黒点と惑星の観測
太陽の表面で見られる黒点。この黒点は太陽以外の星でも見えています。
星の表面にある黒い点で、星の明るさを一気に下げてくるんですが、この暗くなり方と惑星を見つけるときに惑星が星の前を通り過ぎて暗くなる。
この2つをどうやって見分けるのか、実は結構研究の世界では課題だったんですね。 そこを解決する一つ手法というか、研究結果が提案されましたので、こちら紹介していきたいと
思います。 ぜひ最後までお付き合いください。それでは行きましょう。
改めまして始まりました佐々木亮の宇宙話。 このチャンネルでは1日10分宇宙時間をテーマに、天文学で博士号を取得した専門家の亮が毎日最新の宇宙トピックをお届けしております。
はいということで今日でエピソードが1850話目ですね。 すごいみんなで1800回だわーってしたところから1900に向けてもう折り返しがきました。
そしてそして? あと150日でこれ
え?あと150日でこれ2000話ってことか? え?やばいっすね。
今改めて実感したけどめちゃめちゃすごい数字になってきそうな気がしてます。 まあでもね、誰も聞いてくれなくなったら流石にできないので
ちゃんと2000話までついてきてね。お願いします。 はいということで
そんな感じでやっていきますが、昨日がねー あれだったんですよ京都出張で京都の方に行ってまあ別に仕事だけして帰ってきたんですけど
なんかいいっすね。ご飯食べて、その後さすがにそのまま新幹線乗ると体しんどいなぁと思って30分くらいなんか京都の街を歩いて
それで帰るみたいな感じをしたので すごい
今までで一番京都を感じれたかなと思いました。 あとはなんか京都のメインの通りにある書店さんですね大垣書店さんかな
はい道路に面しているでっかいところなんですけどまぁそこにあの 尋ねて行ったらですねやっぱり宇宙はすごいっていうあの僕が1月に出した宇宙話第1弾の書籍ですね
はいこれが置いてあっては嬉しいと思って 担当者の人探したんですけどいなくて社員の方に挨拶させていただいて
はい あの結構本屋さんてねお忙しいのはわかってるんですけどあの
置いていただいてありがとうございますっていう話をしに行くと結構優しく対応してくれて 昨日もすごい
嬉しかったですねであの今月11月の25日に新しい本も出すんですよねっていうところの あのお話もさせていただいたので京都周辺の方はぜひあの昨日大垣書店さん訪れさ
せていただいたので11月25日の本とかは手に取っていただけたら嬉しいなと思います あのねー書店さんでこう置いてもらってるみたいな状況って
単純にこういろんな人の目に止めてもらえるからすごいいいなーっていう話もありつつ 普通にめちゃめちゃ嬉しいですよねなんか
行った本屋さんに自分の本あるっていう感覚は なんかやっぱり宇宙はすごいを出して初めてたくさん実感できるようになったというか
そんな感じだったので なんか近くの本屋さんで見かけたらぜひぜひなんかこう
ありがてーなーと思って手に取ってもらえたら嬉しいです よろしくお願いします
まあということでまあ第2弾の書籍宇宙ビジネス超入門ですね こちらも
発売していきますので概要欄の予約の方からよろしくお願い致します 明日とかにちょっと本の話しようかな
楽しみにしていてくださいねそれじゃあ本題いきましょうか はいということで今回お話しするのは太陽の表面でも見られる黒い点
黒点ですねこれが今まではちょっと難しい存在だった 何に難しいかっていうと遠くの星で見つかる惑星なのか
黒点なのかここをどうやって切り分けるんだみたいなそんなお話ですね 面白い研究で出たので紹介していきたいと思います
今回の研究も昨日と同じでアストロバイオロジーセンターっていうところですね そこから出ていた研究結果になっていてどういう研究なのか
太陽の表面に黒点というのが存在します で黒点というのはあの太陽フレアとかを実は引き起こす現場でもあるんですね
でその現場である黒点大きいものができると正直結構困るし でも太陽ではめっちゃ大きいのできたなって言っても本当にちょっと大きめのホクロ
ぐらいの割合だったりするんですよ ただまあそれがたくさんできるとかっていうのはありますけど
まあそのぐらいの黒い部分で言うと気温率 になってるんですけど他の星を見ると実はもっとでかい黒点があったりとか
そういうのであの なかなか存在感を出してくるわけですよね
大きいものとかで言うと本当に全体の10パー20パーとかを黒点が覆っているん じゃないかみたいなそんな星もあるわけですね
