中上さんに来ていただきました。
ありがとうございます。
ありがとうございました。
14:40

コメント

スクロール