そう不思議ですよね月太陽とそんな違うのかみたいな そうでねまあそういった黒点て太陽みたいな星の表面にできていて星がくるぐる回る
とそれに合わせて黒い面がこっち向いたりあっち向いたりして光の変動を作って くるわけなんですよ
ねで惑星を見つける時も実はそんな感じで 太陽系以外の惑星を見つけるときはその構成をなんかまず自分で明るい星を観測して
その前を地球みたいな星だったり木星みたいな星だったり そういったのが目の前をよぎった時のその星の暗くなり方
これを見つけて惑星あるっていうふうにあるんですね そうこれをトランジット方とかっていうんですけどトランジット観測とか
そう いうんですねでなので黒点がこっちを向いて暗くなったのか
はたまた惑星が通り過ぎたことによって 暗くなったのかみたいなところは実はかなりこの切り分けが重要というか
話になってくるわけですよ そう
でそんな中でなんか惑星もありそうだし黒点もありそうな星でどうやってこれらを 切り分けるんだみたいな研究が今回行われたわけですね
で8今回は乙女座方向にある 距離で言うと140光年ですかね
離れた場所にある 昨日もお話しした赤色惑星昨日だっけおとといだっけ
はい赤色惑星っていうまあ対応よりもちっちゃくてちょっと冷たい星ですね になってると
ですでにその周りには惑星が回っていることがわかっています でこの惑星は毎回高星の前を通過するっていうところの特徴があってでそれだけじゃ
なくてこの真ん中にある太陽みたいな星っていうのは 巨大な黒点を持っていてで惑星がその黒点の前をさらに通り過ぎるっていうこともあると
明るさの変化と結論
いうところでそうすると なんか3体問題みたいな感じで
明るさ2体問題か3点問題か惑星が通る暗くなり方 で8黒点が前に来た時の暗くなり方
そしてその両方が重なった時の暗くなり方 で何も見えないタイミングみたいな感じでそのいろんなフェーズに切り替わっていくところで
明るさがどういうふうに変化していくのかっていうのをあの 調査したっていうところですね
まあこれ簡単に言うとまず何もない時が一番明るいですね でその時に黒点この星面白いのが全体の10何%とか
全体の15%を覆うようなでかい黒点があるんですよ でその黒点が前に来ると一気に明るさが低くなりますね
でじゃあ惑星はどうなのかというと惑星はまあそれよりもだいたいちっちゃいだろう と思われているので
か同じぐらいですかねになっていてそいつが前に来る時はさらに暗くなるわけです けど黒点と惑星が重なったタイミングっていうのは
実はその黒点の暗さを逆にこう惑星が惑星がここに重なることによって 暗くなる度合いっていうのが簡単に言うと弱まる
つまり黒点と惑星が両方こっちを見ている時よりも 黒点と惑星が重なった時のほうが明るいんですよね
明るい面積が多くなるからっていう感じ っていうのでなんかこうグニャグニャグニャグニャと明るさが変化するっていうのを予想して
実際にですねこれは3ヶ月ぐらいですかね 3ヶ月ぐらいその星を観測して明るさの変動を細かーく見ていって
惑星が通った時と黒点由来の時とっていうのを明確に切り分けて まあこうモデルにする
数値的に一致するかどうかっていうのを確認したと でこれでうまく事前の予測と合うことがわかったので今回の研究では
黒点惑星そして星の回転ここの関係性が明らかになったと でねまあここが明らかになったら面白いポイントなんですけどこれから
このじゃあ惑星の前通る時とそうじゃない時とで 簡単惑星じゃない黒点の前を通るか通らないかで
惑星の の空空惑星の表面例えば大気とかがあった時にそこを超えてくる光の情報が変わって
くるわけですね そうするともしかしたら惑星の大気の研究とかにも広げていけるんじゃないかという
ようなところでこの惑星と黒点の関係性っていうのは実はめちゃめちゃ重要視されている というような形なのでまあ今日の研究はね
正直一般的に言ったら相当マイナーな研究なんですけど あのこの番組では太陽フレアとかも扱うので黒点の存在
そして太陽系以外の惑星の話も結構するので 境外惑星の話それが何か組み合わさったちょっと面白い研究として頭の片隅に
入れといてくれたら嬉しいです 明日誰かに話してもきっとこれはつまんないのでハマらないでしょう
そんな感じで今日は以上にしていきます 今回の話も面白いなぁと思ったらお手元の podcast アプリでフォローフォローボタンの
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